( ^ω^)がアフロにしたようです
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:22:50.92 ID:gBxABSms0
- 第五話
その一
ここは某所にあるクラブハウス。
その中で人々は、今日のメインDJの登場を待ちわびていた。
前座のDJによるスクラッチが終了し、観客のボルテージも高まっている。
火照った体をもてあました観客の中には、服を脱ぎだすものも出てきた。
やがてしばらくの時間の、照明が落とされた。
観客達がいっせいに沈黙する。
そしてしばしの静寂の後、ご機嫌でノリノリなスクラッチ音とともにやつが現れた!
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:29:10.49 ID:gBxABSms0
イエーイ!!
\ エビバディオワター??/
♪\(^o^) ♪
_ ) > _ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
\(^o^)/.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \(^o^)/
) ) .| |/ ノ ノ
(((( > ̄ > )))) \(^o^)/ ((( < ̄< ))))
) )
((( > ̄ > ))))
\ イェ〜イ!!! オレタチオワタ!!! /
('A`)/ ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/
ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:30:21.21 ID:gBxABSms0
人生オワタ!!
\ オオワオワオワ人生オワタ!!/
♪\(^o^) ♪
_ ) > _ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
\(^o^)/.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \(^o^)/
) ) .| |/ ノ ノ
(((( > ̄ > )))) \(^o^)/ ((( < ̄< ))))
) )
((( > ̄ > ))))
\ 首吊りイエーイ!! 練炭イエーイ!! /
('A`)/ ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/
ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:33:10.84 ID:gBxABSms0
オワオワオワタ!!単位オワタ!!
\ ササササクシャノ留年キマタ!! /
♪\(^o^) ♪
_ ) > _ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
\(^o^)/.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \(^o^)/
) ) .| |/ ノ ノ
(((( > ̄ > )))) \(^o^)/ ((( < ̄< ))))
) )
((( > ̄ > ))))
\ 樹海ヘgo!! 廃人go!! /
('A`)/ ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/
ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:34:57.93 ID:gBxABSms0
イエーイ!!
\ ミンナ シヌジュンビok??/
♪\(^o^) ♪
_ ) > _ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
\(^o^)/.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \(^o^)/
) ) .| |/ ノ ノ
(((( > ̄ > )))) \(^o^)/ ((( < ̄< ))))
) )
((( > ̄ > ))))
\ オーライオーライ!! チェケラベイベー!! /
('A`)/ ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/
ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:35:53.82 ID:gBxABSms0
オーマイガッ!!
\ ナンテコッタイ!! /
♪ /(^o^)\♪
_ ) > _ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎
ティウンティウンティウン ◎ ティウンティウンティウン
◎ ◎
◎ ◎ ◎ ◎ ◎
◎ ◎
◎
ティウンティウンティウン
\ オレタチモ イッショニ ティウンティウンシ ヨウゼ!!!! /
('A`)/ ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/
ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ ノ( ヘヘ
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:36:49.14 ID:gBxABSms0
- /(^o^)\「ナンテコッタイ!!」
ノリノリのステージの後、
暗がりの楽屋で一人、DJ☆オワタは頭を抱えていた。
今日のステージで、ダンサー達がティウンティウンしてしまったのだ。
こうなることは、まさに想定の範囲外であった。
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:39:29.59 ID:gBxABSms0
- /(^o^)\「来週ニハ大ステージガ待ッテイルノニYO!!」
DJ☆オワタのグループ
「DJ☆オワタとティウンティウンブラザーズバンド」は、
来週、幕張メッセで行われるダンス大会に出場が決まっていたのだ。
しかし、このままでは棄権せざるを得ない。
来週出場予定であった大会は、
多くのアーティストを生み出してきた由緒ある大会なのだ。
まさに、メジャーデビューへの大きなチャンスだった。
そのチャンスが、今にも手のひらからすり抜けようとしていた。
- 14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:40:22.11 ID:gBxABSms0
- /(^o^)\「モウオレハダメダ!俺ノ人生\(^o^)/オワタ!」
DJ☆オワタは楽屋の天井からローブを吊り下げた。
さらに椅子の上に立つと、そのロープを自分の首に巻きつけた。
/(^o^)\「オカアサン、サキダツ不幸ヲ許シテチョンマゲ!」
そして勢いよく椅子から飛び降りようとしたその時、
楽屋の扉が「ガチャリ」と音を立てて開いた。
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:41:36.46 ID:gBxABSms0
|┃≡
|┃≡
ガラッ.|┃≡
.______|川 ゚ -゚) < 話はすべて聞かせてもらった。
| と l,)
______.|┃ノーJ_
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:43:45.47 ID:gBxABSms0
- \(^o^)/「OH!アナタハ伝説ノプロデューサー
『ミセス・クー』デハアーリマセンカ!!」
『ミセス・クー』
出身地、年齢、経歴不詳。
一部のDJの間では高校生という噂も立っている彼女は、
「ケツゲ・ザ・カン・クルー」や「シリメイシ」、「ホームメイド・アナル」など
数多くのアーティストのデビューに一役買い、
この世界では名前を知らないものはいない、伝説のプロデューサーであった。
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/20(金) 20:44:41.19 ID:gBxABSms0
- 川 ゚ -゚)「私に任せろ。最高にファンキーなダンサーを用意してやる」
\(^o^)/「ナントイウ幸運!コノスレハ間違イナク伸ビル!」
ミセス・クーはそれだけを言い残すと楽屋から消えていった。
その後姿を見つめて、DJ☆オワタは思った。
\(^o^)/「オレノ人生ハジマタ!」
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