( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:09:33.85 ID:wJKG+ssB0




           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)


ロードします。



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:10:46.46 ID:wJKG+ssB0

メモリーカード1
主人公:( ^ω^)   ((=゚Д゚=)
時:夜
場所:街路
参考:にゃ?

メモリーカード2
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:?
場所:病室
参考:繋がる

メモリーカード3
主人公:从'ー'从
時:ニート生活中
場所:
参考:今からクーちゃんと、デート……?

メモリーカード4(おまけ)
主人公:( 'A` )
時:もうすぐ30
場所:
参考:社長になりますた


>>11

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:10:57.95 ID:EJEgEYQW0




17: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:16:18.84 ID:wJKG+ssB0
自分が30を迎えて、半年。31を迎えるまで、残り半年となった頃だった。
会社は大きく成長し、社員にも恵まれている。
髪の毛だって、まだまだ薄くはなっていない。

だが、いつまでたっても、女は出来なかったのだ。

( 'A` ) 「何故だ……!!」

もちろん、童貞は卒業している。
と言っても、お店でのみ。素人童貞である。

( 'A` ) 「駄目なんだ……風俗嬢じゃ、駄目なんだ!」

自分は愛に飢えていた。
自分を心の底から包んでくれる、愛に飢えていた。

しかし、そう簡単に、その愛は見つからないのだ。



20: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:22:43.79 ID:wJKG+ssB0
( 'A` )「それでは、本日の会議を始める」

広い会議室。その中央に、自分が座っている。
目の前には、自分の社員が長い列を作っていた。

社員が、長々しぃ報告を続ける。
正直言って、自分はデスクワークは苦手だった。
アイデアや人間性では、誰にも負けないつもりだが。

「──また、下請けの『まったり硝子店』が、1週間以内には倒産との報告が入りました。
大至急、他の会社を探すようにします──」

聞き流していた報告だが、その報告だけが耳に入ってきた。

( 'A` )「おい、田中」

その報告をした社員を、呼び止める。

「あ、私でしょうか?申し訳ないですが、私は鈴木です」

( 'A` )「どっちでもいい。それで田中、その『まったり硝子店』についてkwsk」

「……はぁ」



21: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:25:59.96 ID:wJKG+ssB0
「『まったり硝子』は、本当に小規模な子会社です。
ウチの商品である、『プラスチックより柔らかい硝子』の下請けの専門ですね」

( 'A` )「……それで、倒産とは?」

「単純な赤字のようです。まぁ、子会社にはよくあることですよ」

( 'A` )「……」

その場は、そこで締め切った。
会議を中断してまで、聞く内容ではないと思ったからだ。

……


( 'A` )「では、今日の会議はここまで」

会議が終了し、社員は部屋から出て行く。
残ったのは、自分ただ一人。



22: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:27:51.36 ID:wJKG+ssB0
( 'A` )「今日の予定は……」

もう、かえるだけだ。
帰って、一人でアニメを見るだけだ。

だが……俺には、一つの心配事があった。



1、まったり硝子店について
2、田中と鈴木、どちらが本名なのか
3、自分の女運について


>>24

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:29:13.47 ID:SRvgJJdi0




26: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:31:43.38 ID:wJKG+ssB0
そう、会議で出ていた、まったり硝子店についてだ。
確かに、子会社の倒産など、自分の周りではよくあることだ。
別段、特別視する必要も無い。

だが、何故か、心のつっかえが取れないのだ。

( 'A` )「……」

その違和感はなんなのか。
なぜ自分は違和感を感じているのか。
考えても考えても、その答えは出ない。

俺は、マイカーを走らせて、まったり硝子店へと向かった。



27: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:34:41.69 ID:wJKG+ssB0
まったり硝子店は、東京の郊外に位置していた。
都会から少しだけ外れた、子会社の集合場所。

既に時刻は午後10時。
他人の家をたずねるにしては、少し遅すぎる時間帯だ。

( 'A` )「……ま、いっか。俺社長だし」

自分の権利を使えばいいのだ。
そう考え、俺は店の扉を叩く。

( 'A` )「すいませーん。社長ですけどー」 ドンドン!

中々返事がこないので、もう一度。

( 'A` )「社長でーす!あけてくださーい!!」 ドンドン!!

ガチャ

ようやく、扉が開いた。



29: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:37:46.53 ID:wJKG+ssB0
「おい!お前何時だと思ってるんだよ!」

( 'A` )「午後10時!こんばんは!」

「こんばんは!お前は誰だ!」

( 'A` )「『自分に負けない道場』社長、ドクオパパです!」

「!!」

見る見る内に、店長の顔が青ざめていく。
親会社の社長の顔くらい、覚えておけって話なんだ。

「し、失礼しました!何の御用でしょしょしょうか!」

( 'A` )「そんなに慌てなくてもいい。とりあえずお邪魔します」



30: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:41:14.80 ID:wJKG+ssB0
店に入る。
確かに、中はガランとした様子だった。
恐らく、もう通常の生活すら難しいレベルなのだろう。

( 'A` )「……倒産すると聞いたもので」

「……はぁ。ご覧の通りです……」

( 'A` )「……」

掛ける言葉が見つからない。
それもそのはず。元々、ここに来る理由などないのだ。

( 'A` )(このままいてもな……)

悪いが、帰ってしまおうか。
心のつっかえは、自分の気のせいなのだと信じて。

( 'A` )「あー。それじゃ、僕は帰りますね──」

そう言った時、奥の部屋から一人の女性が現われた。



31: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:43:20.05 ID:wJKG+ssB0





J( 'ー`)し「こんな時間に、誰ですか?」







.



34: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:46:51.03 ID:wJKG+ssB0

( 'A` )「初めまして。『自分に負けない道場』社長のドクオパパです。
      あははw 今、変な名前だ、って思ったでしょ?
      いやー。昔はよくいじめられたもんですw 親を恨みたい気分ですよw
      いやはや、こんな夜分遅くにお伺いして申し訳ないです。
      いやね、ここにスッゲー美人がいると聞いたもので。
      本当にいましたよ!スッゲー美人!
      It's YOU!そう!あなた!
      もうヤバイです。感動物です。
      簡単に言うと、一目ぼれしました。
      もうね、I LOVE YOU
      僕と付き合ってください。
      なんていうか、結婚してくださいって感じかな」



36: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:49:03.82 ID:wJKG+ssB0
J(;'ー`)し「……?」

( 'A` )「いやだからね、結婚してください」

「しゃ、社長……?」

( 'A` )「マジで惚れた。大好き。抱きしめてチュッチュしたい」

J(;'ー`)し「あ、あのー……」

( 'A` )「あ、そういえばまだ名前聞いてませんでしたね」

J(;'ー`)し「カーチャ子です……」

( 'A` )「カーチャ子さん、僕と結婚してください」



38: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:52:38.33 ID:wJKG+ssB0
「しゃ、社長!?お気は確かなのですか?」

( 'A` )「うん」

「カ、カ、カーチャ子!」

店長が、カーチャ子さんの顔を見つめる。
カーチャ子さんは、未だに現状を理解できないでいるようだ。

( 'A` )「もちろん、この会社の金銭面は全力で支援させていただきます」

「あ、ありがとうございます!」

深々と頭を下げる店長。
それを見て、現状を理解するカーチャ子さん。
そして、俺の顔をチラリと見た。

J(;'ー`)し「……もう少しだけ、お時間をいただけますか……?」



39: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:54:28.16 ID:wJKG+ssB0
( 'A` )「じゅー」

( 'A` )「きゅー」

( 'A` )「はーち」

( 'A` )「なーな」

( 'A` )「ろーく」

( 'A` )「ごー」

( 'A` )「よーん」

( 'A` )「さーん」

( 'A` )「にーい」

( 'A` )「いーち」

( 'A` )「ゼロッ!」


( 'A` )「はい、少しだけ時間あげたよ」



40: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 20:57:10.27 ID:wJKG+ssB0
J(;'ー`)し「で、では、明日返事をいたしますので……」

( 'A` )「……明日ですね」

俺は鞄を手に取り、立ち上がる。
そして、カーチャ子さんの目を見て、言った。

( 'A` )「明日の午前0時、ここに来ます。返事をお聞かせください」

そして、その場を立ち去った。



42: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:03:18.21 ID:wJKG+ssB0
それから俺はその家を出た。
そして、激しい後悔に襲われる。

何で俺は、あんなに先走ってしまったのか。
どう考えても、ただの変態ではないか。

だが、それほどまでにカーチャ子さんが美しかったのだ。
我を忘れるほど、美しかったのだ。

( 'A` )(……しかし、本当に悪いことをした)

カーチャ子さんには、既に彼氏がいたかもしれない。
俺が「援助する」と言ってしまっては、恐らく親は結婚を勧めるだろう。
カーチャ子さんの意思とは関係無しに、結婚が決まるかもしれない。

( 'A` )(……俺は、人として最悪だ……)


1、結婚を取り消す
2、それでも結婚を申し込む
3、記者会見を開く

>>44

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 21:04:00.73 ID:h0n0aHVb0




46: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:08:51.95 ID:wJKG+ssB0
( 'A` )「記者会見だ!記者会見だ!」

テレビ局に電話。
新聞社に電話。
おk、アポとった。

会場準備。
マイクテスト。
おk、準備は最高。


〜1時間後〜

( 'A` )「えーみなさん。私、ドクオパパは結婚を申し込みました」

「「「お相手は!?」」」

( 'A` )「子会社の娘、Kさんです。ちなみに、返事は今から聞きたいと思います」

ピポパポ……プルルル……ガチャ。

( 'A` )「あーカーチャ子さん?テレビの4チャンつけて」

( 'A` )「映ってる?ピースww ところで、結婚の返事聞かせてくれない?」



49: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:10:41.49 ID:wJKG+ssB0







( 'A` )「え……ちょ……。テレビ的にまずいんだけど……」






.



51: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:13:45.97 ID:wJKG+ssB0
( 'A` )「……え?」


( 'A` )「うん、うん……!」


( 'A` )「ホント!?やった!!!!」


( 'A` )「これからよろしく!カーチャ子さん!」


ガチャン


( 'A` )「結婚することになりました」


「「「おおおおおーーー!!!」」」



53: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:15:07.88 ID:wJKG+ssB0

翌日

( 'A` )J( 'ー`)し→( ^o^ )J( ^o^)し



57: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:19:37.87 ID:wJKG+ssB0
あれから僕達は、        ぎしぎし
仲良く、結婚生活を過ごし、
幸せな結婚生活を送った。   あんあん

夜の相性もよく          ぎしぎし
最高では、
8回戦までしたこともある。   あんあん

そして、ついに、         ぎしぎし
念願の子どもが
出来た。              あんあん

名前は、              ぎしぎし
もう、決めてある、
もちろん、             あんあん



60: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:22:19.37 ID:wJKG+ssB0





         ∧_∧   ┌────
       ◯( 'A` ) ◯ < ドクオ!
        \    /  └────
       _/ __ \_
      (_/   \_)




END



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