( ><)作家のようです

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:24:48.72 ID:HrM5p3Wz0


( ><)


(>< )


( ><)


(>< )


( >< )


(*>< )ウヒ!




( ><)作家のようです



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:25:58.64 ID:HrM5p3Wz0

(*><)「うふふふふ、アイディアが何も浮かばないからネットの海で遊ぶんです!」

( ><)「大体最近変わった編集、怖すぎなんです、前のナベちゃんの方が可愛かったし優しかったんです」

( ><)「僕はビロード大先生様なんですよ!? もっと僕を尊びやがれ!なんです」

( ><)「なのにあの男ときたら、人をまるでみじんこ扱い!作家は道具じゃねーんですよ!」

<●>)

( ><)「ほんっとあのギョロ目! マジふざけんなっつーのなんです!」

<●><●>)

(*><)「あ〜〜、にしてもネットアイドルのクー様は可愛いんです!萌え萌えなんです」

( <●><●>)「先生」

(*><)「ああん、このきわどいスタイルがたまらないんですぅ」

( <●><●>)「先生」

( ><)「うるっさい今いいとこなんだから邪魔すんじゃねーんです!」

( <●><●>)「……ほう」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:26:53.33 ID:HrM5p3Wz0

( ><)

( ><)

(;><)


(><;)

( <●><●>)  (><;)

( <●><●>)   ((((><;)ジャアボクハコレデ……

      ガシッ
( <●><●>)つ<><;)ヒィッ!


( <●><●>)「仕事もしないで一体何をやっているのでしょうか……締め切りわかってます?」

(;><)「誤解です!誤解なんです!今はインスピレーションを働かせようとしていただけなんです!」

( <●><●>)「ネットアイドルを鑑賞しながらはぁはぁしてインスピレーションですか、先生、今度の題材もわかってます?」

(;><)「ど、童話をベースにしたほのぼのストーリー…です」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:28:47.00 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「わかっているならその画面すぐに閉じなさい
       ドスケベ天国☆ミテミテクーにゃんから一体何を学ぶつもりですか」

(;><)「はい……ごめんなさい……」

( <●><●>)「大体なんです?このゴミ溜めは、この間きた時掃除させたでしょうに」

( ><)「えっと……なんていうか……僕は形式に囚われない派なんて……」

グッ
∩(<●><●> )

(;><)「調子に乗りました!ごめんなさい!」

( <●><●>)「まったく……こうも汚れているとゴミ溜めの中に先生がいるのか
       いっそ先生がゴミなのかわからなくなってきますよ」

(;><)「そ、それはいいすぎでしょう! ゴミって!」

( <●><●>)「それより、原稿はどこまで進みましたか。まさかまったくやってないなんてことはないでしょうね」

( ><)「そういえばこの間近くにラーメン屋さんが出来たんですよ。
      ワカッテマスさん、今度一緒に行きません?」

( <●><●>)「そうですね、是非ご一緒させてください。先生の仕事が終わったら。
       ところでどこまで進んだんですか?」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:31:07.50 ID:HrM5p3Wz0

( ><)「ところでワカッテマスさん、最近僕んちの庭に野良猫がくるようになったんですよー。これが可愛くて可愛くて」

( <●><●>)「ほう、先生の住むマンションは5階で、おまけにペット禁止だと記憶しているんですが
       ガッツのある野良猫もいたものですね。原稿の進み具合と同じ位気になります」

(;><)「あ、あー間違えました、最近小さい子供が僕の家をピンポンダッシュしてくんです、近頃のガキはタチ悪いですよね!
      親ちゃんと見とけよ!みたいな?」

( <●><●>)「そうですね、しかしタチが悪いと言えば締め切りを護らない作家も相当たちが悪いと思いますよ
       何処まで進みましたか?」

(;><)「あ、ごめんなさい、僕お茶も入れてませんでしたね……ちょっと待っててください今」

( <●><●>)つ「先生」

(;><)「ひぃ!」

( <●><●>)「何処に逃げるつもりですか」

(;><)「どどどどどこって人聞きの悪い、ちょっとお花を摘みに行くだけですよぅははははは!」

( <●><●>)「ならばその車のキーはいりませんよね」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:33:21.98 ID:HrM5p3Wz0

(;><)つ♀

( <●><●>)「貸しなさい」

(;><)「はい……」

( <●><●>)「よろしい」

(;><)

(;><)

(;><)「う…………」

( <●><●>)

(;><)「さっきからうるさぁああああいいんです!かけないもんはかけないんだからしゃーないんです!
      大体君も編集者の一人なら、作家の一人や二人頑張る気にならせやがれなんです!」

( <●><●>)

(;><)「はう!ご、ごめんなさい!殴らないで!」

( <●><●>)「…先生のお気持ちはよく解りました」

( ><)「……え?」

( <●><●>)「ちょっと台所で包丁借りますよ」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:35:55.21 ID:HrM5p3Wz0

(;><)「パヒィイイ!な、何をする気ですか!?違いますよ!
      べつに頑張る気にさせるってのは脅迫って意味じゃなくて」

( <●><●>)「何を言ってるんですか。先生が頑張れるように料理をしようと思っただけですよ」

(;><)「あ、で、ですよねー」

(;><)(冗談に思えねーから怖いんですよ)

( <●><●>)「先生」

( ><)「はい?」

( <●><●>)「どこから料理して欲しいですか」

(;><)「やっぱりそういう話ですか!ていうか冗談にしても君は顔が怖すぎるんです!」

( <●><●>)「この顔は生まれつきです、バカにするのはやめなさい」

(;>д<()「す、すみませ……ホッペ潰さないで……」

( <●><●>)「反省しましたか、先生」

(;><)「はい……ごめんなさい……」

(;><)(なんでこんなに偉そうなのこの人……)



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:41:35.37 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「先生のせいで無駄に時間がすぎました。締め切りまであと10時間をきっているというのに……
       死ね」

(;><)「死ね!?」

( <●><●>)「結局原稿はどこまで進んだんですか?……ああ、これ原稿ですね、なんだ真っ白じゃないですか
       マジ死ね」

(;><)「ワカッテマスさんの語尾は死ねですか!?僕一応先生なんですけど!」

( <●><●>)「大体先生、この間もう半分書けたといっていたのにどうしてこんなに
       書けてないんですか。先生のスカスカな脳みそは八つ裂きにしないとわからないんですか?」

(;><)「で、出来心で……ごめんなさい!ていうかなんかもう先生がアダ名みたいに 
      なってるんですけど……」

( <●><●>)「黙りなさい!」

(><(#)「ウビャー!ごめんなさい!」

( <●><●>)「さて、どうしたものですか……」

(;><)

( <●><●>)

(;><)

( <●><●>)



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:47:12.51 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「……仕方ないですね」

(;><)「な、何か策があるんですか?」

( <●><●>)「本来ならば先生の頭上に硫酸でもセットしてタイピングを止めたら
       頭にかかるような仕掛けでも作りたいところですが……」

(;><)「やめてー!」

( <●><●>)「それだと作る私が面倒なので、割にあいません」

(;><)「えぇ〜……君の中で僕はどんだけ軽く扱われてるんですか……」

( <●><●>)「先生を骨折させて「作者急病のため」という手もあるのですが……」

(;><)「やめてー!」

( <●><●>)「それだと私の編集者としての才能が問われそうなのでやめておきます」

(;><)「あのう!気のせいかさっきからワカッテマスさん自分のことしか考えて無くないですか!?」

( <●><●>)「何を当たり前のことを言ってるんですか、脳みそ八つ裂きにしますよ」

(;><)「君八つ裂き好きだな!でもやめてー!」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:51:35.02 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「というわけで、先生には結局今から拘束して書いてもらうことにしました」

( ><)「あ、結局そこに落ち着くわけですね……」

( <●><●>)「先生のせいで無駄な時間がすぎましたよ」

(;><)「ぼ、僕だけのせいでしょうか……」

( <●><●>)つミ「口答えしない!」

(><(#)「ハビャン!ごめんなさい!」

( <●><●>)「先生はアイディアが浮かばないと仰ってましたね」

(#)><)(普通に会話続ける編集が怖い……)

( <●><●>)「先生」

(;><)ビクッ

(;><)「は、はい!まったく浮かばないんです!」

( <●><●>) チッ……

(;><)「し、舌打ち!?」

( <●><●>)「この能無しが」

(;><)「どんどん態度がぞんざいになってません!?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 22:57:40.67 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「そんな先生のために、私はアイディアを収集することにします」

(*><)+「え、ほ、本当ですか!?」

       バチーンッ
( <●><●>)つ (#)><).。* プゲラッ

( <●><●>)「本当です。知り合いの作家の方々に話を聞いたり友人に意見を求めたりして
       インスピレーションを働かせましょう」

(#)><)「あのぅ、それはいいんですけど、なんで今僕殴られたんでしょうか……」

( <●><●>)「なんとなくです。では、まず今売り出し中の新人作家、ロマネスクさんにお電話してみましょう」

( >д<)「え〜〜……僕の方がキャリアもあるし、文才も上なのにぃ〜〜」

               バシーンッ
「このゴミ虫が!」( <●><●>)つ (#)><).。モルヒネッ

(#<●><●>)「先生のためにやってる私に対してなんて言い草ですか」

(#)><)「あ、別にロマネスクさんの暴言に対して怒ってるわけじゃないんですね……」

( ><)(ていうか今ゴミ虫って言われた……)



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:02:48.26 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「ロマネスクさんは歴史物や戦記物を得意とする方です
       先生も是非そういった方面のことも学んでください。わかりましたね」

(;><)「はい……」


『というわけでロマネスクさんに電話してみました』


プルルルルルル……
プルルルルルル……

ガチャ

「もしもし」

( <●><●>)「こんにちは、突然すみません、VIP編集者のワカッテマスと申します」

( ФωФ)「ああ、ワカっちゃん!?元気ーwwwwww?え、何?今なにしてんの?」

(;><)「ロマネスクさんノリ軽いな!」

( <●><●>)「実はですね、私が担当しているゴミ…もとい生ゴミがアイディアが浮かばない
       とかほざくので、何かいい案はないかと思いまして」

(;><)「今の訂正した意味あるんですか!?」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:08:32.63 ID:HrM5p3Wz0

( ФωФ)「マジで?やばくない?でもさーそれって我輩のネタをパクることになるじゃんwwww
      やばくない?マジやばくない?」

(;><)「ロマネスクさんキャラうぜぇー!」

( <●><●>)「貴方の作家生命が途切れても良いのでお願いします」

(;><)「お願いしちゃっていいんですかそれ!?」

( <●><●>)「と、先生が仰ってます」

(;><)「やめろー!!作家さんたちの間で僕の評判落ちるでしょうが!」

( <●><●>)つ「ちょっと黙ってろ」

(#)><)「ブヒィッ!また殴られた!もう今日で何回殴られてるんですか僕!」

( ФωФ)「ワカっちゃんにそこまで言われたらしゃーないなwwwwwww
      今度シースー奢ってねwwwwwwwwww」

(;><)(ロマネスクさん言い方がなんか古い……)←殴られるのが怖いので黙ってる

( <●><●>)「解りました。先生の貯金で特上奢ります」

(;><)「!?」

( ФωФ)「マwwwジwwwwでwwww、我輩みなぎってきたwwwwwww」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:13:33.32 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「先生の今回の話は童話ベースのほのぼのなんですが」

( ФωФ)「とりあえず大将とか将軍とか出しとけばおkwwww俺もそれで成立するしwww」

(;><)「ほのぼのって言ってるだろーーー!」

      バシンッ
( <●><●>)つ (#)><)「ウゲァ!喋ってすみません!生まれてすみません!」

( <●><●>)「ロマネスクさん」

( ФωФ)「なになにー?」

( <●><●>)「ほのぼのって言ってるでしょうが、将軍とか出せるわけないでしょう
       いい加減にしてください」

(;><)(言ってることは僕と同じ!)

( ФωФ)「アッハッハwwwwwwめんごめんごwwwwwww」

(;><)(いちいちウザイなこの人!)

( ФωФ)「じゃああれじゃね?猫とかだしときゃとりあえず猫好きは釣れんじゃね?」

( <●><●>)「なるほど」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:18:03.30 ID:HrM5p3Wz0

( ФωФ)「そうそうwwwww我輩みたいなのだしときゃいいってwwwwww
      女子供とかマジちょれーからwwwwwww」

( <●><●>)「ありがとうございました」

(;><)「……………」


チン



( <●><●>)「先生」

(;><)「…………はい」

( <●><●>)「というわけで、特に身になる情報は得られなかったわけですが」

(;><)「あ、やっぱり君もそれは思ってたんですね」

( <●><●>)「しかし何か動物を出すというのは良い案かもしれません」

( ><)「そ、そうですね、なんだかんだ言っても小動物ってのは見てて和みますし……」

( <●><●>)「というわけでシーモンキーを出してください」

(;><)「小動物って言ってるのに!」



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:22:20.39 ID:HrM5p3Wz0

(;><)「もっと他に可愛いのいるじゃないですか!ハムスターとかリスとかオコジョとか!」

       パチコーン!
( <●><●>)つ ☆ (#)><)「口答えしてすみません!」

( <●><●>)「ありきたりに猫とか犬とか出してもつまらないでしょう、インパクトは大事ですよ」

(#)><)「だからってシーモンキー出さなくても……ゆとり世代絶対知りませんよ……」

( <●><●>)「君が今私を年寄り扱いしたのはわかってます」

()>д<()「いだだだだだだだごめんなさいごめんなさいしてませんしてませんすみません!」

( <●><●>)「わかればいいのです」

(。><)(もうやだこの編集……)

( <●><●>)「それじゃあ主人公はシーモンキーということでいいでしょう」

(;><)「しゅ、主役はらせんの!?」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:26:28.62 ID:HrM5p3Wz0

(;><)「いくらなんでも主役シーモンキーって……ていうか僕そんな話書きたくないんです!」

( <●><●>)「先生の意思はとりあえずいいじゃないですか」

(;><)「とりあえずって君……そこ一番重要なとこですよ!モチベ大事!」

( <●><●>)「先生の意思はもうどうでもいいじゃないですか」

(;><)「いや、だから……」

( <●><●>)「というか先生の存在はどうでもいいことですよね」

(;><)「いやあの……」

( <●><●>)「ね」

(;><)「あ………」

( <●><●>)「ストーリー決めましょうか」

(;><)

(;><)

(;><)

(;><)「はい………」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:31:41.28 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「というわけで次は携帯小説でデビューしたツンさんに電話してみましょう」

( >д<)「えぇ〜……あのスイーツ小説書いた女ですかぁ〜〜……」

      ジロリ
(<●><●> )

( ><)「すごい楽しみですごめんなさい」

( <●><●>)「……………………………………………………クズが」

(;><)(ボソッっと言われた!)


『というわけでツンさんに電話してみました』


プルルルルルルル……
プルルルルルルルル……

ガチャ

「もしもし」

( <●><●>)「こんにちは、突然すみません、VIP編集者のワカッテマスと申します」

ξ゚听)ξ「星降る夜に、貴方のささやきが私の胸を貫いたわ、ごきげんよう」

(;><)「なんだこいつ!」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:39:03.24 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「突然お電話して申し訳ございません、実はツンさんにうちの先生の
       ストーリー作りのためのご意見をいただきたく」

ξ゚听)ξ「全てが闇に消え逝き、総て光を生み出したの、そう、私は世界に生まれたたった一人のイヴ
    いいわ、言ってごらんなさい」

( <●><●>)「ありがとうございます」

(;><)「なんかもういっそ普通に会話してる君の方がおかしく見えてきますよ」

     サッ
( <●><●>)つ

×(>< )「!……おおっと!もうくらいませんよ!そう簡単にビンタなんて……」

             て
( <●><●>)つ   三 →><;)「ぎゃぁああああ!エンピツ投げてきやがった!」

( <●><●>)「私に先生が逆らうなんてあってはいけないことですよ」

(;><)「えぇ〜……さ、逆らうことすら許されないんですか……?」

ξ゚听)ξ「希望はやがて人々を涙へと変えた」

( <●><●>)「それでストーリーなんですが、一応ほのぼのを予定しております」

ξ゚听)ξ「ラブロマンスは唐突にやってくるものよ」

( <●><●>)「ありがとうございました」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:45:25.24 ID:HrM5p3Wz0

(;><)「え、今のなんか影の会話とかあったんですか?全然意味わからなかったんですけど!」

( <●><●>)「いいえ、ただ40代のおばさんとはやはりちょっと話にならないなと思いまして
       これなら私が考えた方がマシです」

(;><)「はぁ……」

ξ゚听)ξ「………………」

ξ゚皿。)ξ「ワカッテマステメェえええこの野郎覚えていろぉおおおいあううゲイアいh;おらうおぎうあお!!!」

(;><)「怖いーーーーーーー!」


チン



( <●><●>)「さて、話を続けましょうか」

(;><)「僕にはどうして君がそんなに冷静でいられるのか理解できません……」

( <●><●>)「私の家の住所は先生のマンションにしてあるので、何か起こるとしたら
       先生のマンションだからです」

(;><)「こっちの編集の方が怖かった!!」

(;><)「何でそういうことするんですか!僕に何かあったらどうするつもりですか!」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:47:29.66 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)

( ><)

( <●><●>)

( ><)

( <●><●>)「別にどうもしませんけど」

( ><)「ですよね!」



( <●><●>)「さて、ストーリーですが、ほのぼのということで、初めてのおつかい要素とか
       取り入れたらいいと思うんですよ」

(;><)「えぇ〜、ただでさえ主役がシーモンキーなのに……それってなんだか地味じゃないですか?」

( <●><●>)「お使いの途中通り魔と戦うストーリーなので問題ありません」

(;><)「あるよ!」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:52:24.65 ID:HrM5p3Wz0

(;><)「ていうかさぁ……、なんで君がストーリー決めちゃうかなあ!?
      今この段階で僕が考えた要素0ですよ!?コレは誰の話ですか!?」

( <●><●>)「シーモンキーですね」

(;><)「いやそっちじゃなくて!」

( <●><●>)「じゃあどうしろっていうんですか!先生が死ねばいいんですか!」

(;><)「な、なんでいきなり切れるんですか!?ていうかどうして僕が死ぬんだよ!嫌だよ!」

( <●><●>)「我侭な先生ですね、じゃあどうしたいんですか。先生の意見を言ってみてください」

(;><)「え?えーと……じゃあ主人公は」

( <●><●>)「ボツ」

(;><)「まだ主人公も言ってないんですけど!」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/25(月) 23:58:40.32 ID:HrM5p3Wz0

( <●><●>)「先生が言わんとすることはわかってます」

(;><)「え、そうなんですか……?何か君が言うともう嫌な予感しかしないんですけど」

( <●><●>)「自分を主人公にしたいんですよね、しかし流石にそれは痛すぎますよ」

(;><)「僕は中学生ですか!?違いますよ!言ってませんよ!」

( <●><●>)「自分が他人より特別だったらいいなっ!ですか?残念ながら先生は
       他人よりも劣る意味で特別でしかないですよ」

(;><)「必要以上に僕を罵らないで下さい!挫けそうになりますよ!」

(;><)「ああもう君はそんなに僕のことが嫌いですか!?ウザイですか!」

(;><)「そんなに嫌いなら、もう僕の編集なんてやめちゃえばいいじゃないですか!」

(。><)「僕は、僕は……そんなに強くないんです!!!」

( <●><●>)「……先生」

(。><)「なんですかもう!」

( <●><●>)「先生、どうして僕がここまで先生を罵るのか、わかってないんですか?」

(;><)「え……」



83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/26(火) 00:05:22.97 ID:DjogB1RH0

( ><)「ふ……ふん!どうせ僕をいじめるのが楽しいからとか、そんな理由でしょう!」

( <●><●>)「違いますよ」

(;><)「う、嘘なんです!騙されないんです!」

( <●><●>)「本当です、そんなチンケな理由ではありません」

( <●><●>)「僕が先生を罵るのはですね……」

( ><)(まさか……僕の文才を信じて、もっと向上させるために……?)


        ガッ
 ( <●><●>)つ(><;)「いだっ!」

 ( <●><●>)つ(><;)


ゴゴゴゴゴゴゴゴ
( <●><●>)「先生のその愉快思考な脳みそが何処まで耐えられるか調べるためです……!」

(>< )

(><。)ジワ

((><。))ブルブルブルブル

三(。><)「うああああああん! この鬼編集者ーーーーーー!!」



89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/26(火) 00:09:02.55 ID:DjogB1RH0


バタンッ!


『こうなったら何が何でも大作書いて!ギャフンと言わせてやるから待ってろなんですーー!』


( <●><●>)

( <●><●>)

( <●><●>)「ふぅ」

( <●><●>)「まったく……、世話の焼ける先生ですよ」



( う<。)ゴシゴシ




( <●><●>)「本当に」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/26(火) 00:12:15.72 ID:DjogB1RH0

後日談


☆ビロード先生の新作!☆

『 生後1ヶ月のシーモンキーが初めてのおつかいでなんと魔王に遭遇!?
  ドキドキワクワク!そしてちょっぴりエッチ……
  心温まるハートフルストーリー、ここに登場!           』






( <●><●>)「本当に取り入れる奴がありますか」

(>< )「だから君の冗談はわかりにくいんですよ」


おわり



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