( ^ω^) お蔵入りされた没ネタがここに集うようです――!!

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/03/27(木) 23:25:01.23 ID:ve0yFoDh0
その11『これからの没ネタたち全てへ――』
これから生まれる没ネタたちへ
     / ̄ ̄ ヽ,
    /        ',
    .l  {0} /¨`ヽ}0},
   .l     ヽ._.ノ  ',
   リ    `ー'′/ ̄/ ̄/      思いついては、削除される世界たちへ。
  (     二二つ / と)      僕は、君の一番の理解者です。
   |       /  /  /       僕は、君の一番の読者です。
    |        ̄ ̄| ̄        僕は、君を殺した――原因です。

けれど、
     / ̄ ̄ ヽ,          僕は、君たちへこの言葉を送りたい。
    /        ',         君がいるからこそ、生まれた世界がある。
    .l  {0} /¨`ヽ}0},        君がいたからこそ、生まれる世界がある
   .l     ヽ._.ノ  ',       君は、いくつもの君たちは、僕にとってのお蔵のこやしであり、
   リ    `ー'′/ ̄/ ̄/  過去であり、黒歴史であり、そして、大切な、子供です。
  (     二二つ / と)
   |       /  /  /    輝けなかったけど、人の目に触れることはないけど、僕はいいたい。ありがとう。
    |        ̄ ̄| ̄    

  \             U        /
             / ̄ ̄ ヽ,
            /        ',       /    _/\/\/\/|_
    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ    /     \  本当に   /
     \ / く l   ヽ._.ノ   ', ゝ \       < ありがとう! >
     / /⌒ リ   `ー'′   ' ⌒\ \    /          \
     (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/03/27(木) 23:26:20.04 ID:ve0yFoDh0
 あるいは、あり得たかも知れない一つの蓋然性。
 あるいは、天文学的な数値上で展開された一つの世界の形。

 それらは、彼が、彼らが持ちえたかも知れない
 歪な、だからこそ美麗な世界の形である。


――――そうなのだ。
 それは、他愛も無い日常であり、突然降り掛かる非日常であり
 あるいは喜劇、あるいは笑劇、あるいは悲劇、あるいは活劇、あるいは――?
 一途の終焉へと向かう幾筋もの光は、総じてこう呼ばれる。

 《ブーン小説》、と

 これは、輝けなかった光が集う場所――
《没ネタ》と呼ばれるもの達の、最期の煌めきなのである――

( ^ω^)「三行で」

「没ネタを踏み越えるからこそ
 より楽しい作品が書けるんです><
 没ネタは、偉大なのです。」

( ^ω^)「把握した」



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