古畑任三郎があの男と対決するそうです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:30:51.37 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「えー、世の中にはいろいろな名前の人がいます。
その中には漢字が難しくて読めない人も。
例えば、一二三四五六さんという人が昔特ホウ王国に出ていました。
ひふみ しごろくさんというそうです。
私の部下の西園寺君も珍しい苗字です。
ではこれはどうでしょうか。
夜、神、と苗字を書いて、名前は月。この人の名前の読み方は・・・」
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:33:01.10 ID:v2DBnh/E0
- 某日
L 「必ずお前を見つけ出し、始末する!私が正義だ!!また会おう、キラ」
古畑「・・・・・・ふーん」
今泉「キラってすごいなぁ!正義の味方だよなぁ!」
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:33:50.35 ID:v2DBnh/E0
- 数日後
ユリ「ライトー」
月 「ごめん、遅かった?」
ユリ「ううん。バスの5分前。遅くないって。
スペースランドなんて中学以来で楽しみー!」
レイ・ペンバー「夜神月・・・キラだと疑う余地無しか。一応今日一日尾行しよう。あ、バスが来た」
運転士「発車しまー・・・あれ、」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:34:48.82 ID:v2DBnh/E0
- 今泉「まってええええええええ!!乗りまああああああああす!!」
古畑「今泉君迷惑だよホラ。やめなさい。あ、待ってもらっちゃった。
どうもすみませんね。よいしょっと。あー間に合った」
今泉「僕のおかげですよ!あ、一番後ろに座りましょう!」
古畑「バスの中ではしゃぐんじゃないよみっともない」
レイ(隣に来るのかよ・・・)
夜神(・・・計画に支障は・・・大丈夫か)
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:35:35.53 ID:v2DBnh/E0
- 夜神(来た!やつだ!乗客はやつを除いて9人。これならうまくいく!)
カチャッ
古畑(・・・ピストル!)
恐田「このバスは俺が乗っ取った!!」
乗客「キャー!!」
今泉「うあああああああああ!!!!助けてえええええええ」
古畑「うるさいね君は」
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:37:17.23 ID:v2DBnh/E0
- 恐田「騒ぐんじゃねえ!騒ぐやつは殺す!」
古畑「ボソボソ(今泉君)」
今泉「ボソボソ(はい)」
古畑「ボソボソ(私が取り押さえるから、先に行って弾除けになってきなさい)」
今泉「そんなあ!いやですよぉ!古畑さん先いってくださいよぉおお!」
恐田「後ろ!うるさいぞ!」
今泉「ええええああああ!!すみませんんん!!」
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:38:16.27 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「ボソボソ(ホラ今泉君!二階級特進だから)」
今泉「二階級じゃ警部補じゃないですかぁ!警視総監になりたいのに!!」
恐田「後ろ!!」
今泉「古畑さぁん!」
古畑「いやぁどうもすみませんwこいつとんだ怖がりでしてw」
古畑(・・・・・・おやぁ〜、筆談・・・)
夜神『ユリちゃん安心して。僕が取り押さえる。こういうときの対処法は父から云々』
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:39:11.80 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「・・・・・・」
レイ「危険だ。やめろ。その役は私がやる」
古畑「そうですよ。危険です。私の連れがやってくれます」
今泉「勘弁してくださいよぉ!」
恐田「おいいい加減にしろ!」
夜神(計画の邪魔だ・・・とりあえずレイと筆談だな)かきかき
レイ「大丈夫だ。犯人には聞こえない」
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:40:15.48 ID:v2DBnh/E0
- 夜神「失礼ですが、犯人の共犯ではないという証明できるものは?」
レイ「(!・・・仕方ない・・・)これを」
夜神「FBI!」
古畑「・・・・・・!」
今泉「ねえFBIってなんなんですか?」
古畑「黙ってなさい。撃たれるよ」
夜神「信用しましょう。いざという時は任せていいですね」
夜神「(よし、デスノートの切れ端を落としてっと)あ」ポロ
恐田「てめーなんだそのメモは!・・・なんだデートの約束のメモか・・・。
・・・うわー!なんだてめーは!」
今泉「ええ!僕ですかあああ」
古畑「たぶん君じゃないよ!幻覚を見てるんだ!今泉君伏せなさい!」
バンバンバン←ピストルの音
恐田「うわー」
キキードカン←恐田死亡
夜神「デスノートに狂いなし」
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:42:06.04 ID:v2DBnh/E0
- レイ「この件は内密に」
夜神「わかりました」
ユリ「ライト〜早く行こう」
夜神「うん・・・ん?」
古畑「いやぁ大変な目にあいましたね!ご苦労様です」
夜神「・・・あ、どうも。誰もけが人が出なくて何よりです」
古畑「そうですねぇ・・・乗っていたバスがジャックされるなんて初めての経験でしてwww
なのに落ち着いてらした。お見事です」
ユリ「ライト〜早く〜」
夜神「・・・わかった・・・ありがとうございます。では僕はここで」
古畑「お気をつけて・・・う」
今泉「ふん、スイーツが。あれ、古畑さん?スペースランドに僕たちも早く行きましょうよ」
古畑「あの轢かれた男みちゃったよ・・・。めまいがする・・・。今日はもう帰ろう」
今泉「古畑さぁん!」
- 28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:44:19.40 ID:v2DBnh/E0
- 数日後
レイ「や・・・夜神月!・・・」がくっ
夜神「さよなら、レイペンバー」
プシューガタン
夜神(これでFBIは消した。さぁ家に帰ろう。・・・おっと足を踏まれた)
古畑「あ、すみませんw電車って揺れますね・・・あぁれ」
夜神「・・・!・・・あなたは・・・」
古畑「あ、先日の・・・!これはまた奇遇な!いや丁度ご挨拶に伺おうとしてたんですよ!」
夜神「・・・ご挨拶?」
古畑「はい、えーと、昨年の保険金殺人の時に助言していただいたそうで・・・助かりましたw」
夜神「ああ、そうでしたね。大したことはしていません。
それよりよくそれが僕だと・・・」
古畑「えー・・・・・・偶然です。んっふっふっふ。それよりどこかでお食事でも・・・お時間大丈夫ですか?」
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:45:50.93 ID:v2DBnh/E0
- レストランで
古畑「お時間大丈夫ですか?かえって迷惑だったなんてことは・・・」
夜神「いえ。帰っても妹の勉強を教えるだけですから」
古畑「いやしかし受験勉強wwwんふふwww大丈夫ですかぁ?」
夜神「今から受験勉強しては間に合いませんから(にっこり)」
古畑「そうですかぁwいやぁ、それ。」
夜神「は・・・」
古畑「その茶封筒のファイル、勉強に使うのではないかと思いまして」
夜神「いや、ただの大学の資料です。お気遣いありがとうございます(にっこり)」
古畑「そうですか。よかった」
リューク(何その明るいキャラ)
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:46:48.56 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「えー実は、夜神局長から話をうかがいまして・・・」
夜神「なるほど、父からでしたか」
古畑「ええ。話を聞くと特徴が先日のwバスジャックの時の青年に似ていまして」
夜神「そういうことでしたか」
古畑(がさごそ)「これ、どうぞ。あの結婚式の引き出物のバームクーヘンなんですが・・・」
夜神「そんな、結構ですよ」
古畑「いやいやもらっていただけないとこっちが収まらないww
少し甘すぎるかもしれませんがw」
夜神「ではいただきます。ありがとうございます」
古畑「キ ラ 事 件」
夜神「?」
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:48:03.23 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「いや風の噂でキラ事件に興味をお持ちという話を聞きまして」
夜神「あくまで趣味レベルですが。興味がないと言ったらウソになります。」
古畑「そうですかぁ〜さすが夜神局長の息子さんだぁ〜。
少し意見でもお聞かせ願えれば・・・」
夜神「いいですよ(にっこり)」
リューク「お、ずいぶん強気だな」
夜神(別に付き合わなくてもいいんだけどね。このタイミングで現れた刑事だ。
正直僕のほうがこの刑事を探りたいと思っている)
古畑「え〜単刀直入に申しますが、キラとは誰だと思いますか?」
夜神「本当に単刀直入ですねw簡単にプロファイリングすれば、正義感の強い裕福な子供・・・云々」
古畑「いや〜すばらしい!とても参考になる意見です。なるほど・・・で、それは誰なんです?」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:49:46.49 ID:v2DBnh/E0
- 夜神「そこまではわかりませんw最低でも地球上に64億人の容疑者がいますからね」
古畑「ええおっしゃるとおりです。ええ、次にですねぇ」
夜神「ああ、すみません、そろそろ時間なので失礼しても?」
古畑「あ。ww ずいぶん時間をとらせてしまったようで申し訳ありません」
夜神「いえ。それでは」
ガタッ
古畑「あ、夜神さん、最後に一つだけ」
夜神「なんでしょう」
古畑「バスジャックの犯人、実は麻薬常習犯だったんですがね、
先日のバスジャックの前日、コンビニ強盗が起きているんですが、この犯人も指名手配中の男で、
しかも現場でお亡くなりに・・・」
夜神「・・・なるほど。二日連続でそういうことは珍しいですね」
古畑「我々は運があるのかないのかwwでは失礼します」
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:50:44.97 ID:v2DBnh/E0
- 夜神「ああ、すみません、僕も大事なことを。」
古畑「はい?」
夜神「お名前をうかがっていませんでした。父にも伝えておきますので・・・
改めまして僕は夜に神さまの神、月と書いてライトです」
古畑「いやあ・・・礼儀正しいww素晴らしいご子息をお持ちです夜神局長は」
夜神「どうもwお名前をうかがってもよろしいですか?」
- 47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:51:42.56 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「んっふっふ・・・。申し訳ありませんが・・・wお教えできかねます」
夜神「・・・何のために・・・」
古畑「・・・念のために・・・んっふふふ」
夜神「・・・」
古畑「いやですね、キラ事件について調査していくと・・・まぁ詳細は省きますが、
どうやらキラは殺人に名前が必要のようでして・・・」
夜神「・・・なるほど。考えられますね」
古畑「・・・ですのでここ最近、名を名乗るのを控えておりまして・・・」
夜神「そうですか・・・。賢明な方だ。それではなんてお呼びすればよろしいですか?」
古畑「・・・ん〜、それでは・・・そうですねえ、偽名でよろしければ「古畑」と呼んでいただければ」
夜神「わかりました。それでは古畑さん、また」
古畑「はい」
- 52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:52:48.99 ID:v2DBnh/E0
- 古畑 「西園寺君」
西園寺「はい」
古畑 「夜神君のこと、どう思う」
西園寺「立派な優等生にしか見えないですね・・・」
今泉 「ああいうやつは僕らみたいな人間を見下しているのさ。気に入らないよ!」
古畑 「見下されているのは君だけ。西園寺君、ちょっと頼みがある」
- 57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:54:32.38 ID:v2DBnh/E0
- 数日後
夜神母「粧裕、お父さんに着替えもって行って」
夜神月「僕がもっていくよ。」
夜神母「行ってらっしゃい」
ガチャッ
古畑「どうも〜」
夜神「古畑さん」
古畑「先日は有力な情報をありがとうございますww」
夜神「・・・それはどうも・・・玄関を出たところにいるとは驚きましたw」
リューク「クックック。Lを相手にしたりこいつを相手にしたり大変だな」
夜神(なかなかしつこい刑事だ。適当にあしらいたいが警察に悪い印象をもたれたくない。
なによりこいつは侮れない)
古畑「これからどちらに」
夜神「父の元に着替えを」
古畑「あ〜あそうでしたか!親孝行されてw夜神局長は幸せ者だ」
向島「古畑さ〜ん!」
- 63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:56:23.67 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「え〜と、君誰だっけ」
向島「向島です。向島音吉」
古畑「ん〜。覚えとく。ん、君、確か尊敬する上司は」
向島「古畑警部補と夜神局長です!」
古畑「そうか〜、いや、彼、夜神局長のご子息のライト君」
夜神「始めまして」
向島「向島です!イチローのサインが欲しい時はいつでも言って下さい!」
古畑「将来アゴで使ってあげて。んふふ」
夜神「そんなw」
古畑「ん、そうだ、向島君、ちょっとお使いを頼んでもいいかな。あれとあれを・・・」
向島「はい!行ってきます!」
- 67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:57:34.42 ID:v2DBnh/E0
- 夜神 「・・・で、今日はどんなご用事ですか?」
古畑 「ええ・・・実はですねぇ、またお知恵を拝借したいとおもいまして・・・」
夜神 「実は僕のほうも推理が進んでいないんです。お力になれなくて残念です」
古畑 「いやですね、新情報がございまして」
夜神 「新情報」
古畑 「はい。私の優秀な部下からの情報なんですが」
西園寺「先日の27日に、日本にキラ調査で来ていたFBI捜査官がお亡くなりになったそうです」
夜神 「・・・そうでしたか・・・キラめ」
古畑 「本当は極秘情報なのですが・・・ww西園寺君が一晩で入手してくれました」
夜神 「それはすごい」
- 70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/25(火) 23:58:54.83 ID:v2DBnh/E0
- 古畑「ここから新しい何かを推理できないでしょうか・・・」
夜神「なるほど・・・(こいつ・・・)古畑さん」
古畑「はい」
夜神「古畑さんが僕に何を言わせようとしているのかわかりますよ」
古畑「はいぃ?」
夜神「確かにバスジャックの時に僕は後ろに座っていた人間がFBI捜査官だと
いうことがわかりましたし名前も知ることが出来ました」
古畑「・・・」
夜神「しかしその話とこの話は何もつながりません。なぜなら後ろに座っていたFBI捜査官が
キラ調査をしていたと証明できないからです。たまたま座っていたのかもしれない。
あなたと同じように」
古畑「いやあの私は」
夜神「古畑さん」
- 76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:01:14.95 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「僕を疑っていらっしゃるようですね。それは僕はかまいませんが、
キラ調査が前進することは無いと断言しましょう。捜査は決め付けてかかり、
間違えていたらごめんなさいで済ます、そんなことはあってはいけないはずでは?」
古畑「いやぁ〜・・・そんなつもりではなかったのですが・・・お気を悪くされたら謝ります」
夜神「いや・・・すみません、僕も熱くなってしまいました。
ではすみません、父が待っておりますので」
古畑「お手を煩わせて申し訳ありません」
夜神「では」
古畑「あ、夜神さん」
リューク「クックック しつこい男だな」
夜神「・・・なんでしょう」
古畑「今度夜神局長とキラ事件についてお話させていただくことになりましたので」
夜神「そうでしたか。それでは」
古畑「(にっこり)」
西園寺「負けず嫌いそうな青年ですね」
古畑 「・・・とにかくここでお使いの向島君を待とう」
- 80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:02:45.15 ID:MR1zZ2Ra0
- 数分後
南空「あの・・・どうして時計を気にしているんですか?」
夜神「ああ、これ?・・・キラだから」
南空「え・・・どういう意味・・・」
夜神「(1時25分 スタート!)
・・・どうしました」
南空「しなくてはいけないことが」
夜神(さようなら 南空ナオミさん)
タッタッタッ
向島「あ、どうも〜!」
タッタッタッ
夜神「!!?」
夜神「・・・見られたか・・・!」
リューク「クククク」
- 83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:04:09.67 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「向島は通りすがっただけだが・・・
もしこのあと行方不明になる南空ナオミと最後にいたのが僕だという証言をされたらまずい。
それにこれは予測に過ぎないが・・・古畑がLとつながっている場合・・・それはかなりまずい」
リューク「ククク。ピンチの連続だな」
夜神「・・・いや、問題はないよリューク。彼にはすぐに事故にあってもらう。それがベストだ」
向島 音吉 事故死
向嶋 音吉 事故死
夜神「念のために」
むこうじま おときち 事故死
夜神「これで問題は何も無い」
- 90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:06:47.69 ID:MR1zZ2Ra0
- 数日後
夜神「今日も父さんに着替えを持っていかなくちゃいけないのか・・・
・・・帰りにボウリングでもやっていこう」
ボウリング場
スコーン
リューク「へぇ、やるじゃないかライト」
夜神「・・・まぁまぁだよリューク・・・ん なんだあの変なフォーム・・・
・・・!ストライク!?」
今泉「古畑さんすごいやぁ!パーフェクト」
古畑「んっふっふっふww・・・ん・・・!おやぁ 夜神さん!
これはまた偶然ですねぇ!ここ、よくこられるんですか?」
夜神「たまたまですよ。今日はお休みですか?」
古畑「ええ〜休みといいますかなんといいますか・・・んっふっふw
夜神さんにお話しすることがありまして」
- 95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:07:56.05 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「僕に」
古畑「はい。えー先日の件に関連することで・・・キラ事件に間接的に関わることなのですが
殺されたFBI捜査官の一人のフィアンセの行方がわからなくなっています」
夜神「なるほど」
古畑「それでですね、そのフィアンセに最後に会ったのがあなただという話を聞きましたので、
少々お話を・・・」
夜神「(この男・・・今度はハッタリか。食えない男だ)古畑さん、僕はその女性にはおそらく会っていませんよ」
古畑「ええ、本当ですか?失踪したのは私たちが前に会ったときです。そのときに会っておられない?」
夜神「それなら間違いなく会っていません」
夜神(問題はない。その情報を知っている唯一の人間の向島はもう死んでいるからだ。
古畑が僕と南空ナオミがあったことを知ることは出来ない)
- 101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:08:51.38 ID:MR1zZ2Ra0
- 古畑「んっふっふっふっふ・・・なかなかボロを出しませんねぇ・・・」
夜神「なかなか?ボロ?出さない?何のことです?」
古畑「え〜、実はフィアンセにあなたが最後に会ったという確証はまだ得られていません」
夜神「そうでしょう。会っていませんから」
古畑「いや、
あなたがあの日にあった女性が南空ナオミだという確証が得られないんです
女性と会ったという目撃情報は得られています」
向島「古畑さぁん!僕の番ですか?お待たせしました〜!・・・あれ」
夜神「!!!?」
- 105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:10:11.83 ID:MR1zZ2Ra0
- 家に帰って
夜神「おいリューク!どういうことだ!ノートに名前を
書いて死なないというのはおかしいじゃないか!」
リューク「クククククククク!また偽名だったんじゃないのか?」
夜神「その可能性も0じゃないが・・・あのにやけた表情で
なれない偽名をさらりと名乗れるとは思えない・・・」
リューク「デスノートに対応する名前じゃなかったのかもな。
で、どうするんだ。お前、かなりまずいんじゃないのか?」
夜神「・・・いや、策は考えてある。これで逆に有利に出来る。
しかし時間は無い。大至急動かなくてはならない」
- 112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:11:33.97 ID:MR1zZ2Ra0
- 数分後
リューク「ライト、今度はどこに行くんだ」
夜神「古畑のいる署さ。夜神総一郎の息子でであることを利用して古畑とその部下の名前を調べ、
奴らを殺す。古畑の殺し方はこうだ
古畑 ○○ 事故死
古畑が知っている限り全てのキラ捜査に関する資料を夜神月宛てに郵送した後事故死
(大意です。細かく書くとわけわかんなくなるので)
リューク「向島・・・おっと違ったな。東国原音吉は殺さなくていいのか」
夜神「彼の名前はすでに間違えて3回書いてしまっている。念のため警察官のデータベースに
ハッキングを仕掛けて本名を調べたが、もしそれも偽名に書き換えられている場合、
東国原を殺せなくなってしまう。だから直接出向いて調べた方が早く確実というわけだ」
- 115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:12:09.33 ID:MR1zZ2Ra0
- リューク「他の部下には詳しい死の状況はつけないのか?
古畑の死の状況も適当だな」
夜神「そうでもないよ、リューク。
ここから下はただの説明なので読み飛ばしてもらっても構わないが、
古畑は以前に『夜神局長とお話しすることになった』と言った。
これはLの捜査本部に入った、と仮定すると、
少なくとも古畑はLに関する情報を知っているということになる。
もしそうならLによるキラ捜査の資料を手に入れられる可能性がある。これは大きい。
もしLの捜査本部に入っていなければ、古畑とその部下が調べた資料が手に入る。
その資料はどうせ大した資料じゃないから必要ないが、死の状況を
「古畑がLとの調査で得た資料を・・・」
にした場合、「L」という名前が適用されない可能性がある。
適用されたとしても、もしLとつながっていなかった場合、不可能な死の状況ということになり
心臓麻痺になってしまう。
ほかの部下も同様に心臓麻痺になってもらいたくないから事故死だけで充分だ」
リューク「3行で」
- 120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:13:55.35 ID:MR1zZ2Ra0
- 30分後 帰り道で
夜神「くそっ!やられた」
リューク「クククク。やはり東国原は偽名だったようだな」
夜神「「東国原の上司を呼べ」と言ってもそんな人はいないという始末だ。
これでは連中は誰も殺せない。西園寺とかいうふざけた苗字もおそらく偽名だ。
なんとしてでも古畑を」
古畑「夜神さん!」
夜神「・・・・・・」
古畑「夜神さんこんなところにいらっしゃいましたか!ちょっと食事でも」
夜神「・・・いいですよ」
- 129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:16:15.87 ID:MR1zZ2Ra0
- リューク「ククク。いいのかライト」
夜神「何を言ってるんだいリューク。これはチャンスさ。僕がチャンスにする」
古畑「車を用意していますので先に乗ってくださ・・・ぁ、失礼、もしもし、あ、西園寺君?
・・・・・・・・・・・・・そう。そう。わかった。
現物を・・・えー、彼、なんだっけ、そう。向島君に渡して大至急こっちによこして。
君はすぐに病院に行きなさい。お大事に。
・・・すみません、夜神さん私はちょっとやることが・・・15秒ほど待っていただけますか」
夜神「はい」
古畑「え〜、今回は世界的な殺人事件という、関われるだけで名誉な事件でしたが、
どうやら、私が運良く解決することが出来そうです。内容的にかなり無理矢理な話ですが
そこは素人が考えた話ということで・・・ww
え〜今回の問題は、「私はいつ彼を疑い始めたか」。解決編はこのあとで。
古畑任三郎でした」
- 146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:19:12.38 ID:MR1zZ2Ra0
- レストラン
夜神「古畑さん、話というのは」
古畑「え〜、実はですねぇ、あなたに謝らなければいけないことが・・・」
夜神「・・・何の話か僕には・・・」
古畑「え〜、はいwwあなたはおそらく知らないことでしょうから・・・」
夜神「どんな話なんですか」
古畑「それなんですがね・・・あ、向島君?」
向島「古畑さん!おまたせしました!」
古畑「えー、話は変わりますが夜神さん、先ほど誰か人探しをしていたようですが・・・彼を・・・?」
夜神「(・・・何が言いたい古畑・・・)・・・ええ。そうです。向島刑事を探していました」
古畑「そのとき、「向島」ではなく、東国原と呼んでいたようですが・・・」
- 150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:20:18.73 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「ああ、すみません、実は父の部下から話を聞いたんです。向島さんは
東国原と呼ばれることがあると」
古畑「本当ですか・・・?」
夜神「ええ。そうです。間違いないです」
リューク「大丈夫なのかライト」
夜神「偽名の話くらい署でも出ているはず。まさかハッキングだというわけにもいかないからね」
古畑「夜神さん・・・それは不可能なんです」
- 155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:21:24.68 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「いや、そう言われましても確かにそうなんですが・・・困ったな。
誰に聞いたかは忘れてしまいましたし・・・」
古畑「夜神さん、彼の名前をもう一度言っていただけますか?」
夜神「東国原さん、ですよね」
古畑「・・・間違いなく?」
夜神「ええ、そう聞きました」
古畑「本当に?」
夜神「はい。ひがしこくばるさんですよね」
- 164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:23:34.85 ID:MR1zZ2Ra0
- 古畑「実はですね、彼、ひがしこくばるじゃないんです。
ひがしくにばる なんです」
夜神「・・・なんだと・・・」
古畑「んふふふさすが夜神さん、私の言いたいことを理解していただいたようですね。
そうなんです。ひがしくにばるなんです!
時の人であるあの人と同じ漢字です!読み違えるのはおかしくない!
しかしぃ、くにばるとこくばる。聞き間違えそうにはありません!
くにばる と くにばら ならまだわかりますが・・・今回は聞き間違いはないとします。
・・・いや、そうさせてもらいました」
夜神「・・・「もらいました」・・・?」
古畑「彼の漢字の読みを間違えるためには名前を聞くのではなく、「見て」知る必要があります」
しかし彼、非常に個人情報にうるさい男でして、本名をほとんどどこにも残していません!
唯一あるのは、勤務している警察のデータベースのみです。
ということは、あなたは、警察へのハッキングを試みた、という可能性が非常に高い!」
- 175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:25:33.95 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「・・・そういう話でしたか・・・」
古畑「いや・・・実は、この話、本題はここからなんです。向島君」
向島「はい!」
古畑「やがみらいと ってどういう漢字を書くか知ってる?」
向島「いやぁ、知らないですね」
古畑「しかたないねえ・・・ええと紙紙紙・・・ああ、これでいいな」
夜神「(!!!????・・・まわりが焦げた紙切れ・・・まさか)」
古畑「こう書くんだよ・・・夜に・・・神さまの神・・・」
夜神「やめろ!!!!!!」
古畑「・・・・・・・・・・・・・・・www」
- 185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:27:01.25 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「・・・・・・・・」
古畑「夜神さん・・・その理由をお聞かせ願いたい・・・」
夜神「・・・・・・・・」
古畑「実はですね、ハッキング行為を行ったということで、つい数分前、
私の部下が夜神さんの家を家宅捜索に極秘で入らさせてもらいました。
本来なら手続きにかなりの時間がかかるのですが、西園寺君が10分でやってくれました。
その家宅捜索のときにですね・・・間抜けな部下が・・・んふふふふ
机の引き出しをひっくり返してしまいまして・・・。小火を起こしてしまい・・・
あやまらなければいけないのはそのことでして・・・」
夜神「・・・・・・・・」
古畑「しかしですねえ、私の部下が、あ、優秀な方の部下がすぐに消し止めまして・・・
西園寺というのですが手に大やけどを負ってしまいましたが・・・
その燃えた物の残りがこれ・・・んふふふww」
夜神「ということは・・・」
古畑「はい。実は先ほどから信じがたい者の姿が・・・見えています」
夜神「・・・そうか・・・」
古畑「えー、以上です」
- 194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:28:07.04 ID:MR1zZ2Ra0
- 夜神「・・・僕が名前をの読みを間違えさえしなければ・・・」
古畑「いやぁ、私は最初からあなたを疑っていました」
夜神「・・・古畑さん、うそをつく必要はもうないのでは?」
古畑「・・・・最初にお会いしたのはバスジャック事件の時でしたね。
あなた、あの時、一緒にいた女性に紙を見せていました。
そして後ろにいたレイペンバーがそれを見てしまい、私とレイがそれを止めようとしましたが、
あなたは共犯者であると疑いを持ったのでレイの警察手帳を見せてもらうことで信用した」
夜神「それに何か引っかかるところがあったのですか」
古畑「え〜〜、はい」
- 210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:31:25.35 ID:MR1zZ2Ra0
- 古畑「あなたはこう言いました『犯人は一人と思わせておいて、
いざという時のため後方からの見張りのために共犯者を置いておく』と。ここに違和感を」
夜神「どういった違和感ですか」
古畑「だってあなた、後ろのレイペンバーにメモが見えるように女性にメモをみせていたじゃないですか。
もし後ろの席のレイが共犯者だということを疑っていたなら、
ばれないように素早く渡すはずです。しかしあなた、こうやって
二人の席の間でメモを持っていました。これは後ろの人に見てくれといっているようなものです。
そういった行動をしたうえで後ろを警戒するような発言はしません。
レイに声をかけられた時点で、レイが共犯者だった場合は手遅れです」
夜神「・・・動揺していたという可能性は」
古畑「ん〜それもありえませぇん。動揺している人間がすぐに共犯者の可能性を思いつけるとは思えません
- 226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:33:57.30 ID:MR1zZ2Ra0
- 古畑「あなたの行動と、バスジャック、コンビニ強盗の事件等から
全て仕組まれていたものだと・・・えぇ〜あなたに。
あなたと会えば会うほど、妙な感じがあったんです。何かとずっと考えていたんですが、
あなたといるとよく「紙」に会うということがわかりました。
えぇ大学の資料といっていた茶封筒、
向島君があなたを見た時、女性と話しながらメモを取っていたと言っていましたし、
バスジャックの時には2枚のメモ用紙が現れました」
夜神「そこでキラに紙が関係すると推理、僕の家に入る手段を考え、運良く僕がひがしこくばると
呼んだことから・・・なるほど。お見事です」
古畑「ありがとうございますww」
夜神「なるほど・・・
そうだ。僕がキラだ。そして、新世界の(ry」
古畑「いえ、あなたはただの人殺しです」
夜神「・・・そうですか」
古畑「・・・向島君、彼に念のために後ろ手に手錠を」
がちゃん
夜神「古畑さん」
古畑「はい」
夜神「最後にお名前をお聞きしてもいいですか」
古畑「古畑任三郎でした」
古畑任三郎があの男と対決するそうです 終わり
- 233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/26(水) 00:35:04.78 ID:MR1zZ2Ra0
- 巡査今泉慎太郎
今泉「でもさぁ、警察のデータベースに普通東国原の苗字くらい載ってるよなぁ
穴だらけなんだよ古畑の推理は!くそっ!
西園寺だってSPKどころじゃないじゃないか!」
桑原「・・・まぁねえ」
古畑任三郎があの男と対決するそうです 本当に終わり
- 255: 1 :2008/03/26(水) 00:36:36.15 ID:MR1zZ2Ra0
- ご支援ありがとうございました!
とても緊張しながら書き込んでましたが応援していただいて嬉しかったです!
- 343: 1 :2008/03/26(水) 00:49:53.88 ID:MR1zZ2Ra0
- それでは落ちます!
ありがとうございました!めっちゃ嬉しかったです!
遅い時間ですみません!では!ノシ
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