( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 4: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:20:08.15 ID:2enIFf/Y0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 5: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:20:43.44 ID:2enIFf/Y0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:ぃょぅ宅
参考:あー……これでいいよな?
メモリーカード2
主人公:( ^ω^) 川 ゚ -゚)
時:昼
場所:コンビニ
参考:どーしよ……。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:遊園地
参考:ブ、ブロッコリー?
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夜
場所:学校
参考:ホモサピエンス
>>7
- 7: 愛のVIP戦士 :2007/02/06(火) 22:29:36.18 ID:IWd5lmSZ0
- yonn
- 14: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:49:09.34 ID:2enIFf/Y0
- ( ,,゚Д゚)「とりあえず……今からどうする?」
顔を赤らめるしぃに、俺は問いかける。
ゆっくりと顔を上げ、しぃは答えた。
(*///)「かえる……?」
( ,,゚Д゚)「そうっすか……」
俺は立ち上がり、しぃに手を差し出す。
捕まれたその手を、強く引きあげた。
( ,,゚Д゚)「うっし、帰るぞ」
俺としぃは、その手を掴んだまま校舎を出る。
既にあたりは暗い。
生徒もほとんど居ない中、二人は外を歩いていた。
- 15: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:52:08.63 ID:2enIFf/Y0
- ( ,,゚Д゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
会話はない。
ただでさえ緊張しているのに、先ほどあんな光景を見てしまったから。
( ,,゚Д゚)(何か話題ないかなぁ……)
俺は必死に思考をめぐらせて、最近の出来事を考えていた。
そして、野球の事を思い出す。
それを口に出そうと、俺は口を開いた。
( ,,゚Д゚)「あの──」(゚ー゚*)
(;,,゚Д゚)「……」(゚ー゚*;)
同時に言葉を発してしまった。
本当に、タイミングの悪い。
( ,,゚Д゚)「ソッチから──」(゚ー゚*)
- 16: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:54:20.67 ID:2enIFf/Y0
- またもや同時。
運がいいのか、悪いのか。
少なくとも、今この状況では悪いと捕らえていいだろう。
(;,,゚Д゚)「ん……んじゃ、コチラから……」
(*゚ー゚)「どうぞ……」
(;,,゚Д゚)「どう見ても……道間違えてるよな」
;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や 公 帰 そ
,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ 園. り ん
、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て の 道 な
}; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 ト に わ
ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ た イ あ け
,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| の. レ る で
└i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ だ に
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
|エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
|エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
|エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
-,-=''┷━━|┬ニエ ┬-- .|__|__| _|_|_
''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_ |⊥ |__
- 18: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:56:29.63 ID:2enIFf/Y0
- (*゚ー゚)「あ、あれ?」
お互い緊張していたせいか、変なところに来てしまった。
この時間のここには『ヤツ』が居るかもしれない。
俺は背筋を凍らせていた。
(;,,゚Д゚)「と、とりあえずちゃんとした道に行こうぜ」
(;*゚ー゚)「そ、そうだね……」
俺がしぃの手を引っ張ろうとしたときだった。
突然、背後から声がする。
「おお、君はいつかの──」
- 19: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 22:58:54.68 ID:2enIFf/Y0
_ -───- _
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
| ! | |
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 少 年 じ ゃ な い か
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
- 22: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:01:25.13 ID:2enIFf/Y0
- ( ,,゚Д゚)「げ……」
あの男だった。
ごーるでんぼーるをくれた男、っていうか同性愛者。
俺はしぃをつれて逃げようとする。
だが、ここで意外な展開になってしまった。
(*゚ー゚)「あ、お父さん」
( ,,゚Д゚)
(゚Д゚)
- 31: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:05:24.63 ID:2enIFf/Y0
- (;,,゚Д゚)「え?え?しぃ?」
(*゚ー゚)「あ、この人私のお父さん」
阿部「おお、しぃじゃないか」
何がなんだか話が読めない意味が分からない俺は一体なんだあれこの二人って親子なのかな
もう意味が分からないこれはだめかもしれんねなかなかすごい展開じゃないかな
つーかコイツ同性愛者じゃないのかよしぃは男から生まれてきたのかよ
「……」
男の目線は、俺としぃの繋がれた手に向かっていた。
俺はハッとして、その手を離した。
(;,,゚Д゚)「あ、いや……」
女の子の親といえば、頑固親父のイメージ。
俺は必死に手を繋いでいない事を伝えようとした。
- 34: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:08:56.01 ID:2enIFf/Y0
- 阿部「……お前等、付き合っているのか?」
(;,,゚Д゚)「い、いえ。そんな滅相も──
(*゚ー゚)「付き合ってるよ」
俺の言葉を遮りながらしぃが言う。
俺が殺されるかもしれないって言うのに!恐ろしい子!
阿部「もうセックスはしたか?」
(;,,゚Д゚)「いえ、そんな滅相も──……」
(゚Д゚)「……」
え?今この親父なんていった?
ねぇ、なんて言った?
(*゚ー゚)「もーwwお父さんww まだそんなに進んでないよぉ〜ww」
阿部「ん、そうか」
え?何この会話。
ついていけてないの俺だけじゃない?
- 36: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:12:52.18 ID:2enIFf/Y0
- 阿部「それじゃ、チューどまりか?」
(*゚ー゚)「んー。まだー」
聞く親父も親父だが、答える娘も娘だ。
俺は目の前の光景が信じられなかった。
まず、しぃがコイツの娘っていうのもそうだが、この会話に対して驚いた。
阿部「この時間帯のこの公園は危ない。さぁ、お帰り」
( ,,゚Д゚)(おめーが一番あぶねーよ)
阿部は俺としぃの背中を押す。
早く帰れといっているのだろう。
( ,,゚Д゚)「それじゃ、失礼します──」
俺はもう一度しぃの手を繋ごうとする。
その瞬間だった。
- 39: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:17:04.84 ID:2enIFf/Y0
- 阿部「はぁぁぁっ!!」
阿部の手から気功法が出される。
それは俺の背中に直撃した。
(;,,゚Д゚)「ガハッ……」
背中に重たい感触が残る。
あばらが二本ぐらい折れたかもしれない……。
(;,,゚Д゚)「貴様……」
阿部「このまま無事に帰れると思ったか」
阿部は手を組みながら俺を見る。
立ち上がれ、拳を構えろ。
俺は、そう捕らえた。
( ,,゚Д゚)「俺を……誰か知っていて勝負を挑んでいるのか?」
阿部「VIP学園2年、ギコ……別名、『吼牙のギコ』」
( ,,゚Д゚)「……知っているという事は、死にたいという事か?」
阿部「それは違うな……俺は負けん!」
- 42: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:19:27.50 ID:2enIFf/Y0
- 一瞬にして阿部の姿が消える。
高速……いや、光速で動いている。
目で見るな
音に頼るな
───感じるんだ───
( ,,゚Д゚)「そこかっ!」
俺は右に向けて拳を振り下ろす。
何かにあたる感触──くらったか?
阿部「……さすがだな」
俺の手の先には阿部がいた。
しかし、その手は阿部の口に挟まれている。
(;,,゚Д゚)「な……」
阿部「どうする?俺の顎は岩をも砕くぜ」
(;,,゚Д゚)「く……」
- 45: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:22:09.18 ID:2enIFf/Y0
- 阿部「おっと、逃げようなんて考えるなよ?」
俺の右腕に歯の感触。
間違いない、このままだと、腕が食いちぎられてしまう。
( ,,゚Д゚)「……まだ方法はいくらでもある!!」
1、体中の筋肉を全て腕に!顎を外してやる!
2、俺の腕は岩より固いぜ!砕いてみろ!
3、左手で阿部を殴る
>>48
- 48: 愛のVIP戦士 :2007/02/06(火) 23:23:08.69 ID:VerqefAIO
- 3
- 50: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:26:43.01 ID:2enIFf/Y0
- ( ,,゚Д゚)「コッチの手はあいているンだよぉ!!」
俺は左手を握り締め、それを阿部の顔へと向かわせる。
口元を狙って、俺の右手を救出する作戦だ。
──重たい──
しかし、確かな感触。
だが……
なぜか、両腕が動かない。
(;,,゚Д゚)「!!!」
阿部「愚かだな……『吼牙のギコ』よ……」
俺の左腕は、阿部の口に捕らえられていた。
無論、右腕も。
なんで腕を口にくわえたまま話せるかなんて事は気にしない。
やつの前では常識は通用しない。
- 52: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:29:07.92 ID:2enIFf/Y0
- 俺の両腕はヤツの口に捕らえられた。
……これ以上、俺に抵抗の術はない。
阿部「死ぬ準備はいいか?」
( ,,Д)「……ああ……」
負けを認める。
小さい頃から親父にそう叩き込まれてきた。
負けを認めないのは、いつまでたっても弱者だと。
阿部「……さらばだ、VIP学園2年ギコ!」
俺の腕に、阿部の歯を突き刺さる──
激しい痛み、壊れそうな腕、押しつぶされる神経
俺の意識が消えかかる、その時だった。
(*゚ー゚)「待って!!!」
- 53: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 23:31:29.95 ID:2enIFf/Y0
- メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夜
場所:公園
参考:『吼牙のギコ』、『テクニシャン阿部』
絶体絶命のギコ!
二人の決闘の行方はいかに!?
次回!『負けるなギコ!愛しているぜ!』
セーブしました。
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