( ^ω^)ブーンがカービィに代わりスパデラを攻略するようです
- 29: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:28:11.88 ID:ZckfmmQX0
- ――PLAY8――
キャンディ山 ダイナブレイドの巣
( ゚∋゚)「………」
たたずむ一羽の巨大な鳥。
翼の先端は白く輝き、順に青、赤、橙、黄、緑と鮮やかなカラーが並ぶ。
そんな派手な翼を持ったこの鳥こそ、巷で噂のダイナブレイドである
( ゚∋゚)「………」
ダイナブレイドはパソコンを凝視していた。
瞬き一つせず、食い入るようにして。
( ゚∋゚)「………」
- 32: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:29:35.86 ID:ZckfmmQX0
- ☆めめたん★ぶろぐ☆
2006.11.17 Fri 18:30
ドウモ〜☆。+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
きょうはペットのヘビーロブスターが熱暴走起こしたの(メッ
でもって止めようとしたぶかのメタナイツが全滅しちゃった(*^_^*)
それでもまぁフッジサーン/^o^\←(意味不明(笑)(笑))
そんな日もヤクルト飲んで元気!
☆☆めたないと☆☆
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(=゚ω゚)ノ川 ゚ -゚)「「あ〜いたたたた〜」」
(=゚ω゚)ノ「無理に今風にしようとしてる所が鼻につくよぅ……」
川 ゚ -゚)「なんか息苦しいな……切なくなってくるぞ、ホラ昨日の奴」
(=゚ω゚)ノ「……うわ」
- 35: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:31:02.48 ID:ZckfmmQX0
- 2006.11.16 Thu 12:00
空〜sky〜
青空を見たんだ
青空も俺を見ていたかもしれない
俺と青空は見つめ合っていたのかもしれない
☆☆めたないと☆☆
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(=゚ω゚)ノ川 ゚ -゚)「「なにこのポエム……」」
パタン
見るに耐えなくなったギムはノートパソコンを閉じた。
- 36: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:33:46.79 ID:ZckfmmQX0
- ココア洞窟 入り口前
(=゚ω゚)ノ「もうあんなもん見てられないよぅ!ここを越えれば
ダイナブレイドの巣があるキャンディ山、ちゃっちゃとクリアするよぅ」
川 ゚ -゚)「……やっぱり私もついて行かなきゃダメなのか?」
はりきるギムにシミラの質問、はっきりさせとかないとね。
(=゚ω゚)ノ「カーチャンの穴を埋めるためには仕方が無いんだよぅ!
お前はカーチャンの仇だけど、今は手伝いをしてもらうよぅ!!」
(=゚ω゚)ノ「べっ、別にアンタと旅がしたいとかそんなんじゃないからね!!」
川 ゚ -゚)「ここはツンデレなスーパーデラックスですね」
(=゚ω゚)ノ「ヨーヨーのテクニカルな攻撃とミラーの防御が揃えば敵ナシだよぅ!」
それじゃブーンさんいらないじゃないですか。
川 ゚ -゚)「そういうことなら協力しよう、二人でダイナブレイドを倒すぞ」
そんな会話を続けながら洞窟へと二人は進んでいった。
後ろから迫る青い影に気づかぬまま……。
- 37: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:35:19.99 ID:ZckfmmQX0
- ゴゴゴゴゴ(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)ゴゴゴゴゴ
川 ゚ -゚)「洞窟侵入開始早々ロッキーの集団が現れたぞ」
(=゚ω゚)ノ「ガッキーカワイス」
川 ゚ -゚)「それポッキー」
(-_-)「ストーンを舐めるなよ……潰しが利かないこの世の中で、敵を潰せるんだからな」
(=゚ω゚)ノ「うるせぇ!デスロールをくらえっ!」
ギュルルルルルルルルルルッ
(-_-)(-_-)(-_-)「「「うぎゃあああああああああ」」」
(=゚ω゚)ノ「酸素が足りません」
川 ゚ -゚)「それは死亡フラグです」
(-_-)「チクショウ!水の中に逃げてやるぜ!」
(=゚ω゚)ノ「追いかけます」
川 ゚ -゚)「それも死亡フラグです」
そもそもこのステージに水はありません。
- 38: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:37:03.07 ID:ZckfmmQX0
- こうしてギムとシミラは続々と出現する敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、
洞窟の半分辺りまで進んだ。
(その間、二人は無言だったのでその辺は省略します。
よくあるでしょう?いつも小うるさいDQNクラスが調理実習でメシ食ってる時だけ
やけにおとなしかったり……そんなもんです。)
(=゚ω゚)ノ「やたら風が強い所まで来たよぅ」
川 ゚ -゚)「吹き飛ばされたら危険だな、こういう時にストーンが役立つか」
(=゚ω゚)ノ「よし……じゃあ風に気をつけて出発すr| ^o^ |「まってください」
川 ゚ -゚) (=゚ω゚)ノ「「!!!!!!」」
背後からの声、この時ギムは『あること』を思い出していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カービィ「でも気をつけろよ、その地区は最近ストーカーが出る、
後ろから襲われたりするらしいからな」
(;^ω^)「ストーカー……?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(=゚ω゚)ノ「噂の背後から迫るストーカー……!?」
| ^o^ |「はい、わたしはストーカーです」
川 ゚ -゚)「もしもし警察ですか?」
- 41: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:38:45.64 ID:ZckfmmQX0
- 青く煌めくメタリックボディに赤いリボン、そして眼には闘争心が宿る。
| ^o^ |「アイアンマムともうします」
川 ゚ -゚)「あ、おまわりさんコイツです」
ガシャン!
アイアンマムの手に冷たい鉄の輪がはめられた。
( ><)「オラ、さっさと歩くんです!」
| ^o^ |「なんという逮捕劇……登場したてだというのにもう捕まってしまった、
これは間違いなく作者の手抜き……」
(=゚ω゚)ノ「あっけない最期だよぅ……」
| ^o^ |「だがここでおわるわたしじゃありません」
筋肉が膨張し、冷たい鉄の輪はビキビキと悲鳴を上げ……
弾けた。
( ><)「そ、そんな馬鹿な!なんです!」
- 44: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:39:45.07 ID:ZckfmmQX0
- | ^o^ |「ぜんいんまっさつします」
( ><)「そうはさせないんです!」
空中でY――こちこちスプリンクラー
警察は突然ジャンプしたかと思うと、回転しながら冷気のパンチを繰り出した。
| ^o^ |「つめたいです」
(=゚ω゚)ノ「効いてねぇwwwwwwwww警察ショボスwwwwwwwwww」
(;><)「そ、そんな……ボクの『アイス』能力が効かないなんて……」
川 ゚ -゚)「っ!風が来るぞお前ら!!」
『ビョオッ』突風が吹き荒れパトカーもろとも警察達が吹っ飛んだ。
(;><)「ぎゃああああああなんです―――――-……」
| ^o^ |「……なんでおまえらはとばされないのですか?」
(=゚ω゚)ノ「足元をよく見ろよぅ」
| ^o^ |「……ロッキーをくつにしばりつけてるのですね、きちくです」
(-_-)「なんでボクがこんな目に……」
- 45: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:40:57.07 ID:ZckfmmQX0
- 川 ゚ -゚)「そういうワケで我々は動けん、足が重くてな」
| ^o^ |「あほですね、ぼくはきんにくのおもみでぶじです」
(=゚ω゚)ノ「ふん、動けなくても僕らはヨーヨーにミラー、
中距離の攻撃が得意だからお前なんぞ怖くないよぅ」
川 ゚ -゚)「見るからに近距離戦のファイタータイプだしな」
| ^o^ |「それはあまいかんがえです」
「ねらいをさだめます」| ^o^ |≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡○))゚ω゚)ノメメタァ
(#)゚ω゚)ノ「パ、パンチが伸びたよぅ!!」
| ^o^ |「貧弱貧弱ゥ!!」
川 ゚ -゚)「ちょwwwwwwっうぇwwwwwww」
ドクン
(#)゚ω゚)ノ「ち、ちくしょう……」
こんな時ブーンがいれば……本気でそう考えたギムだった。
と、諦めかけていたその時!
- 46: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:41:46.49 ID:ZckfmmQX0
- ( ^ω^)「ギム――――――――!!」
(#)゚ω゚)ノ「ブ……ブーン!!」
\
\
\ 彡
`r/⌒ヽ
r‐ 、(^ω^ ) <おっおっおっ♪
\(`ヽ、 ,つ
`ヽ.__/
| / |
| / ミ |
| / ミ |
| \、_,ノ 、_/ |
| _,ノ /⌒ヽ( |
| `) ('ヽ、 )) ___──
| ヽ /  ̄ ̄ ̄
| / ,- ヽ  ̄ ̄ ̄──
| '⌒)(__,/ ヽ__)(` |
| /' '^\ |
- 47: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:43:37.04 ID:ZckfmmQX0
- (メメ^ω^)ノシ「愛の戦士、ブーン参上!!」
ξ゚听)ξ「タックもいるよ」
川 ゚ -゚)「アッー、お前BUBBLY CLOUDSにいた香具師か」
(メメ^ω^)「ゲゲッ、あの時のシミラ!!」
| ^o^ |「わらわらとうざいのがわいてきました」
ξ゚听)ξ「あなたが一番うざいです……っとアレ?ブレ子さんは?」
(#)゚ω゚)ノ「カーチャンは星になりました」
川 ゚ -゚)「あのアイアンマムに殺されたんです……ウッ……カーチャン……」
(メメ^ω^)ξ゚听)ξ「「な、なんだってー!!」」
(メメ^ω^)「……すお」
| ^o^ |「かぜでよくきこえません」
(メメ^ω^)「テメェぜってぇぶっ殺すお!!」
- 50: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:44:39.09 ID:ZckfmmQX0
- ξ゚听)ξ「アナタここらで噂の『青いストーカー』ね……
一体何が目的なの!?なんでブレ子さんまで殺す必要があったの!?」
| ^o^ |「ぼくがストーカーをするりゆう?」
\ U /
\ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ <かまってほしくてさあ!>
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__
- 53: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:47:30.85 ID:ZckfmmQX0
- | ^o^ |「おやがネトゲはいじんでした」
川 ゚ -゚)「なんと下らん理由だ」
(#)゚ω゚)ノ「ブーン……『アナルコピー』は完成したのかよぅ……?」
(メメ^ω^)「もちろξ゚听)ξ「いいえ、残念ながら未完成よ」
みの「残念!」
児玉清「残念!」
竹原「残念じゃ、帰れ 帰れゆうとるじゃろが!」
『ビョオオッ』
またも強風がその場を包み込む。
だが誰一人として飛ばされる者はいない、熱い魂の重みがそうさせているのか。
(;><)「ボクだって熱い魂くらい持ってます!!」
警察「持ってたらアンタ溶けちゃうだろ……」
意味深な地の文に警官のチリーは本気で悩み出した。
| ^o^ |「さぁかかってこい!それともにげるのか!?」
(メメ^ω^)「誰が逃げるかお、お前こそ後悔するなお!」
- 54: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:48:45.17 ID:ZckfmmQX0
- ギャラリーが見守る中、ブーンVSアイアンマムの決闘が始まった。
| ^o^ |「ねらいをさだめます」
(#)゚ω゚)ノ「飛んでくるパンチだよぅ!避けろブーン!!」
( ^ω^)「その必要はないナリ」
クルッ(^ω^ )彡
| ^o^ |「てきにせをむけるとはぶしのはじ!」
(^ω^ )「くらえっ!尻から『ぶんせきのひかり』」
ブリベチャッ
- 55: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:50:14.81 ID:ZckfmmQX0
- | ^o^ |「うんこのさんだんがとんできます!」
(^ω^;)「チクショウ!また屁だったお!!」
川 ゚ -゚)「どう見ても実です、本当にありがとうございました」
その瞬間、今までとは比べ物にならない突風が吹き荒れた。
『ゴビョオオオオオオッ』
ξ゚听)ξ「こっ、これはまずいわ!!」
ブーンが放った脱糞が風に乗り、優雅に宙を舞う。
その姿はまるでダンス。
≡●●(((;゚ω゚)ノ「ちょwwwwwww汚ねぇwwwwwwwwwww」
ギャボーッ川;゚ -゚(●≡
≡●)゚听)ξアバァーッ
(;^ω^)「こ……これは……」
ブーンはその光景を見て絶句した。
自分の出した排泄物が自分の仲間を襲っている、こんなことがあっていいのだろうか。
- 58: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:51:25.68 ID:ZckfmmQX0
- (#^ω^)「あっていいワケないお――――――ッ!!!」
その仲間を想う気持ちが
ブーンの魂の叫びが
負けたくないという信念が
ミラクルスーパーデラックスを起こした。
| ^o^ |「っ!何かが光っています!!」
●●●●
ξ゚听)ξ「……こ、これは……まさか……」
●●●●
(;^ω^)「僕の……尻が温かいお……」
(=゚ω゚)ノ「そ、それだ!それが『ぶんせきのひかり』だよぅ!!」
(;^ω^)「おおおお?マゾかお!?」
- 59: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:52:45.11 ID:ZckfmmQX0
- ――――そうだこの気持ち――――
――――今ならやれるハズ――――
クルッ(^ω^ )彡
(^ω^#)「ぶんせきのひかりっ!!」
| ^o^ |「あっあああああああああ!!!」
アイアンマムが眩い光の中へ溶け込まれ――――――――
フッジサーン/^o^\
しかしなにもおこらない!
ξ゚听)ξ「起こらないワケないわ……ねぇブーン?」
(闘^ω^)「おおおおっ!!」
おめでとう!ブーンはファイターブーンにしんか(?)した!
- 61: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:54:25.20 ID:ZckfmmQX0
- 「負ける気がしねぇお」
そう呟くとブーンは前へ走り出した。前へ、憎き奴のいる前へ。
「ただの突進か、単純な攻撃……愚かだ」
「もう一度言う、後悔するなお」
「なっ!?」
一瞬。
瞬きの間にブーンは目の前まで来ていた。
戸惑うアイアンマム、ガードをする余裕すらブーンは与えない。
Y――スマッシュパンチ
鈍い音が響く。
アイアンマムの顎が割れたのだ。
それほどファイターの力を得たブーンの拳は強烈だった。
「あっ……ご……」
声にならない声。
「惨めだお……僕はこういう奴を見ると……
潰したくて……プチッとやりたくなるんだおぉ!!」
Y――スマッシュパンチ
Y――スマッシュパンチ
Y――スマッシュパンチ
Y――スマッシュパンチ
Y――スマッシュパンチ
Y――スマッシュパンチ
- 64: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:55:58.61 ID:ZckfmmQX0
気づけば僕らは一つの死体を囲んでいた。
(闘^ω^)「あちゃー……やりすぎましたね……」
川 ゚ -゚)「自首しろ、今なら向こうに警察がいるぞ」
ξ゚听)ξ「ダメよ、ブーンはこれからダイナブレイドを倒しに逝くんだから」
(=゚ω゚)ノ「死ぬこと前提ですかそうですか」
ξ゚听)ξ「とにかくこの死体は――――――――……」
気づけば僕らは完全犯罪を企てていた。
- 67: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:57:30.90 ID:ZckfmmQX0
- (=゚ω゚)ノ「穴掘ったよぅ」
川 ゚ -゚)「疲れたぞ馬鹿」
ξ゚听)ξ「よーし、じゃっ死体を埋めて……」
( ><)「コラーッお前ら何してるんですかーッ!!」
(=゚ω゚)ノ「いけねっ、おまわりさんだよぅ!!」
ξ゚听)ξ「こういう時は――――――!!」
(闘^ω^)「スタコラサッサだぜ――――ィ!!!」
長い間ご愛読ありがとうございました!!
俺の次回作にご期待ください!!
(闘^ω^)「ちょwwwwwwwwねーよwwwwwwwwwww」
- 68: ◆R38CE/IWYU :2006/11/18(土) 23:58:36.50 ID:ZckfmmQX0
- キャンディ山 ダイナブレイドの巣
( ゚∋゚)「………」
( ゚∋゚)「俺もやろうかな……ブログ」
決戦間近です。
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