( ^ω^)ブーンが仮病にかかったそうです
- 392: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:41:32.43 ID:YVvretVV0
- 「う〜〜トイレトイレ」
今トイレを求めて全力疾走している僕は予備校に通うごく一般的な男の子
強いて違うところをあげるとすれば男に興味があるってことかナー
名前は道下正樹
そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやって来たのだ
ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた
ウホッ!いい男…
【ハッ】
そう思っていると突然その男は僕の見ている目の前でツナギのホックをはずしはじめたのだ…!
【ジジー】
「やらないか」
そういえばこの公園はハッテン場のトイレがあることで有名なところだった
イイ男に弱い僕は誘われるままホイホイとトイレについて行っちゃったのだ
彼――ちょっとワルっぽい自動車整備工で阿部高和と名乗った
ホモ・セックスもやりなれているらしくトイレにはいるなり僕は素裸にむかれてしまった
「よかったのかホイホイついてきて 俺はノンケだってかまわないで食っちまう人間なんだぜ」
「こんなこと初めてだけどいいんです… 僕…阿部さんみたいな人好きですから…」
「うれしいこと言ってくれるじゃないの それじゃあとことんよろこばせてやるからな」
言葉どおりに彼はすばらしいテクニシャンだった
僕はというと性器に与えられる快感の波に身をふるわせてもだえていた
- 393: VIP村人P :2006/11/17(金) 22:41:45.25 ID:Y66vPCVJO
- ( ^ω^)…
(^ω^)
- 394 : VIP村人j [sage] :2006/11/17(金) 22:42:24.33 ID:66hX4iWo0
- ちょwwwwwwwwwwwwwww>>1wwwwwwwwwwwおまwwwwwww
- 395: VIP足軽q :2006/11/17(金) 22:42:45.45 ID:vaKAKqyT0
- 予想だにしない展開ですね
- 397: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:43:15.93 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「あぷー、追加事項です……」
☆★☆★( ^ω^)ブーンが仮病にかかったそうですについての注意事項☆★☆★
6.コピペミス、あるあるwww
7.ツッコミなくても負けないもん。
8.今作品は一世一代の大冒険のため、既にいつものテンションを捨てております、生温かい目で見守って下さい。
(*ノωノ)「それでは改めて、お楽しみ……下さい……」
- 398: VIP村人XL :2006/11/17(金) 22:43:36.39 ID:A6NdrZwj0
- ちょwwww>>1wwww
- 400: VIP乙女 :2006/11/17(金) 22:44:39.16 ID:tbyPm5byO
- ウホwwwwwwww
- 401: VIP足軽q :2006/11/17(金) 22:44:40.27 ID:vaKAKqyT0
- 何故コピーしたのか。それが問題だ
- 403: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:44:58.13 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「はふぅ、はふぅぅ……!!」
その夏は異常気象と証される程の熱気が辺りを包んでいた。
太陽の光は鋭く人々を突き刺し、アスファルトは鉄板のように陽炎を放っていた。
滝のように流れる汗が、その異常さを如実に表す。
だというのに、どうしてここはこうも密集しているのか。
物好きな人々がいたものだ。
(;^ω^)「はふっ、はふぅ……ヒュッ!」
呼吸に詰まって変な声が出ると同時、隣で密接している女の子がこちらをチラと見た。
まったくウブな娘だ、見られていることに気付かない素振りをしながらも、少し照れた。
その瞬間、ガタンと世界が揺れた。
娘の体がなお密接して、口元が緩んだ自分がいた。
『次はー、VIP〜VIP駅でございます〜。お降りの方は(ry』
( ^ω^)ブーンが仮病にかかったそうです
- 407: VIP乙女 :2006/11/17(金) 22:46:20.54 ID:tbyPm5byO
- 最初の行がウホネタにしか見えなかったぜwww
- 408: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:46:38.09 ID:YVvretVV0
- 完全に密接した女の子と自分。
柔らかい女性の感覚。
(;^ω^)「……フヒッ!」
((*ノωノ))
つい漏れた卑下た笑い声に、ビクッとする女の子。
そんな可愛い反応がもう堪らんとです。
少なからず悪戯心が沸いてきます。
(;^ω^)(まだ高校生だから、きっと実名報道は……いやいや、週刊新潮の奴等を甘く見ていると酷い目に……)
常に最悪のケースを考えて行動する事こそが犯罪の極意だ。
さて、今更ですが自分は通称「ブーン」と呼ばれている今を羽ばたく高校生です。
ゆとり教育の弊害に合い、不本意ながらに近郊の3流高校に通っています。
毎朝こんな飽和状態の電車で学校に通っているのですが、そんな自分の頑張りを神様は見ていてくれたのでしょう。
今日は中学生と思しき可愛い少女が自分の隣には居ます。
これは『痴漢しろ』との天命と受け取ります。
ありがとう神様、自分は仏教徒だからありがとう仏様。
- 409: VIP村人x :2006/11/17(金) 22:47:01.13 ID:gXVum5enO
- 予想の斜め上過ぎる展開に驚愕wwwwwwwww
- 410: VIP足軽e :2006/11/17(金) 22:47:17.33 ID:LN3w/lyI0
- これはwwwwww
- 413: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:48:41.17 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「……ふひゅ」
まずはジャブ程度に軽くスカートを引っ張ってみます。
然程反応しません、安心したと同時に恥じらいの表情を見たい自分としては不満としこりが残る結果となりました。
ここはスカートの中に手を入れるしかありません。
スカートの中、それは真実の口。
偽り物が手を突っ込んではそのまま手首を切り落とされるという都市伝説が現代日本にははびこっています。
否、自分は真実者です。
自分ほど欲望に忠実で正直な者を他に知りません。
(;^ω^)「……ふひひ」
- 415: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:50:21.47 ID:YVvretVV0
- 少女は今の世の中にして珍しく、丈の長いスカートをはいています。
校則から外れるという事を知らないのでしょう、可憐で純朴な様が溢れ出ています。
(;^ω^)(……くそ、思ったよりも低い……)
その長い丈が自分の新しい一歩を妨げようとします。
障害があった方が恋は熱くなるなどとも言いますが、それは痴漢においても同じようです。
痴漢と恋、それは表裏一体ですから当然といえば当然でしょうか。
ガタン
(;^ω^)「!!」(*ノωノ)
と、再び突然揺れた世界で自分の片手は偶然にも少女の臀部へとタッチしてしまいました。
そう、これは偶然です。
自分はスカートの中に手を入れようとしていただけです。
その過程で、突然の揺れに対し為す術もなく触れてしまっただけです。
誰が悪いわけでもありません、亜自然現象です。
- 417: VIP乙女 :2006/11/17(金) 22:51:25.03 ID:tbyPm5byO
- ちょwwwブーンwwwwwwwwwwwww
- 418: 悲しい一人暮らし :2006/11/17(金) 22:51:26.20 ID:L9G4THsT0
- 亜自然現象wwwww
- 419: 姫 :2006/11/17(金) 22:51:27.16 ID:5f/UmrBq0
- 作者の実体験か…
- 420: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:51:59.81 ID:YVvretVV0
- 少女の顔は見る見る紅潮していくではありませんか。
そう、これが見たかったんだ。
恥じらしそうに俯くそんな姿を見せられては、我慢できなくなっちゃいますよ?
(;^ω^)「……ふぅ、ふぅ」
((*ノωノ))「……」
自分の息遣いが自分でも気持ち悪いほどです。
頬を伝う汗がまた一粒また一粒と垂れていって、顎から床へと落ちます。
暑いのは気候のせいだけじゃない、この高騰した自分の心の所為です。
この気分がたまらねぇ……犯罪を犯すこのスリルこそが至高の宝物なり。
こうも捻くれたのはゆとり教育の所為だ、そう、ゆとり教育こそがこうも自分を駄目にしたんだ。
(;^ω^)「……ふひっ!」
相変わらず垂れ落ちる汗、喉が渇いてくるじゃないか。
とりあえず仕事前の一杯と意気込もうか。
鞄の中からペットボトルのお茶を出して、軽く口に含みます。
- 421: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:53:42.91 ID:YVvretVV0
- (;゚ω゚)「……ッ!!」
ペットボトルを口に含みながら少女を見て「フヒヒ」とか言おうとしたらお茶が喉に詰まりました。
誰かしら一度は経験した事があるでしょう、飲み物が詰まると針で刺されたかのごとく激痛が喉を突き抜けます。
痛い、痛い、痛い、いますぐにもむせ返してしまいそうです。
目に溜まる涙、首をどれだけ掻きむしっても、喉の奥のもどかしさは変わりません。
しかしこんな密集した地帯で飲み物を吐き出したらどれほどの惨事になるのかは想像に難くないです。
テポドンとかの比ではありません、第3次世界大戦再びでしょう。
少女を見て心を落ち着けようとするも、少女は下を向いていてその表情を見る事が出来ません。
3流盗撮物のAVビデオよろしくです、顔見せいやコラ。
仕方なく目線を前にあげると、禿げた見るからに裏の人間らしきお兄さんがいます。
眉毛もなくて明らかに係わってはいけない感じが滲み出ています。
あまりジロジロ見ているとメンチ切りと思われかねないので、更に目線を逸らします。
と、そこにようやく長いストレートヘアーの素敵な大人のお姉様を発見しました。
砂漠のオアシス、マラソン大会当日の大雨ともいえるその女性を見て心を落ち着けようと試みます。
- 423: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:55:21.06 ID:YVvretVV0
- ボンと出た臀部、キュッと引き締まった艶かしいアーチを描くウエスト。
若干手足は筋肉質かとも思うが、それをも感じさせぬ豊満な胸。
ボン、キュッ、ボンの模範解答がこちらにお目見えしております。
( ;ω;)「……ッ!!」
そのボディを最大限に引き出せる風貌をしているかどうか、それもまた重要であります。
これで顔が貞子なら……いや、貞子なら余裕で合格です。
美代子ならかなりアウトです、暴投もいいところです、テポドンXの比じゃありません。
フワッと髪の毛を撫でる仕草にそそられます。
ああ、自分をロリコンだと冒頭で決め付けた皆様乙。
自分は下は4歳、上は40歳までなら射程範囲内ですよ?
( ;ω;)「……ッ!!」
さて、いい加減こっちを向いてくれセレブ!
喉が、喉のイガイガがもう限界に近い……ッ!!
- 427: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:57:03.06 ID:YVvretVV0
- (*´・ω・)彡 クルリ
どう見てもニューハーフです、本当にありが
/' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
- 428: VIP足軽b :2006/11/17(金) 22:57:08.95 ID:qPzKPeH3P
これは酷いwwwwwwwwww
- 431: VIP村人h :2006/11/17(金) 22:58:24.43 ID:glHmBQMV0
- これはwwwwwwww
- 432: VIP足軽q :2006/11/17(金) 22:58:33.86 ID:vaKAKqyT0
- まあ後姿じゃわからんよね
- 433: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 22:58:41.52 ID:YVvretVV0
- 口から噴出するだけに留まらず、鼻からケツから出るものしっかり出ました。
当然ケツから出たのは固形物です、本当にありがとうございました。
さて、それどころか噴き出したお茶は禿げ頭のいかにも裏の人間なお兄さんに景気良くぶっかかりました。
メッチャ睨んでます。
これでもかってプルプル震えながら血管を浮かせて爆発寸前です。
これ、死んだな。
走馬灯のようにエロゲのCGが脳裏を掠めていきます。
モザイクUzeeeeeeeeeeee!!
- 434: VIP足軽e :2006/11/17(金) 22:59:36.85 ID:LN3w/lyI0
- ちょっとまてwwww親がきてこのスレならー安心してテレビみてたらスレがこんなん
なったの忘れててwwwww
みられたんじゃんかよwwwww
- 435: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:00:18.90 ID:YVvretVV0
- いやいや、諦めちゃ駄目だ、何とか打開策を考えなければ!
しかしこの鮨詰め状態の四面楚歌の中でどうしろというのか?
裏のお兄さん以外にも自分を狂気の目で見ている人は何人といます。
目線で人が殺せるのなら十回は軽く死んでいます。
どうにか……どうにかできないか?
ここは安価で何とか突破できるだろうか!?
学校の勉強なんてこういう時に使えやしねぇ、こういう時はVIPクオリティに人生を預けるしかねぇんだ!!
- 438: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:02:01.74 ID:YVvretVV0
- まず全裸になり
( : )
( ^ω^)ノ彡
<( )
ノωヽ
自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき
从
ω^ ) て
( ヾ) )ヾ て
< <
人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
Σ て
Σ びっくりするほどユートピア! て人__人_
Σ びっくりするほどユートピア! て
⌒Y⌒Y⌒Y) て
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
_______
|__ ヽ(^ω^ )ノ
|\_〃´ ̄ ̄ ヽ..ヘ( )ミ
| |\,.-〜´ ̄ ̄ ω > (ω^ )ノ
\|∫\ _,. - 、_,. - 、 \ ( ヘ)
\ \______ _\<
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
\||_______ |
- 440: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:03:39.01 ID:YVvretVV0
- 皮被った粗末なものを振り回してみると、一瞬にして自分に近寄る人間はいなくなる。
少女なんて泣き顔だ。
悪い事をしたなと思いつつ、そんな表情に下半身は正直に反応してしまいます。
そんな自分のエッフェル塔に余計に驚いた回りは、口々にこう言います。
「おい、やばいんじゃないかアイツ?」
「車掌さん呼んで来い、これは……!」
「なんだいきなり!? ちょっと病院だろ!」
(;^ω^)(……お?)
もうこの恥辱的な状態に心臓の音しか耳に届きませんが、何故かアタフタと慌てるばかりの周り。
これは……この調子で行けばもしかして助かるんじゃないか……!?
毎朝重いにも拘らずベッドを学校へ持参していて良かった、持ってて良かったPSP。
- 441: 牛のふん :2006/11/17(金) 23:03:40.09 ID:tbyPm5byO
- ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 442: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:04:57.58 ID:vaKAKqyT0
- ニューハーフは興奮してそうだな
- 443: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:05:20.24 ID:YVvretVV0
- ただでさえ満員の電車ですが、自分の周りは不思議と人が消え失せました。
そのまま無防備な体勢で電車の扉に近付きます。
窓に微かに映った自分にメンチを切って叫びました。
(#^ω^)「てめぇオムツやっとけお、このアホンダラ!!」
そして軽くシャドウボクシング。
攻撃してばかりじゃいけない、たまには喰らった素振りもいれる。
そしてよろめくも、まだまだ平気だといわんばかりの目線をギャラリーへ向ける。
ニッと歯を覗かせて笑っても見せる。
ギャラリーは真顔で引いていた。
そんなに流血しているのか……コイツはやべぇな……。
ヨロヨロと歩いて自分のダメージを表してみる。
迫真の演技に皆釘付けだった。
そして駅に止まる電車、急ブレーキに思わず自分は倒れた。
- 444: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:06:56.97 ID:YVvretVV0
- 扉が開くと同時、男の人が一人入って来る。
( ´・ω・)「はいはーい、車掌ですけど君かい、突然発狂したデブオタって?」
どうやら車掌さんのようだ、助かった。
ナイスな気転のお陰で、この調子なら無事無傷で電車から逃げられそうだ。
それでも完全に逃げ切るまでは油断してはいけない。
( ´・ω・)「大丈夫ー、立てるかい?」
( ^ω^)「俺なりのサプライズや」
( ´・ω・)「おkおk、立てるならちょっと一緒にここから出ようねー」
そして車掌さんに連行されて電車からホームへと出た。
- 446: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:07:54.35 ID:vaKAKqyT0
- いやあホントにサプライズだ
- 448: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:08:35.30 ID:YVvretVV0
- ホームは電車が行き来している事もあり暑かった。
さっきまで冷房のきいた電車内にいたのだからそう感じるのも当然かもしれない。
全裸でも暑く感じた。
( ´・ω・)「それじゃ、病院へ行こうか」
( ^ω^)「包茎手術は痛いらしいので結構ですお」
( ´・ω・)「黙れ短小、そのイカレた脳ミソ見てもらうんだよカスが」
少女の効果が衰えたせいか、エッフェル塔は無残にも原形を留めていなかった。
これでは短小と言われても仕方ない。
( ^ω^)「男としての証は小さくとも、心は世界を包み込むほど広大な思いやりが詰まってますお」
( ´・ω・)「うん、分かったからちょっと黙ろうね。
いい加減おじちゃんも限界きちゃうからね?」
( ^ω^)「把握した」
そして車で近くの病院まで運ばれた。
途中牛乳会社の看板に書いてあった『生乳100%使用』で不覚にも(ry
- 452: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:10:14.16 ID:YVvretVV0
- 病院の前で降ろされると、そのまま放置して車掌さんは去っていった。
酷い話だ、日本人の気遣いの心はどこへ行ってしまったのだろう?
いやしかし放置プレイも悪くないかもしれない。
しかしやはり暑い。
全裸だというのに胸を伝う汗は止まない。
とりあえず冷房のきいているだろう病院へと行くことにした。
おいすー|////| ( ^ω^)ノ |////| ウィーン
自分を見るや否や、看護婦さんはすぐに検査室へと連れて行ってくれた。
これが顔パスか。
うん、悪くない。
- 455: 花魁 :2006/11/17(金) 23:11:01.51 ID:5f/UmrBq0
- ってか服着せろよwwwwwwwww
- 456: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:11:31.74 ID:vaKAKqyT0
- 果たして看護婦さんが見たのは顔だけなのかな…?
- 457: 牛のふん :2006/11/17(金) 23:11:34.81 ID:tbyPm5byO
- 先が読めないwww
- 458: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:11:53.81 ID:YVvretVV0
- ( ´・ω・)「はじめまして、この医院で医者をやっていますショボンといいます」
( ^ω^)「これはこれはご丁寧に、ブーンといいますお」
( ´・ω・)「ブーン君か……君が先ほど連絡があった電車内でチン事件を起こした青年だね?」
( ^ω^)「巷じゃそうよばれているお、もうその名前は昔に捨てたのに……」
( ´・ω・)「おk、相当重症なようだ。とりあえず体温を測ろうか、君」
(*ノωノ)「はい」
( ´・ω・)「コイツの体温を嫌だろうけど測ってやってくれ」
(*ノωノ)「分かりました、嫌だけど測りますね」
そう言って自分の前に体温計を持って立つナースさん。
ナース萌え……そのナースさんが自分の手を取って、脇に体温計を挟もうとした途端……
エッフェル塔が蘇った!!
(;^ω^)「く……来るなお、止めるお!!」
- 460: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:13:32.93 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「え……?」
( ´・ω・)「どうしたんだい、ブーン君突然……」
(;^ω^)「来るなお、来たら(性的な意味で)挿すお! それ以上寄ったら(性的な意味で)挿すお!」
(;´・ω・)「ふーむ……これはまさに……」
(*ノωノ)「……ですね、突然の発狂……」
年頃の男性器を見ようだなんて、なんて淫乱なナースと主治医なんだ!
怒りを覚えるが下半身を隠す事で両手の自由を奪われた自分に抗う術はない。
(;´・ω・)「ブーン君をすぐに特別病室、801号室へ運んでくれ!」
(*ノωノ)「あ、あの開かずの間と呼ばれた801号室……!?」
(;´・ω・)「仕方ない、仕方のないことなんだ!」
(;^ω^)「……お?」
- 462: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:15:09.71 ID:YVvretVV0
- さて、ノリに任せていたらなぜかこんなことになってしまった。
自分に用意された病院の一室、しかし意外にも綺麗に整然とした所だった。
ここが自分一人のための場所だと思うとまんざらでもない、びっくりするほどユートピアだってし放題だ。
十畳はあるだろう白いそこで、のんびりとくつろいだ。
( ^ω^)「……学校は?」
そういえば忘れていた、学校に行くために電車に乗っていたんだ。
まぁ病気なんだ仕方がないと思って自戒する。
仮病で休むのと何ら変わりないが。
( ^ω^)「……」
そんなことを考えていると、お医者さんにとても申し訳なく思えてきた。
自分は何事もない、至って健康な男児なのにこうやって病人扱いを受け、その間もお医者さんは自分のために調査をしているのだろう。
そう、突然全裸になっただけで別に何もおかしいところはないのだ。
普通という名にふさわしい一般男児なのだ自分は。
ちょっとVIPクオリティを見せすぎただけなのだ。
何よりちょっと飛ばしすぎだろう、そろそろこういった一休憩のレスも必要だ、うん。
重い腰を挙げると、先ほどお医者さんと話した部屋まで足を運んだ。
- 465: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:16:47.33 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「すみませんお……」
( ´・ω・)「おや、ブーン君。どうしたんだい?」
(;^ω^)「はい、それで……」
とりあえず本当の話をすることに決めた。
(;^ω^)「実は、自分はどこも悪いところなんてないんですお。
先ほどまでの行為も自分の意識下で行った行動なんですお」
( ´・ω・)「うん、わかってる、わかってるよ。
わかっているんだけど念のために検査するだけだよ、だから窮屈かもしれないけどしばらく入院してほしい」
(;^ω^)「いえ、別に入院の必要なんてなくて……」
( ´・ω・)「いやいや、念のためだよ念のため」
だめだ、てんで話にならない。
作り笑顔で対応してくれるお医者さんに軽く会釈をして、ブーンはその部屋から出た。
(;^ω^)(どうしようかお……これは後戻りできないのでは……)
- 466: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:18:23.97 ID:YVvretVV0
- ドゥンっ
(;^ω^)「!!」
突然響く音、さっきの部屋からだ。
ドキッとしながらも、恐る恐るブーンはドア越しに中を窺った。
(#´・ω・)「畜生、何でだ……やっぱり普通の青年じゃないか……
くそ、一体何が原因だって言うんだ!」
頭を掻き毟りながら叫ぶショボン先生。
そして何度と机を思いっきり叩いた。
慌てて近くにいたナースさんが止めに入る。
(*ノωノ)「落ち着いてくださいショボン先生、まだ検査は始まったばかり――」
(#´・ω・)「うるさい!!」
(*ノωノ)「キャッ!」
ショボン先生が大きく手を振り払い、寄って来たナースさんに直撃する。
そのままナースさんは倒れてしまい、ぶつかったキャスターからいくつもの検査機器が散乱した。
ガラスの転がる音や割れる音があたり一面に響いた。
- 467 : 荒巻スカルチノフ :2006/11/17(金) 23:18:38.28 ID:OD4anLIF0
- 意識下であれができればむしろ異常な件
- 468: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:18:58.49 ID:vaKAKqyT0
- まあ意識的である方が問題なんだけども
- 469: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:20:03.03 ID:YVvretVV0
- (;´・ω・)「……すまない、少し興奮しすぎていたようだ」
(*ノωノ)「いえ、私は大丈夫です。
それよりもブーンさん、良くなるといいですね」
( ´・ω・)「そうだな……と、お茶を貰えるかい?」
(*ノωノ)「はい、今用意しますね」
笑顔で返事をしてその場を後にするナースさんを見送り、再びショボン先生は改めて頭を掻き毟った。
そして机の上の電灯を殴りつける。
(;´・ω・)「畜生……絶対に、妹と同じ存在を作らないためにも……絶対に原因を究明しないと……ッ!!」
(;^ω^)(妹とか伏線いらNeeeeeeeeeeeeeeeee!!)
ヤバイヤバイヤバイ、マジでこれはとんでもないことをしてしまったのではないだろうか?
もう後戻りできない、いまさら本当のこと言えやしない。
自分がこのまま病人を演じ続けるしかなくなった瞬間だった。
- 470: VIP村人y :2006/11/17(金) 23:20:33.69 ID:gXVum5enO
- ・・・先が読めないwwwwwwwww
- 471: はぐれVIPPER :2006/11/17(金) 23:20:34.05 ID:RRbuJLaZO
- 正常と異常の境界線のなんと曖昧なことか
- 473: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:21:40.12 ID:YVvretVV0
- あれから3日間が経った。
病院生活は暇だけど学校に行かなくてもいいと思うと中々捨てたものじゃない。
看護婦さんも至れり尽せりだし、まさにVIP待遇ってね、HAHAHA。
( ´・ω・)「ブーン君、体の調子はどうだい?」
(;^ω^)「はい、ぜんぜん好調ですお」
( ´・ω・)「発作とかは無いかい?」
(;^ω^)「はい、電車での一件以来ありませんお」
( ´・ω・)「それは良かった」
そう言って笑うショボン先生の頭は、入院当初から比べて白く染まり禿げが目立った。
最近気づいたんだが、このまま自分が発作を起こす素振りを見せなければずっとここのリッチな待遇でいられるんだ。
なんと贅沢なことだろう、とても嬉しい事じゃないか。
一週間もいればショボン先生は丸坊主になってしまうんだろうけど知ったことではない。
- 475: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:23:17.17 ID:YVvretVV0
- さて、今日はカーチャンがお見舞いにきてくれたんだ。
(*ノωノ)「ブーン、大丈夫かい?」
( ^ω^)「ぜんぜん平気だお、江頭倒立だってできちゃうすお」
(*ノωノ)「それは良かった……それじゃ、カーチャンは先生と話してくるからね、待ってるんだよ」
( ^ω^)「把握したお」
カーチャンとハゲ(ショボン)が話するのはとても面白そうで、暇していた自分は幾度ものストーカーで習得した忍び足を使い、ドアの外から二人の様子を探ることにした。
( ´・ω・)「さて、ブーン君のお母さんこんにちは」
(*ノωノ)「先生、あの子は大丈夫ですか……?」
(;´・ω・)「……すみません、現状ではなんとも」
(*ノωノ)「そうですか……」
( ^ω^)9m(プギャー、実はどこも悪くない健康体で元気あり余ってますよー)
- 477: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:24:56.76 ID:YVvretVV0
- ( ´・ω・)「ですが大丈夫です、全力を尽くします。人生をささげるつもりで」
(*ノωノ)「先生……」
( ^ω^)(ハゲ……)
ギャグスタイルに戻ると思っていたが、相変わらずまじめなハゲに心打たれた。
ショボン先生が、その頭が今までよりも輝いて見えた。
( ´・ω・)「僕はそのために医者になったのですから」
(*ノωノ)「そのために?」
( ´・ω・)「はい、実は・・・僕の妹は突然発狂した男に道端で刺されたんです。
それでその男は医学的には精神異常と判断されて罪に問われませんでした」
(*ノωノ)「まぁ……」
( ´・ω・)「今のブーン君がそんな加害者にすごく似ていて、何としても……妹と同じ存在を作らないためにも……!」
( ^ω^)
( ^ω^ )
- 479: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:26:09.48 ID:vaKAKqyT0
- こっちみんな
ハゲでショボンだとあの漢を思い出す
- 480: VIP村人z :2006/11/17(金) 23:26:20.04 ID:Ea/0bnFiO
- カーチャww
- 481: 牛のふん :2006/11/17(金) 23:26:36.73 ID:tbyPm5byO
- これが違乱者か……
- 482: VIP村人Ecup :2006/11/17(金) 23:26:48.03 ID:fWg4Slf+O
- 番長wwwwwwww
- 483: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:26:59.36 ID:YVvretVV0
- ( ´・ω・)「それよりもお母さん、治療費は後でも構いませんが、電車を止めてしまった請求は……」
(*ノωノ)「あ、それなら腎臓一つと家を売りに出して、闇金に手をつけたら何とか返済しきれました」
( ´・ω・)「それは良かった」
(*ノωノ)「しかし治療費は……」
( ´・ω・)「いいですよ、治療費なんて後回しでも全然構いません」
(*ノωノ)「ありがとうございます」
( ´・ω・)「それで、ブーン君ですが普段はどんな子だったから教えていただけますか?」
(*ノωノ)「はい、あの子は昔から(ry……」
- 484: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:27:38.16 ID:YVvretVV0
- ____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
- 490: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:29:14.00 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「ヤバイおヤバイお……もう後戻りなんてできないお……」
その日、ブーンは夢を見た。
それはブーンが小さいころ、川原で遊んでいた時の話だ。
(*ノωノ)「ブーンや」
ブーンはいつもの調子で水面から2cmギリギリの所を滑空するというあの遊び(正式名称不明)をやっていた。
( ^ω^)「カーチャン、見て見てー」
(*ノωノ)「あらあらあの子ったら……」
ブーンはその遊びだけはずば抜けて上手かった。
将来はオリンピック選手間違いないとオリンピック協会会長の竹田さんが舌を巻いて奨励したほどだ。
そんな僕に声をかけてくれた人がいた。
( ´・ω・)「よう坊主、随分速いな。俺と一緒に走ってくれねぇか?」
( ^ω^)「うん」
- 492: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:31:03.59 ID:YVvretVV0
- スタートは同じくらいだった。
しかし尻上がりで左曲がりの自分はここからが本領発揮だった。
だったハズなのに――
( ´・ω・)「わりぃな坊主」
男が偶然を装い、肘を自分の顔面に向けた。
その肘はオトガイ筋に直撃した。
(*ノωノ)「ブーン!」
そうだ、あのときから僕は何事に対しても頑張る姿勢を止めてしまったんだ。
あの時もカーチャンは腎臓と家を売って治療費を出してくれたっけ……
そんなカーチャンを困らせてばかりじゃないか。
朝の6時に目が覚めて、そのまま起床した。
そしてショボン先生の所へ本当の事を話しに行こうと決意する。
- 494: VIP村人y :2006/11/17(金) 23:32:43.34 ID:gXVum5enO
- もう何が何だかwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 496: VIP村人z :2006/11/17(金) 23:33:29.79 ID:Ea/0bnFiO
- ちょww家と腎臓いくつww
- 497: VIP村人y :2006/11/17(金) 23:33:31.76 ID:Pdq9UyjoO
- カーチャン腎臓いくつもちだwwwwww
- 493: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:32:41.05 ID:YVvretVV0
- 朝霧のかかった中、数日前にお亡くなりになった林さん(享年84歳)に挨拶して目的の部屋についた。
まだ明かりがついている。
いつもの調子で中を覗き見た。
(#´・ω・)「くそ……くそ……」
今日もショボン先生が頭をかきむしりながらペンを走らせていた。
( ^ω^)(ハゲ……こんな時間まで……)
スキンヘッドと見間違わんばかりの頭をしたそのハゲの元に、ナースさんがコーヒーを持っていく。
(*ノωノ)「先生、どうぞ」
(;´・ω・)「おや、悪いね」
朝の穏やかな中、二人で少し落ち着いているようだ。
(;^ω^)(完全に出て行くタイミングを見失ったお……)
- 498: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:34:29.95 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「調子はどうですか?」
(;´・ω・)「全然だ。人間性以外で、彼に異常らしい異常はまったくといっていいほど見当たらないよ」
(*ノωノ)「成果が得られないのは分かりますが、無理しすぎですよ……」
( ´・ω・)「うん、分かっているんだがね……それよりも僕はどうすればいいだろう?」
(*ノωノ)「どうすれば?」
( ´・ω・)「妹がブーン君のような症状の人間に刺されたことは言ったよね。
そのせいなんだろう、ブーン君を助けたいと同時にすごく彼が憎いんだ。
冗談でなく……殺したいとも思ってしまう」
(*ノωノ)「ショボン先生……」
(;´・ω・)「まったく病状把握に集中できていなくて……こんな自分だめだ、くそ!」
ハゲは机を叩くと、髪のない頭をまたかきむしった。
爪のかき跡が頭に残る。
(*ノωノ)「ショボン先生……」
( ´・ω・)「ああ、すまない。そうだよな、医者として駄目な事だ分かってるんだ……くそ」
- 499: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:35:13.46 ID:YVvretVV0
- また机を叩くショボン先生を見て、忘れていた何かを見つけた気がした。
そうだ、自分の我侭でここまでたくさんの人を困らせていたんだ。
言おう、正直にどこも悪くなかったって言おう。
そして誠心誠意謝ろう。
( ^ω^)(将来……医者を目指そうかお……)
そしてショボン先生の分まで頑張って、その病気の原因を突き止めてやろう。
自分のためにここまで真面目に頑張ってくれたこの医者のために。
そろそろと部屋に入ろうとすると、またナースさんが口を開いた。
タイミングが本当に悪い……仕方なくまた聞き耳を立てる。
- 502: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:36:43.72 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「ショボン先生……その……」
( ´・ω・)「なんだい?」
(*ノωノ)「協力します!」
( ´・ω・)「というと?」
(*ノωノ)「私が今日の彼の朝食に毒を盛って彼を殺します。
親族には病状が突然悪化したとお話します。
大丈夫です、もしばれても私の医療ミスとして処理してくれれば」
(;´・ω・)「しかし、それでは君が……」
(*ノωノ)「ショボン先生……好きです。
もうこれ以上先生ばかりが苦しむ姿を見ていられないです」
( ´・ω・)「あぷークン……ありがとう、私も好きだよ……」
二人は悪魔の契約とともに、濃厚な口付けを交わした。
ちゅるちゅるという妖美な音に医師の下半身も我慢できなくなり、その手を看護婦の白衣の下に滑り込ませる。
小さな悲鳴が更に欲望を掻き立て、更に舌を強く絡めた。
- 505: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:38:08.01 ID:YVvretVV0
- ____
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ミ ミ ミ / (●) (●) ミ ミ ミ
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- 507: 宿屋の女中 :2006/11/17(金) 23:38:42.15 ID:vUzGvI6p0
- ちょwwwwwカオス杉wwwwwwwwwww
あとこっちみんな
- 508: だんご屋のはる :2006/11/17(金) 23:39:01.99 ID:ysK9lcPX0
- つーかなにもないなら退院させろよ!
- 509: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:39:06.78 ID:vaKAKqyT0
- これはもうカーチャンが腎臓と家売るしかないな
- 510: 姫 :2006/11/17(金) 23:39:11.08 ID:WXlXzf4o0
- すまん、ある意味こっちのが面白いwwwwwwww
- 511: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:39:45.74 ID:YVvretVV0
- 朝ご飯まであと1時間。
健康体な僕は今までにないほどの窮地に立たされていました。
こういう時は昔が思い出されます。
小学校の頃、とても食欲旺盛だった僕は1日に150kgの雑草を食べていた。
お金のなくなった僕の家庭は、カーチャンが腎臓と家を売って何とか生計を立てていた。
そうしてずっと暮らしていたが、中学に入る頃にとうとうカーチャンに怒られたんだ。
(*ノωノ)「ブーン、あんたはいつも考えなしにバクバク食べるけど、ちょっとは味わって食べなさい!
その食事にカーチャンがどれだけ頑張ったかも知らずに……」
- 512: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:40:36.72 ID:YVvretVV0
- そうだ、母子家庭の自分の家ではただでさえギリギリの生活なんだ。
カーチャンが腎臓や家を売ったのも、一回や二回ではない。
その頃は反抗期だったから僕は言い返したっけ。
( ^ω^)「だったら何で僕なんかを生んだんだお!
僕だって望んでこんな体に生まれたんじゃないお!」
正直のそう思った。
もしカーチャンがバクに生んでくれたら夢を食べて生活していけるから、食費もかからないし食べる物にも困らないのに。
僕はバクに生まれたかったんだ!
(*ノωノ)「ゴメンね、だからそんな事言わないで、生まれてこないほうが良かったなんて……」
( ^ω^)「……ん?」
何か意見の相違があったようだが気にしなかった。
- 513: VIP遊び人 :2006/11/17(金) 23:40:56.35 ID:/hPmtI68O
- 突っ込んだら負けだ…
突っ込んだら負けだ…
突っ込んだら負けだ…
- 514: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:40:59.54 ID:vaKAKqyT0
- 芝刈りってレベルじゃねえぞ!
- 515: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:42:13.48 ID:YVvretVV0
- また別の日はこんな事もあった。
『内藤先輩へ
放課後に体育館の8段跳び箱の中に来て下さい。
待ってます』
( ^ω^)「フラグキタコレ」
この時は意気込んで朝一で跳び箱の中にいたっけ。
途中我慢できなくて3回も自慰行為をしたっけ。
ティッシュを忘れて大変だったな。
何が大変って精液まみれの跳び箱の中という半密室状態(当時季節は夏真っ盛り)で放課後になっても彼女が来なかったことだ。
後一歩間違えれば嗅覚から殺される所だった。
精子中毒死、戦後じゃあるまいしそんなふしだらな死に方は出来ない。
あの日もきっと彼女の妹か妹か妹が危篤状態だったとかで来れなかったんだって自分に言い聞かせたっけ。
- 517: VIP村人i :2006/11/17(金) 23:43:03.64 ID:glHmBQMV0
- どこにつっこめば良いのかwwwww
- 520: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:43:52.09 ID:YVvretVV0
- 実際、次の日に改めて彼女に呼ばれたんだから。
(*ノωノ)「あの、昨日はごめんなさい」
( ^ω^)「全然いいお、それで話っていうのは……」
(*ノωノ)「えーと……その、好きです!」
そして紛れも無くこう言われたんだ。
もう感動して瞬間的にパンツごとズボンをずり下げてしまったほどだった。
(*ノωノ)「ちょっと、先輩……」
( ^ω^)「いやぁ僕も受精した時から『この子テラ可愛いなチェケラ』とか思ってたんだお!
それにしても今日は暑いね、気のせいだって?
いやいや暑い暑いフヒヒお着替えしましょうか、うん、脱げ」
(*ノωノ)「あ、ちょっと落ち着いて下さい先輩……!」
( ^ω^)「やっぱり君も『しちゅえーしょん』を気にするタチかいベイベー?
そういう女の子って多いよね、僕こそ気が回らなくてゴメンよニクベンキー?
ちなみに僕の息子は『マイコー』って呼んで欲しいな」
- 521: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:44:30.78 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「そうじゃなくて、ちゃんと聞いて下さい!
私はニンニクが好きなんです!」
( ^ω^)
( ^ω^ )
(*ノωノ)「皆の前だと言いにくくて……つい呼び出しちゃいました。それじゃ」
そう言って小走りで走っていく後輩は可愛かった。
そうだよね、女性ならニンニク好きなんて皆の前で言うの恥ずかしいに決まってるよね。
ちなみに彼女とニンニクどころか普通に会話なんてまったくしていない。
よって敢えてニンニクが好きだと言われる理由も無い。
きっと話す理由が欲しかったんだろうなと思った。
その日以来、その子と他の女子が僕のほうをジロジロと見てこそこそ話していた。
人気者は辛いなって思った……おっと失礼、これは関係の無い話だったねノロケてしまったよ失礼。
- 523: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:46:09.09 ID:YVvretVV0
- つまり自分はそれほどまでに人の話をちゃんと聞かないんだ。
だから今回の件も聞き間違い出会った確立は十分に高い。
ほら、そうこうしていたら看護婦さんが美味しそうな朝食を持ってきてくれたじゃないか。
(*ノωノ)「どうぞ、ブーンさん」
( ^ω^)「ありがとうございますお、今日の朝食は何ですお?」
(*ノωノ)「トリカブトご飯にトリカブトの味噌汁、トリカブトのお浸しにトリカブトと鮭の和え物よ」
( ^ω^)「うわー、僕の好物ばかりだおーうれしいなー」
(*ノωノ)「良かった、沢山食べてね。あと……食後にこれを飲んでね」
そう言ってナースさんはドクロマークのラベルが見える瓶を食事の横に置いて部屋を出て行く。
( ^ω^)「よーし、それじゃいただきまーす」
- 524: VIP村人i :2006/11/17(金) 23:46:24.36 ID:glHmBQMV0
- カオスwwwww
- 525: VIP村人z :2006/11/17(金) 23:47:22.28 ID:Ea/0bnFiO
- カオスどころじゃねぇwwwwwwww
- 527: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:47:52.07 ID:YVvretVV0
- ( `ω´)「って食えるかボケー!!」
箸を折るとちゃぶ台の要領で朝食をひっくり返す。
危うくノリに任せて口に運ぶ所だったぜ……あぶねぇ。
( `ω´)「いい加減温和な俺でもキレるぜ?」
どこでもなくギラッと睨む。
よし、決まったな。
それにしても周りは敵ばかりか、もう自分以外の人間は信じられない。
( ´ω`)「ちくしょう……ちっくしょー(AA略」
- 529: 愛のVIP戦士 :2006/11/17(金) 23:48:39.80 ID:L9G4THsT0
- これ書いてて発狂しないのか?
- 530: VIP足軽roop :2006/11/17(金) 23:49:26.04 ID:vaKAKqyT0
- そういやブーンってまだ全裸なのかね
- 532: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:49:29.74 ID:YVvretVV0
- 296:◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:38:39.10 ID:xtICE8uZ0
ただひたすらに叫んだ、もう喉がどうにかしそうなほどに。
隣で誰かまだ囁いているような気がするんだ、それを聞きたくなかった。
耳に纏わりつくんだ、何かがずっと耳の横で……自分に纏わりつくんだ。
(;゚ω゚)「ああぁあぁぁぁあぁあぁぁッ!!!!」
その叫び声に反応して数人の看護婦さんが病室に入ってきた。
止めろ、来るな近寄るな。
誰も信じられないんだ、誰も自分に触れるな、触れるな。
(;゚ω゚)「触れるなああぁぁ、触れるなあぁぁぁぁ!!!」
逃げたい、ここから……この現実から逃げたい。
そして窓から飛び降りた。
- 534: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:50:03.17 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「あぶねぇ、コピペミスしたぜ……あるある」
まさか注意書きの事項が既に伏線だったとは誰も気付くまい。
しかしこれは諸刃の剣、『植物』を読んで無い方にはオススメできない。
過去の自分の作品だからその価値が著しく落ちようとどうでもいいさ。
うん、それよりもまずはここから逃げなくては。
(*ノωノ)「逃がさない……」
(;^ω^)「ナースさん!?」
ナースさんはその手に持つ日本刀を鞘から抜くと、勢い良く切りかかってきた。
(*ノωノ)「私はナースではない、母親の顔くらい見分けろおおおおお!」
(;`ω´)「輪郭の全角半角の違いくらいつけてから文句言えやこのやろおおおおお!」
咄嗟にベッドの横に置いてあった急患用のトライデント(三又矛)を手にすると、紙一重相手の攻撃をいなす。
畜生、まさかここでカーチャンが来るとは……想定外だ。
- 535: だんご屋のはる :2006/11/17(金) 23:50:05.39 ID:ysK9lcPX0
- ちょwwwwwコピペwwwww
- 536: VIP村人xxx :2006/11/17(金) 23:50:39.94 ID:dENAKdqxO
- 植物のwwwwww
- 539: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:51:39.84 ID:YVvretVV0
- (;^ω^)「カーチャン、どうして……?」
(*ノωノ)「もう限界なんだよ……残りの腎臓も数少ない、あんたにかける金なんてもうありゃしない!
だったらこの手で……腎臓と家を売って手に入れたこの日本刀で!」
(;^ω^)「それトイザラスに1980円で売っているの見たぜえええ!」
トライデントと日本刀が金属音を奏でて互いの間で衝突する。
これは西洋と和の戦い、勝った方が必然的に世界を手に入れることとなる。
(#`ω´)「ナポレオオオオオン!!!」
(*ノωノ)「あべそうりいいいいいい!!」
互いに一歩も引かない、一進一退の激戦。
むしろ逆か、引いた方が負ける。
( ´・ω・)「ちょっと待った君達ィィィ!!」
(;^ω^)「ハゲ……」
(*ノωノ)「先生……」
- 541: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:53:16.39 ID:YVvretVV0
- 開けっ放しのドアからこちらを見るその者は、禿げ頭が印象的な医師ショボン先生だった。
もしこれで車掌だったとか言ったらオレは本気でキレるぜ?
(*ノωノ)「まったく、物音がするから来てみれば……」
隣にいるのはあぷーさんといったか、今度こそ本物のナースさんだ。
その姿を確認するや、カーチャンが大声で叫ぶ。
(*ノωノ)「てめぇぇぇ私とキャラ被ってるんだよおおおおおお!!」
(;^ω^)「ツッコミOseeeeeeeeeeeeeeeeeee!!」
(*ノωノ)「先生、あの母親は私が相手します」
( ´・ω・)「いいのかい? もしかすると生き別れのお姉さんかもしれないんじゃ……」
(*ノωノ)「大丈夫です、私の知っている姉はあんな野蛮な人間じゃありません。
それにもう……姉は3年前に死んだんです、生きているなんてありえません」
(;^ω^)(この期に及んで衝撃の事実とかいらNeeeeeeeeeeeeeeeee!!)
- 544: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:54:54.31 ID:YVvretVV0
- (*ノωノ)「それじゃあ、決着をつけようか……」
(*ノωノ)「いいだろう、相手にとって不足はないな」
(*ノωノ)「それはこちらの台詞だ、せいぜい楽しませてくれよ?」
(*ノωノ)「ふん、後悔してももう遅いぜ?」
マジうぜぇコイツら。
って言うか一度くらい「あぷー」って言っとけ、社交辞令でいいから、存在意義にかかわるから。
( ´・ω・)「さて、それじゃブーン君……こちらも始めるとするか」
そう言ってハゲが取り出したのは、トゲのついた鉄球……モーニングスター。
片手でブンブンと振り回して戦意の表れを見せる。
(;^ω^)「ちょまwwwなんか会話成立しているように見えますがおかしいですからwww」
( ´・ω・)「大丈夫、あぷークンなら君の親にだって負けはしないさ……僕は彼女を信じている。
だからこそ僕は君に負けれない、彼女が僕を信じてくれているから」
(;^ω^)「コイツ絶対医者じゃNeeeeeeeeeeeeeeee」
- 546: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:55:49.49 ID:YVvretVV0
- 鉄球が物凄いスピードで、幾度と自分に襲い掛かる。
何とか攻撃を避けるが、このままではいつか捕まって終わりだろう。
しかし何十`とあるだろう鉄球を自在に振り回すハゲには到底抵抗の術は思いつかない。
( ´・ω・)「攻撃をしてこない……?
今の僕では本気を出すに値しないという事か……そんなに余裕で後悔するなよ?」
(;^ω^)「なりきりUzeeeeeeeeeeeeeee」
自分が仮病で病人だったはずなのに、いつの間にやら立場逆転だ。
誰がどう見てもハゲの方がイカレている。
(#´・ω・)「いつまで逃げるつもりだ!
時間稼ぎとは……つまらないマネを!」
どう見ても末期症状だ、逃げ続けるのもいい加減無理があるだろう。
戦うしかない。
- 548: VIP村人Ecup :2006/11/17(金) 23:56:55.76 ID:fWg4Slf+O
- これはいいカオスですね
- 549: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:57:27.73 ID:YVvretVV0
- 震える手でトライデントを構えると、ハゲに対立する。
( ´・ω・)「いよいよその気になったか……こちらも本気でいくぞ?」
そう言うとハゲは、頭上でモーニングコースターを今まで以上に高速で回転させる。
すると何という事か、その体がふわりと宙に浮いた。
( ´・ω・)「これが僕の最強必殺技、モーニングコプターだ!!」
(;^ω^)(ツッこむべきところか真面目なのか、判断つかないお……)
( ´・ω・)「いくぞ!」
そして宙を自在に動き回り、自分に向かってくる。
既にここが病院の一室という設定なんて破棄されているようだ。
そんなハゲに対し、トライデントをぎゅっと掴むと目を閉じた。
(;-ω-)(力を……何でもいいから、主人公にありがちな未知の力を……)
- 553: ◆7at37OTfY6 :2006/11/17(金) 23:59:02.08 ID:YVvretVV0
- ( ´・ω・)『やほー、君に力を与えに来たよー』
(;^ω^)(ちょwwwハゲwwww)
( ´・ω・)『ハゲじゃないよ、僕は神様だ。髪の毛も2323さ」
( ^ω^)(AAじゃ変わんねぇおwww)
( ´・ω・)『いいから、僕は君に力を与えに来たんだから言うとおりにするんだ』
(^ω^)(うう……とりあえず言われたとおりにするお)
( ´・ω・)『それじゃ、両手に力を込めて……』
( ^ω^)(こうかお?)
両手に力を込めると、その手が熱く熱を帯びてきた。
主人公ならではの未知エネルギーだ。
( ^ω^)(今ならハゲにも……神様ありがとうだお!)
目を開くと、ハゲは既に目の前だった。
- 561: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:00:45.85 ID:eFzhjLIe0
- ( ´・ω・)「捉えた!!」
(;^ω^)「負けフラグ乙」
寸前に鉄球をかわすと、大振りで隙だらけのハゲの真横に。
(;´・ω・)「何?」
( ´・ω・)『いけ、ブーン!』
( ^ω^)「はい神様、死ねぇハゲぇぇぇぇぇぇ!!」
トライデントは的確にハゲの腹を貫いた。
ハゲは口を開く、一拍を置いて叫び声を出した。
( ´゚ω゚)「うわああああああああああ!」
( ´゚ω゚)『うわああああああああああ!』
(;^ω^)「ちょwwwやっぱオメーハゲじゃねぇかwwwww」
断末魔を轟かせて、ハゲは無残に倒れた。
そんなハゲにそっと寄ってやる。
- 564: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:02:28.85 ID:eFzhjLIe0
- ( ^ω^)「最後に言いたい事は?」
( ´・ω・)「そうだな……妹に……オマエのために医者になったのに、何も出来なくてゴメンと……」
( ^ω^)「止めるお……突然真面目なこと言われても、反応に困るだけだお……いやマジで」
( ´・ω・)「ふっ……」
そしてハゲは死んだ。
(*ノωノ)「h……ショボン先生!」
それを見たナースさんが慌てて駆け寄る。
今コイツ絶対ハゲって言おうとした。
(*ノωノ)「おにーちゃん!」
(;^ω^)「僕のカーチャンが妹ッ!?」
今更ながらにハゲが「妹が刺された」としか言っていない事実に気付いた。
妹は死んでいないのか、ありきたりとはいえ無駄なところばかり設定凝りやがって。
- 567: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:04:07.10 ID:eFzhjLIe0
- (*ノωノ)「おにーちゃん、死んじゃヤダ……死んじゃヤダよおにーちゃん!!」
(*ノωノ)「先生、先生……うそ、嘘だって言ってよ先生!」
(*ノωノ)「私が元気になったら一緒にゆーえんち行くって約束したじゃん、なのにこんなの酷いよ!」
(*ノωノ)「まだキスしかしてないのに……好きだって伝えたばかりなのにこんなの酷いよ!」
マジうぜぇコイツら。
って言うか自分の親が「おにーちゃん」とか聞きたくないですマジで。
二人の呼びかけに当然ハゲは反応しない。
悲鳴にも似た鳴き声が響く中、自分は空を見上げた。
雲ひとつ無い空で、太陽が眩しく輝いていた。
ここが病院の一室という設定はもう……忘れ去られていた。
- 568: VIP乙女 :2006/11/18(土) 00:04:46.47 ID:b63uNAw80
- 俺も忘れてた
- 569: VIP村人d :2006/11/18(土) 00:05:43.02 ID:XVsFcQ4WO
- 俺も忘れてた
- 572: 水汲みおしち :2006/11/18(土) 00:05:56.42 ID:HFrKJC6/0
- 俺漏れも
- 570: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:05:46.13 ID:eFzhjLIe0
- エピローグ
それは遠い昔の話だった――
人々が鎧を来て、刀を持ち、互いを殺し合うような、そんな時代――
一般農民の階級として生まれ、自軍に囮とされた村で育った。
この村はどんな文献にも載っていない。
歴史に残される事の無かった、悲劇の村で生まれた青年。
自軍に囮にされ、敵軍に一方的に攻められた村で勇敢に戦った青年。
最後の最後まで勇気を忘れずに、愛する者のために戦い抜いた青年。
その彼の名は――
- 571: VIP神 :2006/11/18(土) 00:05:54.93 ID:EyG9aHXnO
- テラカオスwww
- 573 : VIP足軽t :2006/11/18(土) 00:06:24.29 ID:wnmrcUYL0
- テラカオスwwwww
- 574: 悲しい一人暮らし :2006/11/18(土) 00:07:08.09 ID:vkJp3xVNO
- テラカカオwwwww
- 575: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:07:30.06 ID:eFzhjLIe0
- ◆7at37OTfY6。
彼の物語、それはどんな文献を探しても載っていない……
どこにも記録されていないのだ。
追伸 探さないで下さい。
ブーンが仮病にかかったそうです・END
- 576: VIP足軽ktkr :2006/11/18(土) 00:08:10.72 ID:WSVqj76c0
- カオスってレベルじゃねーぞ!
- 580: 花魁 :2006/11/18(土) 00:09:16.37 ID:CIe49KY80
- お前かよwwwwwww
- 581: 悲しい一人暮らし :2006/11/18(土) 00:10:18.47 ID:vkJp3xVNO
- なんだこの読後感
- 582: VIP村人d :2006/11/18(土) 00:10:31.25 ID:XVsFcQ4WO
- さぁ作者が帰ってくるかな
- 583: VIP神 :2006/11/18(土) 00:10:41.79 ID:EyG9aHXnO
- 乙
まれにみるカオスだった
伏線もみごと
- 586: 門番の娘 :2006/11/18(土) 00:11:26.97 ID:JCtO9zH8O
- ここがブーンが魔女を狩るようですいうスレだったことはもう……忘れ去られていた。
- 587: VIP村人g :2006/11/18(土) 00:11:40.31 ID:EKS97ZufO
- すげぇ
- 588: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:14:10.83 ID:eFzhjLIe0
- オムライス様、またまたまとめありがとうございます。
まとめていただけるだけでも感謝なのに我が侭申し訳ありませんが、
『仮病』は単品として扱っていただいて『魔女狩り』とは完全に隔離していただいてもよろしいでしょうか?
本当に申し訳ありません。
みなさま、どうせ今晩には落ちるのでこのスレは即行で落としていただいて構いません。
どうか落としてください。
- 599: ◆7at37OTfY6 :2006/11/18(土) 00:18:06.87 ID:eFzhjLIe0
- 以上、おそらくもうこのスレには現れません、どうか探さないで下さい。
長らくお付き合いありがとうございました、今後とも魔女狩りを楽しんでくだされば感無量です。
それでは大変ご迷惑をかけました、さようなら。
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