( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

726: 讃岐うどんとメリケンサックのようです :2008/02/03(日) 00:58:02.24 ID:DW6EIvK20
夜中の旧校舎

( ^ω^)「・・・」

僕の目の前で巨大な讃岐うどんと少女が戦っていた
自分の身長の三倍はあるであろう讃岐うどんと

( ^ω^)「何ともシュールな光景だお・・・」

少女の両手にはメリケンサックが装着されていて
ただひたすらに讃岐うどんの容器を殴っている

アレじゃ意味ないんじゃないかなぁ?

そこで戦況に変化が現れた

少女が讃岐うどんの麺に絡まって捕まってしまったのだ!

(*^ω^)「ちょwwwこれ何て触手プレイwww」

興奮しながら何もしないのは男としても人間としても駄目な気がする・・・

ξ;゚听)ξ「ちょ!そこのアンタ!見てないで助けなさいよ!」
(;^ω^)「バレてたのかお!?」

727: 讃岐うどんとメリケンサックのようです2 :2008/02/03(日) 01:03:37.77 ID:DW6EIvK20
しかし助けろと言われてもどうしよう
僕の手には醤油の瓶しか無いというのに
投げたりしてうどんの中に入ったら大変だ
HP回復とか味が変わってパワーアップとかしないだろうか?

ξ#゚听)ξ「腰引いてないでなんとかしなさいよ!」
( ^ω^)「腰?・・・コシ・・コシ・・・・」
( ^ω^)「そうだお!コシを狙えばいいんだお!」
これは名案としか言うまい

ξ#゚听)ξ「はぁ!?アンタ何言ってんの!?」
( ^ω^)「うどんはコシが命なんだお!そこが弱点なんだお!」

屁理屈な気がするが道理は通っている

ξ#゚听)ξ「あぁ!もう!いいわよ、わかったわ!適当に叩きつけてやる!」


オラァ!というかけ声で少女は自身を縛っている麺を叩いた
仮にも女の子なのだからそのかけ声はやめてほしい

少女が殴るとどうだろう、麺はふにゃふにゃになり、汁はグツグツと煮えたぎっている

やがて讃岐うどんは「グォォォォォ」と呻いてから小さくなり、消えた

( ^ω^)「讃岐うどんって喋るのかお・・・」

プッと、隣で吹き出す声が聞こえた

ξ゚ー゚)ξ「あんた、あんな目にあって第一声がそれ?」

728: 讃岐うどんとメリケンサックのようです3 :2008/02/03(日) 01:06:36.10 ID:DW6EIvK20
( ^ω^)「疑問に思ったんだからしょうがないお」

少女はひとしきり笑い終えると、うどんと戦っていた時のように無表情になってしまった


( ^ω^)「ところで・・・」
ξ゚听)ξ 「何?」


僕はゴソゴソとバッグを漁り、瓶を見つける


そして少女の目の前に2つの瓶を並べる




( ^ω^)「白だしと醤油、どっちが好きだお?」



少女はまた吹き出した



fin



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