( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)
- 763:川゚ -゚)は仕えるようです [1/3] :2008/02/03(日) 11:25:28.19 ID:5QJ9Xu8tO
- 私はあなたをお慕いしております。
たとえあなたが他の誰かと一緒になったとしても……
( ^ω^)「クー、ちょっと」
川゚ -゚)「はい、ホライゾン殿」
私は14のときこの屋敷に奉公娘として連れてこられた。もう五年になる。
( ^ω^)「明日はいよいよ取引の日だお。取引には条件があるから相手方に粗相の無いように」
川゚ -゚)「仰せのとおり」
所詮私と彼は主従関係。それ以上でも以下でもない。
でも私は彼に思いを寄せていた。彼もそれに気付いていた。
翌日、その日がやってきた。
取引先の娘もまた彼のことを愛していた。
ξ゚听)ξ「ホライゾン様〜!今日は私たちの結納の日ですね!」
……なんだって?私はそんなこと聞いていないぞ
( ^ω^)「……すまない、クー、これが条件なんだお……」
川゚ -゚)「……はい」
( ^ω^)「クーに頼みがあるお、今夜……」
頼みとは離れに二人分の布団を敷くことだった。私は断れなかった。
- 764:川゚ -゚)は仕えるようです [2/3] :2008/02/03(日) 11:26:51.55 ID:5QJ9Xu8tO
- ξ゚听)ξ「あんた、ここの女中?」
川゚ -゚)「はい」
ξ゚听)ξ「あらそう、これからよろしく」
その娘は私をじろじろみると言った。
その夜
川゚ -゚)「……終わりました」
そう、全て終わったのだ。
( ^ω^)「ご苦労だったお」
川゚ -゚)「ごゆっくりどうぞ」
ξ゚听)ξ「ホライゾン様ー……」
私は戸を閉める。戸に寄り掛かってずるずるしゃがみこむ。
川 - )「っ………ふ………」
中からは音はしない。が、やがては……
そんなの絶対聞きたくない。でも体に力が入らない。
川; -;)「……」
なんとか体を奮い立たせて母屋に戻ると御隠居に体調が悪いと伝え休んだ。
- 765:川゚ -゚)は仕えるようです [3/3] :2008/02/03(日) 11:29:09.88 ID:5QJ9Xu8tO
- 翌日はいつも通りに起床した。あの二人は起きてこなかった。
私はあなたに一生仕えます。
それが私の運命だから。
たとえあの人との間に子供ができたとしても、子供に尽くします。
(完)
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