( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 5: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:19:59.21 ID:SYur0igx0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 8: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:24:18.52 ID:SYur0igx0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:屋上
参考:ドラえもん〜。
メモリーカード2
主人公:( ^ω^) 川 ゚ -゚)
時:昼
場所:学校
参考:……お……?
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:駅までの道
参考:クーの暖かさ
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:昼
場所:しぃの家
参考:────
>>10-12
- 10: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:24:53.71 ID:RqH0oPnqO
- さる('A`)?w
('A`)
- 11: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:25:03.96 ID:NbpIIG8eO
- ツン
- 12: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:25:14.39 ID:ts2paBOOO
- 1
- 18: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:28:50.39 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「違う……ダメだ!!」
俺は手元にある紙を破り捨てる。
辺りにひらひらと紙ふぶきがまった。
('A`) 「こんなんじゃダメだ……どうすれば……」
頭をクシャクシャと掻く。
いいアイデアが思い浮かばない。
('A`) 「くそ……」
もう一度、ペンを握りなおした。
落ち着け、心を乱したら終わりだ。
俺の名前はドクオ、大丈夫、落ち着くんだ。
('A`) 「……」
よし、いいアイデアが浮かびそうだ。
- 20: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:30:06.14 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「感じたままに───心のままに──」
俺はペンを進める。
思考は働いていない。
脊髄反射で書いているといった感じだ。
みるみる内にノートは黒くなっていった。
最後の一行、書き終えたところで、俺はノートを見直す。
- 22: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:33:16.08 ID:SYur0igx0
- 人間って言うのは、光と闇があるんだ。
光が存在するところには、影ができる。
つまり、光は影を生み出すんだ。
だが、影は光を生み出さない。
影は暗闇しか生み出さない。
喜びは怒りを生み出す。
怒りは憎しみを生み出す。
憎しみは殺意を生み出す。
ああ、俺は一体なぜ生きてる?
人間はなぜ生きている?
繁殖のため?金のため?
理由は誰にも分からない。
わからないから、生きているんだ。
その理由を、知るために……。
byドクオ
- 23: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:34:05.38 ID:zCwrtgItO
- これはひどい中二病wwwww
- 24: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:35:58.82 ID:SYur0igx0
- ('∀`)「完璧だ……」
国語の宿題、「ヒトゲノムについての論文」
これで完璧だ。
('∀`)「明日の授業が楽しみだぜ……」
発表してくれる人、といわれたら速攻で手を挙げよう。
この文を読めば、俺は人気者に慣れる。
そして、クーからも告白されるに違いない。
('∀`)「クーは頭のいい人が好きらしいしな」
以前クーが内藤に向かっていった言葉。
「バカには興味がない」
これは裏返せば、頭がいい人には興味があるということだ。
('∀`)「くく……フッハハハハハハ!!」
- 25: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:37:06.50 ID:NtGYmbGq0
- これは完全なバカwwwwwwwwwwwwwww
- 26: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:37:22.45 ID:RqH0oPnqO
- バカktkrwwww
- 27: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:38:27.52 ID:91plfddIO
- 川 ゚ -゚)編のドクオとは大違いだwwww
- 28: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:39:10.57 ID:ts2paBOOO
- ドックンwwwwwwwwwwww
- 29: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:39:22.10 ID:SYur0igx0
- 次の日の朝は早かった。
いつもより2分早い起床。
興奮していたのが原因だろう。
('A`) 「さてと……」
顔を洗って、歯を磨いて。
鞄をかるい、俺は玄関の外へと出た。
いつもよりも一本早い電車に乗れた。
これで、朝練が長めにできる。
('A`) 「お、やってるな……」
校門のところにも聞こえるドリブルの音。
大方、あのバスケバカがやっているのだろう。
- 30: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:40:39.37 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「ういーっす」
入口を開けながら声を出した。
いつもなら、ここでダンクのあいさつがある。
しかし、体育館にいたのは意外な人物だった。
1、ブーン
2、クー
3、なんか知らない一年生
>>34
- 34: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 00:42:13.10 ID:NtGYmbGq0
- 2
- 37: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:45:16.08 ID:SYur0igx0
- (;'A`) 「クー……?」
間違いない、彼女だった。
制服のまま、軽くドリブルを着いている。
俺の姿に気づくと、そのボールを手に止めた。
川 ゚ -゚)「おお、早いな」
(;'A`) 「……」
なぜ彼女がいる?
先ほどのドリブルを見たところ、多少バスケはしていたように見えるが……。
川 ゚ -゚)「早く起きたもんだから、着てみたんだ」
俺の言葉を先読みするかのような言葉。
今度は先に言われないように、早口で言葉を言った。
(;'A`) 「お前、バスケとかできんのか?」
川 ゚ -゚)「一年の時はバスケ部に所属していた。知らなかったか?」
初耳だ。
彼女が女子バスだっただと?
- 39: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:48:17.87 ID:SYur0igx0
- 川 ゚ -゚)「久しぶりにやると、全然入らないモノだな」
彼女は両手でボールを掴み、リングを睨んだ。
軽くジャンプして、ボールを弾く。
アーチを描くかのように飛んだボールは、綺麗にリングを潜っていった。
川 ゚ -゚)「おお、入った」
見たか!というように俺の顔を見た。
俺は確かに見た。
見逃さなかった。
ジャンプしたときに、制服の下の下着がチラリと見えたのを。
('A`)b 「最高だぜ」
川 ゚ -゚)「ありがとう、とでも言っておこうか」
- 40: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:50:41.56 ID:SYur0igx0
- このまま話していては時間が過ぎるだけだ。
俺は更衣室に入り、速攻で着替えた。
('A`) 「ジョルジュが来る前に、色々話したいしな」
5秒近くで着替え終わった俺。
更衣室を出ると、突然目の前にクーが現れた。
(;'A`) 「うぉ!」
俺は驚いて、一二歩後ろに下がる。
更衣室のドアが、頭に激突した。
川 ゚ ー゚)「はは、何をそんなに驚いている」
あ、笑った……
- 43: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:54:15.62 ID:SYur0igx0
- 俺は近くにあったボールを手に取り、ドリブルを着き始めた。
白いライン、3Pエリアだ。
('A`) 「っと!」
そのラインの外から放ったシュート。
綺麗に音を立て、リングに吸い込まれていった。
川 ゚ -゚)「おお!」
クーは驚いたように俺の顔を見る。
川 ゚ -゚)「切り込むだけかと思ったら、外もあるんだな」
('A`) 「まーよ」
あくまでも、クールに対応する俺。
('A`) (……?)
「切り込むだけかと思ったら、外もあるんだな」?
この言葉に違和感を感じる。
……何の違和感だろう……。
- 44: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:57:31.33 ID:SYur0igx0
- その違和感に気づいた。
俺は慌てて言葉を出す。
(;'A`) 「お前さ、俺の練習姿見たことあるのかよ!」
川;゚ -゚)「……」
俺が切り込み型を知ってるという事は、見たことがあるという事だ。
おいおい、これはフラグなのか!?
川;゚ -゚)「ま、まぁ……。一度だけな……」
('∀`)「へー!!」
クーが俺のことを、一度でも見ていてくれた。
それだけで、嬉しくなる。
別に俺のことを意識しているとか、そんなんじゃなくていいんだ。
川 ゚ ー゚)「お、もうそろそろ他の部員が来るな」
時間的に、あと少しでジョルジュが来る。
俺は別に見られてもいいが、彼女が言うなら仕方がない。
川 ゚ ー゚)「それじゃ」
- 45: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 00:59:36.44 ID:SYur0igx0
- クーが出て行って2分ぐらいたったころだろうか。
俺の予想通り、体育館にジョルジュが現れた。
次々と現れる部員。
あのバカブーンの野郎は……。
いつも通りといえばいつも通りだが、こなかった。
('A`) 「あっつー」
練習を終え、着替えている。
こんな暑い更衣室、さっさと出よう。
俺は適当にはおり、更衣室から逃げ出した。
その後は、いつも通りだ。
ちゃんと着替えなおして、教室に上がる。
そして、ブーンをボッコボコにしてやった。
- 46: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:01:49.60 ID:SYur0igx0
- ( ´ω`)「ドクオ……今日はちゃんと理由があるんだお」
意外な反応。
どうせ大した理由はないだろうが、聞くだけ聞いてみた。
( ´ω`)「昨日、ゲームをしてたら遅くなっちゃって……」
聞いた俺がバカだった。
俺はもう一発だけ殴りを入れておいた。
(;^ω^)「そ、それはそうと!ドクオにお願いがあるんだお!!」
('A`) 「あ?なんだ?」
(;^ω^)「実は、アルバイトを探して欲しいんだお!!」
アルバイト?
コイツ部活を止めるとでも言いたいのか?
('A`) 「部活止める奴の手伝いなんてできねーよ」
- 48: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:02:45.94 ID:SYur0igx0
- ( ^ω^)「いや、やるのは僕じゃないんだけど……」
誰かの手伝いってワケか。
それじゃ──
1、探してやるよ
2、誰のアルバイトだよ
3、女の子紹介してくれたら、考えてやるけど
>>52
- 52: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:04:08.40 ID:+DTCRFPHO
- 2
- 56: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:05:57.78 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「誰のアルバイトだよ」
(;^ω^)「できれば匿名の方向で……」
誰の仕事か分からなきゃ、探せないだろう。
それともなんだ?
男にヘルス嬢やらせたり、女にゲイバーの店主でもやらせるつもりか?
(;^ω^)「お……」
('A`) 「……」
(;^ω^)「……」
('A`) 「……」
(;^ω^)「……」
('A`) 「……」
(;^ω^)「……」
('A`) 「……」
(;^ω^)「……」
('A`) 「……」
(;^ω^)「……」
('A`) 「……」
(#'A`) 「わーったよ!探せばいいんだろ!探せば!!」
- 59: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:08:04.34 ID:SYur0igx0
- とりあえず、最低限の情報として男という事は教えてもらった。
( ^ω^)「できれば、人目につかない仕事がいいお」
(#'A`)「お前リクエスト多すぎ、探さねぇぞ?」
(;^ω^)「お…。できればでいいんだお」
ここで流れをぶったぎるチャイムが鳴り響く。
ブーンは慌てて自分の席へと戻って言った。
一時限目は……国語か!!!
- 64: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:11:43.99 ID:SYur0igx0
- ( ´∀`)「モナー。この前は宿題はちゃんとやってきたモナー?」
もちろんですぜ、先生!
もうバッチリバッチリバッチンコですよ!
( ´∀`)「それじゃー……誰か、発表してくれる人」
よっしゃ!行くぜみんな!!
('A`) 「は……」
言葉が出そうになるが、出ない。
いつもおとなしめの俺が、急に発表なんてできるはずがなかった。
頑張れ……俺!
みんな……俺に力を分けてくれ!!
※ドクオを応援してあげると、手を挙げます
※応援しないと、手を挙げない方向で話進みます。
※てへっw
※14分までに5つ以上ついたら、勇気がでるようです
- 65: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:12:06.96 ID:yY7QyBmP0
- 論文きたwwwwww
- 66: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:12:41.66 ID:oGpPbLWH0
- ドクオ頑張れ!
- 67: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:07.19 ID:CcfYlHO0O
- 頑張れー
- 68: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:10.98 ID:oGpPbLWH0
- ドクオ頑張れ!
- 69: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:16.87 ID:RqH0oPnqO
- ( ^ω^)お?
- 70: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:26.21 ID:yY7QyBmP0
- ドクオがんばれ
- 71: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:35.34 ID:oGpPbLWH0
- ドクオ頑張れ!
- 72: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:38.45 ID:GbooTCt40
- がばれ
- 73: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:13:52.44 ID:oGpPbLWH0
- ドクオ頑張れ
- 74: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:14:05.81 ID:e6BwdCuh0
- ドクオ頑張れ
- 75: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:14:39.70 ID:iB7aKb7jO
- 頑張ってね
- 76: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:15:00.82 ID:Y3iJLixCO
- 頑張れ!
- 77: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:15:04.34 ID:MLxr86HQO
- ドクオ始まったな
- 78: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:15:46.71 ID:SYur0igx0
- ('A`) (これは……みんなの応援……)
俺の心に響く声。
俺は全身でそれを受け取った。
みんなの応援、確かに受け取ったぜ!!!
('A`) 「はび!僕発表ぢます!!!」
噛んだ。
でも、あきらめないぜ!
( ´∀`)「お、それじゃドクオ、読んでくれモナ」
- 79: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:16:36.87 ID:RqH0oPnqO
- はびWWWWW
- 80: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:17:12.24 ID:+DTCRFPHO
- ドクオ頑張れ
- 81: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:17:22.70 ID:iB7aKb7jO
- 噛むなwwwwwwwwキメェwwwwwwwwww
- 83: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:18:18.91 ID:W8P8RonkO
- 大丈夫だ。ドクオ頑張れ
- 84: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:18:39.82 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「人間って言うのは、光と闇があるんだ。
光が存在するところには、影ができる。
つまり、光は影を生み出すんだ。
だが、影は光を生み出さない。
影は暗闇しか生み出さない。
喜びは怒りを生み出す。
怒りは憎しみを生み出す。
憎しみは殺意を生み出す。
ああ、俺は一体なぜ生きてる?
人間はなぜ生きている?
繁殖のため?金のため?
理由は誰にも分からない。
わからないから、生きているんだ。
その理由を、知るために……。
byドクオ 」
- 87: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:20:34.50 ID:SYur0igx0
- 俺、噛まなかった。
頑張った。
やった、俺!
「キメェwwwwwwwwwwwwwww」
「何だそれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「ヒトゲノム関係ナッシングwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「バカなんですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「中二病おめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「アリエナスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「アクエリアスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「芝生wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「うはwwwwwwドクオ終わったなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「プギャーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
- 88: 愛のVIP戦士 :2007/01/24(水) 01:21:26.71 ID:oGpPbLWH0
- 草原が出来たwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 93: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:23:41.58 ID:SYur0igx0
- ('A`) 「……そんな……」
拍手の変わりに帰ってきたのは、罵声。
冒涜の言葉だ。
('A`) 「俺……一生懸命書いたのに……」
俺の悲劇は、これで終わらなかった。
( ^ω^)「センセー、僕も発表しますお」
最初は、ブーンが俺をかばってくれたと思った。
一緒にバカにされてくれるんだと思っていた。
……思っていた。
( ^ω^)「ヒトゲノムはヒトのゲノムである。 ヒトゲノムは核ゲノムとミトコンドリアゲノムからなる。
核ゲノムは30億塩基対あり、24種の線状DNAに分かれて染色体を形成しており、最も大きいものが2億5千万塩基対で、最も小さいものが5500万塩基対である。
染色体は22種類の常染色体とXとYの2種類の性染色体に分類される。 核を持たない赤血球をのぞく体細胞は2倍体であり、同じ種類の常染色体を2本ずつ、性染色体を2本(女性はXとX、男性はXとY)の合計46本の染色体を持っている。
生殖細胞は1倍体であり、常染色体を1本ずつ、性染色体を1本の合計23本の染色体を持っている。
ミトコンドリアゲノムは16569塩基対の環状DNAでミトコンドリアの中に多数存在している。 体細胞も生殖細胞も約8000個ずつ持っている。
ヒトゲノムの塩基配列の解読を目的とするヒトゲノム計画は1984年に最初に提案され、1991年から始まり、2000年6月26日にドラフト配列の解読を終了、2003年4月14日に全作業を終了した。 ヒトの遺伝子数は3万〜4万個あると考えられている。
- 97: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:25:21.23 ID:SYur0igx0
- 「ちょwwwブーンwwww」
「神が舞い降りたwwww」
どういう事なんだ、なんでブーンが……。
信じられない。ブーンも、クラスの奴等も、俺も。
( ^ω^)「……とまぁ、こんな感じかお……」
拍手だった。
口笛で煽っている奴までいる。
耐えられない。
もう嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
俺は教室を飛び出した。
- 100: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:27:05.34 ID:SYur0igx0
ビエエエエエエン
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚( ノA`)ノ゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゚ー゚:・。:+゜ = ( ┐ノ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* :。; / *::+:・゜。+::*:.
⌒::;;⌒⌒⌒;;::⌒⌒.:: :⌒;;⌒::.;;.⌒⌒/ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./ /::. :; ;⌒⌒:.:⌒:;⌒;;⌒⌒:.:⌒:;⌒;
::: ;;: :,;: ;;.. : :; ,::.; / /| ̄. ̄ー ̄. ̄/ /.., ,; .: ,,。, :: ;;: . :
::: :;.. .,;; ; : :::., / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /,,;
- 105: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:28:57.06 ID:SYur0igx0
- 俺は泣いた。
走りながら、泣いた。
昨日、一生懸命書いたんだ。
それを……それを……。
どこまでも走り続けた。
俺は止まらない。
このまま、どこか遠くの星へ逃げてしまおう。
そうだ、そうしよう……。
「待て……っ!」
誰かが大声で叫んだ。
精神を取り乱していた俺は、慌てて振り返る。
川;゚ -゚)「まて……これ以上は走れん……」
- 112: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:32:30.66 ID:SYur0igx0
- クーだった。
俺は、驚きと疲れで、足を止める。
彼女は少しだけペースを落として、俺に近づいてきた。
川;゚ -゚)「どこまで行く気だ……」
ゆっくりと近づいてくる。
涙は見せたくない。
俺は、とっさに後ろを向いた。
川;゚ -゚)「……」
右腕の裾、それを使って涙を拭いた。
ひょっとしたら、まだ目が赤いかもしれない。
彼女の顔を、見ることができない。
('A`) 「いいんだよ……。もう帰ってくれよ」
俺は必死に言った。
声が震えないように、泣いている事がバレないように。
- 114: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:36:27.87 ID:SYur0igx0
- 川 ゚ -゚)「なぜ、教室を飛び出した」
('A`) 「なぜ?そんな事も分からないのかよ」
お互いに顔は見せていない。
俺の背中をクーが見る形だ。
('A`) 「必死に話して、それで笑われたんだ!」
('A`) 「この気持ちが分かるかよ!?」
('A`) 「クーは……。お前は、こんな経験ないだろうからわからないだろうけどな……」
川 ゚ -゚)「……あのブーンの論文、私の論文とほぼ同じだった」
何故そんなことを言う?
アイツとクーが、似たもの同士とでもいいたいのか?
- 116: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:39:57.48 ID:SYur0igx0
- 川 ゚ -゚)「あの文は、wikiの引用だ」
('A`) 「……!」
川 ゚ -゚)「ググったら、一発で出てきた」
つまり、ブーンはただ写しただけ……?
……でもなんだ、結果的に俺は笑われ、アイツは拍手された。
川 ゚ -゚)「私も、wikiを写した」
('A`) 「っ!」
以外だった。
彼女が、そんなカンニングみたいな事をするとは思っていなかったから。
川 ゚ -゚)「……お手本を写したものと、精神込めて書いた文章、どちらが偉いと思う?」
('A`) 「偉い……?どっちでも関係ないよ。俺はみんなから笑われて、アイツはほめられたんだ」
- 120: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:43:00.37 ID:SYur0igx0
- 川 ゚ -゚)「私がお前の事で笑った」
川 ゚ -゚)「私がいつ、お前をバカにした」
('A`) 「……」
川 ゚ -゚)「答えろ」
俺は口を閉じた。
何もいう事ができない。
逆に、自分が恥ずかしい。早くどこかに行きたい。
川 ゚ -゚)「……たとえ、世界中の誰もがお前をバカにしようとも、私はお前を笑わない」
川 ゚ -゚)「たとえ、お前が誰からも信じられなくても、私が信じる」
川 ゚ -゚)「それとも……私じゃ不満とでも?」
俺はもう一度、右手の裾で涙を拭いた。
今度は振り返り、その右手を前に出す。
今度こそ、言わなきゃ。
('A`)b 「最高だぜ」
- 122: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/24(水) 01:44:19.49 ID:SYur0igx0
- メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:金八のあの丘?塀?
参考:ウィキペディアは反則だろ…常識的に考えて。
セーブしました。
戻る