( ^ω^)がアフロにしたようです
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:16:42.82 ID:BnRgxqu90
- その二
ここは、とある商店街。
平日のそこは、買い物をする主婦達であふれている。
そんな中を、流石兄弟は歩いていた。
(´<_` )「で、どうするつもりなんだ、兄者?」
( ´_ゝ`)「決まっている。アフロにするのさ」
(´<_`;)「俺らの髪の長さじゃ無理だろう」
( ´_ゝ`)「だからやつのところへ行くのだ!!」
(´<_`;)「やつとは……まさか!?」
( ´_ゝ`)「そうだ!『仙道』のことだ!!」
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:18:49.17 ID:BnRgxqu90
r、ノVV^ー八
、^':::::::::::::::::::::::^vィ 、ヽ l / ,
l..:.::::::::::::::::::::::::::::イ = =
|.:::::::::::::::::::::::::::::: | ニ= 仙 そ -=
|:r¬‐--─勹:::::| ニ= 道 れ =ニ
|:} __ 、._ `}f'〉n_ =- な. で -=
、、 l | /, , ,ヘ}´`'`` `´` |ノ:::|.| ヽ ニ .ら. も ニ
.ヽ ´´, ,ゝ|、 、, l|ヽ:ヽヽ } ´r : ヽ`
.ヽ に き 仙 ニ. /|{/ :ヽ -=- ./| |.|:::::| | | ´/小ヽ`
= し っ 道 =ニ /:.:.::ヽ、 \二/ :| |.|:::::| | /
ニ て. と な -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、 _,ノ/.:::::| | /|
= く. ア ら -= ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ れ フ =ニ | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/, る ロ ヽ、 | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::| '゙, .\
/ : ヽ、 | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、 \
/ / 小 \ r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| \
- 44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:20:49.47 ID:BnRgxqu90
;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や バ 商 そ
,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ .| 店 ん
、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て バ 街 な
}; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 | に わ
ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ た 仙 あ け
,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| の. 道 る で
└i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ だ に
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
|エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
|エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
-,-=''┷━━|┬ニエ ┬-- .|__|__| _|_|_
''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_ |⊥ |__
- 48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:22:53.61 ID:BnRgxqu90
- 『バーバー仙道』店内。
仙道「いらっしゃい」
( ´_ゝ`)「よう、仙道」
仙道「おお、流石。今日はどんな髪型に?」
( ´_ゝ`)b「アフロだ」
仙道「そいつは無茶な注文だ。髪が短すぎる」
( ´_ゝ`)「それを承知でここに来た」
仙道「……やれやれ。どうなっても知らないぜ」
( ´_ゝ`)「構わん。やれ」
仙道「……ふふふ、いいだろう。二人ともそこに座れ」
(´<_`;)「えっ?俺もなの……?」
- 50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:25:06.21 ID:BnRgxqu90
数時間後
( ´_ゝ`)zzZ「……違います……私は長澤まさみの彼氏ではありません……」
(´<_` )zzZ「……兄者……流石にそれには無理がある……」
仙道「終わったぜ。二人とも起きるんだ」
目を覚ました二人は、鏡に映った自分の姿に絶望した。
- 53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:26:27.03 ID:BnRgxqu90
@@@
____(´<_`; )< これではアフロというよりアイパーだ……
| |/ ⌒i
| @@@ .| こつ | |
|(;´_ゝ`) @@@ |
__ |/ ( ) |< なんということだ……
 ̄ ̄|| ̄ / \u ⊃
...⊂⊃| |
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:28:37.24 ID:BnRgxqu90
- (#´_ゝ`)「仙道!貴様、よくも俺をアイパーにして下さったな!?」
仙道「やれやれ。やれといったのはお前だぜ?」
(#´_ゝ`)「うるさい!俺はアフロにしろといったのだ!!
誰がアイパーにしろといった!?」
仙道「ははは。でも二人ともファンキーだぜ?」
( ´_ゝ`)「何?それはまことか!?」
仙道「ふひひwwwwサーセンwwwwwwwwwww」
(#´_ゝ`)「うあああああああああああああああああああ」
(´<_`;)「うう……なんで俺まで……」
- 57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:30:09.06 ID:BnRgxqu90
- その帰り道。
「ヒソヒソ……何、あの髪型……」
「アイパーよアイパー……ヒソヒソ……」
二人は周囲の冷たい視線にさらされていた。
@@@
( ´_ゝ`)「ふふふ。ドイツもコイツもオランダも、俺たちの姿にビビってるぜ?」
@@@
(´<_`;)「それは明らかに違うぞ、兄者」
@@@
( ´_ゝ`)「やっぱりそうか……」
恥ずかしさのあまり二人がうつむいていると、
突然、背後から
「おい」
と、声をかけられた。
- 58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:32:08.35 ID:BnRgxqu90
- @@@
(#´_ゝ`)「ああん?だれだ?」
川 ゚ -゚)「クーだ」
@@@
(#´_ゝ`)「なんのようだ、お嬢さん!?」
@@@
(´<_`#)「俺達は今、虫の居所が悪いんだ。
その美しい顔に傷がつかないうちに帰りな!」
するとクーは、親指を立てて静かに言う。
川 ゚ -゚)b「お前たちの髪型、ファンキーだ。とても」
- 59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/18(水) 23:33:26.51 ID:BnRgxqu90
- @@@
( ´_ゝ`)「え?そう?」
@@@
(´<_` )「いやー、照れるな」
川 ゚ -゚)「そんなお前達の魅力を、世界に伝えてみないか?」
@@@
( ´_ゝ`)「それはいい!」
@@@
(´<_` )「お嬢さん、なかなか流石ですね」
川 ゚ -゚)「まあな」
流石兄弟はクーに連れられて、どこかへと消えていった。
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