('A`)ドクオの第六感は徐々に狂い始めるようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:01:32.84 ID:SU2KdBz00
                   ダい六感
  

    が

             


   
                                            狂ヒ






          ハじメ





                                 






                                     ル?



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:03:32.86 ID:SU2KdBz00
('A`)スタ

川 ゚ -゚)スタ

('A`)スタスタ

川 ゚ -゚)スタスタ

('A`)スタスタ「いい天気だな」

川 ゚ -゚)スタスタ「ああ、そうだな」

('A`)スタスタ

川 ゚ -゚)スタスタ

('A`)スタスタスタ「いきなりで悪いんだけどさ」

川 ゚ -゚)スタスタスタ「なんだ?」

('A`)スタスタスタ

川 ゚ -゚)スタスタスタ

('A`)ピタッ

('A`)

('A`)「大事な話があるんだ」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:05:57.95 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)スタスタスタスタ「どんな?」

('A`)

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ

('A`)「実はな」

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ「ん?」

('A`)

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ

('A`)「俺、お前のことが」

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ「すまん、よく聞こえない!」

('A`)

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ

('A`)「好きなんだ」

('A`)

川 ゚ -゚)スタスタスタスタ「もっと大きな声で言ってくれないか!!」

('A`)「いや、歩くの止めろよ」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:07:55.19 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「すまない。話に熱中しすぎて止まるのを忘れていた」

('A`)「普通逆だろ」

川 ゚ -゚)「で、大事な話とは一体何なんだ?」

('A`)「それじゃ、もう一回だけ言うぞ」

川 ゚ -゚)「ああ」

('A`)「お前のことが好きだ。付き合ってくれないか?」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にクーは『本気……か?』と言う、と俺の第六感が告げている!)













川 ゚ -゚)「本気……か?」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:09:54.01 ID:SU2KdBz00
('A`)「冗談でこんなこと言えるもんか」

川 ゚ -゚)「……それもそうだな」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にクーは
  『実を言うと私も、君のことが好きなのかもしれない。
   今まで数々の男共にこのような気持ちを告白されてきたが今日ほど胸が高鳴ったことは一度もなかった。
   こんな私でよければ、こちらこそよろしく頼む』と言う、と俺の第六感が告げている!)
   
川 ゚ -゚)「実を言うと私も、君のことが好きなのかもしれない。
     今まで数々の男共にこのような気持ちを告白されてきたが
     今日ほど胸が高鳴ったことは一度もなかった。こんな私でよければ、こちらこそよろしく頼む」

('A`)「……ありがとう」

川 ゚ -゚)「何故礼を言う?」

('A`)「……なんとなくだよ!」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:12:02.89 ID:SU2KdBz00
('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にクーは
   『ふっ、そうか』と言う、と俺の第六感が告げている!)

川 ゚ ー゚)「ふっ、そうか」

('A`)「ふっ、そうだよ」

カーカーカー

('A`)「それじゃ、帰るか」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にクーは
   『そうだな……!!』と言った後、
    突然現れた巨大人面鳥に体をつかまれ連れ去られてしまう、と俺の第六感が告げている!)

川 ゚ -゚)「そうだな……!!」

バッサバッサ

( ・∀・)「クケエエエエエエエエエ!!」

ガッシ!

川;゚ -゚)「な!? うわあああ!!」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:13:26.99 ID:SU2KdBz00
('A`)「クー!!」

( ・∀・)「クケ! クケ! クケエエエエエエエエ!!」

川;゚ -゚)「ドクオー!」

バッサバッサ

('A`)「くそ! 空を飛ばれたら追いかける手段がないじゃないか!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 数秒後に
   空飛ぶ車に乗った渋いおっさんがいきなりやってきて
   『乗りな……坊主。彼女を助けたいんだろ?』と言って俺を乗せてくれる、と俺の第六感が告げている!)

ブゥゥゥゥン
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「乗りな……坊主。彼女を助けたいんだろ?」

('A`)「お願いします」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:15:30.35 ID:SU2KdBz00
( ・∀・)「クケエエエエエエエエエ!!」

川;゚ -゚)「くそ! 離せ!」

('A`)「クー! くそ! どうすれば!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にこの渋いおっさんが
   『後部座席にロケットランチャーがある。それを使いな』と言う、と俺の第六感が告げている!)
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「後部座席にロケットランチャーがある。それを使いな」

('A`)「ロケットランチャーなんか撃ったらクーにまで被害が及ぶだろ! このウンコたれ!!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「それもそうだな。すまん」

( ・∀・)「クケエエエエエエエエエ!!」

('A`)「くそ! どうすればいいんだ!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にこの巨大人面鳥が
   『この娘は我が主である大魔王ロマネスク様の元へと連れて行く。返して欲しくば追って来い。無力な人間共よ』と言い、
   クーがそれに『お前……話せたのか』とつっこむ、と俺の第六感が告げている!)



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:17:36.68 ID:SU2KdBz00
( ・∀・)「この娘は我が主である大魔王ロマネスク様の元へと連れて行く。
      返して欲しくば追って来い。無力な人間共よ」

川;゚ -゚)「お前……話せたのか」

バッサバッサ

( ・∀・)「クケエエエエエエエエエ!!」

川;゚ -゚)「う、うわあああああああああああああああああ!!」

('A`)「クーーーーーーーーーーーーーー!!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「坊主……追うのか?」

('A`)「当たり前だろ!!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ふっ、そうでなくちゃ男じゃねぇよな」

ブィィィィィィン
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「つかまってな……飛ばすぜ!!」

('A`)「おう!!」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:19:42.33 ID:SU2KdBz00
ブィィィィィィン
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「しかし、坊主。追いかけるのはいいが、追いついた後のことはちゃんと考えてるのか?」

('A`)「決まってる! クーを大魔王ロマネスク様から奪い返すんだ!!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「なるほど。しかし、坊主一人で彼女を助けられるとは俺には到底思えないんだがなぁ」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 向こうには、
   戦士、盗賊、武道家と言う頼れる三人の仲間が俺のことを待っている、と俺の第六感が告げている!)

('A`)「大丈夫。俺には頼りになる仲間がいるから」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ほぅ、そうだったのか。ならいらぬ心配だったな」

ブィィィィィィン
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「敵の本拠地と思われる城が見えてきたぞ。準備は……いいな?」

('A`)「ああ。心配ない」

ガチャッ

('A`)「俺にはこいつがついてるからな」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:22:02.13 ID:SU2KdBz00
ブィィィィ……
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「着いたぜ」

('A`)「ありがとう、おっさん。このロケットランチャー借りてくぜ」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ああ、必ず生きて帰って俺のところに返しに来いよ。いいか、必ずだぞ?」

('A`)「ああ、生きて帰って必ず返しに行く。クーと二人でな」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ふっ……楽しみにしてるぜ。じゃ、頑張って来い!」

('A`)「おう!」

ビビビッ!

('A`)(ハッ! おっさんが車を発進させた後、
   俺の持ってるロケットランチャーが誤作動を起こしおっさんの車を撃ち落す、と俺の第六感が告げている!)

ブィィィィィィン

('A`)カチッ
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「うわああああああああああああああ!!!!」

チュドーン

('A`)「おっさーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:24:23.20 ID:SU2KdBz00
('A`)「ここが、大魔王ロマネスク様の城か……」

('A`)「クー、もう少しの辛抱だ。今、俺が助けに行くからな」

(,,゚Д゚)「待て」

('A`)「誰だ!」

(,,゚Д゚)「そう警戒するな。仲間かどうかは知らないが少なくとも敵ではない」

('A`)「その大剣……あんたもしや」

(,,゚Д゚)「ああ、察しの通り俺は盗賊だ。名前はギコ、よろしくな」

('A`)「戦士かと思ったのに……」

(,,゚Д゚)「お前も大魔王ロマネスク様を倒しに来たのか?」

('A`)「そうだ、俺はロケラン使いのドクオ。よろしくな」

(,,゚Д゚)「おう、俺の背中は任せたぜ」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:26:51.50 ID:SU2KdBz00
( ゚д゚ )「む、誰だ貴様ら」

('A`)「ん、お前こそ誰だ。まさか、その大剣は……」

( ゚д゚ )「俺か? 俺は武道家のミルナだ。見て分かるだろう?」

('A`)「武道家なのに……」

( ゚д゚ )「もしや、お前らも大魔王ロマネスク様を倒しに来たのか?」

(,,゚Д゚)「その通りだ」

( ゚д゚ )「そうか、ならよかった。俺も一人じゃ心細かったんだ。共に戦おうじゃないか」

('A`)「ああ、よろしく頼む」

(,,゚Д゚)「む、あっちにも誰かいるぞ」

('A`)「今度こそ戦士だな。よし、行ってみよう」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:28:58.94 ID:SU2KdBz00
         / ̄\
        |  ^o^ | <こんにちは
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||
        し|  i |J=二フ
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| (
         / |\.\ 
         し'   ̄

('A`)「こんにちは!」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:31:04.50 ID:SU2KdBz00
| ^o^ |「わたしは ぶーむです」

('A`)「僕はドクオです!」

| ^o^ |「あなたがたも だいまおうろまねすくさまをたおしに?」

('A`)「そうです。あなたは戦士ですね?」

| ^o^ |「いかにも」

('A`)「よろしく!!」

| ^o^ |「よろしく」

(,,゚Д゚)「よし、これで何とか人数は集まったな」

( ゚д゚ )「これなら、大魔王ロマネスク様をやっつけられる!」

('A`)「よし、行くぞみんな! 突撃だ!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 城の中では三人の強敵が待ち構えている、と俺の第六感が告げている!)

(,,゚Д゚)「門を開くぜ!!」

ギギギッ

バタン!



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:33:13.38 ID:SU2KdBz00
( ^Д^)「待っていたぞ、ザコ共。ここから先は一歩たりとも通さん」

(,,゚Д゚)「よし、ここは俺に任せてくれ」

('A`)「ギコ!」

(,,゚Д゚)「心配するな。あんな口だけ野郎、瞬殺してきてやる」

( ^Д^)「行くぜ!」

(,,゚Д゚)「来い!」

ガキィン!

(,,゚Д゚)「ぐぬぬぬぬ!!」

( ^Д^)「はは、どうした? 威勢の割には随分と弱いじゃないか」

('A`)「言ってるそばからやられそう!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! このままギコは劣勢を覆すことが出来ず、苦し紛れに必殺技を放つが
   結局、両者相打ちに終わる、と俺の第六感が告げている!)



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:35:25.41 ID:SU2KdBz00
('A`)「そういうわけにはいかない! こんなところで仲間を失うのはごめんだ!」

(,,゚Д゚)「くっ……仕方がない、こうなったらあの技を使うしか……」

( ^Д^)「な、何だ! この尋常ならざる力の波動は!?」

(,,゚Д゚)「食らえ!!」

('A`)カチッ「今だ!!」

( ^Д^)「うわああああああああああああああああああああああ!!!」(゚Д゚,,)

チュドーン!

('A`)「やったあ!!」

( ゚д゚ )「やったな!」

| ^o^ |「ないすあしすと」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:37:43.90 ID:SU2KdBz00
('A`)「よし、それじゃ早速次の部屋へ……ってあれ?」

( ゚д゚ )「どうした?」

('A`)「ギコは?」

( ゚д゚ )「そういえば見当たらないな」

| ^o^ |「かれなら さきにいきました」

('A`)「ああ、先に行ったのか」

| ^o^ |「いいえ さきにいきました」

('A`)「え? だから先に行ったんでしょ?」

| ^o^ |「それだと じがちがいます」

('A`)「? よくわからないけど、とりあえずギコの後を追おう!」

( ゚д゚ )「おう!」

| ^o^ |「おってはいけません」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:39:55.80 ID:SU2KdBz00
('A`)「ついた! ここが第二の部屋だな」

「ふははははは!! よく来たな人間共、訳も分からないままここで死ねぇ!!」

('A`)「くっ! 敵か!! 一体どこに!?」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にミルナがどこからともなく放たれた矢に頭を貫かれる、と俺の第六感が告げている!)

('A`)カチッ「ミルナ! 危ない!!」

サクッ>―( ゚д゚ )「うわああああああああああああああああああああああああ!!!!」

チュドーン!

('A`)「ミルナぁぁぁぁぁ!!!」

| ^o^ |「どうして ばずーかを?」

('A`)「バズーカの爆風で吹っ飛べば矢を避けられると思ったんだ……だが俺の力が及ばなかったばかりに」

「ふははははは! まず一人、次はどいつが死ぬことになるのかな?」

('A`)「ちくしょう! 俺達はどうすればいいんだ!!」

| ^o^ |「てきをするーして つぎのとびらへとむかいましょう」

('A`)「それだ!!」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:42:03.55 ID:SU2KdBz00
('A`)「よっし、難なく第三の部屋に着いたぞ!」

( ´_ゝ`)「ここから先は通さん」

(´<_` )「我ら流石兄弟の名にかけて」

('A`)「くそ! ここにも敵が」

| ^o^ |「しかもふたりとは こまりましたね」

( ´_ゝ`)「さあ、どこからでも」

(´<_` )「かかってくるがいい」

('A`)「ちくしょう、何か役に立ちそうな物はないのか……」

('A`)ゴソゴソ

('A`)「あ、こんなところに干し肉が」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:44:07.86 ID:SU2KdBz00
('A`)ノbポイッ「そぅら、干し肉だ! 食え!!」

( ´_ゝ`)「馬鹿にしてるのか貴様」

(´<_` )「俺達を獣か何かと勘違いしてるのか」

('A`)「だって、俺干し肉好きだし……引っかかるかなって」

( ´_ゝ`)「話にならんな。そちらから来ないのなら」

(´<_` )「こちらから行くぞ!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! この後襲い掛かる流石兄弟の猛攻からブームさんが俺を庇いピンチに陥る、と俺の第六感が告げている!)

('A`)| ^o^ |サッ

('A`)「ブームさん! ダメだ! 逃げてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

( ´_ゝ`)「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」(´<_` )



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:46:17.63 ID:SU2KdBz00
         / ̄\
         | ^o^ | < やりました
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||
        し|  i |J=二フ
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| (
         / |\.\ 
         し'   ̄

     _              _
       |  / ̄\ / ̄\  |  
        ̄|    | |    | ̄  
     _| ̄ \_/ \_/ ̄|_

            ↑
        流石兄弟のお二人


('A`)「やったあ!!」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:48:45.95 ID:SU2KdBz00
('A`)「とうとう着いたぞ! 最後の部屋だ!!」

( ФωФ)「フハハハハ! よく来たな、愚かな人間共よ」

('A`)「お前が大魔王ロマネスク様か!!」

( ФωФ)「そうだ。私が大魔王ロマネスク様だ」

('A`)「くっ、なんて禍々しいオーラなんだ……」

ワモワモ( ФωФ)モワモワ

('A`)「俺達はあいつに勝てるのか……」

川 ゚ -゚)「ドクオ!!」

('A`)「あ、あれはクー!!」

( ФωФ)「この女を助けたくば、この私を倒すことだな」

('A`)「く、くそぉ!!」

| ^o^ |「ここはわたしにまかせなさい」

('A`)「ブ、ブームさん!!」

| ^o^ |「あんなざこ ひとひねりですよ」

('A`)「頼もしいぜブームさん! 頼んだぜ!!」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:51:13.71 ID:SU2KdBz00
         / ̄\
         | ^o^ | < やりました
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||
        し|  i |J=二フ
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| (
         / |\.\ 
         し'   ̄

     _
       |  / ̄\
        ̄|    | ←大魔王ロマネスク様
     _| ̄ \_/

('A`)「やったあ!!」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:53:23.52 ID:SU2KdBz00
( ФωФ)「ぐふっ……無念」

( ФωФ)バタリ

| ^o^ |「くちほどにもない」

('A`)「さすがブームさんだぜ!! ひゃっほう!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次に囚われていたはずのクーが不気味に笑い出し、
   信じられない力によって自らの体の自由を奪っている拘束具を外す、と俺の第六感が告げている!)

川 ゚ -゚)「くっくっくっくっく」

('A`)「クー?」

川 ゚ -゚)「クハハハハハハハハ!!」

('A`)「どうしたんだクー!!」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:55:35.63 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「ふんぬぁ!!」

川 ゚ -゚)グググ

川 ゚ -゚)「ふんのぅぁ!!!」

川 ゚ -゚)グググ

川 ゚ -゚)「はんぅああぁ!!!」

川 ゚ -゚)グググ

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)「ああもう!!」

('A`)「どうしたんだクー!!」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:57:42.42 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「もう少し楽に外せるかと思ったけど無理だわこれ」

('A`)「どうしたんだクー!!」

川 ゚ -゚)「くっ、こうなったら」

川 ゚ -゚)「おい、モララー!!」

バッサバッサ

( ・∀・)「お呼びですか、クー様」

川 ゚ -゚)「ちょっとこれ外して」

( ・∀・)「かしこまりました」

ガチャガチャ

パキン!

川 ゚ -゚)「ふぅ、これで自由になったな」

('A`)「どうしたんだクー!!」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 22:59:49.95 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「まだ気づかぬか。私はお前を利用したのだよ、ドクオ」

('A`)「な、なんだって!?」

川 ゚ -゚)「そこで倒れている大魔王ロマネスク様によって封印されていた力もこれでようやく元に戻った」

('A`)「何? じゃあ最初からお前と大魔王ロマネスク様は知り合いだったって言うのか!?」

川 ゚ -゚)「ああ、そうだ」

| ^o^ |「なにがなんだかわからない」

川 ゚ -゚)「あれは……丁度五年前」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次に大量の地の文によってクーと大魔王ロマネスク様の因縁が長々と説明される、
    と俺の第六感が告げている!)



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:01:57.97 ID:SU2KdBz00
特異な力を持っていたせいで、なかなか周りと溶け込めなかった私は子供の頃から家庭菜園を趣味としていた。
その日も、日ごろからせっせと世話をし続けていたナスの手入れをしていたところだった。

そんな時、あいつが現れたのだ。

枝になったナスに頬ずりしている私にあいつはこう言った。
「そのナスもう食べられますか?」と。
私は「食べられないですよ」と答えた。

そしたらあいつは「それでも構わん!!」とか言って私のナスにかぶりつこうとするもんだから、
私は渾身のニードロップをあいつの顎にかましてやった。

そもそもあいつはナスをなめすぎだったのだ。
私は秋ナスを食べるため必死に我慢をしていたのに、あいつはそれが出来なかった。
自業自得と言うものだ。

秋になり収穫したナスを私は漬物にして食べた。
とてもおいしかった。ほっぺが落ちそうだった。

その後、私はナスについてググってみた。
そして、驚くべき真実を目の当たりにした。

何と、驚くべきことにナスにはポリフェノールが含まれているらしい。
でも大半は水分らしい。あとは糖質らしい。ビタミンとかミネラルも少し入ってるらしい。

そういうわけでナスとは味から見ても栄養的に見ても、正に言うことナスな野菜なのだ。



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:04:18.81 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「そして、これが今年取れたナスのおしんこです」

('A`)「おほっ! こいつはうまそうだ」

( ・∀・)「白飯の方も用意しておきました」

('A`)「こいつぁ最高だ!!」

川 ゚ -゚)「どうぞ召し上がってください」

('A`)「いただきます!」

('A`)ムシャムシャ「うん……うん……」

('A`)「これは……!」

川 ゚ -゚)「どうです? おいしいでしょう?」

('A`)「歯ごたえといい染み込んだ味といい文句なしですね!」

川 ゚ -゚)「私が丹精込めて作ったおしんこですから」

('A`)「うーん……このおしんこは」

ジャカジャカジャカジャカジャカ

ジャーン!

('A`)「百点満点です!!」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:06:51.54 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)「死ねっ!!」

ドーン!

('A`)「ぐべらっ!!」

| ^o^ |「どくおさん!」

川 ゚ -゚)「クハハハハ! 油断したな、ドクオ」

('A`)「くそっ……突き指した……」

川 ゚ -゚)「それではそろそろ止めといこうか」

('A`)「ぐっ、まずい!」

川 ゚ -゚)「死ねぇ!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! この究極のピンチに、先程散っていった仲間達が蘇り助けに来てくれる、と俺の第六感が告げている!)



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:09:10.85 ID:SU2KdBz00
バンッ!

(,,゚Д゚)「待たせたな!!」

('A`)「ギコ!!」

川 ゚ -゚)「何だ!!」




バンッ!

(,,゚Д゚)「助けに来たぜ!!」

('A`)「もう一人!!」

川 ゚ -゚)「おんなじ顔!!」




バンッ!



('A`)「干し肉!!」

川 ゚ -゚)「おいしそう!!」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:10:26.62 ID:SU2KdBz00
('A`)カチッ「ギコよく来てくれたな!!」

(,,゚Д゚)「うわああああああああああああああああああ!!」

チュドーン!

(,,゚Д゚)「もう一人の俺ーーーーーー!!」

| ^o^ |「どうしてあんなことを」

('A`)「だって、どう呼べばいいかわからなかったから……」

川 ゚ -゚)「ふん、何人仲間が来ようと同じこと。全員まとめて消し去ってやる」

(,,゚Д゚)「そうは行かないぜ!!」

('A`)「そうだ! 俺とブームさんとギコと干し肉がいれば怖いものなんてない!!」

( ・∀・)bムシャムシャ

('A`)「ほ、干し肉ーーーーーーーーーーーーっ!!!」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:12:38.71 ID:SU2KdBz00
( ・∀・)ゲプッ「ごちそうさまでした」

('A`)「ほ……干し肉……」

(,,゚Д゚)「くそっ! せっかく復活したってのに!!」

川 ゚ -゚)「クハハハハ! 早速仲間が一人消えてしまったようだが?」

('A`)「ちくしょう! これ以上仲間を減らすわけにはいかない!!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次に仲間を殺された怒りによって、俺の中に秘められた力が覚醒する、と俺の第六感が告げている!)

('A`)「みんな! 俺の後ろに隠れてくれ!!」

(,,゚Д゚)「何故だ!?」

('A`)「いいから早く!!」

| ^o^ |「なにかさくがあるというのですね」

('A`)「ああ、後は俺に任せてくれ!!」

川 ゚ -゚)「ハハハ、何だ? 三人揃って命乞いでもするつもりか?」

('A`)「ふっ……甘いぜクー」

('A`)「これが……俺の切り札だ!!」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:14:38.39 ID:SU2KdBz00
ドン!

ヒュルルルルルル

川 ゚ -゚)「何だこの音は……花火?」

('A`)「ああ、そうさ」

('A`)「ごらんよ、クー」

川 ゚ -゚)「む」

('A`)「そこの窓から見えるはずだ」

川 ゚ -゚)「どれどれ」

パァン!!



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:16:52.10 ID:SU2KdBz00
      .,,{こ,                ,亡',                ,,゙lZ',                ,,|こ.
: t,ー',,,,ミr  ヽ,「  .'lーi、    .'t,''',,,,,ミi、 ゙'r,「  ,,,,,_,,,,,,,,,,、 't,'''',,,,ミr  ヽ,「  .ヮ-、    t,!'',二). .ヽ,「  .,,,,_,,,,,,,,,,、
: _,,二,--i、     `-ノ .,n ._,,二,--i、     ゙l .,,,,,,=j ._,,二,--i、     `'-" ,n ._,,二,--i、     ) ,,,,,,∇l
'ヽ-┬,!'''''′         ,/,l゙ .'ヽ-ッY'''''′    | ゙l  | .l゙ _-',!'l¬'′         ,/,l゙ .'ヽ-ッヮ''''′    ゙l l゙ ,! .l゙
  │l゙        ,,i´,/    ,! ,!       .| ゙l_,〕 l゙    ,l゙ l           /,/    ,! ,"      { 〔_,l゙ l゙
  ,//      v-'"/    ,/,/`       ヽ---l゙   ,/,'"      v/./    ,/,/`       ヽ---l゙
..ィソ'゜        ゙'ー'゜   .ィソ'′                ィ‐"        ‘'ー′   .rシ'′










川 ゚ -゚)「デンデロデン……デロ?」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:19:06.62 ID:SU2KdBz00
('A`)「デンデロ」

川 ゚ -゚)「デンデロデン?」

('A`)「デロデロ」

川 ゚ -゚)「デンデロ……」

('A`)「デロデンデン」

川 ゚ -゚)「デロ……」

('A`)「デンデロデンデン!!」

川 ゚ -゚)「……デロデン?」

('A`)「デロデロデン」

川 ゚ -゚)「デロデンデン?」

('A`)「デロ!!」

川 ゚ -゚)「デロデンデロデロ」

('A`)「デロデロデロ!!」

川 ゚ -゚)「デンデンデロデロ!!」

('A`)「デロデロデンデン!!」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:21:19.44 ID:SU2KdBz00
('A`)カチッ「食らえ!!」

川 ゚ -゚)「ぐわあああああああああああああああ!!」

チュドーン!

(,,゚Д゚)「やったな!!」

| ^o^ |「いえ まだです」

('A`)「何!?」

川 ゚ -゚)「ぐぅ……油断した」

('A`)「くそ、俺の渾身のロケットランチャーを食らってもまだ立ち上がれると言うのか」

川 ゚ -゚)「今のは痛かったぞ……次はこちらの番だ!」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! 次にクーが唱える禁断の魔法により俺達三人は全滅の危機に陥る、と俺の第六感が告げている!)

川 ゚ -゚)「いくぞ!」

('A`)「みんな! 気をつけろ!!」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:23:32.84 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)「あばらが」

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:25:36.85 ID:SU2KdBz00
川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)「あばらが?」

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)

川 ゚ -゚)

('A`)「あばらが何?」

川 ゚ -゚)



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:27:48.49 ID:SU2KdBz00
('A`)「あばらが何なんだよ!!」

川 ゚ -゚)「いや、別に……」

('A`)「もうっ!」

川 ゚ -゚)「隙あり!!」

ドバーン!

('A`)「おぶしっ!!」

(,,゚Д゚)「ドクオ!!」

| ^o^ |「だいじょうぶですか」

('A`)「かさぶたがはがれた……」

川 ゚ -゚)「クハハハハ! その様子では最早満足には戦えまい」

( ・∀・)「これで我らの勝利は確実ですね! クー様!」

('A`)「くそっ……どうすれば」

('A`)ビビビッ!

('A`)(ハッ! この今世紀最大のピンチに俺達三人の力が合体し奇跡の大逆転劇が起こる、と俺の第六感が告げている!)

('A`)「二人とも! こっちに集まってくれ!!」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:29:43.64 ID:SU2KdBz00
(,,゚Д゚)「何か策があるのか?」

('A`)「ああ、みんなの力を合体させるんだ」

| ^o^ |「みんなのちから?」

('A`)「そう。つまり、俺のロケランと」

| ^o^ |

('A`)「ブームさんの包丁」

(,,゚Д゚)

('A`)「そして、ギコのピッキング技術が合わされば、俺達は必ずクーに勝てる!!」

| ^o^ |「わかりました やりましょう」

(,,゚Д゚)「腕が鳴るぜ!!」

('A`)「よし! みんないくぞ!!」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:31:54.61 ID:SU2KdBz00
 








                  〜一年後〜








 



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:34:00.93 ID:SU2KdBz00
クーとの戦いから丁度一年が経った今日、俺はおっさんの墓参りに来ていた。
おっさんの形見であるロケランを右手にぶら下げて。

('A`)「おっさん……」

持参した花を墓に供え、拝む。

川 ゚ -゚)「……」

もちろん、隣にはクーがいる。
おっさんとの約束はちゃんと守った。

('A`)「じゃあ、行くか」

川 ゚ -゚)「ああ」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:36:10.12 ID:SU2KdBz00
あの戦いの後クーとは和解し、今では恋人同士という関係に至っている。
俺は相変わらずニートだけど、クーは持ち前のナス栽培技術を買われ、今はナス研究所で研究員として働いているんだナス。

一方、他の仲間達はと言うと

| ^o^ |

ブームさんは持ち前の包丁技術を買われ、今では立派な板前に。

(,,゚Д゚)

ギコは俺が責任を持ってロケランで葬っておいた。

('A`)「時の流れってもんは、本当に速いもんだなぁ」

一年前の戦いの頃から徐々に狂い始めていた俺の第六感は今ではほとんど機能しなくなっている。
おそらく、次の一回でこの能力は完全にその力を失うだろう。

('A`)「あ、そうだ」

川 ゚ -゚)「どうした」

墓からの帰り道、俺は重要なことを忘れていたことに気づいた。

('A`)「ロケラン……返してこなくちゃ」



80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:38:24.59 ID:SU2KdBz00
俺の手に握られたロケランを見やり、クーは優しく微笑む。

川 ゚ ー゚)「行ってこい」

('A`)「悪い、すぐ戻る」

超重量のロケランを肩に担ぎ、俺は踵を返し走り出す。
目指すは、おっさんの墓。

('A`)「はぁはぁ……」

程なくして目的の場所へと辿り着き、俺は荒れた息を整える。

('A`)「……おっさん」

バズーカを構え、墓に向かって呟く。

('A`)カチッ「ありがとうな」

チュドーン!!

('A`)「おっさんの墓ーーーーーーーーーーーーーっ!!」



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:40:00.52 ID:SU2KdBz00
('A`)「お待たせ」

川 ゚ -゚)「終わったのか」

('A`)「ああ、全てな」

そうか、と呟き、クーは俺の前を歩き始める。
一度だけ後ろを振り返り、俺はその後を追った。

そうだ、これで本当に全てが終わったのだ。

('A`)ビビビッ!

('A`)「あ」

懐かしい感覚に思わず声が漏れる。

川 ゚ -゚)「どうした」

('A`)「いやね、来たんだよ。あれが」

川 ゚ -゚)「ほぉ、次が最後というあれか」

('A`)「そう、あれ」



83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:42:09.45 ID:SU2KdBz00
ニヤ、と笑い彼女は続ける。

川 ゚ ー゚)「それでは聞かせてもらおうか。その最後の第六感とやらを」

('A`)「ああ」

俺は頭の中に浮かんだ言葉を反芻し、少しの間を持ってその内容を彼女に伝えた。

('A`)「俺の第六感は、最後にこう告げたよ」




















('A`)「この話にオチなんてない、ってね」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/07(金) 23:43:05.05 ID:SU2KdBz00
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