( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

429: ('A`)大会のようです :2008/02/02(土) 01:23:12.92 ID:rr9CzegpO
('A`) 「ふぃー」

今日は待ちに待った地区大会だ。 たかが地区、されど地区。
俺にとっては地区大会と言えども、気の抜けない大会になる。

昨年度準優勝したラウンジの兄者に、同じくラウンジの三位の弟者。 続いて三位のプギャー。

プギャーは同じ高校ということもあり、手の内はほとんど把握していたから何とか勝てた。

だが、兄者との決勝はギリギリの状態での勝利だった。
絶対に勝てるという保証は何処にも見当たらない。

そんなわけで、俺は早速ストレッチをしてるという訳だ。
大会会場の二階の観客席の裏。 そこはアップするには丁度良い場所であった。

('A`) 「よいしょっと」

ある程度アップを終えたところで俺は立ち上がり、
開会式に参加するために一旦、一階に下りる事にした。

432: ('A`)大会のようです :2008/02/02(土) 01:25:41.69 ID:rr9CzegpO
>>429
階段を下りる途中、兄者やプギャーとも会った。

( ´_ゝ`)「今度こそ勝ってやるもんねーだwww
まるでドクオがゴミのようだwww」

('A`) 「おう、お互い全力を尽くそうぜ」

( ^Д^)9m 「今度こそドクオに勝ってプギャーしてやるぜwww
プギャーwwww」

('A`) 「もうプギャーしてるじゃねーか」

兄者、プギャーは俺を倒そうと必死になっているようだ。
だとしたら俺も気を抜く訳にはいかないな。

間もなく開会式が始まる。 俺は前の方で静かに待機していた。

そして開会式が始まった。 大会主催者の長話と、審判によるルール説明、
今まで飽きるほど聞かされた内容を、またこうして聞いている。

正直もう聞きあきた内容だが、そんなことで俺の灼熱の闘志は揺るがない。

そして、もうすぐ俺の出番が来る。

433: ('A`)大会のようです :2008/02/02(土) 01:27:58.19 ID:rr9CzegpO

( ´∀`)「第59回VIP地区大会卓球選手権優勝カップ返還。
VIP高校、鬱田ドクオ!!」

('A`) 「はい!!」

大きく返事をして、壇上へと歩き出す。 皆が俺を見ている。

去年も味わった爽快感が甦る。
俺は両手に持った金色に輝くカップを主催者に渡して一礼した。
と同時に沸き起こる拍手。

あぁ。 やっぱり良いもんだな。
優勝。 良い響きだ。

壇上から下りた後も俺は感動に浸っていた。

大会後。 また、この壇上へと上がれるといいな。





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