( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

223: 消化3/3 ◆3mfWSeVk8Q :2008/02/01(金) 21:38:48.96 ID:SEWMYbtv0
――あの頃の思い出を思い出そう――

('A`) 「……お……おい………………おい……おいってば!」
( ^ω^)  「……………あ……………れ?」
('A`) 「…………きろよッ! ……んで……リなんて……ッカじゃねぇのかよ!?」

なんで……ドクオが……? あれ、生きて? あれ? あれ? あれあれ?
頃しに、じゃない、コロス、コロ……殺すた、はず、や、殺しに行ったはず?
あれ……ああ、あれ? まだ頃し、じゃない、コロして、なかった? どっち?

('A`) 「おい! 良いからじっとしてろよ! 今、電話で救急車、呼んだから!」
川 ゚ -゚) 「ドクオ! ブーンは……ブーンは?」

あれクーが、なで? ドクおと、隣? あれ? クーは、僕の。彼女?
あれ、違う、違うよ、そうだ、そうだ、ドクオとクーだ。
ああ。ああ。そうだった、そうで、そうなったから、だから…飲んで、吸って、射したのに。
これじゃこれじゃ……あ、そうだ……だったら、今……。

( ^ω^)  「ドク…オ? ドクオ? ……クーが、いる?」
('A`) 「ああ!? あ、ああ、クーもいるぜ? いるから……もうちょっと、辛抱し……」

――サクッ

('A`) 「…………………は?」
( ^ω^)  「あは……ハハハハ、ハハ……ドクオ、は、もうすぐ? 死ぬお? 死ぬかお?」

ああ……良かった。ナイフを握ってから、倒れていて、本当に良かった。
クスリ、高かったもんね……無駄にしないで、済んで、本当によか……

( ^ω^)  「あは………あ…………なんか眠い、………お?」

224: 消化2/3 ◆3mfWSeVk8Q :2008/02/01(金) 21:39:02.81 ID:SEWMYbtv0
――あの頃の思い出を思い出そう――

( ;^ω^)  「ハァ……ハァ……ハァ……!!」

身体が、震える。寒いわけじゃあない。怖いわけじゃあない。
ただただ……楽しすぎて、楽しすぎて、抑え切れなくて!

ああ、ああ、アレは壊せるのかなぁ……? あの時計は、石で叩いたら、歯車が飛び出すのかな?
アイツを、アイツを、道路に突き飛ばしたら、ドンって突き飛ばしたら、
車が車が車が車が車が車が来る間が来るクルクル包まって……!!

( ФωФ) 「……どうだ? お代わりは、要るかね?」
( ;^ω^)  「お? お、お、お…おかわ、お代わり?」
( ФωФ) 「キミが、今吸っている、白い粉、『深夜のVIP』だよ?」

聞くなよ、そんなの、キマってるから決まってるに決まってるだろ答えなんて?
早く早く早く早く早く早く早く! もっともっと、もっともっともっと!
ああああああああああああああ、早くしてくれよ、とっとと!

( ;^ω^)  「まだ、まだまだまだまだまだ、足りないお、足りないから……はやく!!」
( ФωФ) 「ふふ……まぁ、お代をもらえれば、私はそれで、いいのだがね?」

まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ

ドクオは……友達、友達友達友達……ああああああああああ、やっぱりまだ、まだ……!!
まだ……こんなんじゃ、こんなじゃ、こんなんんじああああ、まだ、ドクオを…………………………………殺せないよぉ。

225: 消化1/3 ◆3mfWSeVk8Q :2008/02/01(金) 21:39:13.14 ID:SEWMYbtv0
――あの頃の思い出を、思い出そう――

('A`) 「……なあ、ブーン」

( ^ω^)  「ん? なんだお?」

放課後の教室で、僕らはいつも、飲み物を片手に喋っていた。
いつもいつも、先生に追い出されるまで、ずっと喋っていた。
女子が来て、居づらくなっても、構わず、喋っていた。

――家族のこと。
――勉強のこと。
――ゲームのこと。

つまるところ、何でも良かったんだ、話題なんて。
ドクオと一緒にいられれば、僕らはそれで。

('A`) 「俺、さぁ……」

( ^ω^)  「ん?」

何でも……良かったのに。
まじめな話じゃなくても、良かったのに。

('A`) 「俺……クーの事、好きなんだけど」

( ^ω^)  「……え?」

奇妙なことを言うなぁ、なんて、その時の僕は、思っていた。
だって、クーは……。



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