( ^ω^)ブーンが大仕事を成し遂げるようです

424: ◆wAHFcbB0FI :01/23(火) 23:36 MVA9zwUgO
  

番外編part2
(警備員+なおるよ+さいたま…)

目の前で非現実的な光景を見せられ呆気にとられていた警備員達。
だがしばらくすると驚いた様子も失せ、やがて手に持った宝石を見て笑みを浮かべる。

(,,゚Д゚)「…にしても俺達良いもんもらったよな。
     思いがけない幸運だ」
( ><)「早速売って山分けです!」

ガッ

(,,゚Д゚)「そんな勿体無いことしてたまるか!
     上 へ 渡 す の が 常 識 っ て も ん だ ぜ ? 」
( ><)「…なるほど、賄賂ですか…
     …悪ですね」

やめておけ、捕まるぞ。

(,,゚Д゚)「うまくいけば…」
(,,゚Д゚)( ><)「幹部昇進、支部長就任、いい感じ(です)!!」

……

(,,゚Д゚)「…確かこんな台詞何かであったよな」
((゚∀゚∩∩゚∀゚))「そーなn(ry」

どう見てもロケット団です。本当に(ry



425: ◆wAHFcbB0FI :01/23(火) 23:41 MVA9zwUgO
  

気分は最高。
だがそんな二人を悲劇が襲う。

???「…ねえ、その宝石は何?」
( ><)「誰ですか? いい所なのに…」
(*゚ー゚)「 元 こ の 遺 跡 の 守 り 手 で す が 何 か ? 」
(,,゚Д゚)「ちょ、責任者ktkrwwww
     (てか好きなタイプの女だな…)」

現れた女性は、遺跡内でブーン達を苦戦させたしぃだった。
どうやら、睡眠薬の効き目が切れたようだ。

(*゚ー゚)「私がうっかりして遺跡荒らし共の侵入を許してしまったの。
     それでもうここを守る必要もなくなったから久々に地上へ出てきたんだけど」

しぃは再び宝石を見る。

(*゚ー゚)「…さては!
     貴方達奴等とグル?」
(;,,゚Д゚)「ち、違う違う!
      俺達はたまたまあいつらから宝石を譲り受けただけであってだな、
      あの宝石はこの遺跡の最深部にあったって…アッー!!」
(*゚ー゚)「やっぱり…!
     …覚悟はいい?」
(;><)「ま、待ってください!
     僕達はただの警備員です!
     ここを監視するよう上に言われてここにいただけなんです!」
((゚∀゚∩∩゚∀゚))「ぼくたちわるいなおるよじゃないよ!」
ヽ(゚∀゚)/─(゚∀゚)─(゚∀゚)|「さいたまをする者に悪は無し!」



426: ◆wAHFcbB0FI :01/23(火) 23:43 MVA9zwUgO
  

もはやgdgdである。
警備員はただ必死こいて弁解、
それに加えて人間の言葉を話す奇妙な生物がやかましく騒ぐものだから流石にしぃも参ってしまう。

(*゚ー゚)「あーもう、わかったわよ。
     …とりあえずその宝石押収ね」
(;,,゚Д゚)「えっ…ちょっと待て、これはあくまで俺達が貰ったものだぞ?
      大体あんたがここの管理者だって証拠は…」

そう言いかけたとき、雷が落ちた。
…いや、例えじゃなく。

雷は近くの木に命中。
木は電撃により上から真っ二つに割れ、煙をあげている。

(*゚ー゚)「…これでわかってもらえたかしら?」
(;,,゚Д゚)「…把握した」
(;><)「ですから命だけは…」

仕方なく宝石はしぃへと渡すこととなった。
…というか、強奪だな。



427: ◆wAHFcbB0FI :01/23(火) 23:50 MVA9zwUgO
  

(*゚ー゚)「…てか、これからどうしよう?」
(,,゚Д゚)「あ…
     えっと、もしよかったら(ry」
(*゚ー゚)「だが断る。
     とりあえずどこかへ行ってみることにするわ」

しぃは例の呪文らしきものを唱える。
すると途端にしぃは光に包まれ、そのままどこかへ飛んでいった。

(;,,゚Д゚)「まだ最後まで言ってないのに拒絶された訳だが」
( ><)「しかもどう見ても只者じゃなかったです!」

そして二人は大きな溜め息。

(,,゚Д゚)「しかし結局ぬか喜びに終わったな…」

∩゚∀゚))「あくせんみにつかず!」
((゚∀゚∩「かねはてんかのまわしもの!」
ヽ(゚∀゚)/─(゚∀゚)─(゚∀゚)|「さいたまさいたまさいたま!」
(#,,゚Д゚)「うるせいよ!」

ほんの数分間いい夢を見た警備員であった。

やっぱり、『悪銭身につかず』です。





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