( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 591: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 00:48:12.09 ID:ain/Zywc0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 600: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 00:50:41.76 ID:ain/Zywc0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:教室
参考:どうした・・・・・・?
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:放課後
場所:生徒会室
参考:一度体験したアレ
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:家
参考:彼と付き合って損はない
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夕刻
場所:家
参考:ウツダシノウ
>>602-607
- 602:年賀状(♂だらけ) [sage] : 2006/12/29(金) 00:50:51.95 ID:+6YZW9uz0
- 1
- 603: ダイコン: 2006/12/29(金) 00:50:51.94 ID:YXgtYSm60
- 2
- 604: (´<_` ) ◆KlJl2kUtuk : 2006/12/29(金) 00:50:53.78 ID:13NKdCyV0
- 3
- 605: 年賀状(♀から沢山): 2006/12/29(金) 00:50:53.98 ID:qF1H0BXx0
- 1しか考えられない
- 606: 美容師と初詣: 2006/12/29(金) 00:50:56.02 ID:oYronb900
- クーかしぃか、多いほうに支援する
- 607:初夢(すべてが夢) [sage] : 2006/12/29(金) 00:50:58.45 ID:1Rwspbvw0
- 1
- 611: 美容師と初詣: 2006/12/29(金) 00:51:36.13 ID:oYronb900
- >>606
訂正3です
- 618: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 00:55:28.92 ID:ain/Zywc0
- 川;゚ -゚)「・・・・・・」
きーんこーんかーんこーん
運がいいのか悪いのか、ここで始業のチャイムがなる。
もう一度だけドクオを見て、私は席に戻った。
彼は相変わらず、顔を机に伏せていた。
コナン「それじゃ、授業を始めるとする」
起立、気をつけ、礼・・・・・・
相変わらずやる気のない声が響く。
着席の合図を待たずに、誰もが席についた。
川 ゚ -゚)(……探偵学もしっかりやるかな……)
少しでも、ドクオの事を知りたい。
でも、あんまり詳しくしすぎると内藤と変わらなくなる……
好きって難しいのだな。
- 621: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 00:59:46.57 ID:ain/Zywc0
- コナン「それで、この事件のポイントは?クー」
川 ゚ -゚)「被害者の足元にあるつよきす、これがポイントだと思います」
コナン「よし、それから分かる事は?内藤」
( ^ω^)「被害者は相当のエロゲオタだと思うお!よって被害者はニートだお!」
コナン「そうだ、それじゃ、この事件を解決するための方法は?ドクオ」
しかし、ドクオの返事は返ってこない。
まさかと思って振り返ると、やはりドクオの意識は別の事に集中していた。
コナン「ほう……我の授業のときに他の事を考えるとな……」
(;'A`) 「え、あ……すんません、なんすか?」
コナン「後で覚悟しておくがいい……」
ああ、可愛そうに。
コナンによって様々なプライベートが公になってしまうのだ。
こればかりは、私も防ぎようがない。
- 626: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:03:17.48 ID:ain/Zywc0
- 今日の午前の授業が終了した。
今から昼休み……なのだが、正直不安だ。
ドクオがどう反応するのか。
先ほどみたいに怒鳴られたらどうする?
……でも、ほうっておけないじゃないか。
川 ゚ -゚)「ドクオ、お昼一緒にどうだ?」
('A`) 「ん……ああ……」
帰ってきたのは空返事。
私はドクオをそっと見つめ、もう一度言った。
川 ゚ -゚)「いや、いやならいいんだが……」
('A`) 「いや、食うか」
彼は音を立てて席を立つ。
そして、私の方を向きなおした。
- 630: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:07:15.02 ID:ain/Zywc0
- ('A`) 「あ、今日は弁当ないんだ……?」
川 ゚ -゚)「ああ……本当は作りたかったんだけどな。すまない」
ほら、やっぱり楽しみにしてくれていた。
───次の言葉を聞くまでは。
('A`) 「よかった……それじゃ学食行くか」
『よかった』
確かに私の耳にはそう聞こえた。
聞き間違い……なのか?
('A`) 「ん?行かないのか?」
数歩先に進んでいるドクオは私に問いかける。
今度は私が返す形となって、彼を追いかけた。
('A`) 「んじゃ、クーはここで待っててな」
人が溢れかえる学食、彼はその人ごみの中に消えていった。
- 634: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:10:46.26 ID:ain/Zywc0
- 川 ゚ -゚)(裏道、という奴か……)
今度ドクオに聞いてみようかな。
だって気になるじゃない。
数分後、片手にカレー、片手にうどんを手に持つドクオが帰ってきた。
川 ゚ -゚)「……どっちが私で、どっちがドクオ?」
('A`) 「俺がカレーで、クーがうどん」
把握、とだけ声を返した。
私がうどん好きという事を、コイツは知っていたのだろうか?
それとも、たまたま?
('A`) 「ここは人多いし……どこで食う?」
1、屋上
2、教室
3、体育館
>>640
- 640: ニンジン: 2006/12/29(金) 01:11:24.39 ID:YXgtYSm60
- 1
- 650: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:15:48.58 ID:ain/Zywc0
- 川 ゚ -゚)「やっぱりあそこしかないだろう」
('A`) 「……?」
川 ゚ -゚)「屋上だよ」
私は彼からうどんを受け取り、屋上へと向かう。
こぼさない様に運ぶのは少し難しかった。
屋上──
まるで私たちを待っていたかのように綺麗な空。
そして、誰もいない空間。
川 ゚ ー゚)「誰もいないし、綺麗な空!完璧じゃないか!」
少し進んだところで、私は彼に話しかけた。
しかし彼は、既に割り箸を手にとって「いただきます」と呟いているところだった。
川;゚ -゚)「……そ、そうだな。食べようか」
私も割り箸を割り、うどんに箸をつける。
少し寒い冬、うどんの暖かさが私を包んだ。
- 655: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:18:59.61 ID:ain/Zywc0
- 無言の昼食。
二人は全く会話を交わさなかった。
川;゚ -゚)(……)
それに違和感を感じるのは、やっぱり私。
黙ってお昼、悪くはないけど寂しいじゃないか。
川;゚ -゚)「ドクオ……」
私は意を決してドクオに話しかける。
ドクオはゆっくりと私のほうを向いた。
川 ゚ -゚)「しつこいようで悪いが……どうかしたのか?」
('A`) 「別に」
川 ゚ -゚)「というか、はっきり言わせてもらうと、どうかしている」
('A`) 「……」
彼はコッチを向いたまま黙っている。
私も、ドクオの目を見て離さない。
- 659: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:22:24.64 ID:ain/Zywc0
- 川 ゚ -゚)「本当に心配なんだ。何かあるなら、私に話してくれ」
私はドクオの目を見て、しっかりと言った。
この方が、伝わると思ったから。
('A`) 「……それが本当だったら、嬉しいねぇ」
彼は聞こえるか聞こえないかぐらいの大きさで呟いた。
だけど、私の耳にはそれが入ってきたのだ。
川 ゚ -゚)「聞き分けの悪い事を言うな。本当に心配しているというのに」
('A`) 「よく言うよ」
ドクオの目を、今度は睨んだ。
どうも私に敵意を見せている。
川 ゚ -゚)「随分酷い扱いじゃないか」
('A`) 「そっくりそのままお返しします」
- 671: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:28:34.16 ID:ain/Zywc0
- 私のドクオに対する扱いが酷いだって?
さすがの私も、少し熱くなってしまう。
川 ゚ -゚)「何だと?」
('A`) 「そっくりそのままお返しします、と言ったんだよ」
川 ゚ -゚)「私のお前に対する態度が悪いと言う意味か?」
('A`) 「全国50何位の頭のよさなのに、2回聞かなきゃ分からないのか?」
川#゚ -゚)「私がお前に悪いことでもしたと言うのか」
('A`) 「さぁ……」
川#゚ -゚)「答えろ!!」
('A`) 「知らないね……」
私は勢いよく立ち上がる。
少し残っているうどんの汁が揺れた。
- 684: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:35:21.89 ID:ain/Zywc0
- 川#゚ -゚)「訳が分からない……!」
私は言う言葉が見つからず、そのまま立っている。
怒りに拳が震え、目はドクオを睨みつけていた。
('A`) 「………ちだって……」
彼が何かを呟いたが、今度は聞き取れなかった。
川#゚ -゚)「言いたい事があるなら、はっきり言ったらどうだ!」
('A`) 「……コッチだって訳わからねえよ」
川#゚ -゚)「………」
なんて言えばいいのか分からない。
少し冷静さが残っている分、私もドクオも話しづらかった。
('A`) 「……ごちそうさま」
彼は綺麗になったカレーの皿を手に取る。
そう思うと、私のうどんも手に取った。
('A`) 「返してくる」
- 689: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:39:24.09 ID:ain/Zywc0
- 彼は両手に皿を持ったまま器用に立ち上がる。
そして、こちらを一度も見らづに進んでいく。
川;゚ -゚)「……」
怒りと悲しみと憎しみと苛立ち、
分けの分からない感情が混ざったものが私を支配していた。
ドクオを追いかけようと、一歩を踏み出す。
だけど、その一歩が重過ぎる。
動けないんだ。
『ガチャ』
器用にドアを開け、そのまま闇に消えていくドクオ。
もう一度、私は一人になった。
- 698: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:43:54.29 ID:ain/Zywc0
- 私は教室に戻り始めた。
屋上にいたら、色々考えてしまうからな。
川 ゚ -゚)「……」
教室には色々な生徒がいた。
男子同士で集まるもの、女子同士で集まるもの。
仲良く、男女二人でいる者。
みんな楽しそうに笑い話している。
その光景が、やけに嫌味に見えてしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・
きーんこーんかーんこーん
今日一日の授業が終わる。
今からバイト……か。
- 705: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:47:31.69 ID:ain/Zywc0
- 今日のシフトは渡辺と私とツンの三人。
なんか最近は、渡辺と二人の時が多かった気がする。
……偶然……だよな?
川 ゚ -゚)「……」
特にすることもなかったので、コンビニへはすぐに向かった。
そのおかげか、いつもはツンの説教から始まるバイトも、
すがすがしく始める事が出来た。
渡辺、ツンと、後から続々と入ってくる。
一番というのは、少し気分がいいな。
从'ー'从「やっほ〜」
ξ゚听)ξ 「今日は早いのね」
簡単に返事を返す。
もう後少しで悪魔の時間が来てしまうしな。
- 710: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:51:03.73 ID:ain/Zywc0
- バイトで何をしたのか?
覚えていない。
私の頭は、別の事を考えていたのだから。
気づけば私は家にいた。
自分の家、自分の部屋。
いつもなら勉強でも始めるところだろう。
だけど、やる気が出ない。
私がペンの変わりに手にしているのは……携帯電話。
川 ゚ -゚)「新着……1通」
その1通の思いを見るために、私は携帯を開く。
- 713: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/29(金) 01:51:42.00 ID:ain/Zywc0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:夜
場所:部屋
参考:シンチャクイッツウ
セーブしました。
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