( ^ω^) お蔵入りされた没ネタがここに集うようです――!!

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/03/27(木) 20:50:57.82 ID:mdyT8Iyd0
 

『俺は政治家が嫌いだ。
 理由は多々あれど、一番の要因は、彼らがどこまでも『赤い』から。』


――あらすじ――

『真っ赤な嘘』と言う言葉がある。
その言葉通りにか、人は嘘をつくたびに体のどこかを赤く染めていくのだ。
普通の人間には見えぬ赤色(嘘)だが、主人公、ドクオにはそれを見る力があった。

霊視の亜種と教えられたその能力に甚だ迷惑していたドクオであるが、
彼はある日、その価値観すら崩壊される一人の少女に出会うのだった。

彼女は赤い街角で、全身を透き通った赤で染めながらただ無表情を照らし立っていた。

それは咲き誇るサルビアよりも鮮烈な邂逅。
ドクオは、未だかつて見たことのない綺麗な赤(嘘)の内容を知るため、彼女、クーに声を掛けるのであるが――?

 <成立しないライアーゲーム> 、ここに開催!



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/03/27(木) 20:53:20.08 ID:mdyT8Iyd0

川 - )「お前なんか、大嫌いだ!」
('A`)「嘘だな」

川 - )「一緒になんかいたくないんだよ……! 出て行ってくれ!!」
('A`)「それも嘘だ」

川 ; -;)「なんで、なんでお前はそうやって私の心に入ってくるんだ!?
 私は、私は独りでいいんだよ! 独りがいいんだ!」
('A`)「それは、お前の事が大嫌いだからだ。世界一大嫌いだからだよ――」


だからこれは、彼が初めて吐いた世界一優しく、世界一脆い赤。


その1『ドクオは嘘を見抜ける男のようです』
・没にした理由
一、なんか最後バットエンドな雰囲気が漂ってきている。
一、書きたいんだけど、技量がなくてまだ書けない。
(心理の駆け引きみたいなのを重きに置く話だろうから、
上手くキャラクター心理を動かせるようにならなきゃいけない。でも無理。)


SF的な要素を組み込みながらも、そこらへんを書ききった歩くはやはりうまいなぁと思う。
こういうのってたぶん書き手の書きやすいジャンルに左右されるんだろう。



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