('A`)ブラックジャックのようです

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:32:19.94 ID:6cvt4BAf0
  ,,..      毒尾鬱路の
 / ,,ノハヽ   4____i、,4__i、   ,4___i、 __          ,4___i、
 川 ゚ -゚)   《   00 |、    》 《     》《  》《》《》     《     》
 /フ yフ   v ̄|  /,4====v、  / /“7 / 》==《  /!    / /“7 /
./.| | ,, ,, 〉      |  /《     |_/ / / / 《__》 //┌i_ _/ / / /
_ ,∪、 〈'A`)   / /  v ̄]  ノ\/ / /   _//《_  》\/ / /
| ̄ ̄|__と/  / /    / /00「| / /_人_ /   /   | |レ00「| / /
|__|| |    レ      レ   ヒノ レ' `V´ V ̄     ┘ ヒノ レ'

番外 ブラックー・クイーン



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:35:28.22 ID:6cvt4BAf0
    _
川川 ) /「なるほど……原因不明の右腕および右眼球の痛み……」
   つ
    _
川川 ) /「レントゲンには何も写らない。発作のタイミングも不明……ふぅむ」
   つ

(`∠´)「どの医者もサジを投げた。あんたなら助けてくれると聞いて、
     わざわざこんな辺鄙な場所まで来てやったんだ」









(; ̄⊥ ̄)∩:「クッ、また疼き始めやがった……っ!」



97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:36:46.74 ID:6cvt4BAf0
 
川川 )「それはそれは。では前金として、一億払ってもらいましょうか」

(`∠´;)「い、一億だと!? ふざけるな!」

川川 )「それであなたの息子さんが助かるんだ。何か不満がおありで?」

(`∠´#)「そんな大金、払えるワケがないだろう!」

川川 )「おやおや、天下のラウンジ建設の社長さんともあろうものが、
     一億程度でしり込みするとはねえ……ま、仕方がない」




川 ゚ -゚)ミ クルッ


川 ゚ -゚)σ「払えないと言うのであれば、他をあたってもらおう」

:(`∠´#):「ヌヌヌヌ……! 足元を見おって……!」



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:37:54.94 ID:6cvt4BAf0
 
(((; ̄⊥ ̄)))「グワッ! また暴れ出しやがった!」

Σ(`∠´;)「痛むのかい!? また右腕が痛くなってきたんだね!?」

(`∠´;)σ「ほら見ろ! 息子は今も病気に苛まれてるんだ!」

川 ‐ ‐)「そのようですな」
 つ旦~

(; ̄⊥ ̄)「早く俺から離れろ……っ! 巻き込まれても知らんぞ!」

(`∠´;)「空気感染しちゃうの!? ねえ感染しちゃうの!?」

川 ゚ -゚)「この際はっきり言いましょう。お宅の息子さんのそれ、病気では」

(; ̄⊥ ̄)「クソっ、静まれ……! 今はまだその時じゃ……っ!」

(`∠´;)「違うお医者さんトコ行こうね!? こんなトコじゃ治せないもんね!?
      ああ可哀想に! パパはお前の為だったらWくらい余裕で引き絞っちゃうからね!?」

川 ゚ -゚)「聞けよ」



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:40:23.73 ID:6cvt4BAf0

m9(`∠´#)「息子が死んだらお前のせいだからなっ! 覚えてろよ!」


ガチャバタン


川 ゚ -゚)「……やれやれ」


『センセーーーッ!!』

  _,
川 ‐ ‐)「また鬱陶しいのが……」







   /ノハヽ
   (;'A`)
三 と┃__┃つ 
 三 |_!!_|  ドタドタ
    U U



106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:42:45.41 ID:6cvt4BAf0
 
川 ゚ -゚)(自分で造っておいてなんだが実に不気味だ)

(;'A`)「先生たいへんたいへんたいへんたいへんたいh」

川 ゚ -゚)「やかましい」

( 'A`)、ションボリ

川 ゚ -゚)「で、どうしたんだ?」

( 'A`)「あんね、ボクね、病気になっちゃったみたいなんだ」

川 ゚ -゚)「病気?」

(*'A`)「あんね、ココが腫れてきちゃったの」ポロン



川 ゚ -゚)



110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:43:39.12 ID:6cvt4BAf0

(*'∀`) 「てんてー、触診ちてちょうらい?」

川 ゚ -゚)「ああ、してやろう」

(*'∀`)「ktkr」

川 ゚ -゚)「どれどれ?」
  つ

(*'∀`))「オウッ! サクセス!」









川 ゚ -゚)「あー、コレはもう手遅れだな。切り取ろう」

( '∀`)



112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:44:45.36 ID:6cvt4BAf0

川 ゚ -゚)「麻酔もかけられない場所だ。痛むが我慢しろ」
 つ|ニニフ+

:(;'∀`): シオシオシオ


(;'∀`)「あれれ〜? なおったみたい〜! 
     やっぱセンセーちゅごい! 天才! ネ申!」

川 ゚ -゚)「いや、再発の恐れがある。切り取ろう」

(;'∀`)「だいじょぶ、もうだいじょぶだから……ね?」

川 ゚ -゚)「ダメだ切り取る」

:(;A;):「ごめんなちゃい!! お願いだから許ちて!」

川 ゚ -゚)「何度その言葉に騙されたか」

(;'A`)「騙すだなんてちょんな……」

川 ゚ -゚)「この間だってそうだったろう」



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:46:22.05 ID:6cvt4BAf0
(数日前)

:(;'A`):「せ、センセ……」

川;゚ -゚)「ドクピノコ!? どうした、しっかりしろ!」

(;'A`)「ボク、もうダメみたい……」

川;゚ -゚)「弱音を吐くな! 私がきっと治してやる!」

(;'A`)「最期に……」

川;゚ -゚)「?」

(;'A`)「先生の……」

川;゚ -゚)「私の、何だ?」

( ;A;)「おっぱいが……もみたいです……!」

川 ゚ -゚)

( ;A;)「そのけしからん胸を下から持ち上げて……たぷたぷ……したいです……っ!」

川 ゚ -゚)「諦めろ。人生終了だ」
つ|ニニフ+


  三川 ゚゚∀゚゚) フハハハー  三( ;A;) ギャー
三 つ∩|ニニフ



116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:47:18.88 ID:6cvt4BAf0
〜〜〜

川 ゚ -゚)「数秒後、そこには元気に走り回るドクピノコの姿が!」

(;'∀`)「もう仮病なんて使ったりしないよ」

川 ゚ -゚)「まったく、諦めが悪いと言うか何と言うか」

('A`)「あ、洗濯物あるなら出しといてね。夕飯終わったらやっておくから」

川 ゚ -゚)(まあ、家事をやってくれるから助かるんだがな……)



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:48:30.28 ID:6cvt4BAf0
(夜)

川 ゚ -゚)「さて、風呂に入るか」


がちゃ


川 ゚ -゚)





( ')(`)スーハスーハ



川 ゚ -゚)



118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:49:34.12 ID:6cvt4BAf0

(*')(`)「んほおおぉぉ! センセーのシミ付きパンテーたまんないのぉぉお!」

川 ゚ -゚)

Σ(')(`;)「アハッ!?」

川 ゚ -゚)「何をやっている?」

((((;')(`))))「こここここ。こえは〜、しょの〜」

:川 ゚ -゚):「ほら。言えよ」


(;')(`)



(;')(`)「センセーが病気になってないかチェックを……」

川 ゚ -゚)「そうか。死ね」


  三川 ゚゚∀゚゚) トェェェイ  三( ;)(;) ギャー
三 つ∩|ニニフ


ザクシュザクシュ ヒギィィィ ドブシュドブシュ



120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:50:41.61 ID:6cvt4BAf0

(メメ;A;)「死ぬっ……! まじで死ぬ!」

川 ゚ -゚)「これに懲りたらいい加減に私へのセクハラをやめろ」

('A`)+「エロタイツなセクシー美人女医を前にそんな約束はできない!」

川 ゚ -゚)「よし分かった。バラして培養液の中に戻す」

(;A;)「すいませんでした!」

  _,
川 ゚ -゚)(律儀に陰茎まで付けたのがそもそもの間違いか……)



123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:52:24.00 ID:6cvt4BAf0
(翌日)


('、`;川「息子は助かるでしょうか?」

(;‐ω‐)ノ「うーん、うーんだよぅ」

川 ゚ -゚)「ふむ。この程度ならば簡単な手術で済むでしょう」

('、`*川「ほ、本当ですか!?」

川 ゚ -゚)「ええ。ご安心なさい」

('、`*川「あの、それでお代は……」

川 ゚ -゚)「一千万だ。ビタ一文負けられないね」

('、`;川「い、一千万……」

川 ゚ -゚)「どうするね?」

('、`*川「……分かりました! なんとか工面いたします!」

川 ゚ー゚)「その言葉が聞きたかった」

(゚- ゚ 川「ドクピノコ、オペの準備だ」

('A`)「はーい」



128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 21:57:43.18 ID:6cvt4BAf0
―√V――√V――

ピッ ピッ ピッ

(=-ω-)ノZzz

川-゚口゚)「コッヘル」

(-'ロ`)つ<「あい」

川;゚口゚)「……よし」

川;゚口゚)「ドクピノコ、汗」

(-'ロ`)「あい」


<('ロ`)ゞ

( 'A`)
っロ スチャ


川;゚口゚)「早く、汗」

(  ')゚口゚)) ベロリ



131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 22:00:14.85 ID:6cvt4BAf0

:川#゚口゚): ビキビキビキ

<(*'ロ`)ゞ「おk」

川#゚口゚)(集中、集中だ……!)

川-゚口゚)「よし、これが腫瘍だな……ドクピノコ、しっかり押さえててくれ」

(-'ロ`)「あい」


(-'川-゚口゚)
   つ)(と タプタプタプタプ


(*'ロ`)「こんな感じでいい?」タプタプタプタプ

川#゚口゚)「……十秒数えるウチにやめろ」

(*'ロ`)「十秒あれば十分さ」タプタプタプタプ

川#゚口゚)「後で覚えてろよ……!」

(;'ロ`)「もう子ども扱いなんてさせないんだ……!」ハァハァ

川#゚口゚))))「ウ……ウオオアアー!!!」



133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 22:02:43.54 ID:6cvt4BAf0
ガバッ

川;゚ -゚)「はっ!」


川 ゚ -゚)(ゆ、ユメか……)



_____
|  ( ‐A‐)川 ゚ -゚)
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \           \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |________|



_____
|  ( ‐A‐)(゚- ゚ 川 |
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \           \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |________|



134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 22:03:44.07 ID:6cvt4BAf0

_____
|       |
|       |
|       |/
|      .0|ギャッ!! グッワ!!
|       |\
|       |
|       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /|___
/  |     |
|  |    |
|  |    |ガチャ
|  |'ノハヽ*.| 
| .0| ゚ -゚) |
|  |と /\\\  
\  | し'  |
  \| ̄ ̄ ̄ ドシャ  
       ⊂⌒つメメメ)つ 


(メメメ;'A`)「……え? なに……?」

川 ゚ -゚)「ちね」



136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/13(木) 22:04:30.04 ID:6cvt4BAf0
_____
|       |
|       |
|       |
|      .0|ミ バタム
|       |
|       |
|       |  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  :(ぅA`):
       とと )ノU: 
_____
|       | 
|       |
|       |
|      .0|<カチッ
|       |
|       | ('A`メ) !
|       | ⊂ニ ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  UヽL_)



:(メメメ'A`):(ええー……ここ俺の部屋なんだけど……)

※10話の後の話です



戻る