( ^ω^)がアフロにしたようです

12: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:40:03.29 ID:NQNl6sOX0
  
第六話

その一


今日も元気だ、牛乳がうまい!
そう叫びたくなるようほどに、今日もVIP高校は明るく賑やかだ。


屋上で空を眺めるガイルに、揺れるアフロ。
アフロに雪崩式ブレーンバスターをかます巻き糞女子高生に、
その一部始終をカメラで激写するクールな女子高生。


いつもと変わらない、これがVIP高校の平凡な日常だ。


しかし、そんなにぎやかな雰囲気の中で、ただ一人浮かない顔をした男がいた。



13: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:41:20.98 ID:NQNl6sOX0
  
( ><)「……ハァ……なんです…」


わかんないです。
第一話と二話でチラッと出ていたが、覚えている人は少ないだろう。

彼は、ドクオの腰巾着だった。

しかし、ドクオがブーンと義兄弟の契り
(これは後に『ソニックブームの誓い』と呼ばれる)を交わしたのち、
彼はまったく相手にされなくなっていた。


( ><)「とっても寂しいんです!」


そう、彼にはドクオ以外に友達がいなかった。



14: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:41:53.50 ID:NQNl6sOX0
  
昼休み。


彼は廊下で何を見るともなく、ボーっと外を眺めていた。

空を自由に流れていく雲。
さんさんと照りつける太陽。

その日差しの下では、校庭で楽しそうに騒ぐ生徒たちの姿が見える。

何もかもが楽しそうで、
孤独なわかんないですには、何もかもがうらやましかった。


そんな彼の背後から、一人の少女が話しかけてきた。



15: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:42:23.94 ID:NQNl6sOX0
  
(*'ω' *)「ちんぽっぽ!」


ちんぽっぽ。

小動物系の愛くるしさをもつ可愛らしい彼女は
わかんないですと同じクラスであり、わかんないですの幼馴染でもあった。


( ><)「なんですかちんぽっぽちゃん!」

(*'ω' *)「ちんぽっぽ!」

(;><)「うるさいんです!僕は元気なんです!」



16: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:43:03.65 ID:NQNl6sOX0
  
(*'ω' *)「ちんぽっぽちんぽっぽ!」

(;><)「幼馴染だからって馴れ馴れしいんです!
     恥ずかしいから学校では話しかけるななんです!」


そう言って、わかんないですはどこかに消えた。


(*'ω' *)「ちんぽっぽ……」


そんなわかんないですの後姿を、彼女は寂しげに見つめた。



17: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:44:16.28 ID:NQNl6sOX0
  
その日の夜。


「暗い部屋で一人、テレビはつけたまま、
 僕は震えている。何か始めようと……」


わかんないですはTHE YELLOW MONKEY のJAMを聴きながら、
自宅の自分の部屋で頭を抱えていた。


(;><)「僕は最低の男なんです!」



18: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:44:48.91 ID:NQNl6sOX0
  
(;><)「ちんぽっぽちゃん……」


彼は、昼に幼馴染の向かって放った暴言を激しく後悔していた。
自分を心配してくれた幼馴染に向かって、自分はなんてひどい仕打ちをしたんだろう…。

自分は男として最低だ!
自分は包茎の仮性人だ!

わかんないですは、激しい自己嫌悪にさいなまれていた。


( ><)「ここは男らしく謝りに行くんです!」


わかんないですは部屋を飛び出すと、ちんぽっぽの家へと向かった。



19: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:45:49.37 ID:NQNl6sOX0
  
( ><)「こんばんわなんです!」


わかんないですはちんぽっぽ家の玄関にいます。


J(*'ω' *)し「ちんぽっぽ!」

( ><)「あ!ちんぽっぽちゃんのママさんなんです!
     ちんぽっぽちゃんはご在宅ですか?」

J(*'ω' *)し「ちんぽっぽ!」

(*><)「ちんぽっぽちゃん、お風呂に入ってるんですか!?
      ハァハァハァハァ……の、覗いてもいいですか!?」

J(*'ω' *)し「ちんぽっぽ!」

( ><)「だめなんですか!それなら部屋で待っていてもいいですか!?」

J(*'ω' *)し「ちんぽっぽ!」

( ><)「わーい!おじゃまするんです!」



20: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:46:21.21 ID:NQNl6sOX0
  
わかんないですはちんぽっぽの部屋にいます。


( ><)「しばらく来ないうちにかわいい部屋になっているんです!」


大きな鏡に、その前に置かれた化粧品の数々。
可愛らしい色のカーテンやカーペット。

ちんぽっぽの部屋は昔のそれと違い、とっても女の子らしい部屋になっていた。


( ><)「それにとってもいいにおいがするんです!」


わかんないですは、ちんぽっぽの部屋の空気を吸い尽くさんばかりに
部屋に漂うにおいを堪能しまくった。



21: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:47:06.28 ID:NQNl6sOX0
  
( ><)「とっても暇なんです!」


ちんぽっぽのお風呂は長かった。
わかんないですがやって来て、もう数十分は経っている。


業を煮やしたわかんないですは、一つの決断に至った。


( ><)「ちんぽっぽちゃんの部屋を物色するんです!」


どう見ても犯罪です。
本当にありがとうございました!



22: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:47:38.52 ID:NQNl6sOX0
  
( ><)「何かいいものないんですか!」


物色しはじめて数分。
これといってわかんないですの興味をそそるものは見つからなかった。


しかし!しかしである!


ちんぽっぽのタンスの二段目の引き出しをあけたその時、
彼はとんでもないものを発見するのである!



( ><)「こ、これは―――!なんです!!」



24: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:48:47.19 ID:NQNl6sOX0
  

           ,r'      ヽ、
           ,i"        ヽ、
          i ヽ          ヽ、
           i ヽ         ▲ヽ、
          /i 丶           ▼ヽ、
            /  i i              ヽ、
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          l.   `iノ /  / |             ヽ,,
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        |  ,___l    |、.    `'、      ノ
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          λ:::      ノ:: 丿
         /      , ::::::'/
        /      :/:::::::::/
       /      ::/:::::::::/

   「パ、パンティなんですうぅぅぅうううぅ!!」



27: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:50:27.51 ID:NQNl6sOX0
  
(*><)「ハァハァ……パンティ……パンティなんです!!」


わかんないですはちんぽっぽのパンティを見つめて、鼻血を垂らした。
そして、一つの欲望に駆られた。


(*><)「ダメなんです……パンティをかぶるなんて変態さんなんです!」


理性と本能のはざまに、彼は立っていた。


陰と陽。
善と悪。
男と女。
ちんちんとまんまん。


この世は、こんな風な二律背反の狭間で成り立っているのだ。



28名前: 78 ◆pP.8LqKfPo 投稿日: 佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:51:42.49 ID:NQNl6sOX0
  
(*><)「だめです!
      ちんぽっぽちゃんを汚すような真似はしてはいけないんです!」


そう言うと、わかんないですはパンティを上空に放り投げた!
彼は今、己の欲望に打ち勝ったのだ!



( ><)「イヤッッホォォォオオォオウ!これがVIPクオリティなんです!!」



拳を天高く突き上げ、わかんないですは空を仰いだ。

そのときだった。





(>)(<)「あ!落ちてきたパンティが顔に被さっちゃったんです!」

31: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:53:24.49 ID:9qiwQwF/0
  
>>28
バロスwwwwwわざとだろwwwwwwww



32: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:56:38.21 ID:NQNl6sOX0
  
                     __
           |\ ∧ ∧ /   `i
         /|ノ  `´ `´ `vi     |       ___
        l     __    ヽ    |      /    \
       </ ̄ ̄ l水l ̄ ̄\/    |     /      |
        | , --、    ,--、 |   ヽ |    /   ふ    |
        | l    ヽ  / . l .|    ヽ|  <    お    |
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        ヽヽ.  '|   |   / ∧    |   |     !!!!  /
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    ,, -‐'' ̄''▽\   ::  /||::  ヽ  |l     \_/
 ,, -‐''., ― 、  ヾ, `ー― '  ||:   |::::::〈::l
. r‐厂(~.二.~)、  ヾ \ /.  ||:   |:::::::::V
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ヽヽヽ  ン   /::: :::||  : ||  .....ii::   /
   ̄(()_|/!!:  :::||.  ||   ..::::::  /



33: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:57:11.02 ID:NQNl6sOX0
  
(>)(<)「な、なんですか!この体からあふれてくる力は!」


その時、歴史が動いた。


今ここに、二人目の変態仮面が誕生したのだ!

わかんないですは体から溢れんばかりの精力に心躍らせた。
そして、一つの仮説を立てた。


(>)(<)「ちんぽっぽちゃんのパンティを被ってこれなんです!
    憧れのあの人のパンティを被れば、もっとすごいことになるはずです!」


そう思うや否や、わかんないですはちんぽっぽの部屋の窓をぶち破り、
夜の街へと飛び出した。

34: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:57:51.36 ID:9qiwQwF/0
  
>>33
バロスwwwwwわざとだろwwwww

35: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 22:59:44.84 ID:fD/RxBgrO
  
バロスァwwww



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