( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)
- 603: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 18:00:36.39 ID:HInKDduj0
- 空からとめどなく粉雪が降り続く。
本当は目前の大河の水の流れる音が聞こえてるはずなのに、
なぜだろう、全くの無音の中にいるような錯覚に陥る。
( ´∀`)「さみいモナ……」
長年旅を続けてきたが、やはり冬は堪える。
立ち止まり、懐から先の村で購入した酒を出し、口に含む。
( *´∀`)「ああ、あったかいモナ……」
冷たくなっていない事に安心し、もう一口飲んでまた懐にしまった。
目前の大河に、一艘の小舟が浮かんでいる。
よく見ると人が一人と、釣り竿が見える。
( ´∀`)「釣れるんかモナ?」
道楽でやっているのならかなりの強者だ。
私はすこし欠伸をして、また歩き出した。
春になれば、今釣りをしてる奴ももっとたくさん釣れるようになるのだろうか?
- 608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 18:15:49.27 ID:LOM6CL9B0
- (*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」
(*゚0゚;;)「(*゚0゚;;)」
(#‘ω‘ *)「ぽっぽ!!ちんぽっぽ!!!」
(*゚0゚;;)「(*゚0゚;;)(*゚0゚;;)(*゚0゚;;)」
( ;><)「何を言ってるんだかわかんないんです!!」
( ;<●><●>)「なんか喧嘩してるっぽいのはワカッテマス」
( ;><)「困ったんです…」
(・∀・)「……」
( ><)「あ、ジエンさん!助けてほしいんです!!」
(・∀・)「……モギャー?」
( ;><)「あれ?ジエンさんじゃないんです!!」
( ;<●><●>)「……ジャスティスマスターなのはわかってます」
- 611: お題>>553C 1/3 :2008/02/02(土) 18:19:18.89 ID:b1YtSCDn0
- ('A`)「ねえ、それ何やってんの?」
勇気を出して聞いてみた。言っておくけどすごい勇気だ。
並みのそれじゃない。だって二倍だぜ二倍。そう、二つの勇気が必要だったんだ。
一つ目は、単に幼稚園児の頃から変わらない、極度の人見知りを振り切る事。
二つ目は、「おじさん、こんな昼間から何やってんの? 仕事は?」というカウンターパンチを受ける覚悟。
それらの勇気を振り絞ってまで知りたいんだ。
答えを聞く事に価値があると思ったんだ。
今をときめくニートでも、平日の昼をぶらぶらしてる暇人でも、ものを知る権利はある筈なんだ。多分。
だから、それは何なのかだけ教えてくれ少年。
(´・ω・`)「空の色を作っているんだ」
('A`)「……空の色? そこにあるじゃん。ほら、そこの絵の具」
(´・ω・`)「それは空色だよ。僕が作りたいのは、空の色」
絵筆をキャンバスに押し付けて、絵の具を混ぜていく。といった動作を何度も何度も繰り返している。
背丈や顔から見て小学生高学年といった所だろうか。その少年が言うには『空の色』を作っているらしい。
奇妙なのは少年の座っているベンチには様々な画材道具が置いてあるが、重要な物が欠けている気がする。
その色を持って表現する舞台。それが、無い。
('A`)「紙……は? 何にも無いじゃないか」
(´・ω・`)「いらない。絵が描きたいんじゃない。空の色を作りたいんだ」
キャンバスに新たな色が追加された。青緑色。それを混ぜていく筆。
俺は空を見上げた。吸い込まれそうな程の青。しかしただの青ではない。少年曰く、空の色。
- 612: お題>>553C 2/3 :2008/02/02(土) 18:19:57.36 ID:b1YtSCDn0
- ('A`)「そうは言ってもさ。空って奴は気紛れでね。自由気ままに自分の色を変えるんだよ。
それら全てを含めて『空の色』って言っているなら、一色で表現するのは無理だよ」
(´・ω・`)「いや、空の色は一つだよ。今も鮮明に覚えてる。あの日、僕が見た空は――――」
次に彼が手にした絵の具は、赤色だった。
同じ動作で混色を作り上げていく。
('A`)「空……なの? 宇宙(そら)とかの間違いじゃない?」
(´・ω・`)「空は空だ。あの空しか僕は記憶に無い」
黒ずんでいる。ここまで来ると、あと一歩で黒だ。
仮に彼のいう空が夜空を指していても、流石にこれは、無い。漆黒だ。
俺はどこか狂気染みたものを感じていた。恐怖か。憎悪か。何にせよ頭が痛くなりそうだ。
('A`)「な、何か邪魔しちゃったかな。俺もう、そろそろ……」
(´・ω・`)「そろそろ帰らなきゃ」
結局、最後まで少年は俺の目を見る事は無かった。
画材を手早く片付け始めると、ベンチに立て掛けてある白い杖を手に、その場を後にした。
('A`)「……ふぅ。久々に喋った人間は大分おかしな奴だったな」
風が吹いた。木の葉がざわめき、空の中では雲が揺れた。
('A`)「ぶっ!」
どこからか飛んで来た紙切れが、俺の視界を奪った。
- 613: お題>>553C 3/3 :2008/02/02(土) 18:20:43.73 ID:b1YtSCDn0
- ('A`)「なんだよコレ…………あっ」
それは数年前、この近辺で起きた轢き逃げ犯の目撃情報を呼びかけるチラシだった。
('A`)「確か母親が死んで、その餓鬼が障害残ったんだっけ」
しかし人通りの無い夜道の事で、その場に居合わせた人間がゼロだったとかいう話だ。
('A`)「ハッ、そろそろ時効か」
チラシを眺めつつ、俺は鼻で笑い、呟いた。
『犯人はきっとこんな人』
黒いジャンパーでマスクをしている、身長は……
('A`)「どこ情報だよw勝手に作るなよwww」
出鱈目な犯人の特徴に突っ込みを入れるのに夢中になりすぎていた。
瞬間――――真横から、衝撃。
その日、
俺の目に映った空は、確かに
('A`)空の色のようです(´・ω・`)
- 615: ◆Yj0oWu/T5A :2008/02/02(土) 18:25:21.45 ID:kyzYKkQX0
- あなたは そこで なにをしているの?
一人の少女がそっと話しかける。
雨が降る、土曜日のことだ。
――――――――――――――――――(*゚∀゚)は見たようです――――
(*゚∀゚)「ねぇ、何してるの?」
少女は、自分より若干背が高い男に話しかけた。
さっきから少女に背中を向けて、雨の中傘を差さずに立つ男。
人通りが全く無い、小さな道の上で立つ男。
その後ろ姿は怖かった。
だが、少女はそれでも、それがまるで見えていないように話しかける。
(*゚∀゚)「聞いてる?」
「聞いてるよ」
返事がようやく少女の耳へ届いた。
- 616: ◆Yj0oWu/T5A :2008/02/02(土) 18:25:52.11 ID:kyzYKkQX0
- (*゚∀゚)「何をしてるの?」
「立っている。と、言えばいいのかな?」
そう言うと、男はゆっくりと振り向いた。
( ・∀・)「受け取り方なんて人それぞれ。君が感じたままに解釈すればいい」
男はひっそりとした声で、少女にそう言った。
少女はそれを聞き取ると、少し空を見て考えた。
が、少女は傘を差しているので、見えたのは透明のビニールを通した空だ。
しばらく考え込んでから、少女は再び顔を男に向けた。
(*゚∀゚)「じゃあ、あなたは悲しんでるんだね」
( ・∀・)「ほう」
(*゚∀゚)「アタシと同じだ」
そう言うと、少女はそっと男を傘に入れてやった。
身長差のせいで、少し醜い相合傘だ。
(*゚∀゚)「これで、私はもう独りじゃない。だからあんたも独りじゃないよ」
男は「確かに」と言う代わりに、首を一回、縦に振った。
fin.
- 619: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 18:44:58.60 ID:shPMD9Zv0
- がやがや五月蝿い美術の授業中、俺何するわけでもなくボーっとしていた。
兄貴からのお下がりのアクリル絵の具セットは汚くていじる気もおきない。
('、`*川「ギコ」
隣の女子に名を呼ばれ振り返る。
此奴とは家庭科の授業でも同じ席だったりと何かと縁があった。まあ名前の順だからだと知っているけれど。
なに、と返事もしていないのに女子は話し出す。
('、`*川「いい加減にちゃんとやりなさいよ」
下書きだって、私が描いてあげたんだからと先生に聞こえないようボソリといった。
確かにこの画用紙に鉛筆で書かれている下書きは全部此奴が書いてくれたのだ。
あまりにも進んでいない俺を見かねたのもあるだろうが、此奴だって絵描きの血でも騒いだんだろう。
小学校の頃は絵画教室に通っていたのを俺は知っている。
簡単で良いから描いてくれといったら、案外高度な感じの絵が出来上がってしまった。
真っ白なピアノの鍵盤を細く美しい指が叩き、周りには四分音符とか八分音符とかが散りばめられていた。
(,,゚Д゚)「ここの色は何にすればいい?」
('、`*川「それくらい自分で考えなさい。私だって色々と忙しいんだから」
そう言って奴は自分の絵に筆を入れる。その絵は不思議な絵だった。
コンクリートのような、箱のようなカラフルなものが積み上げられていて、そこに一輪だけ花が咲いていた。
その花は存在しない架空の花だと先生に奴が語っていたのを思い出す。
架空の、奴の花は空に向かって賢明に背伸びをしているようなそんな印象だった。鮮やかな桃色は、中心に向かって深い赤になっていた。
- 620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 18:45:40.98 ID:shPMD9Zv0
- (,,゚Д゚)「なにこれ?」
('、`*川「んー、嘘の固まり達。咲いてるのは芽生えた罪悪感……かな」
(;,,゚Д゚)「うぇー」
('、`*川「何よ」
(,,゚Д゚)「奥が深すぎて分からない」
('、`*川「……人間、良くも悪くも嘘つくでしょ。それをイメージしたのよ。悪かったわね」
だから早く自分の絵を完成させなさい。軽い命令口調。従おうかどうか迷っている俺。
横では、あー、恥ずかしい。アンタなんかに説明するんじゃなかったとぼやく。
('、`*川「大体受験生でしょ。内申に響いたらどうするのよ」
(,,゚Д゚)「ああ」
('、`*川「ああ、て。何それ」
(,,゚Д゚)「だって俺はもう決まったもん」
('、`*川「え、嘘。私立にしたの?」
(,,゚Д゚)「ラウンジ学園落ちたし、VIP学園は保留できちゃったからVIPに決めた」
- 621: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 18:45:58.24 ID:shPMD9Zv0
- ('、`;川「……」
(,,゚Д゚)「今、馬鹿って思ったろ」
('、`*川「少し……ね」
喋っても何をしても周りのざわめきなんて変わらない。
斜め前の奴はピカソみたい。後ろの席の奴はゴッホ気取り。前の席は真っ黒真っ黒。
('、`*川「煙草、やめたら?」
知ってたんだ、俺は思わず奴の目を凝視する。
みんな吸ってるよ、そう言おうと思ったけど、奴は綺麗な眉毛をいつもより下げていた。
花が咲き始める。蓄積された何かが咲く。口が、自然と動いた。
(,,゚Д゚)「……もう、やめたから」
笑いながら思わず、花を咲かせた。
- 625: 「笑ったようです」 1/3 ◆J8mKltWM9M :2008/02/02(土) 18:56:20.80 ID:T9dRVtgN0
- (;'A`)「934、ゼエゼエ、935、936…………プハッ!」
ドクオは『昨日幼馴染に告白されたんだけど』というスレッドを見てしまった為、IDの数だけ腹筋させられている。
しかも運の悪い事に、本日の彼のIDが「ID:D0/coo940」と表示されていたのだから、堪ったものでは無い。
おかげで腹筋をこなすのに膨大な時間を費やしてしまった。
(;'A`)「ふうい、もうこんな時間かよ、やべーよ」
酷使しすぎた腹筋は、割れるどころか引き裂かれそうなほどに痛んでいる。
ドクオは床から起き上がって椅子に座ると、とりあえずF5キーを押してスレッド一覧をリロードする。
中指でホイールをくるくる回してそれらを眺めていると、ありふれたスレタイが目に止まった。
『笑ったら死ぬスレ(804)』
('A`)「んー、見てみてえけど今から読むのマンドクセ。寝よ寝よ」
スレッドが少し気にかかったが、腹筋による疲労が蓄積した体が休息を求めている。
ドクオはそのまま布団にもぐりこみ、眠りにつく事にした。
( ^ω^)「うはwwwwwバロスwwwwwうぇwwwwwwww」
…………しかしいい感じに眠くなってきた頃、隣の部屋から兄の笑い声が響き、ドクオは目を覚ましてしまった。
( ^ω^)「ちょwwwwwwおっおっおっおっwwwwwwww」
(#'A`)つ=つ「静かにしろ!!」
- 626: 「笑ったようです」 2/3 ◆J8mKltWM9M :2008/02/02(土) 18:57:59.86 ID:T9dRVtgN0
- 睡眠を阻害されてむかついたドクオは、兄の部屋の前へ行くとドアを一発殴りつけ、怒りをぶちまける。
すると笑い声はぴたりと止み、静けさが舞い戻った。
今度こそ眠れると確信し、ドクオは自室へ戻って再び眠りについたのであった。
J( 'ー`)し「おはようドクちゃん」
('A`)「おはよー、カーチャン……」
翌朝、見事に筋肉痛を発症してしまった腹を抱えつつ、ドクオは母の作ってくれた朝食を食べる。
早いうちから出かけてしまう父と、いつもの様に寝坊している兄は居間に来ていない。いつもと同じ二人だけの朝である。
そしていつもと同じようにテレビに映るニュースキャスターは、先ほどから同じニュースばかりを繰り返していた。
『深夜から本日未明にかけて、全国各地で多くの人間が謎の突然死を遂げています。死亡した人達の年齢、性別、地域に共通点はなく………』
('A`)「マジかよこれ、無差別テロじゃね?」
J( 'ー`)し「ねえドクちゃん、ブーンちゃんを起こしてきてくれないかしら?」
('A`)「ああ、おk」
ドクオは目玉焼きにかけようと思って手にとった醤油をテーブルに置き、兄の部屋へと向かう。
('A`)「どーせ兄貴の奴、またVIPで夜を明かしたんだろーよ」
『死亡した際にパソコンを使用して……ちゃんねるを見ていた事が……』
- 627: 「笑ったようです」 3/3 ◆J8mKltWM9M :2008/02/02(土) 19:00:40.82 ID:T9dRVtgN0
- 腹筋スレに引っかかってドクオが眠りにつこうとしていた頃、ブーンはVIP板であるスレッドを閲覧していた。
( ^ω^)「うはwwwwwバロスwwwwwうぇwwwwwwww」
その内容を見て、ブーンは思わず大きな笑い声を上げる。
( ^ω^)「ちょwwwwwwおっおっおっおっwwwwwwww」
( ゚ω゚)「おっおっ………………」
ブーンの体がぐらりと揺れる。ノートパソコンに抱きつくかのように、顔を伏せる。
(#'A`)つ=つ「静かにしろ!!」
静かになったのは、ブーンがドクオの注意を聞いたからではない。それ所か、もう弟の声を聞く事も出来ない。
電源を切り忘れられた液晶に表示された『笑った死ぬスレ』をドクオが知るのは、この8時間後の事である。
- 632: ξ゚听)ξと運動会のようです 1/3 :2008/02/02(土) 19:15:13.36 ID:KH3VgHmEO
- ξ゚听)ξ「はー、憂鬱…。」
(;^ω^)「ハァハァ…ツン!屋上にいたのかお!?探したお!」
ξ゚听)ξ「ブーン?…放っといてよ。あの場に私は必要ないでしょ?」
( ^ω^)「そんなことないお!早く教室戻るお!皆も待って…」
ξ゚听)ξ「放っといてって言ったでしょ!それに戻ったって…皆の足を引っ張るだけだわ」
( ^ω^)「そんなこと…」
ξ゚听)ξ「あるわよ!足の遅いあたしがクラスに居たって何の役にも立たないでしょ!皆にお荷物扱いされるのなんて嫌!」
(;^ω^)「お・・・」
- 633: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [ξ゚听)ξと運動会のようです 2/3] :2008/02/02(土) 19:16:35.73 ID:KH3VgHmEO
- ξ゚听)ξ「いいよね、ブーンは足速いから…アンタだって、ホントはあたしなんか邪魔だって思ってんでしょ?アタシなんか当日休んだ方が皆の為よ」
(;^ω^)「そんなこと思ってないお!僕らにはツンが必要なんだお!」
ξ#゚听)ξ「同情なんかいらないわよ!」
(;^ω^)「ツン・・・」
川 ゚ -゚)「内藤の言っている事は本当だ。私達には君が必要なんだ、ツン」
( ^ω^)「クー!」
ξ゚听)ξ「クーまで…アタシが何の役に立つって言うのよ!」
川 ゚ -゚)つ□「具体例を出さないと駄目か?例えばコレだ」
ξ゚听)ξ「…何よ、その紙」
川 ゚ -゚)「これは全員リレーで走る順番を書くためのものだ。君にこれを決めてもらいたい」
ξ;゚听)ξ「は?別に順番なんてどうでも良いじゃない。それにそんなんアタシじゃなくても――」
- 634: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [ξ゚听)ξと運動会のようです 3/3] :2008/02/02(土) 19:18:01.67 ID:KH3VgHmEO
- 川 ゚ -゚)「いや、リレーは順番次第で大きく変わるぞ。クラスの皆を一番よく見ている立場…学級委員である君が適任だと思うのだが」
( ^ω^)「そうだお!ツンは頭いいからきっとうまくいくお!」
ξ;゚听)ξ「むー…」
( ^ω^)「それに、どうせ勝つなら皆一緒が良いお。たとえ優勝できたとしても、ツンがいなかったらちっとも嬉しくないお」
ξ゚听)ξ「…し、仕方ないわね!そのリレーの順番決め、引き受けてあげるわよ!」
川 ゚ ー゚)「うん、それでこそツンだ」
ξ゚听)ξ「引き受けたからには本気でやるわよ。ただ、文句は言わないでよね!」
( ^ω^)「おっおっ、勿論だお!」
川 ゚ -゚)「それじゃ戻ろうか。皆ツンを待ってるよ」
ξ゚听)ξ「…うん!」
オワリ
- 645: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:17:19.03 ID:b1YtSCDn0
- ('A`)】「俺だよオレオレ」
('A`)「……よし、イメージトレーニングもバッチリだ。本番いくぜ……」
('A`)「タウンページで適当な番号を……」
ペラペラペラ……
('A`)「よし! これだ!」
『110』
__[警]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | |
保守
- 649: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:24:00.52 ID:Pre4wGI10
- 子供の頃、良く同じ夢を見た。
自分と同じくらいの年のおにゃのこと遊ぶ夢。
どこか知らない公園で、知らない家の庭で、知らないデパートの屋上で。
いつでも彼女との遊びは楽しかった。
しかし、しばらく続いていたこの夢だが、小学校に入る辺りからピタッと見なくなった。
そしていつしかそのような夢を見ていたことも忘れ、何事もなく学校生活を送っていた。
- 650: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:28:37.25 ID:Pre4wGI10
- ところが、高校2年になった最近急にまたその夢を見るようになった。
彼女はすっかり成長していた。
あのおっとりとした仕草と髪型は変わらなかったが、背丈はもちろん、胸もきちんと育っていた。
それを不思議に思っていたある日、父親が転勤することになった。
- 651: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:37:02.56 ID:Pre4wGI10
- J('ー`)し「さあ、この街ともお別れよ、ドクちゃん。
しっかりこの目に焼き付けておこうね…」
('A`)「うん………」
こうして住み慣れたここと別れを告げ、うんと遠い街へ引っ越した。
引っ越した先は新しく出来た住宅地で、周りには多くの家が建っていた。
引っ越して来るとまずしなければならないのが挨拶である。
親と一緒に左隣の家からどんどん挨拶を済まし、最後の一軒、すなわちぐるりと回って右隣の家だ。
チャイムを鳴らし、要件を伝えると中からこれから僕のお隣さんになる人が出てくる。
- 653: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:45:20.30 ID:Pre4wGI10
- ガチャ
从'ー'从「はーい!こn」
('A`)「新しく越してk」
从 'ー'从 ('A` )
Σ从 'ー'从 ('A`)!?
間違いない。夢に出てきたあの子だ。
どこからどう見てもそうだ。絶対そうだ。
('A`)「会えた…」ボソッ
从'△'从「うそ…」コソッ
('A`)「え(ふぇ)?今何て?」从'ー'从
('A`)「あ、ああああの、これからよろしくおnがいしますす!!」
从'ー'从「ここ、こここちらこそよろしくね!!」
やべえ、人生ハジマタ
強引に幼なじみのようです 終
- 652: そろそろいいのかな? :2008/02/02(土) 20:43:42.15 ID:9aK/rcuh0
- この話は桃太郎の不思議について検証するお話です
〜〜〜〜前略〜〜〜〜
(´・ω・`)「あそこにいるのはキジさんかな?」
('A`)
(´・ω・`)「もしもし?一緒に鬼ヶ島へ鬼退治にいきませんか?」
('A`)「?」
(´・ω・`)「実際行くのは鬼ヶ島じゃないけど気にしないで一緒に行きましょう
よ」
('A`)
(´・ω・`)「しょうがない……これを使うか」
チャーチャチャーッチャチャチャチャチャー♪
(´゜ω゜`)「き゛ひ゛た゛ん゛こ゛〜」
(;'A`)
(´・ω・`)「ドラ○エモンの声は大山しか認めない」
- 654: >>653猛烈にごめん :2008/02/02(土) 20:48:20.41 ID:9aK/rcuh0
- (´・ω・`)「これあげるからついて来て下さいよ」
('A`)(ニゲタイ・・・)
(´・ω・`)「ほら口ばし開けて!!」
(;'A`)(ムグ、ウガッ)
(゜A゜)(ツマッタ……)
<(´・ω・`)>ナンテコッタイ
(´・ω・`)「やっぱ桃太郎の話しは嘘だよね、キジ黍団子食えなかったもん」
その後(´・ω・`)は鬼を頃し、無事家に帰ってきました。
しかし家でまっていたのはあったかい布団ではなく警察でした。
警察「ショボン・レイピスト、動物虐待及び府中刑務所1003号の殺害容疑
で逮捕する!!」
皆さんいくら許せないようなやつがいても退治しようとしたり、動物にあたるのはやめましょうね。
なんかオチが思い浮かばなかったorz
- 658: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 20:57:22.50 ID:rFSMDIJFO
- ブーン、起きてよ。。。
なんで、なんであんたが・・・私なんかの・・・・かわりに
そう、私がぼーっと歩いているとそこにトラックがやってきて、ブーンが私を助けてくれた。
-三日前-
ξ*゚听)ξ 「ブーンがそんなに一緒にいたいって言うなら別に一緒いてあげてもいいんだからね!」
( ^ω^) 「ブーンにはツンが必要だお!一緒にいてほしいお!」
・・・
・・
・
ξ゚听)ξ 「やっと一緒になれたのに。ずっと一緒って言ってくれたじゃない。」
ξ゚听)ξ 「なんで、私をかばって。先に行っちゃうなんてずるいじゃない。」
( -ω-) 「・・・。」
ξ゚听)ξ 「・・・。ブーン、待っててね。」
ξ゚听)ξ 「向こうでも一緒にいてくれるよね・・・?」
ブーン、大好き。
ツンの胸には銀色のナイフが、その表情には苦痛に歪むどころか笑顔さえ感じさせるようだったという。
駄文ですまん!
- 660: 从'ー'从サイド :2008/02/02(土) 20:59:10.33 ID:Pre4wGI10
- 子供の頃、良く同じ夢を見たんだ〜。
自分と同じくらいの年の男の子と遊ぶ夢だったの。
どこだかわかんない公園とか、知らない
お家のお庭とか、知らないデパートの屋上だったり。
いつでも彼との遊びは楽しかったよ。
だけどさ、この夢しばらく続いていたのに、小学校に入る辺りからピタッと見なくなったんだ。
それでいつの間にかそんな夢を見ていたことも忘れて、普通に学校生活を送っていたんだ。
でもね、高校2年生になったこないだから急にまたその夢を見るようになったの。
彼ったらはすっかり大きくなっててさ。
顔は変わらないけど、背なんてわたしが背伸びしても届かなそうだったし、何よりすごく大人っぽくなってた。
不思議だな〜って思っていたある日、おとーさんが転勤することになっちゃったの。
从'ー'从「この街ともお別れかぁ…」
从;ー;从「ふぇぇぇぇん、さよならなんて嫌だよう………」
こうして、ちっちゃい頃からずっと住んでたここを離れ、うんと遠い場所に引っ越したの。
- 662: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:04:39.01 ID:Pre4wGI10
- 引っ越した先には家がいっぱい建ってた。
けど、私たちは来るのが早かったみたいで、まだ誰も住んでなかったの。
荷物の整理が終わって一息ついた頃、左隣の家の人がやってきた。
挨拶に来るのを楽しみにしてたけど、こっちに来ないで向こうに行っちゃった。
しばらくして、玄関のチャイムが鳴った。
いよいよきたきたきたぁ〜!
わくわくして飛び出して行ったの。
そしたら、目の前にはあの夢の男の子。
びっくりしちゃったよ…
- 665: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:11:04.96 ID:Pre4wGI10
- 从 'ー'从 ('A` )
Σ从 'ー'从 ('A`)!?
びっくりして、
思わず呟いちゃった。
从'△'从「うそ…」コソッ
彼も何か呟いてたけど…
('A`)「え(ふぇ)?今何て?」从'ー'从
('A`)「あ、ああああの、これからよろしくおnがいしますす!!」
彼は噛み噛みでそう言った。
でももう本当に混乱しちゃって、わたしも釣られて噛んじゃった。
从'ー'从「ここ、こここちらこそよろしくね!!」
魔法以上のユカイって、まさにこんなことなんだなー、って思った1日でした。
強引に幼なじみのようです 从'ー'从サイド 終
- 668: 投下しまーす :2008/02/02(土) 21:16:40.90 ID:MO5+yeiu0
- プルルルルル・・・・・・・・プルルル・・・
( ^ω^) 「おっ!クーポチかお?」
「えっ、うん、そうだけど・・・・・」
( ^ω^) 「夜分にごめんだお。急に不安になちゃって電話したお。例の計画、明日だけど覚悟はいいかお?」
「うん・・・・」
( ^ω^) 「あいつ、散々僕らがくっ付くのを妨害してきたけど、これでそれともオサラバだお」
「うん」
( ^ω^) 「まったく・・・思い出すだけでも腹が立ってくるお!!」
( ^ω^) 「んじゃ明日は昨日話したとおり適当に買い物に誘うなりするんだお
帰り道に・・・・だお」
「うん、分かってる。じゃあ・・・」
ガチャ
( ^ω^)「ぼくは何か大事なことを忘れている気がするお」
川 ゚ -゚.)「ねえクー?」
川 ゚ -゚)「ん? なぁにクーポチ?」
川 ゚ -゚.)「明日買い物付き合ってくれない?」
川 ゚ -゚)「もちろん! 一緒に出かけるなんて久しぶりだね!」
川 ゚ -゚.)「そうだね!」
川 ゚ -゚)「どこに行く?」
川 ゚ -゚.)「うーん・・・内藤デパートなんてどう?」
川 ゚ -゚)「いいよー」
川 ゚ -゚.)「じゃあそうしよっか。おやすみー」
川 ゚ -゚)「お休みなさ−い」
朝
川 ゚ -゚)「さっ!そろそろいい時間だし、出かけましょうか!」
川 ゚ -゚.)「うん!」
川 ゚ -゚)「んじゃ、行こうか!」
川 ゚ -゚)「あーちょっと先歩いてて、私サイフ忘れちゃった」
- 669: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:17:21.20 ID:MO5+yeiu0
- 川 ゚ -゚.)「んー、分かったー」
川 ゚ -゚)「ごめんねー・・・・」
プルルルル・・・・プルルル・・・
川 ゚ -゚)「あ、もしもし・・・・・・・」
街にて
( ^ω^) 「一番肝心なことを忘れてたお・・・・なんてぼくはバカなんだお・・」
( ・∀・) 「お? ブーンじゃねぇか、どうした焦って」
( ^ω^) 「何でもないお。ちょっと用事があるんだお」
( ・∀・) 「ふーん。そういやさ、お前の入れ込んでるあの姉妹見かけたぜ」
( ^ω^) 「!!」
( ・∀・) 「妹の方が相変わらずいっぱい買い物袋ぶらさげててよ。どこから金くるんだろーな」
( ^ω^) 「そ、そうなのかお・・・」
( ・∀・) 「そんでさー・・・」
( ^ω^) 「あっ!ぼくは急いでるんでもう行くお!」
( ・∀・) 「そっか。んじゃな」
( ^ω^) 「ほんじゃお!」
( ・∀・) 「・・・・・・」
( ^ω^) 「しめしめ、だお・・・」
( ・∀・) 「ま、アイツには貸しがあるし、な・・・」
路地裏にて
川 ゚ -゚.)「珍しいねー、こんなに買うなんて」
川 ゚ -゚)「そうかな?」
川 ゚ -゚.)「そうだよー、いつもは必要最低限のものしか買わないじゃない」
川 ゚ -゚)「あはは、そうかも。あんまり買い物って好きじゃないからかな」
川 ゚ -゚.)「私とは正反対だねー」
- 670: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:17:55.92 ID:MO5+yeiu0
- 川 ゚ -゚)「ふふっ!そうだね」
川 ゚ -゚.)「・・・ねえ」
川 ゚ -゚)「どうしたの?」
川 ゚ -゚.)「大好きだよ」
川 ゚ -゚)「!!」
川 ゚ -゚.)「・・・・・」
川 ゚ -゚)「ど、どうしたのいきなり」
川 ゚ -゚.)「ううんなんでも・・・ない」
川 ゚ -゚)「なによー、気になるでしょ。言ってみなさいよ」
川 ゚ -゚.)「・・・ううん・・ヒミツ・・」
川 ゚ -゚)「?・・・・!」
( ^ω^) 「(見つけたお!)」
( ^ω^) 「(バレないように近づいて・・・)」
ザシュ!!!!!
川 ゚ -゚.)「え・・・?・・・う・・な・・んで・・・・」
ドサッ・・・・
川 ゚ -゚)「・・・・・」
( ^ω^) 「はぁ・・・はぁ・・・・」
( ^ω^) 「これで・・これでずっと一緒にいられるお!」
川 ゚ -゚)「うん・・・」
( ^ω^) 「早く逃げるお。人がくるとマズいお」
川 ゚ -゚)「うん・・」
川 ゚ -゚)「(ごめんね・・・・でも私・・諦め切れなかったの)」
( ^ω^)「(ぼくは何か、とんでもないミスをしたような気がするお・・・・)」
- 671: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:25:02.42 ID:MDEo8u4h0
- ('A`)「123、124、125,6,7、」
無意味とわかっていても数えるしかなかった。
いや、無意味というわけではない。単なるドクオの義務感だ。数えなければという強迫観念。
たったいま撃ち殺した人間の数を数えているのだ。
('A`)「ったく、いい加減諦めろっつーの。俺が絶対途中でやめないってのはわかっただろ?」
弾装の心配がないコスモガンなので弾切れはありえない。
相手にしているのはとりあえず一個大隊なので向こうのネタ切れもありえない。
そしてドクオの感覚もいろいろおかしいので、途中で人殺しをやめることもない。
先ほどから無数の弾丸がドクオにぶち込まれ続けてはいるが、まったく当たる気配がない。
この虐殺が終わるのは向こうがごめんなさいもうしませんと謝って帰る時か、あるいは全滅したときしかない。
('A`)「根性が空になるか物量が空になるかという究極の二択だ。
なのにあいつら、任務でよく死ねるな。それだけ自分たちの勝利を疑っていないというわけか」
それでも、ドクオはやめるわけにはいかない。
自分の背後には、絶対に抜かれるわけには行かない場所がある。
('A`)「…俺ぁごめんだぞ。俺は俺がいずれ殺すまで死なない。
当然あいつらもあいつら自身が殺さない限り、他人になんか殺させない…!!」
- 672: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:25:18.81 ID:MDEo8u4h0
- 「上等だねぇ、殺し屋」
不意に、ドクオの隣の敵兵たちが衝撃波で巻き上げられた。
地面にそいつらが激突したとき、全員が首筋を切り裂かれて息絶えていた。
ちらりと視線をやる。
そこには、日本刀を高速抜刀する知り合いの顔。
( ゚∀゚)「殺し屋。君の言うとおりだとして、君が殺した人間に関して責任はどうつもりだ?」
('A`)「以前言ったことと何も変わらん。その分まで俺が背負って生き続けてやる」
( ゚∀゚)「この圧倒的物量を前にそこまで大口叩けるんなら、信用するさ。
さぁ行こうぜ、二人でこいつら叩き潰してやろう」
余計なおせっかいだと、ドクオは殺劇を続けながら笑った。
ジョルジュも楽しそうに笑っている。
「それを聞いちゃ黙ってられないね」
「そうよ、ドクオの癖に」
「めでたしめでたしのために、僕も頑張るお」
ドクオとジョルジュの間をすり抜けて、人影が二人の前方へと躍り出る。
それと同時に、大挙して押し寄せていた敵の一部が一瞬で氷付けにされた。
更に続けざま、その氷が粉微塵に破砕される。
ドクオは、新たに現れた知り合い共にため息をついた。
- 673: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 21:25:32.87 ID:MDEo8u4h0
- ('A`)「馬鹿じゃねぇの? 俺一人で何とかするって言ったのに」
(´・ω・`)「君一人に背負わせちゃ寝覚めが悪いからね」
ξ゚听)ξ 「私らも混ぜなさい。そして一緒に責任とって生きるのよ」
( ^ω^)「僕たちのために、僕らの背後で生き続ける彼らのために。
そして彼らを壊すものたちを叩き潰すために」
反則染みた力を持ったこの一団がそろってしまえば、もう勝負するまでもない。
最強の切り札が揃ってしまった。あーあしらねーぞと、ドクオは敵の一団に笑いかける。
('A`)「お前たちは塵にも灰にも帰れない。さよならは今のうちに言っておく!!」
突進してきた兵士の太い腹をあっさり吹き飛ばし、ドクオは再び走り出す。
十分後、この戦場はまっ平らにされてしまった。
彼らは守るべきものを守り、消せない恐怖を敵に刻み込んで終わらせたのだ。
その日の夜、一月という冬真っ盛りの北国に似合わない雨が降った。
地面の血を流すように。
傷つかずにすんだ者を祝福するように。
彼らの背負ったものを、少しでも洗おうとするように。
fin
- 679: ミセリは○重人格のようです :2008/02/02(土) 22:30:55.98 ID:k4LLVlsj0
- ミセ*;-;)リ 「何やってんだろ…。私のバカ! あんな事言って…」
ミセ ゚∀リリ 「けっ! あんな野郎、とっとと見捨てちまえばいいんだよ!」
ミセ ゚听)リ 「ほんっとにもう! あんたはいつもウジウジばっかりして!」
ミセ;^ー^)リ 「まあまあ…。辛い気持ちも分かってあげようよ。きっと内藤君はそんなに気にしてないよ!」
ミセ´‐ _‐ノリ 「米食いてぇ…」
『ピンポーン』
ミセ*;-;)リ 「あれっ? 誰だろう…」
( ^ω^) 「おいすー。ミセリちゃんいるかおー?」
ミセ*うー゚)リ 「あっ! 内藤君…? どうしたの?」
(;^ω^) 「そのー… そろそろ貸したヒゲソリと鼻毛切り返してほしいんだお」
ミセ;゚ー゚)リ 「ええっ? そ、そんなもの借りたっけ?」
ミセ*゚ -゚)リ 「すまん、私だ。すね毛も剃ったのだが、そのまま返していいのか?」
ミセ♯゚ー゚)リ=つ 「バカー!」
ミセ♯)゚ -゚)リ・∴ 「ぐっふぅ!」
(;^ω^) 「忙しい人だお…」
〜fin〜
- 684: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 22:40:41.37 ID:mKDfY9ChO
- 川 ゚ -゚)「丸一日と三時間が経った」
('A`)「は?」
川 ゚ -゚)「丸一日と三時間経ったのだよ、不細工なドクオ」
('A`)「何で俺いきなり罵倒されてるの?何から一日と……何時間経ったって?」
川 ゚ -゚)「三時間すら覚えられないのかお前は。脳味噌何ピクセル?」
('A`)「せめてグラム勘定してくれよ。で、何から?」
川 ゚ -゚)「さあ。スー=レッド神様からいきなりインプラントされたから詳細は不明だ」
('A`)「……何の刷り込みが何だって?」
川 ゚ -゚)「お前は何も聞いていないのだな。……お前の人生を諦めても構わないな?」
('A`)「何で」
川 ゚ -゚)「さっきから何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何何うるさいなお前は。
……どうだ、ゲシュタルト崩壊しただろう?」
- 688: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/02(土) 23:06:03.15 ID:Pre4wGI10
- 川 ゚ -゚)「♪さらば〜、恥丘よ〜」
('A`)パパパパ〜
川 ゚ -゚)「♪旅立〜つ天の箱船-フネ-は〜」
('A`)パパパパ〜
川 ゚ -゚)「♪宇宙〜戦艦〜」
('A`)パ〜パ〜パパ〜パ〜パ
川 ゚ -゚)「♪や〜ま〜だ〜」
('A`)ダレヤネン!
川 ゚ -゚)「保守」('A`)
- 690: 川 ゚ -゚)は吸血鬼狩りをしているようです :2008/02/02(土) 23:16:46.54 ID:EhwvMB5FO
- ( )フヒヒ…よくぞここまで来たお
川 ゚ -゚)…ついに追い詰めたぞ
( ^ω^)人間にしてはなかなかやるお
川#゚ -゚)覚悟しろ!妖怪メタボリック
(;^ω^)ちょwwwメタボとかwww人を見掛けで判断しちゃいけませんって言われなかったかお?
川 ゚ -゚)お前吸血鬼じゃん
('A`)ブーン様、ここは俺が…
(;^ω^)よしドクオ、この生意気な女を黙らせるんだお!
川 ゚ -゚)(まだ部下がいたか…この感じ……狼男か?)
('A`)行くぞ…
ミシミシッ…不快な音を立ててドクオの体が変化する。
やがてそれはクーの想像通りの形をとっていく…
ミ('∋`)彡アオーン
川;゚ -゚)鳥男は想像してねぇよ…
- 695: 題無し。 :2008/02/02(土) 23:48:48.63 ID:36oxSo850
- 異変はすぐに分かった。
朝起きて、すぐに分かった。
足が動かない?動く。腕が動かない?動く。声が出ない?出る。
顔が変?元々だ。背が縮んだ?156だ。逆に大きくなった?なってない。
じゃあ異変は何だ?
体が、俺じゃなかった。
じゃあ誰の体?
俺の体だった。
どういう事?
俺の体なのに、俺が思ったように出来ないんだ。
('A`)「おう、これからどこ行くんだ?」
ドクオだ。
助けて!助けて!と、何度も叫ぶ。が、それは声には出ない。
( ^ω^)「ちょっと、病院だお」
この声は俺だ。
返せ、返せよ、俺の体だ。返せ!!
('A`)「そうか、まぁどこが悪いのか聞かないがお大事にな」
待ってくれ、待ってくれ!!助けてくれ!!
- 696: 題無し。 :2008/02/02(土) 23:49:11.46 ID:36oxSo850
- ( ・∀・)「あー、はいはい。じゃあ軽くやっちゃいますね」
医者である男が俺を見てそう言った。
そのまま俺の体は看護婦に案内され、ある部屋へと進んでいった。
( ・∀・)「はーい、じゃあレーザーなんで痛くないですよ」
赤い光が俺へと刺さる。
やめろ、やめてくれ!!あつい、アツイアツイアあつイ熱い!!
やめろやめろやめろやめてくれ!!死んじゃう、死んじまう!!やめてくれえええええ!!
('A`)「お、内藤」
( ^ω●)「お」
('A`)「大丈夫か?」
( ^ω●)「軽いデキモノだったんだお」
('A`)「そうか」
('A`)「で、お前なんで語尾に「お」とかつけてるの?」
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