( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
7: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:05:10.85 ID:VaV6vu/X0
  





           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数1)
                 2、ロードゲーム(3)


>>8-10
  
8:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:05:20.42 ID:3xA79UBa0
  
1
  
9:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:05:33.64 ID:hJ7fVJyj0
  
1
  
10:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:05:47.54 ID:ZlcSu5A10
  
1
  
15: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:07:19.21 ID:VaV6vu/X0
  
キャラクターを選択して下さい

・( ^ω^)ブーン  少しおっちょこちょい
【選択済】('A`)ドクオ     クールに。でも少し臆病
【選択済】( ,,゚Д゚)ギコ    男はキッパリいくもんだぜ?


【選択済】ξ゚听)ξツン  ツンデレ
【選択済】(*゚ー゚)しぃ    女の子は、優しく・・・だよね?
【選択済】川 ゚ -゚)クー   素直に。そしてクールに。

おまけ
・从'ー'从渡辺   クー編(渡辺の過去)
・川 ゚ -゚)クー    【条件】ブーン編を一度プレイする


>>17-19
  
17:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:08:07.20 ID:3xA79UBa0
  
从'ー'从
  
18:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:08:08.76 ID:hJ7fVJyj0
  
クー
  
19:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:08:13.94 ID:KT0rlaVwO
  
内藤
  
20:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:08:34.02 ID:qudf6X6+O
  
( ^ω^)
  
24: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:09:42.73 ID:VaV6vu/X0
  
クーはまだ条件を満たしていないので、ずらして考える。
という事で、内藤編始めます。



  
26: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:11:02.41 ID:VaV6vu/X0
  
・・・・・・・・・・
・・・・・


帰り道の事だった。
部活で疲れた僕は、ただその帰路を歩いているだけだった。

一つの電灯の下。
小さなダンボール。

なぜかそれに心を惹かれた。
足が、勝手に動いていった。


ダンボールを、開ける。


中にいたのは────



  
28: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:11:19.11 ID:VaV6vu/X0
  







一 匹  の 子 猫 だ っ た 。



  
35: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:13:04.78 ID:VaV6vu/X0
  







             (   )     が子猫を拾ったようです






  
36: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:15:06.65 ID:VaV6vu/X0
  
僕はその子猫を家につれて帰った。
そんな僕を出迎えてくれたのは──


罵声


母親はその猫を貶し、父親は僕を殴る。
僕は、逃げ出すように家を飛び出した。

服の中に子猫を隠し、こっそりと窓から入る。
自分の部屋の、タンスの奥。

その秘密の場所に、子猫を隠した。



  
39: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:17:43.73 ID:VaV6vu/X0
  
子猫は良く鳴いた。
その度に僕はタンスを開けた。

「ご飯かい?」
「それともトイレかい?」

一度用事を済ませたかと思うと、10分後にはもう一度僕を呼んだ。
母親にばれないように、すぐにタンスを開けてやった。


「そうだ、お前に名前をやろう」

僕はその子猫に『ミュー』という名前を授けた。
伝説のポケモンをもじったものだ。

僕とミューは、この秘密の場所で繋がっていた。
そんな生活が、2週間過ぎた。



  
40: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:18:10.36 ID:VaV6vu/X0
  






あ る 日 突 然 、 ミ ュ ー が 消 え た 。 








  
43: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:19:38.99 ID:VaV6vu/X0
  
跡形もなく、秘密の場所から姿を消していた。

僕は探し回った。

部屋、家、町。

どこにいるんだい?ミュー?




だけど、ミューは見つからなかった。




僕は、ミューを探しつかれたのだろうか。
家に帰ると、物凄い睡魔に襲われた。
ベッドに入って、すぐに寝た。



  
47: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:21:32.64 ID:VaV6vu/X0
  
「ん……?」

寝起きと共に感じる。
何が起こっている?何かがおかしい。

少しずつ眠気が覚めていく中、僕はようやく異変に気づいた。


下半身に、何かいる。


とっさに布団を投げ飛ばした。
僕の股間は、パンツに身を隠せないでいた。
その僕の股間にしゃぶりつく女の子。

それも、ただの女の子ではない。


猫の耳をつけた、かわいいかわいい女の子だった。



  
51: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:24:16.95 ID:VaV6vu/X0
  
「ちょ……!!」

僕はあわててその女の子から離れようとする。
その瞬間、ザラリとした感触が、僕の肉棒の裏を削った。

「あっ……」

なんとも言えない感触。
一言で言うなら、「気持ちいい」

猫の耳をつけた女の子に、僕は股間をしゃぶられている。
僕はこの状況のおかしさも忘れ、ただその女の子の顔を見ていた。

大きな耳、するどい目つき、そして、可愛らしい口。

こんなにかわいい少女を見た事があるだろうか。
いや、ない。

ないハズだが……見たことがある気がするのはナゼだろう。



  
52: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:25:07.31 ID:VaV6vu/X0
  




「ミュー……?」




「……はい……」




「お前なのかい……」



「……はい……」



  
57: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:26:13.48 ID:VaV6vu/X0
  







体験版はここまで!


続きは、『猫耳ダイチュキ!( )が子猫を拾ったようです』を購入してねー!







  
66: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:29:57.24 ID:VaV6vu/X0
  
『カチッ』

僕はマウスカーソルを×印にあわせて、クリックした。
画面の大部分を占めていたウィンドウは消え、代わりに「ハルヒ」が僕を出迎えてくれた。

( ^ω^)「おっおっおっwwwwこのゲームは面白そうだお!!」

僕は続いて「win○○」を開く。
「猫耳」とキーワードをいれ、ヒットするのを待っていた。

( ^ω^)「おっ!早速来たお!!」

どうやら他者と接続できたようだ。
僕はすぐにそれをダブルクリックし、落とされるのを待った。
(※良い子のみんなは真似しないでね!)




                                       (※本当に、マネしないでね!)



  
69: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:32:45.63 ID:VaV6vu/X0
  
( ^ω^)「おおおおおおお!落とされたお!!!!」

僕はすぐにzipを解凍した。
容量4GB!長い間待ったかいがあった!!

( ^ω^)「wkwktktktだお!!!」


40%───80%──100%──!!




「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」
「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」
「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」
「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」
「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」
「ウィルス警告──危険度:高──削除できません」



(;^ω^)「お……」



  
71: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:33:18.26 ID:VaV6vu/X0
  







( ^ω^)ブーンはウィルスをダウンロードしてしまったようです






  
76: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:35:55.59 ID:VaV6vu/X0
  
( ^ω^)「……寝るお」


全く動作が聞かなくなったパソコン。
僕は回線をぶった切った。

そのまま布団に潜り込み、そそり立つマグナムを少し触る。
先ほどまでエッフェル塔だったモノは、今や亀の頭ぐらいになっていた。
亀の頭と書いて亀頭、プギャーwwwwww


僕はそのまま深い眠りに着く事になる。



その夜、変な夢を見るために。



  
78: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:37:05.71 ID:VaV6vu/X0
  
「お……?」

真っ暗だった。
本当に、何の光もない、暗闇。
僕はそこに立っていた。


「……」


何かの気配を感じる。
人がいる。確実に。


僕は恐る恐る、声を出した。


「誰か……いるのかお?」



  
83: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:39:40.49 ID:VaV6vu/X0
  
「……誰だ?」
「何ナニーwww私以外にもいるのー?wwwww」
「ニャー!!」
「誰だゴルァ!!」
「あらあら……」

一度に四つの声。
どこかで聞いたことがあるかもしれない。

「だ、誰なんだお!!」


「私は……」
「え?私は──」
「ニャー───」
「あ?俺はな───」
「えっと……私はですね───」



  
85: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:40:02.46 ID:VaV6vu/X0
  







「「「「「この話の主人公です(ニャー)」」」」」







  
87: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:40:38.45 ID:VaV6vu/X0
  
    、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
    _)                                                (_
    _)  ナ ゝ        ナ ゝ  /   ナ_``  -─;ァ              l7 l7   (_
    _)   ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o    (_
    )                                                (
    ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
 /   , ,ィ ハ i、 、     !   /''⌒ヽ-─‐- 、     、ー'´         \ .イ   , ,ィ ハ i 、 .   |
 /イ  ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 |   ゝ ,、.___,  \  >       ,       !  | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
  イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│  「 ./       u \  |  ≧  , ,ィ/ハヽ\   |   |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
  r、H   ┴'rj h ‘┴ }'|ト、  |./        ヽ |  1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry   ┴ 〉   └'‐ :|rリ
  !t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|.   ヾi丶     u レ'
  ヾl.     fニニニヽ  u/‐'  :|r|  ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" }  ` ̄  !リ ヾl u  iニニニヽ   /|
    ト、  ヽ.   ノ u,イl.    ヾ! v  ヾ__ v イ‐' ヾl   ヾ_  v ./'    ト、  、__丿u ,イ ト、
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、    ト.、u L_ フ , ' |.    ト、u ヾー `> /.|.   ,| ::\     / ; / \
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' |    | :\   ̄ /,' ト、_ /〈 ::  ` ー '   ,'/   「
  /  \ ::       , '/  :|     `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ ::  `ー '   /,.イ   \::     /      |
 /     \    /     |        | ヽ-‐'´ _,.ヘ<  _::   _,. イ/ |     ,.へ、 /´\       |



  
89: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:44:26.31 ID:VaV6vu/X0
  
「冗談じゃないお!!僕が主人公だお!!」
「何……私が主人公と聞いたのだが」
「ニャーニャーニャニャー!!」

「つーか、お前誰だよ」
「僕はブーンだお!内藤だお!!」
「内藤……ああ、内藤か」
「内藤か──ってなんだお!」

「きゃははーwww何か楽しそうなことしてるねーwwww」
「あ?テメー誰だゴルァ!!」
「え?誰でもいいじゃんーwww」

「まぁまぁ、みなさん落ち着いて……」
「冗談じゃないお!!みんな邪魔なんだお!!」

「僕が──               主     」
「私が──               人     」
「アタシが──             公     」
「俺が──               だ     」
「ニャー──              !     」
「わたしが──             !     」



  
93: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:47:08.38 ID:VaV6vu/X0
  
(;^ω^)「はっ───」


僕は勢いよく起き上がる。
額には、大粒の汗が流れていた。

(;^ω^)「なんだったんだお──」

嫌な夢を見たものだ。
僕は一度深呼吸をいれ、今度は足で立ち上がった。
学校だ、朝練に遅れるとドクオに怒られる。

(;^ω^)「時間がない……!!」

僕は急いで朝食を取り、家を出る。
朝練は、7時30分から──
今の時刻は──7時41分!!
まだ間に合う!!



  
99: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:49:00.77 ID:VaV6vu/X0
  
……当然、間に合うはずがなかった。
8時5分前、体育館に到着した僕を待っていたのは──


1、ドクオの優しい笑顔
2、ドクオの怒りの鉄拳
3、なぜかクーがいるじゃん



>>103
  
103:閉鎖まであと 1日と 20時間 :2007/01/22(月) 00:49:58.51 ID:waGBXj4p0
  
2



  
107: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:54:25.91 ID:VaV6vu/X0
  
(#'A`)「てめぇまたこの野郎!!!!」
(;^ω^)「おおおお!!!」

ドクオの鉄拳が降り注いだ。
……降り注いだ?
…………降り注いだ。

(;^ω^)「ちょ!!死ぬ死ぬ!!」
(#'A`)「(ドクオ編第一話)みたいにしてやろーか!!ああ!?」
(;^ω^)「ドク……!」

僕の意識が止まろうとする寸前、ドクオの手が止まった。
その理由は、顔を挙げた瞬間に分かった。

ξ゚听)ξ 「そこらへんにしときなさいよ……」
('A`) 「なんでお前がいるんだよ……」
ξ///)ξ 「通りかかっただけよ!別にブーンを見に来てたワケじゃ……」
('A`) 「……把握」

ドクオはつま先をトントンと鳴らせ、またコートへと戻っていった。
僕は、目の前に立つ女性を眺めていた。



  
108: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 00:58:18.47 ID:VaV6vu/X0
  
ξ///)ξ「は、早くアンタも練習しなさいよね!!」
(*^ω^)「ツン、助かったお!」

僕は一言だけ礼を言い、更衣室へと入っていった。
彼女の名前はツン。
どんな人か説明するのはめんどくさいので、他の話を見て考えてください。


部活はバスケット部に所属している。
実力は、正直に言うとない。
自慢の足さえ、バスケになるとあまり意味をもたないからだ。

( ´ω`)「サイドステップなんて面倒くさいお……」

サイドステップ──バスケットの基本的な(ry
説明するのが面倒くさいので、ご自分で探してください。

( ^ω^)「おっ!次はツーメンかお!!」

ツーメン──バスケットの基(ry
せ(ry



  
109: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:00:35.76 ID:VaV6vu/X0
  
部活が終わった。
部員は、あの暑苦しい更衣室へとこもる。
早くしないと、授業に遅れてしまうからだ。




尚、ここから教室に戻るまでの間は省略させてもらう。




僕は3年2組。
クラスには──

1、ドクオ
2、クー
3、ツン


>>113-115
被っても、そのままカウント
  
113: 閉鎖まであと 1日と 19時間 :2007/01/22(月) 01:02:16.06 ID:hJ7fVJyj0
  
3
  
114: 愛のVIP戦士 :2007/01/22(月) 01:02:16.26 ID:v2r4ekCU0
  

  
115: 閉鎖まであと 1日と 19時間 :2007/01/22(月) 01:03:17.40 ID:ExcvLD4kO
  
2



  
116: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:06:35.97 ID:VaV6vu/X0
  
僕のクラスには、幼馴染のツンがいる。
先ほど、僕を助けてくれた女性だ。

ξ゚听)ξ 「全く……また遅刻になりそうじゃない」
( ^ω^)「でも、バレなきゃいいんだお!」


川 ゚ -゚)「バレなきゃいい?」

僕の背後に、突然現れた人影。
彼女はクー。生徒会役員で、何かとお世話になっている。

川 ゚ -゚)「それは、私が君の遅刻を見逃さないという意味か?」
(;^ω^)「……クーさん……」

川 ゚ -゚)「内藤隆、遅刻。ちゃんとペナルティを受けろよ」

ペナルティは、放課後の廊下掃除。
地味な作業だが、人が通ったりすると、物凄く恥ずかしくなる。



  
118: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:12:59.41 ID:VaV6vu/X0
  
きーんこーんかーんこーん


授業の始まりだ。
席を離れていた人はみな席に戻る。
僕も無論、自分の席へと腰を落ち着かせた。

( ´ω`)(乗法ってなんだお……)

なにやら教師が難しい事を言っている。
僕は軽くそれを聞き流した。



そして時は放課後に移る──



  
119: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:14:40.65 ID:VaV6vu/X0
  
( ´ω`)「雑巾がけまんどくせ」

僕は両手に雑巾を持ち、膝を突き、必死に走り回っていた。
残り12往復、このままでは部活に大きく遅れる。

( ´ω`)「ぉぉ……」

めんどくさい、めんどくさい、ああ。



(*^ω^)「そうだお!!!」

僕は突然ひらめいた。
そうだ!あの手を使えば簡単じゃないか!



  
121: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:17:29.66 ID:VaV6vu/X0
  
僕は立ち上がり、両手に持つ雑巾を地面に置いた。
その二つの雑巾に、両足を乗せる。

そう、みなさんも一度は経験した事があろう。
足で雑巾を使う、アレだ。

(*^ω^)「これで走れば、12往復なんて簡単だお!」

僕は早速走り出す。
両足を綺麗に地面につけ、雑巾をつれてくる。
ちゃんと掃除してますよ、先生。

(*^ω^)「おお!後3往復だけだお!」

なんという速さ。
僕は調子に乗って、両手を真横に上げた。
その瞬間、僕のスピードは倍増した。

(*^ω^)「これぞ『ブーンの定理』!!」

そのスピードは、もはや人間では図ることができないだろう。



  
122: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:19:52.43 ID:VaV6vu/X0
  
よし、折り返し地点──

川 ゚ -゚)「内藤、ちゃんとやって──
(;^ω^)「───!!!!」
川;゚ -゚)「────!!!!!」


激突


僕たちは音をたてて崩れ落ちた。
頭からいったのだろうか、頭に激痛が走る。
痛い……体が軽く感じられる。

でも、この胸にある重量感はなんなのだろうか?
疲労からくる重みか?心の重みか?



川;゚ -゚)「あいたた……大丈夫かお?」


(;^ω^)「痛……。どこを見ている!!」



  
123: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/22(月) 01:20:51.58 ID:VaV6vu/X0
  
メモリーカード2
主人公:( ^ω^)   川 ゚ -゚)
時:昼
場所:学校
参考:……お……?


セーブしました。



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