( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 5: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:07:47.98 ID:y3g3H6kL0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 6: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:11:09.82 ID:y3g3H6kL0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:屋上
参考:ドラえもん〜。
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:昼
場所:病院
参考:……なんで……。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:学校
参考:イケ面?金持ち?スポーツ万能?いいじゃない
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:昼
場所:しぃの家
参考:催眠術とか、そんなチャチなもんじゃねぇ…(ry
>>7-11
- 7: バター犬♀ :2007/01/10(水) 23:11:36.52 ID:WPP5glgW0
- 2
- 8: ししゃも♀ :2007/01/10(水) 23:12:24.33 ID:1mMn3O070
- 3
- 9: ヤンバルクイナ♀ :2007/01/10(水) 23:12:28.93 ID:/20CimkN0
- 1
- 10: とど♂ :2007/01/10(水) 23:12:35.89 ID:pvN+vI96O
- 4
- 11: きじ♂ :2007/01/10(水) 23:12:48.94 ID:UOzs4XI3O
- 3
- 15: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:17:57.45 ID:y3g3H6kL0
- 昼休みがやってくる。
私は仲の良い女子の集団に入り込み、話していた。
小さなお弁当箱を取り出して、みんなでワイワイ食べている。
ここにいるメンバーのお弁当は、どれも可愛らしいもの。
ご飯に梅干なんてセンスはありえない。
ξ゚听)ξ 「あ、そうそう。ぃょぅ君について何か知っている人いない?」
さりげなく会話の中に質問を織り交ぜた。
彼女達のほとんどが、知らないと口をそろえる。
「私同じ中学校だったよー」
女子の中の一人の声が耳に届いた。
ξ゚听)ξ 「それで、どんな人だったの?」
「ん〜……結構モテたし……女子の間では人気だったよ」
- 16: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:20:21.05 ID:y3g3H6kL0
- 金持ち・スポーツ○・女子にモテている=イケメン。
……すごいじゃない。
ξ゚听)ξ 「でも彼、今なんで休んでるんだろう……」
「そこまでは……。クーさん、結構仲良かったみたいだけど?」
ξ゚听)ξ 「へぇ〜……。うん!ありがとう!」
クーに聞くべきだろうか?
嫌、今はケンカの身……。
彼についてもっと知りたいけど、聞くのは止めておこう。
───そんな時、私にチャンスが訪れた。
- 17: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:24:32.26 ID:y3g3H6kL0
- そのチャンスは帰りの会の時にやって来た。
担任のショボン先生の話のときだ。
(´・ω・`) 「今日配った徴収金のプリントは重要だからね。必ず親に見せるように」
(´・ω・`) 「それと……ぃょぅ君の分は……」
ここがチャンスだった。
彼の家に行けるかもしれない。
ξ゚听)ξ 「先生、私暇なんで、届けてもいいですけど」
(´・ω・`) 「ん。ツンさんは、ぃょぅ君と仲良かったかな……」
ξ゚听)ξ 「友達が仲いいんで……」
(´・ω・`) 「それじゃ、よろしくお願いしようかな」
何枚かのプリントの束を渡される。
数日分のプリントだ。
そして放課後、私はぃょぅ君の家に行く事になった。
- 18: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:25:47.06 ID:y3g3H6kL0
- ξ゚听)ξ 「家を知っているのはジョルジュ君しかいないから……」
ジョルジュ君は決定だろう。
その他に、誰か連れて行こうかな。
1、ブーンを連れて行く
2、クーを連れて行く
3、ブーンとクーを連れて行く。
>>22
- 22: くろうさぎ♂ :2007/01/10(水) 23:30:42.87 ID:yNnBfYsSO
- 俺だけ?
1
- 24: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:34:25.57 ID:y3g3H6kL0
- ξ゚听)ξ 「ブーンも連れて行こう……」
アイツも、ぃょぅ君を知っているみたいだし。
知り合いは多いほうが、イメージアップに繋がる。
事前にジョルジュ君には伝えていた。
部活があるから……とかなんとか言われたけど、何度もお願いしたら折れた。
意外と押しに弱い性格なのかも知れない。
ξ゚听)ξ 「あ、ブーン!」
今にも部活に行こうとするブーンを呼び止める。
彼は足を止め、私の方を向いた。
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ 「今からぃょぅ君の家に行くんだけど、着いてくる?」
(*^ω^)「おっおっおっ!何か食べれそうな予感がするからいくお!!」
ξ゚听)ξ 「あ、そう……」
- 25: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:38:08.41 ID:y3g3H6kL0
- 結局、私とブーンとジョルジュ君という微妙な組み合わせになった。
呼んで置いてあれだが、ブーンがいると正直気まずい。
( ゚∀゚)「俺もアイツの家行くの久しぶりだなー」
( ^ω^)「だお!一年の時以来だお!」
( ゚∀゚)「つーかお前部活しろよwwwwwwww」
( ^ω^)「ジョルジュこそwwwwwww」
なにやら男子で盛り上がっている。
女子も呼べばよかった……。
( ゚∀゚)「お、ここだぜ」
歩く事30分。
既にボロボロの足となった私の前に現れたのは、どこかのお城だった。
ξ゚听)ξ 「……ねえ、どう考えても城違いでしょ」
( ゚∀゚)「いやなー。本当にここなんだよ」
普通の家ではない。
例えて言うならムネオハウスぐらいの大きさ以上はある。
あ、日本語でおk
- 27: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:43:39.19 ID:y3g3H6kL0
- ( ゚∀゚)「ぴんぽーん…っと」
大きな門の前にあるインターホンを押す。
インターホンというよりは、もう何かのスイッチだが。
『はい、どなたで御座いましょうか』
( ゚∀゚)「ぃょぅ君の学校の者でーす。プリントとどけに来ましたー」
少々お待ち下さい、と声がしたと思うと、私立ちの目の前にあったドアが大きく開いた。
お進み下さいとの声に従い、ただ示された道を進んでいく。
すばらく進んだ後、私達の目の前に一人のメイド姿の女が現れた。
初めてみたけど、意外とコスチュームが可愛い。
(*^ω^)「おおおお!!メ、メイドだお!!」
ブーンは鼻息を荒くして走り出す。
メイドの前に行くなり、両手を差し出して握手を求めた。
(*^ω^)「内藤隆、ブーンと言いますお!よかったら今度お食事にでもいかが?」
- 29: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:47:21.44 ID:y3g3H6kL0
- メイド「え……あの……」
(*^ω^)「大丈夫、あの怖い主任にはバレないお!」
未だに両手を差し出し続けるブーン。
その頭を、ジョルジュ君の拳が埋めた。
( ゚∀゚)「バカ、追放されるぞ」
ブーンの事はジョルジュ君に任せよう。
私は一歩前に出て、手にもつプリントをメイドに差し出した。
ξ゚听)ξ 「これ、ぃょぅ君になんですけど……」
メイド「ご主人様のご配達物ですね」
ご主人様……初めて聞いた。
背筋に寒気が走る。
ξ゚听)ξ 「あの……本人に会うことは出来ないんですか?」
- 30: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:50:09.75 ID:y3g3H6kL0
- メイド「今ご主人様はお忙しい身でして……」
お忙しい身?もしかして、経済学の勉強でもしているのか?
この金持ち家の跡継ぎとか……。
メイド「あ、少々お待ちくださいね」
メイドはそういうと、テケテケと走り出していく。
少々待つか、と思っていると、ジョルジュ君が足を進めた。
ξ゚听)ξ 「え……ドコ行くの?」
( ゚∀゚)「アイツの部屋」
は?何を言っているんだ?
ついさっき、ここで待てといわれたのに。
( ゚∀゚)「覚えてるしさ……早く来いよ」
- 31: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:51:53.73 ID:y3g3H6kL0
- 結局、ジョルジュ君に促されるまま私立ちは奥へと進んでいった。
庭には大きな噴水がある。
家の中には、大きな廊下がある。
とにかく、広いんだ。
( ゚∀゚)「ここを右に回って三回転して……」
よく覚えているなぁ……。
( ゚∀゚)「お、確かここだココ」
大きなドア。というより扉があった。
ジョルジュ君はその扉に手をかけ、押し開けた。
- 32: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:54:50.34 ID:y3g3H6kL0
- 『カシャカシャカシャカシャカシャ、パチン』
大きな部屋の中に響く音。
その正体は、キーボードだった。
(= ω )「……ぃ……ぅ」
部屋の真ん中にあるテーブルに、一人の少年が座っていた。
推定できる身長は私と同じくらい。どちらかといえば小さいぐらいだ。
( ^ω^)「おいすー」
ブーンが手を上げて、ぃょぅ君に呼びかける。
しかし、彼は相変わらずキーボードを打ち続けていた。
(;^ω^)「おいすー」
もう一度、あいさつ。
だけど、返事は返ってこない。
- 33: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/10(水) 23:58:02.12 ID:y3g3H6kL0
- (#^ω^)「おいすー」
ブーンの声が強くなった。
ぃょぅ君は、相変わらず打ち続けている。
コチラを振り向こうともしない。
(#^ω^)「アイサツはするもんだお!!」
ブーンは一歩踏み出し、テーブルの前に立った。
そして、彼が必死に眺めるパソコンの電源を、無理やり切る。
(#^ω^)「おいすー!」
(=ω)「………」
彼のキーボードを打つ手が止まった。
次の瞬間には、彼の手はブーンの首を絞めていた。
- 34: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/11(木) 00:00:40.65 ID:l59wCvI+0
- (=゚ω゚)「貴様!!!死ね!!!!!!!」
どす黒い低い声。
顔からは想像もできないような音だった。
(;^ω^)「お……くるし……」
必死にその手を外そうとするが、その両手を緩める事はできない。
私は慌てて、誰かを呼ぼうと廊下に出ようとした。
(;゚∀゚)「ちょ!やめろ!」
ぃょぅ君の手をジョルジュ君が離す。
ゲホゲホと、蒸せながらブーンは膝を着いた。
(=゚ω゚)「ゼー……ハー……ゼー…」
荒い息を立てているぃょぅ君。
しかし、次の瞬間彼の顔つきが一変した。
- 46: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/11(木) 00:36:38.99 ID:l59wCvI+0
- (=゚ω゚)「皆様、真に申し訳ありません……」
(;゚∀゚)「は?」
(=゚ω゚)「うるせぇぇ!!俺の邪魔をしやがってえええええ!!!」
ξ;゚听)ξ 「……は?」
(=゚ω゚)「落ち着きなさいジュピター」
(;^ω^)「…お?」
(=゚ω゚)「うるせぇ!!!俺は戦闘中だったんだああああ!!!!!」
(=゚ω゚)「全く……またジュピターか?」
(=゚ω゚)「うん……なんか怒ってるみたい」
- 47: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/11(木) 00:37:04.02 ID:l59wCvI+0
- メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:ぃょぅ城
参考:……
セーブしました。
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