( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 7: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:19:23.04 ID:ltjeZ6US0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 10: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:23:28.42 ID:ltjeZ6US0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:学校
参考:世界はそれを恋と呼ぶんだぜ
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:放課後
場所:生徒会室
参考:────。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:学校
参考:イケ面?金持ち?スポーツ万能?いいじゃない
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夕刻
場所:家
参考:ウツダシノウ
>>12-17
- 12:パインアップル [sage] :2007/01/07(日) 00:23:54.86 ID:bphm+vSL0
- 1
- 13: なめこ:2007/01/07(日) 00:24:12.46 ID:SMKqoSgH0
- 1
- 14: セルリー:2007/01/07(日) 00:24:17.67 ID:YjMJkXrC0
- 1
- 15: エシャレット:2007/01/07(日) 00:24:20.04 ID:N/5o/qfz0
- 3
- 16: キウイフルーツ:2007/01/07(日) 00:24:53.54 ID:yKEmnecQ0
- s
- 17: キウイフルーツ:2007/01/07(日) 00:25:02.99 ID:yKEmnecQ0
- 2
- 25: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:30:28.28 ID:ltjeZ6US0
- 「はぁ……はぁ……!」
人ごみの多い通り。
誰もが歩いていく中、一人の男だけは走っていた。
「痛っ」
「あ、すいません!!」
途中、人の肩に当たり相手の荷物を落としてします。
振り向いておじきだけをし、男は急いで駆けて行った。
「はぁ…!!」
男が見つけた先は、病院。
それを見るなり、男はスピードを上げて入って行った。
「すすすすいません!先ほど電話を受けた──」
「あ、お父様ですね。コチラへ!」
受付の看護婦が、道を案内する。
病院内は走ってはいけない、当然のことだが、私はそれを抑えれない衝動にかられそうになる。
- 27: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:34:45.82 ID:ltjeZ6US0
- 「コチラです」
案内されたのは一つの病室。
看護婦がドアを開けてくれるのと同時、男は走って中に入った。
「あなた……」
ベッドに掛けている一人の女性。
その手には、まだ生まれて間もない天使がいた。
「生まれたのか……!」
男の顔が見る見る赤くなっていく。
そして、母親の元へ向かい、子供を抱いた。
「はは……ははは!俺、父さんになったのか!」
「ええ……」
幸せそうに笑う二人。
子供は、急に抱かれた事に驚いて、涙を流した。
「はは、男の子か」
その子に付いた物を見てしまい、父親は笑った。
- 28: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:39:41.78 ID:ltjeZ6US0
- 「あなた……その子の名前を決めてあげてください」
母親が言い、男は考えた。
そして、少し間が空いた後言う。
( 'A` ) 「そうだな……。俺の名前の「ドク太」の頭文字をとって「ド」」
( 'A` ) 「そして、お前の名前の「ドク子」の真ん中の字をとって「ク」」
( 'A` ) 「最後に、男の子だから「オ」。『ドクオ』なんてどうだ?」
J( 'ー`)し「いいですね……もし、女の子だったら?」
男は少し考え、ポンと手を叩いた。
( 'A` ) 「俺の名前の「ド」、お前の「ク」、最後に女の子だから「オ」だ」
J( 'ー`)し「同じじゃないですか」
( 'A` )J( 'ー`)し「HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
- 29: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:42:00.75 ID:ltjeZ6US0
- (;'A`) 「はっ──」
俺は目覚めた。
午前5時28分38秒……今39秒になった。
(;'A`) 「また……あの夢だ」
俺が生まれたときの夢だ。
この悪夢がココ最近続いている。
俺は毎晩うなされていた。
(;'A`) 「……俺女に生まれてたら、確実に自殺してるよ」
俺はボソリと呟いて、ベッドから起き上がる。
そして、いつも通りカーテンを開けた。
その時───!!
- 31: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:44:20.68 ID:ltjeZ6US0
- (;'A`) 「はっ──」
俺は目覚めた。
午前5時28分38秒……今39秒になった。
(;'A`) 「また……あの夢だ」
俺が生まれたときの夢を見て、悪夢が続いてうなされる的な事になって
そしてカーテン開けたら、夢でした。
という夢だ。
(;'A`) 「……くそ」
俺はボソリと呟いて、ベッドから起き上がる。
そして、いつも通りカーテンを開けた。
今度は綺麗な朝日が差し込んでくる。
その光を浴び、俺は準備を始めた。
- 39: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:53:33.98 ID:ltjeZ6US0
- 学校へ着くと、いつも通り先客がいた。
適当にアイサツをすませ、着替えに入る。
俺が練習を始めて10分、ぞろぞろと他のメンバーもやってきた。
( ^ω^)「おいすー」
('A`) 「今日はちゃんと来たみたいだな……」
練習が始まり───
───終わった。
またあの蒸し暑い更衣室か。
考えただけで汗が出てきた。
俺はさっさっと更衣をすませ、教室へと上がった。
- 40: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:54:34.11 ID:ltjeZ6US0
- 1、クーと適当に話す
2、ツンと適当に話す
3、ブーンと適当に話す
>>46
- 46: なめこ:2007/01/07(日) 00:56:01.50 ID:SMKqoSgH0
- 1
- 50: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 00:59:49.97 ID:ltjeZ6US0
- ('A`) 「おいーす」
席に着いているクーに声をかけた。
彼女は振り向き、ああ、と小さく声を返した。
俺は近くの空いている席を探し、その椅子に座る。
川 ゚ -゚)「お前だけ、いつもバスケ部の中で早いな」
('A`) 「あんな汗クセーところは無理」
川 ゚ -゚)「ふむ」
コイツと話していると、反応が薄くて困る。
……逆に言えば、反応したときはもの凄く嬉しいんだが。
川 ゚ -゚)「そういえばドクオ、君に折り入って話しがある」
クーから話!?
これはフラグじゃなかろうか!!
川 ゚ -゚)「今日弁当忘れたのだが……お金を貸してくれないか?」
- 54: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:02:42.46 ID:ltjeZ6US0
- ('A`) 「ん」
俺はポケットにある財布を取り出した。
昼飯だから、500円でいいかな?
('A`) 「いくら?」
川 ゚ -゚)「500円でいいのだが……」
俺は小銭入れを空けた。
ジャラジャラと入っているが、どうも10円玉ばかりだ。
('A`) 「諭吉しかねぇ……」
川 ゚ -゚)「そうか……いや、それなら仕方がない」
('A`) 「一緒に買いに行くか?」
やばい、今自分に惚れそうになった。
さらっと相手を誘う。男の美学!
今日の俺は冴えているかもしれんね。
川 ゚ -゚)「いや、遠慮しておく」
- 60: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:06:37.41 ID:ltjeZ6US0
- (;'A`) 「いや、遠慮はいいからさ……」
川 ゚ -゚)「どうしても、と言うならしょうがないが……」
俺は頭をペコリと下げて、クーに向かう。
(;'A`) 「お願いします……」
川 ゚ ー゚)「把握した」
いつの間にか立場が逆転していた。
俺は財布をポケットに直し、自分の席に戻る。
('A`) (俺がお願いしますって、おかしいよなぁ……)
しかし、だ。
約束は取り付けた。
一緒に昼ごはんを食べれる。
これは……間違いなくフラグだ!
- 65: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:09:29.98 ID:ltjeZ6US0
- その日の授業は早く感じられた。
別の事に集中していたから、あっという間に昼休みが訪れる。
俺は意を決して立ち上がり、彼女の元へ向かう。
(;'A`) 「ク、クー?」
川 ゚ -゚)「ああ、行こうか」
こんな時でもポーカーフェイス。
俺もそこらへんは真似できるようになりたい。
俺たちは無言のまま学食に向かう。
人が多いから、早く行かなきゃ行けないんだよなぁ……。
「「がやがやがや」」
やっぱり多いか……。
並ぶのめんどくせー。
- 66: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:13:43.11 ID:ltjeZ6US0
- ('A`) 「並ぶかぁ」
その膨大な列、俺は一番後ろに並んだ。
戸惑っているクーを呼び、一緒に並ぶ。
('A`) 「っにしても、多いよなー。あ、クーは初めてだっけ?」
川;゚ -゚)「ああ……恐ろしいぐらい多いな」
いつも一人で買いに来ているから、さっさと並べる。
だけど、2人となると、抜く事もできないしめんどうくさかった。
学食?裏道?何の事です?
10分程度たって、ようやく俺等の番。
カウンターにいる威勢のいいおばちゃんが俺に問いかけた。
「お、今日は彼女連れかい!何頼む!?」
(*'A`) 「か、彼女って……」
川 ゚ -゚)「断じて違う。一刀両断。言語道断。無理。生理的に受け付けない」
('A`) 「…・・・…カレー二つで。」
- 73: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:17:14.13 ID:ltjeZ6US0
- すぐに二つのカレーが届き、俺等はその列から外れることができた。
学食のテーブルは既に生徒で埋め尽くされている。
('A`) 「あー……教室で食うか?」
川 ゚ -゚)「いや、屋上へ行こう」
屋上!?
あそこには鍵がかかっていて、普通は入れない──!
いや、彼女は生徒会だった!暗号はお見通しって事かい!
やはり無言のまま、俺たちは歩いていった。
屋上の鍵を、なにやら開けている。
初めての屋上──俺は期待で胸が高まった。
川 ゚ -゚)「さぁ、行くぞ」
鍵が開いたらしく、ドアが開いた。
校舎から出て行く俺、そしてクー。
小さいけれど、大きな一歩を踏み出した。
- 80: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:22:05.15 ID:ltjeZ6US0
- 外は広かった。
青い空、白い雲。勇気を持って踏み出そう。思い出すと笑い合える──
川 ゚ -゚)「ドクオ」
彼女が俺を誘導していく。
俺は黙ってついていった。
川 ゚ -゚)「ここで食べよう」
彼女は座り込み、俺も座った。
そして、二人は黙って食事を続ける。
川 ゚ ー゚)「ドクオ、口にお弁当をつけてどうするw」
('A`) 「え?」
突然、彼女の手が俺の口に触れた。
その指には白いご飯粒が、一つ。
川 ゚ ー゚)「全く……」
言葉を途切れさせたかと思うと、次の瞬間──
彼女はその指についたご飯粒を食べた。
- 84: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:25:10.99 ID:ltjeZ6US0
- 川 ゚ -゚)「おい、何をニヤニヤしているんだ」
('A`) 「はっ」
俺は目を開けた。
少し雲が多い、暗い空。
俺たちは二人屋上のど真ん中に座っていた。
川 ゚ -゚)「思い出し笑いか?寂しいな」
('A`) 「……」
俺の脳内妄想、さようなら。
また会える日まで、また会える日まで──
('A`) (なんか……俺の扱い酷くないか?)
俺は考え込む。
俺はクールガイで通すはずだったんだ。
どこで道を外れた?
俺のスプーンは進まない。
少しずつのカレーが、ようやく口に運ばれる程度だった。
- 90: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:29:44.13 ID:ltjeZ6US0
- 川 ゚ -゚)「……考え事か?」
彼女が俺に問いかけてきた。
('A`) 「別に、考え事ってほどじゃないけどな……」
川 ゚ -゚)「……むぅ」
俺はもう一口カレーを食べようと、スプーンを進めようとする。
次の瞬間だった。
川 ゚ ー゚)「カレー食べないなら、少し貰うぞ」
彼女のスプーンが俺のカレーに突き刺さる。
少量のご飯と具を奪い、そのスプーンを口に含んだ。
('A`) 「………」
川 ゚ ー゚)「元気出さないと、私が食べてしまうぞ?」
('∀`)「いや、食うよ!むっちゃ食うよ!!」
俺はスプーンで大きく掬い取り、口に入れた。
これは……一種の間接キスという奴か!
('∀`)「うめぇ!」
- 102: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:32:38.52 ID:ltjeZ6US0
- 一瞬にして俺はカレーを食べ終える。
なぜか、いつもより、とても美味しい気がした。
川 ゚ ー゚)「なんだ、元気じゃないか」
('∀`)「まーよw」
川 ゚ ー゚)「私はもうお腹一杯でな……良かったら、食べてくれないか?」
彼女は、自分の皿を俺に突き出してきた。
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + ドクオの元気は1000を超えました。
〈_} ) | 次回も…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + * http://vip.main.jp/69-top.html
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
- 108: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/07(日) 01:34:17.02 ID:ltjeZ6US0
- メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:屋上
参考:ドラえもん〜。
セーブしました
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