( ^ω^)ブーンがカービィに代わりスパデラを攻略するようです

37: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 00:45:35.68 ID:L9bn2y+T0
  
〜〜PLAY14〜〜

洞窟大作戦第二ステージ『水晶の畑エリア』

从'ー'从「う……ぅん……ここは何処なんだろう?」

見渡せば、ピンクとサンライトに輝く水晶達。
気づけばその真ん中に自分はいた。

从'ー'从「あのクジラが地震を引き起こして……えーと……」

('A`)「崩れ落ちた落下点がここだった。
   仲間達とは離れ離れ。
   出口は不明でこのままじゃ、この水晶の畑が墓場になるわけだ」

从'ー'从「え?あ、あああ!すみませんすみません!!」

下から声がすると思えば、自分が下敷きにしていた。
今思う事は「万が一カッターが尻に刺さってたらやばかった」という事だ。

('A`)「それより見ろ、目の前に扉が三つあるぞ」

从'ー'从「……どれかが出口に繋がってるんでしょうか……
     ブーンさん達も探さなきゃならないし……」

('A`)「それでも大王なら……大王なら何とかしてくれる……」



38: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 00:52:44.20 ID:L9bn2y+T0
  
洞窟大作戦第四ステージ『神秘の楽園エリア』

    (´・ω・` )  この状況はおかしいだろう……
     (=====)   冷静に考えて
   __ (⌒(⌒ )
 /\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\
  ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
         | |
       / \

/ ,' 3「大王、原住民がお怒りのようなんだぜ?」

↓原住民

(^ω^)9m「ティーエンニューテンニンジャテーロズ!」
┗-i ノ   (おい、お前らは我々先祖代々守ってきた秘宝を狙ってんだろう?)
┏┘
原住民の数はざっと一人くらいだった。
バグジーはクワガタだけあって、言葉が通じているようである。

/ ,' 3「大王、彼は名刀サムライという秘剣を守っているようですぞ」

(´・ω・`)「ふん、そんなもん信じられんね」

(^ω^)―†←コレ
┗-i ノ   「これがモノホンの『めいとうサムライ』ねうち:990000Gなんだぜ?」
┏┘

(;´・ω・`)「な、なんだって――――!!?」



40: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 00:55:41.99 ID:L9bn2y+T0
  
(;´・ω・`)(値打ちが馬鹿にならん……これさえ手に入れば、あとは何もいらんね)

それを手に入れる前に解決しなければならない事があるような気もしますが
まぁ放っておきましょう。

(#´・ω・`)「バグジー!その刀を奪うんだデ!!」

/ ,' 3「それは出来ませんね大王」

それからバグジーは語り出した。
「見てください、この洞窟の中とは思えない青い空と白い雲を。
 ここは神秘の楽園と言われる場所だけあって本当に美しい所です。
 うつくしまふくしまです。
 それに先程私は素晴らしい宝物を手に入れました。
 『たけとりのむすめ』です。
 発情期の私はすぐさま着物を剥ぎ取りました。
 むすめは悲しそうな顔をしましたが構いません。
 何せ、むすめは死体の髪の毛を集めてかつらにしようとしていたのですから。
 よって私はこのような素晴らしい刀を売って、
 あなたの私利私欲のために使うのは大変勿体無いと思いましたのです」

(#´・ω・`)「大王に逆らうのか――――――!!」

     パコーン (ω゚`≡;´゚ω) いやああぁぁ―――!
          ((=====))
/ ,' 3     __ ((⌒(⌒ ))@))
  ⊂彡☆(( /\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\ ))
        ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
               | |
             / \



41: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 00:57:24.94 ID:L9bn2y+T0
  
/ ,' 3「しかし原住民よ、この洞窟地下から出られる方法はないのか?」

(^ω^)9m「先祖代々守り続けてきた古代のエレベーターならあるぜよ
┗-i ノ    ま、もっともそこに行くまでが至難なんだけどな」
┏┘

/ ,' 3「至難?kwsk」

(;´・ω・`)「どうせ、あの鯨野郎みたいなボスが通せんぼしてるんだろう?」

(^ω^)9m「ボス・ワムバムロックという岩の魔人がいるんだぜ?
┗-i ノ    実は俺の娘もそいつに捕まってるんだぜ?」
┏┘

原住民(ブーンと被る)はその後も話し続けた。
原住民は洞窟三大ボスに虐殺された事、逃げ延びたのは自分と娘だけという事、
その娘も囚われの身になってしまった事、自分のブログが炎上した事。

(^ω^)9m「洞窟三大ボスはどいつもこいつも洒落にならん奴ばかりだ、
┗-i ノ    ファッティホエール、ガメレオアーム、そしてワムバムロック」
┏┘

/ ,' 3「どうやら宝どころでは無くなってきましたぞ大王」

(´・ω・`)「よし、レスキュー呼ぼう」


(^ω^)9m「鬼才現る!」
┗-i ノ    
┏┘



42: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:00:58.37 ID:L9bn2y+T0
  
洞窟大作戦第三ステージ『古代の塔エリア』

(;^ω^)「しかし、でっ……かい、お城だお」

( ゚д゚ )「元々地下に住んでいた原住民が築き上げたと見ていいですね」

(;^ω^)「だからあんたは誰ですかお?」

( ゚д゚ )「申し遅れました、私こういう者です」

(;^ω^)「名刺……?」

有限会社ギャラクティック・ノヴァ
社長 マルク
モットーは「ポップスターをボクのものにしたいのサ!」

(;^ω^)「すごいモットーですね」

( ゚д゚ )「本気です」

(;^ω^)「何故ここに?」

( ゚д゚ )「迷子なのサ」

(;^ω^)「本当は?」

( ゚д゚ )「急に地震が来たので……」

(;^ω^)「要するに僕らに付いて来たんですね」



44: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:04:03.34 ID:L9bn2y+T0
  
( ゚д゚ )「電車の時からずっと付けて来ました、君にはただならぬオーラがあるのサ」

( ^ω^)「そんなことはどうだっていいお、今は脱出するのを優先するお」

( ゚д゚ )「お仲間達は……?」

( ^ω^)「仲間――――――――!!」

ブーンは思い出した。
あの地震の中で何が起きたのかを、何故離れ離れになったのかを。

↓回想

ガラガラガラガラ……

('A`)「岩が崩れまくってるぞ!!」

从'ー'从「キャ――――――!ブーンさんにぶつかる!!」

ブーンの死体向け、一直線に落下する岩石。絶体絶命だ。

(;´・ω・`)「ブーン!助けるぞ!」

間一髪。
大王の機転でブーンを岩の落下点からずらす事に成功した。

('A`)「大王!早く逃げろ!」

(;´・ω・`)「……俺はここまでだ」



45: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:05:11.35 ID:L9bn2y+T0
  
('A`)「……!!」
(大王の制服が岩に挟まって……)

ガラガラガラ……

('A`)「本田ああああ!!!」




(;^ω^)「そうだ、大王があの時助けてくれたんだお……」

( ゚д゚ )「それはそれは大変な思いをされたんですね」

( ;ω;)「僕が……僕が本田君を殺してしまったんだお……」

ブーンは泣いた。
涙が枯れるまで泣き叫んだ。

( ゚д゚ )「希望を捨てるのはまだ早いですよ、
     この城の中にいるかもしれないじゃないですか」

( ;ω;)「そんな馬鹿な……」

( ゚д゚ )「それにこの城の中に脱出できるヒントが無いとも言い切れませんし、
     こんな所で泣いていても何も起こりませんし変わりません」

(*^ω^)「お宝もガッポリあるかもしれないお!」

人の欲は命よりも重い――――――ガレリオ



48: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:07:36.49 ID:L9bn2y+T0
  
ブーンと謎の社長マルクは陽気に鼻歌(さらば蒼き日々の面影)を歌いながら
スキップで古代の塔へと入っていった。

その様子を影から監視する者がいるとは露知らずに。

外(-_-)「こちらロッキー、不審人物が塔内に入っていきました……どーぞー」

その者はトランシーバーを使い情報を与えているようだ。

中<ヽ`∀´>「あいあい、今から我々バイオスパーク軍団で袋叩きにしてやるニダ」
A<ヽ`∀´>
B<ヽ`∀´>
C<ヽ`∀´>

卑怯にも彼らは数で勝負するようです。

D<ヽ`∀´>「あ、来たニダよ」

  (((;;;:: ;: ;;          ;; ;:;::)) ::)
   ( ::: (;;       );:;;;)) )::: :; :))
    ((:: :;;  ( ^ω^ )っ ;;;; ; :))
     ((;;;  (っ ,r ドドドドド・・・・・
          i_ノ┘
 ((;;;;゜;;:::(;;:      '';:;;;):;:::))゜))  ::)))
 (((; ;;:: ;:::;;⊂( ゚д゚ )  ;:;;;,,))...)))))) ::::)
  ((;;;:;;;:,,,." ヽ ⊂ ) ;:;;))):...,),)):;:::::))))
   ("((;:;;;  (⌒) |ダダダダダ・・・・・
         三 `J

<ヽ`∀´>「たった二人で…………ん?」



49: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:08:26.62 ID:L9bn2y+T0
  
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドド''';;';';;'';;;,., ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド    
ドドドドドドドドドドドドド''';;';'';';''';;'';;;,., ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド   
ドドドドドドドドドドドドド;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドド;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドvymyvwymyvymyvy、ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドヽ(゚д゚)vヽ(゚д゚)yヽ(゚д゚)v(゚д゚)っドドドドドドドドドドドドドドドドド
ド⊂( ゚д゚ ) と( ゚д゚ ) 〃ミ ( ゚д゚ )っ (^ω^)つドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドゝηミ ( ゚д゚ )っ ミ) ⊂( ゚д゚ ) .(彡η rドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドしu(彡η r⊂( ゚д゚ ) .ゝ.η.ミ) i_ノ┘ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
.       i_ノ┘  ヽ ηミ)しu
           (⌒) .|
            三`J



52: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:10:48.45 ID:L9bn2y+T0
  

                              _  ,.-‐'.、,.---─,.、
                           ,.‐‐,.‐''""''~    ヽ, -‐ |
                      ,.-‐,.‐'"/,| ヽ   /    /::-‐' /
                    ,.-''"::::::,.-‐/~~|,.-ヽ-'/,.,._ ,.,.,.-‐' |   /
                ,.‐'"::::,.‐''"-‐''",.,.//‐''l|、~\::,,,~''''/ヽ,.ヽ  /  _,.,.,._
               ,/::::::/‐-   |ヽl|  'l/ヽ  ''‐''/:::  ~"''''''''''"~   ゙"''‐-,.、、,.,-,-‐‐_;;;ヽ
         _,.,.,.,.,.,..//_//| ::::... ヽ\\ '"     .\ ___,.,.,.,.,.,._,.,.,.,.,.--‐-,.,.l.|_川、l ||| |
       /'",.‐-,.,._ ̄ ̄‐-ヽ、‐-,.‐, ''''_, 、.ヽ、,.,./‐----,.\|、=≡/           l_'ヽ、─--'
      ⊃'イ:::::::://~'''‐,-,.,.,.-‐'"::::ヽ、/   ゙ヽヽ/      ゙、ヽl./ヽ'            lヽ
      彡'"|//::::,.-‐''''"ヽ/゙.ヽ、::::::::::::/      ̄       ヽl|ミ
      / ::,./-''"   ,-/,.,、 ''、ヽ_,./               ゙、lノ
     /  /     /'//;;;/  =|
     |  /    ,./ヽ、;;;/ 、= '/
     .| ./    -‐ノノノノヽ-‐'ミゝ
     | /       レ川ハルリミ
     | ヽ_、       ヽ '"~
     .゙、: ヨ_
     .\レノ
       |;;|、__               ◯
       .|:|/‐l|
        /|'##|
       .|:|##.l|
       |:|♯#|          明らかに多い――――――!!
       |:|♯#|
       |:l♯/
       ヽ='"



54: ◆R38CE/IWYU :2007/01/04(木) 01:12:26.47 ID:L9bn2y+T0
  
構えていたバイオスパークは全員一目散に逃げ出した。
当然といえば当然だが。

( ゚д゚ )「僕の魔法幻術だってのに馬鹿な奴らなのサ」

(;^ω^)「そういうの勝手にやっちゃ駄目だろう……芸術的に考えて」

そう言いながらも、ブーンと謎の迷子・マルクは無事侵入出来たのでした。







A<ヽ`∀´>「マズいニダ!こりゃやばいニダ!」

V<ヽ`∀´>「ガメレオアーム様に報告するニダ!」

どうやらこの城にもボスがいるようです。



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