('A`)ブラックジャックのようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:00:38.89 ID:qyFSj9ch0
- 前回での質問。
・ピノクーマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
カットインとして一話毎にAAを張っていますが、
その時のキャラ部分のAAで判断していただければ。
・ドクオちゃんマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
すいません思うように面白くならなくて停滞しております。
頑張って今月以内に投下できたらいいなと思っています。
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:03:22.88 ID:qyFSj9ch0
- 毒尾鬱路の
4____i、,4__i、 ,4___i、 __ ,4___i、
《 00 |、 》 《 》《 》《》《》 《 》
.*'''ノハヽ* v ̄| /,4====v、 / /“7 / 》==《 /! / /“7 /
川 ゚ -゚) | /《 |_/ / / / 《__》 //┌i_ _/ / / /
と┃_┃つ / / v ̄] ノ\/ / / _//《_ 》\/ / /
〈_l_l_l_〉 / / / /00「| / /_人_ / / | |レ00「| / /
しし レ レ ヒノ レ' `V´ V ̄ ┘ ヒノ レ'
6.ピノクーミステリー
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:06:46.24 ID:qyFSj9ch0
三Σ´⌒ヽ 三
三 川 ゚ -゚) 三
三。/_ヽ ノ。° 三
\~⌒~~~~~~\ ジャブジャブ
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
川 ゚ -゚)「だめだめおー、だめだめおー」
川 ゚ -゚)「センセは全てがだめだめおー」
川 ゚ -゚)「いきてゆことがすでに罪d」
彡つ つ 三◎シュッ
川 ゚ -゚)「あ」 パリーン>
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:07:39.49 ID:qyFSj9ch0
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)
(゚- ゚ 川「む、もうこんな時間。テェビみないと」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:08:13.38 ID:qyFSj9ch0
- _____________.
|:: ┌──────┐ ::|\
|:: | | .::| │
|:: |ξ゚听)ξ(^ω^.| ::| │
|:: | | ::| │
|:: └──────┘ ::| │
| ┌────┐ .|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川 ゚)
/ つθピ
ひひ )
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:10:58.36 ID:qyFSj9ch0
( ;^ω^)『どうやら…、僕達が先に進むにつれて、僕は映画のことを思い出しているらしいお。
さっき、扉の前に来て、いきなり思い出した……。きっと、もっと先に進めば、色々と思い出せるはず…』
ξ゚听)ξ『………ここ、どこなのかしら? 私たち、帰れないの?』
( ^ω^)『あの映画の主人公は、館に勤める少年だったお。
あまりよく覚えていないけど、いい映画だったから、少年はきっと脱出したに違いないお』
川;゚ -゚)「……」
つ旦
ピンポーン ユウビンデース
_, ,_
川 ゚ -゚)「んもう、いいトコなのに」
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:13:08.64 ID:qyFSj9ch0
- ピンポーン凸⊂(゚- ゚ 川「ん」
つ□
ピンポーン (゚- ゚ 川
(゚- ゚ 川「あんたヘンな顔してゆね」
ピンポーン ヨクイワレマス
(゚- ゚ 川「こうみえて私いそがしいかや。じゃあ」
ピンポーン アザッシター
三川 ゚ -゚)
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:14:42.18 ID:qyFSj9ch0
- _____________.
|:: ┌──────┐ ::|\
|:: |豆男ミステリー. | ::| │
|:: | 謎の屋敷 | ::| │
|:: | オワリ | ::| │
|:: └──────┘ ::| │
| ┌────┐ .|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川 ゚)
/ ヽ_
ひひ )
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:16:23.40 ID:qyFSj9ch0
- 川 ゚n゚)「みのがしてもた」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「あ。さっきの封筒、センセイの机にいえとかなきゃ」
(ブラックジャックの自室)
_, ,_
川 ゚ -゚)「またエオヒギアが増えてゆ。ちねばいいのに」
川 ゚ -゚)「えーと……ん?」
川 ゚ -゚)_
つ/ /←「ブラックジャック先生へ 流石兄者」
- 26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:17:09.44 ID:qyFSj9ch0
- 川 ゚ -゚)
(゚- ゚ 川
川 ゚ -゚)
川 ゚ー゚)
川 ゚ -゚)「なになに……」
〜〜〜
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:18:19.14 ID:qyFSj9ch0
- ブラックジャック先生、お会いしたのは四年ほど前になりましょうか。
その節は大変お世話になりました。
先生はあの事を覚えておいででしょうか?いいえ、覚えていないワケがありません。
少なくとも私は生涯忘れられそうにはありません。
そう、私の妹の事です。
( ´_ゝ`) ('A`)
最初にお会いしたのは、関東囲炉裏の会の定例会の時。
当時、まだまだ新参であった私にとって、あなたは雲の上のような存在でした。
あなたは会の中でも有数の実力者であり、
あなたの演説を聴くために会に出席する者もいる程でした。
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:20:35.47 ID:qyFSj9ch0
- (゚A゚)「近年、己が領分を逸脱し、冥府魔道に身を落とす馬鹿者が増えてきておる!
我々の本文はあくまで対象を生温かい目で見守る事にあり、
対象には不可侵な存在でなくてはならない! それを事もあろうに―――」
( ´_ゝ`)(なんてお人や……この人はホンマモンの変態という名の紳士やで……!)
すぐに意気投合した私達は、プライベートでも交流をするようになっていきました。
あなたとの会話は非常に有意義なものでした。
('A`)「ほう、妹がいるのかね」
(*´_ゝ`)「ええ。これがまた可愛いんですよ。ぬふ、ぬふ」
('A`)「私は本業が医者でね。その妹さんにもし何かあったら、私の所に来たまえ」
( ´_ゝ`)「そんな事言って、怪しい事するつもりじゃないでしょうね?」
(;゚A゚)「きっ、きき君はわわ私を愚弄する気かねっ!?」
(; ´_ゝ`)「すいません、失言でした」
(;'A`)「ま、まったくだ。私も一応、ぷ、プロなんだから、そそそんな事するワケないじゃないか」
(; ´_ゝ`)「以後気をつけます」
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:22:52.71 ID:qyFSj9ch0
- そんなある日の事です。それは地獄の日でした。
( ;_ゝ;)「そんな……おい、しっかりしてくれ……!!」
自宅が火事に巻き込まれ、妹は部屋の中から黒コゲの状態で発見されました。
まだ息はあったものの、それは素人目に見ても分かる程に酷い状態でした。
このまま妹が息を引き取るのをただ待つ事しかできないのか。
その時、ふと先生の事を思い出したのです。
私はワラにもすがる思いで、先生に妹を診せました。
( ;_ゝ;)「お願いします、妹を……!」
('A`)「……すまない。ここまで酷いと私にも無理だ。私ァ神様ではないからね」
( ;_ゝ;)「天才外科医なんでしょう!? だったら私の妹を救ってください!!」
('A`)「やるにはやってみるが……まあ100パーセント無理だろう、な」
私は手術の間、妹が生き返ることを祈りながら長い間待ちました――
〜〜〜
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:23:40.65 ID:qyFSj9ch0
-
:川 ゚ -゚):ブルリ
つ/ ̄/
川 ゚ -゚)「おしっこしたくなってきたかやトイレいってこよ」
川 ゚ -゚)
川゚−゚)9m「見たやツーホーすゆかやな」
〜〜〜
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:24:16.62 ID:qyFSj9ch0
- 先生がどんな大手術をなさったのかは、私には分かりません。
ただ、先生が手術室から出てきた時の顔を見た時、私は全てを悟りました。
('A`)「すまない。手は尽くしたのだが」
( ;_ゝ;)「こちらこそすいません……無理を言ってしまって……」
私はバラバラになった妹の亡骸を引き取り、火葬にしました。
そのあと先生の家で何が起こったか……知っていたら私は半狂乱になっていたでしょう。
先生。
あなたは私を騙しましたね。
私に渡した遺体は、誰か別の患者から切り取った腫瘍のクズだったのでしょう?
蘇った妹は見かけこそ変わっていたものの、中身は間違いなく私の妹でした。
事故のショックで全ての記憶を失った妹に、
先生は自分が腫瘍から生まれたのだと思い込ませたのですね。
:川;゚ο゚):
つ/ ̄/
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:25:48.21 ID:qyFSj9ch0
- 腫瘍から人間が生まれるなど、いくらなんでも釣り針が大きすぎます。
妹は元々ちゃんとした人間だったからこそ生まれ変わったのです。
もうお分かりでしょう。
ピノクーと名づけたあの娘こそ、私の妹なんだよ!!!!
:川;゚д゚):「な、なんだってーーー!!」
つ/ ̄/
あなたは私の妹が欲しいあまり、こっそりと蘇らせたのですね、分かります。
あの演説も全部デタラメで、本当はあんな事したりそんな事したりしたかっただけなんです。
私だってしたかったんですから間違いありません。
どんな手を使ってでも、妹は返してもらいます。
そして、あなたと同じように、私もピノクーちゃんにあんな事やそんな事をしてやります。
これは私の悲しみに対する報復です。
―――潰してやる、絶対に。
- 48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:27:08.57 ID:qyFSj9ch0
- 川;゚ -゚)
つ/ ̄/
ピンポーン
Σ川 ゚ -゚)「ひぃ」
ピンポーン
(゚- ゚ 川「なんだ、またあんt」
ガチャ
( ´_ゝ`)「こんにちわ〜、ブラックジャック先生はいらっしゃいますか?」
(゚- ゚ 川
- 54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:28:56.38 ID:qyFSj9ch0
- ( ´_ゝ`)「あれ、いないのかな」
(゚- ゚ 川「誰ですか」
( ´_ゝ`)「ん? ああ、君がピノクーちゃんかな?
僕は流石兄者って言います。先生、手紙は読んでくれたかな?」
(゚- ゚ 川「手紙?」
(* ´_ゝ`)「それにしても本当に可愛いねぇ〜、ぬふ、ぬふふ」
(゚- ゚ 川。o(あなたと同じように、私もピノクーちゃんにあんな事やそんな事をしてやります)
(゚д゚;川「変態だーーーーー!!」
(;´_ゝ`)「え? え?」
(゚- ゚;川三 Σ(´く_` ;)「ちょ、待って!!」
(;´_ゝ`)「……」
(;´_ゝ`)「一人にされても困るんだけど……」
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:33:54.65 ID:qyFSj9ch0
- (商店街)
川;゚ -゚)「ここまで来えばだいじょぶかな」
川 ゚ -゚)「でもどうしよ。ウチ帰っても変態がいゆ」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)】「もしもし。けーさつですか。ウチにロイコンがいます。たすけてくだしあ。場所は……」
川 ゚ -゚)「こえでよし」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「私はセンセイに作ってもやったんじゃないのか……」
川 ゚ -゚)
川 ぅ-゚)、
川 ゚ -゚)「もうなんかどうでもよくなってきた。帰ゆかな」
- 61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:35:38.08 ID:qyFSj9ch0
- ―――
――
―
(#'A`)「一体どこをほっつき歩いてたんだお前は!」
川 ゚ -゚)「別にどこだっていいじゃない」
(#'A`)「割れた皿はほったらかし! テレビはつけっぱなし!
挙句の果てには勝手に人の手紙を読みやがって!!」
川 ゚ -゚)「それよりエロヒギアを捨てれって何度言ったや分かゆんだ」
(;'A`)「俺のライフワークみたいなモンだからいいんだよ!」
川 ゚ -゚)「ふん。何をえやそうに」
(;'A`)「な、なんかいつも以上に態度がデカいな……」
- 64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:37:13.94 ID:qyFSj9ch0
- ( 'A`)「それより、いくら身内だからと言って、勝手に盗み読みはするんじゃない!」
川 ゚ -゚)
(;'A`)「さ、こっちに来い。お、お仕置きしてやるから、お、お、お尻を出すんだ」
川 ゚ -゚)
(;'∀`)「ほら、早く! おしり!」
川 ゚ -゚)「だがことわゆ。この変態め」
(;'A`)「う」
川 ゚ -゚)「センセイこそ反省したやどうだ。私にウソばっかついて」
('A`)「? 何の事だ?」
川 ゚ -゚)「ホントはあのアニジャって人の妹なんでしょ」
('A`)「はぁ?」
川 ゚ -゚)「ごまかさなくてもいい。このクズ。ヘンタイ。人さやい。ちね」
(;'A`)「まさかお前、あの手紙の内容を信じたのか?」
川 ゚ -゚)「?」
- 67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:39:31.35 ID:qyFSj9ch0
- ('A`)「今日、兄者くんが来たんだろう? 書置きがあったよ。読んでみろ」
川 ゚ -゚)
つ/ ̄/
ブラックジャック先生へ。
近くを通りがかったので寄らせてもらいましたが、
生憎留守だった上、ピノクーちゃんも突然家を出て行ったので書置きさせてもらいます。
僕が送った原稿、読んでもらえましたか。
話の内容は全部デタラメです。妹もいません。
僕は官能小説家志望です。よければ感想をください。
/川 ゚δ゚)\
('A`)「ようやく分かったか? 分かったらお尻を出せ」
川 ゚ -゚)「え?」
(;'∀`)「え? じゃないよ。悪い子にはお仕置きしないと、ねぇ?」
- 68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:40:14.87 ID:qyFSj9ch0
- ―――
――
―
[警]__
( ) 「ここが通報した女の子が言っていた住所だな」
[警]__
( ) 「確かなんだろうな?」
[警]__
( ) 「ガセかもしれんが、最近は物騒だからな」
『――!――!』
『――っ、――!!』
[警]__
( ) 「なんだか家の中が騒がしいな」
[警]__
( ) 「よし、入るぞ!」
ガチャッ
[警]__
( ) 「警察だ! そこを動くな!」
- 71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:40:54.19 ID:qyFSj9ch0
ヾ(;'∀`)ハッ
) ∪
ィ⌒` 川 ; -;)
と、_入`_,つλう
__[警] __[警]
( ) ( )
(;'∀`)「あはっ、これは違うんですよ? 悪い事したお仕置きにですね?」
川 ; -;)「この人ロイコンです!」
- 76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/27(水) 00:41:51.02 ID:qyFSj9ch0
- [警]__
( ) 「1700、容疑者確保」
[警]__
( ) 「話は署でじっくり聞こうか」
('A`)「……やれやれ、またこのオチとはね」
__[警] __[警]
( ) ( ) ( )
( )V( ) ( )
| | | | | |
(゚ 川川
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