( ^ω^)ブーンがアイドルマスターを目指すようです

6: 1話 :2006/10/14(土) 23:20:12.93 ID:EaSa+PVA0
  

ぼくは内藤ホライゾン。通称ブーンだお。
専門学校を卒業したのに仕事が見つからなくて困ったある日、街で変なおじさんにスカウトされて、晴れて就職が決まったお。
会社の名前は『ニュー速プロ』。家に帰って調べたら、なんとこの春設立されたばかりの芸能プロダクションだったお。
この話はブーンがアイドル界の頂点、ビップスターを目指して戦う愛と涙と感動の物語だお!



7: 1話 :2006/10/14(土) 23:22:53.46 ID:EaSa+PVA0
  

( ^ω^)「急ぐお!初日から遅刻はダメだお!」


スタタタタタタタタ

ドーン


( ^ω^)「あうっ」

???「うわあっ」


( ^ω^)「・・・痛いお・・・・・・」

???「フヒヒ、ス、スミマセン・・・・・・(・・・ん?)」

( ^ω^)「・・・ん?(あれ・・・)」

( ^ω^)・???「(どこかで逢ったような・・・)」



8: 1話 :2006/10/14(土) 23:23:24.51 ID:EaSa+PVA0
  
( ^ω^)「ぶつかって悪かったお。入社初日から遅刻しそうで急いでたんだお」

???「ボクも。とはいっても、もう目と鼻の先だけど」

( ^ω^)「えっ。君もかお?君も『ニュー速プロ』の新入社員かお?!」

('A`)「うん・・・ボクはドクオ。今日からここで働くことになったんだけど・・・」

( ^ω^)「僕は内藤ホライゾン。ブーンって呼んでほしいお。ブーンも今日からここに
所属する事になったんだお!よろしくだお」

ドクオ「うん、よろしく・・・・・・」

( ^ω^)「ブーンはがんばってビップスターを目指すんだお。ドクオも一緒にがんばって・・・」

???「あなた達、何を言ってるの?」

( ^ω^)「え?」



9: 1話 :2006/10/14(土) 23:24:41.56 ID:EaSa+PVA0
  

( ^ω^)「(うっ、美人だお!)」

('A`)「(すげぇ胸・・・・・・)」

川`・−)「ブーン君にドクオ君ね。私はマーヤ。ここ『ニュー速プロダクション』の副社長よ」

( ^ω^)「(すごいお!いきなりナンバー2からの案内だお!)」

川`・−)「まぁ、とはいってもあなたたちの他に社員はいないんだけど。ほら、いくわよ。社長やアイドル候補生が待ってるわ」


スタスタスタスタ


('A`)「社員、ボク達二人だけなのかなぁ・・・」

( ^ω^)「大丈夫だお。ブーンがビップスターへの階段をかけのぼって、この『ニュー速プロ』を盛り上げるから心配無用だお」

('A`)「・・・ブーン。ここはアイドル育成事務所で、ボクは『プロデューサー見習い』としてここにスカウトされたんだけど・・・・・・」

( ^ω^)「え」



10: 1話 :2006/10/14(土) 23:27:50.58 ID:EaSa+PVA0
  

(´・ω・`)「ただの美少女に興味はありません。この中で『歌姫』『舞姫』『愛姫』、そしてアイドルマスターを志す女の子がいれば私の所にきなさい。以上」

(´・ω・`)「うーん、いきなりアイドルマスターの名前を出すと引くだろうか。だが、それくらい気骨のある娘でないと、とても芸能界では生き残っていけないしな。うん」


コンコン


川`・−)「社長。新人二人をつれてきました」

(´・ω・`)「うむ。入りたまえ」

(;ω;)「・・・失礼しますお」

('A`)「失礼します」


(´・ω・`)「ようこそ、『ニュー速プロダクション』へ。この名刺はサービスだから受け取って欲しい」

(*'A`)「ありがとうございます」

(;ω;)「『ニュー速プロダクション マネージャー 内藤ホライゾン』・・・」



11: 1話 :2006/10/14(土) 23:29:16.89 ID:EaSa+PVA0
  
(´・ω・`)「む、元気がないな、ブーン君。どうしたんだね」

(;ω;)「実は・・・」


(事情説明中)


(´・ω・`)「なるほど・・・・・・だがこの名刺の通り、私は君をアイドル付のマネージャー兼プロデューサーとしてスカウトしたつもりなんだ」

(;ω;)「ブーンは確かにアイドル好きだお。でも、ブーンにはマネージャーなんて務まるかどうか自信がないお」

(´・ω・`)「そんなことはない」


???「ボソボソ(あれがわたし達のプロデューサーさん・・・)」

???「ボソボソ(ちょっと、アタシにもみせなさいよ)」



13: 1話 :2006/10/14(土) 23:31:07.60 ID:EaSa+PVA0
  

(´・ω・`)「こう見えても私はこの生き馬の目を射抜く芸能界で40年飯を食べてきた男だ。
ブーン君、君ならきっと若きアイドル候補生達を正しい方向へと導いていけるはずだ」

(;ω;)「社長・・・・・・」

( ^ω^)「わかったお!ブーンはがんばってみんなをアイドルマスターに育て上げるお!」

(´・ω・`)「わかってくれたようだね、じゃあこの名刺を受け取ってもらえるかな」

( ^ω^)「もちろんだお!」

???「単純ね・・・(それにしても、あの後ろ姿どこかで・・・・・・)」

???「まだわかんないよ」

(´・ω・`)「じゃあ、初顔合わせといこうかな。扉の向こうの二人も来なさい。」

ξ゚听)ξ 从'ー'从「(バレてる・・・)」



14: 1話 :2006/10/14(土) 23:33:54.33 ID:EaSa+PVA0
  

ξ゚听)ξ 从'ー'从「失礼します・・・・・・」

('A`)「(ビクッ)」

ξ゚听)ξ「(ハッ!)」

(´・ω・`)「あらためて諸君。おはよう」

全員「おはようございます、社長」

(´・ω・`)「私がこの『ニュー速プロダクション』の社長、ショボンだ。
初顔合わせということだし、とりあえず順番に自己紹介したまえ」

川`・−)「副社長、マーヤよ。プロデューサーやマネージャーも兼ねることになるわ。よろしく」

( ^ω^)「今日からマネージャーになった内藤ホライゾンです。ブーンって呼んで欲し
いお」

('A`)「・・・同じく、ドクオです」



15: 1話 :2006/10/14(土) 23:36:48.20 ID:EaSa+PVA0
  
ξ゚听)ξ「やっぱり・・・ドクオだったのね」

('A`)「・・・・・・そういう君はジョナサン・ジョースター」

ξ゚听)ξ「はぁ?ばっかじゃないの。社長。ドクオを私付きのマネージャーにしてください」

(´・ω・`)「知り合いかね?」

ξ゚听)ξ「幼馴染みたいなものです」

(´・ω・`)「ふむ・・・」

(´・ω・`)「(知り合いを組ませる、というのはいろいろとゴシップのネタにもされやすい。しかし・・・)」


(´・ω・`)「(おもしろいからいいや)」



16: 1話 :2006/10/14(土) 23:39:33.17 ID:EaSa+PVA0
  

(´・ω・`)「よろしい。じゃあドクオ君はツン君専属のマネージャーになりたまえ」

('A`)「ええっ!」

ξ゚听)ξ「よろしく、ドクオ」

('A`)「・・・・・・・・・・・・」

ξ#゚听)ξ「よ ろ し く ね」

('A`)「・・・・・・よろしくおねがいします」

( ^ω^)「(何があったんだお・・・・・・)」



17: 1話 :2006/10/14(土) 23:40:51.04 ID:EaSa+PVA0
  

从'ー'从「最後はわたしですね」

从'ー'从「アヤカ・ワタナベです。都立きらめき高校に通っています。
とくに歌もダンスも上手くないんですけど、昔からアイドルにあこがれていました。
アイドル候補生として精一杯がんばっていきます」

('A`)「(あの娘の担当がよかった・・・・・・)」

(´・ω・`)「うむ、元気でよろしい。アヤカ君はブーン君とがんばりたまえ」

( ^ω^)「よろしくだお、ワタナベさん」

从'ー'从「こちらこそ、ブーンプロデューサー。
わたし、結構おっちょこちょいなんで迷惑をかけるとおもいますが、よろしくおねがいします」



18: 1話 :2006/10/14(土) 23:41:33.07 ID:EaSa+PVA0
  

(´・ω・`)「よし。一人足りないが、アイドル事務所『ニュー速プロダクション』の新たな船出だ。諸君、アイドル界の頂点目指してがんばるぞ」

全員「おー!」


 こうしてブーンは思っていたのとは違うけど、無事(?)芸能界入りを果たしたんだお。
がんばってワタナベさんといっしょにアイドルマスターを目指すお!

   【続く】



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