( ^ω^)がアフロにしたようです

32: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:32:13.14 ID:ar1wP2rp0
  
そのニ


私立VIP学園高等学校。

創立3年目、生徒数774人、校長「ひろゆき」。
校訓「それにしてもこの高校、ノリノリである」。
部活動、学業ともに県内ワースト5位に入る実力を持つ。

そんな滅びたほうが世間のためになる高校に、文部科学省から一つの通達書が届いていた。


ひろゆき「まいったな……」


薄暗い校長室の机の上で、彼はひとり、頭を抱えていた。
窓の外では、すっかりひどくなった雨音の中に、時折雷鳴が響き渡っている。

そこに、ノックの音がこだました。


「私です」

えろゆき「合言葉をいいたまえ。イナ……」



33: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:33:44.73 ID:ar1wP2rp0
  
「……バウアー」

まろゆき「入りたまえ」

( ´∀`)「失礼するモナー」


そこに入ってきたのは、ブーンたちのクラスの担任であるモナーであった。


( ´∀`)「校長、何か用ですかモナー?」

ふろゆき「うむ。これを見てくれたまえ」


そう言って、校長はモナーに文部科学省からの通達書を渡した。
モナーはごくりと唾を飲み、その通達書を読み始めた。


( ´∀`)「これは……事実なのですかモナー?」

とろゆき「ああ……紛れも無い事実だ」


校長室で対峙する二人を、稲光が照らした。



37: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:35:18.51 ID:ar1wP2rp0
  
( ´∀`)「何がいけなかったんだモナー?
    必修科目の履修漏れも、いじめ自殺者の隠ぺい工作も完璧だったはずだモナー!」

大トロ「完璧だったさ……しかし、なぜかこの通達書が来てしまった……」

( ´∀`)「……無念ですモナー……」

サーモン「ああ……まだ志半ばであるというのにな……」

( ´∀`)「……何とかならないのかモナー!?」


モナーは校長の机ににじり寄り、その卓上を「バン」と叩いた。
しかし、その音は雷鳴によってかき消された。


シャチホコ「無理だ……上の……文部科学省の決定は絶対だ」

( ´∀`)「……orz」


その言葉を聞いたモナーは、「ガクリ」と崩れ落ち、床に手足を着いてうなだれた。



39: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:38:02.06 ID:ar1wP2rp0
  
その日の教室は、いつものふいんき……ふきんい……ふりんき……不倫人妻……
雰囲気(やっと変換できた)とはまったく違っていた。


アフロであってアフロでない男。
ドリル女。
鼻緒の切れた下駄を履いたガイル。
パンツを顔面に被った変態。
パラシュートを引きずった少女。


クラスの誰もが、神妙な顔つきで教卓に立つ担任の姿を見つめていた。


( >)(<)「先生、話って何なんですか><!?」

ξ゚听)ξ「黙ってないで言ってください!」

('A`)「ソニックブーム!」

( :ω;)「アフロが元に戻んないお……」

川 ゚ -゚)「明日からどうやって学校に来よう……」



41: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:39:06.43 ID:ar1wP2rp0
  
ただひたすらに押し黙る担任。
そんな彼に、生徒たちは口々に言葉を投げかける。

そして、一つの雷鳴。

それが止むと、担任は静かに口を開いた。



( ´∀`)「今日は重大な話があるモナー……」



息を飲む生徒たち。

そこに、また稲光。
そして、響く雷鳴。

その雷鳴の後に、担任は言った。



42: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:39:58.87 ID:ar1wP2rp0
  

 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +   今日で「( ^ω^)がアフロにしたようです」は
     〈_} )   |                           おしまいです!みんな風呂入って寝るモナー!
        /    ! +    。     +    +     *      
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
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49: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:42:26.23 ID:ar1wP2rp0
  
    ,.:::.⌒⌒:::::ヽ     ______________
  (::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   \                /
 (:::::::::::::::::::::人:::::::::::::::ヽ    \            /
(:::::::::::/ ̄ ̄ ̄`ヽ::::::::: )     \/ ̄ ̄ ̄`ヽ、/
(::::::::/         ::::::::::)     /         ヽ
(::::::/  \,, ,,/    |:::::: )    /  \,, ,,/    |    <まあ、うすうすそんな感じはしていたが……
(:::::| (●) (●)   |:::::ノ    | (●) (●)   |
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, :|      |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, :|
.   |   `‐=ニ=‐ ' .:::|      |   `‐=ニ=‐ ' .:::| 
   \  `ニニ´  .:/      \  `ニニ´  .:/



53: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:43:10.13 ID:ar1wP2rp0
  
( ´∀`)「というわけで、質問はあるかモナー?」

( >)(<)ノ「ハイ!バナナはおやつに入るんですか><!?」

( ´∀`)「入らないモナー」

( ^ω^)ノ「ハイ!バナナはアナルに入るんですか!?」

( ´∀`)「入るモナー。つhttp://boonsoldier.web.fc2.com/banana.htm」



58: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:44:44.07 ID:ar1wP2rp0
  
ξ#゚听)ξ「そんなことより、なんで急に終わっちゃうんですか!!」

( ´∀`)「文部科学省から通達が来たモナー」

('A`)「文部科学省は関係ないだろう……常識的に考えて……」

ξ#゚听)ξ「本当のことを言ってください!!」

( ´∀`)「編集部が打ち切りにすると言ってきたモナー」

川 ゚ -゚)「要するに作者のネタ切れだな?」

( ´∀`)「言い方が悪いモナー!ギャグは引き際が肝心なんだモナー!」

('A`)「どう見ても引くのが遅すぎだろう……」

( ´∀`)「というわけで、このお話はおしまいだモナー」



( ^ω^)がアフロにしたようです <完>
作者の次回作はありません。みなさんさようなら〜



66: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:46:27.54 ID:ar1wP2rp0
  

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   || ヽ_ノ  ./      .| |   \_______                 
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77: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:48:55.46 ID:ar1wP2rp0
  
( ´∀`)「なんだお前たちはモナー?」

( ´_ゝ`)bd(´<_` )「「我等、流石ブラザーズ!!」」

( ^ω^)「お、アイパーだお」

川 ゚ -゚)「臭いぞ、アイパー」

('A`)「なんで普通に俺たちの教室にいるんだよ……」

ξ;∀;)ξ「あははwwwwwwwwアイパーwwwwwwwww」

( ´∀`)「で、異議とは何だモナー?」

( ´_ゝ`)「こんな終わり方、納得がいかん!」

作者「そんなこと言われても……」



83: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:51:39.54 ID:ar1wP2rp0
  
( ´∀`)「んじゃ、どうすればいいモナー?」

( ´_ゝ`)「そこで我等の流石な意見。さらわれたお姫様を助ければいいのだ」

b(´<_` )「そうすればきれいに締められる。さすが兄者!」

('A`)「何言ってんだこのバカどもは?」

(;^ω^)「この話は青春学園スポ根ドラマだお……」

( ´_ゝ`)「そんなことは百も承知。そこでだ……」


そういうや否や、兄者は立ち上がり、ツンの元へと駆け出した。


ξ;∀;)ξ「いやwwwwwwwwwアイパー来ないでwwwwwwwwwww」

( ´_ゝ`)b「ツンさんはこの兄者がいただいた!」


兄者は腹を抱えてうずくまるツンを抱えようとしたが身長156cmの彼には無理だったため、
その役目を弟者に託して言った。



87: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23:53:10.34 ID:ar1wP2rp0
  
( ゚ω゚)「ツ―――ン!!」

( >)(<)「ツンさ―――ん!なんです><!!」


ブーンとわかんないですの悲痛な叫び声が教室内に響いた。


ξ;∀;)ξ「あははwwwwwww助けてブーンwwwwwwwwwww」

( ´_ゝ`)「では、サラバだ!!」

ξ;∀;)ξ「いやwwwwwwアイパーが臭いwwwwww
      助けてwwwwwwwきゃーwwwwwwwwwwwwwwwww」


流石兄弟とツンは教室のドアから出て行った。




( ´∀`)「というわけで勇者達よ!さらわれたドリル姫を救いに行くモナー!!」



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