( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

86: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 21:59:54.13 ID:wJKG+ssB0




           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)


ロードします。



93: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:03:11.80 ID:wJKG+ssB0
メモリーカード1
主人公:( ^ω^)   ((=゚Д゚=)
時:夜
場所:街路
参考:にゃ?

メモリーカード2
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:?
場所:病室
参考:繋がる

メモリーカード3
主人公:从'ー'从
時:ニート生活中
場所:
参考:今からクーちゃんと、デート……?


>>95

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:03:29.47 ID:67ZztRk30
3



101: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:09:31.80 ID:wJKG+ssB0
今日の午後からは、クーちゃんと二人きりで遊ぶ。
午前の間は、計画を練ることに必死だった。
あまり良くない頭を使い、一生懸命計画を練る。

私とクーちゃんの、愛を育む計画。

从'ー'从「ここでこうすれば……いいかなぁ〜」

ふふふ、と小さく笑う。
良かったね、クーちゃん。
これで、自然と二人は近づけるんだよ。


・・・・・・・・
・・・・・
・・・

午後が、やってきた。



102: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:12:29.23 ID:wJKG+ssB0
从'ー'从「やっほ〜」

川 ゚ -゚)「お、今日は早いな」

今日の私は一味見せよう、ということを示したみた。
約束の時間の、15分前にはここにいたのだ。

从'ー'从「二人で遊ぶのなんて、久しぶりかな?」

川 ゚ -゚)「そうだな……。大体、いつもは三人だしな」

从'ー'从「えへへー。それじゃ、行こっ!」

そう言って、私はクーちゃんの手を掴む。
少々焦る顔を見せたクーちゃん。
しかし、僅かながら、その手を握り返してくれた。

从'ー'从「えへw 私達、カップルみたいだねw」

川 ゚ -゚)「そんな冗談を言うなら、手を離すぞ」

从'ー'从「ふぇぇ〜」



103: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:15:11.30 ID:wJKG+ssB0
川 ゚ -゚)「とりあえず、今日はどこへ行くんだ?」

从'ー'从「映画!」

川 ゚ -゚)「……ふむ。それで、何の映画を見る?」

从'ー'从「……あ」


そこまでは、何も考えていなかった。
すぐさま携帯を取り出して、映画案内を見る。
今上映されているのは3つ。
さて、どれを見よう。


1、超ドロドロの恋愛物
2、爽快!青春物!
3、貞子も逃げ出すホラー

>>105

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:15:45.98 ID:67ZztRk30
3



106: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:18:19.90 ID:wJKG+ssB0
从'ー'从「怖いの見よう!怖いの!」

川 ゚ -゚)「……確か渡辺、ホラーは苦手だったろ?」

从'ー'从「今日はホラーの気分なの!」

手を引っ張り、映画館へと向かう。
私の歩幅に合わせて、クーちゃんがついてくる。
本当に、本当に幸せだ。

从'ー'从「ついたよー」

大人用チケットを2枚。
ジュースとポップコーンを購入して、すぐに映画館へと入った。
ちょうどいい時で、待ち時間がほとんどなかったのだ。



107: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:21:19.24 ID:wJKG+ssB0
不気味な音楽が流れ出す。
その時点でスグに、私はおもらしをしそうになる。

川 ゚ -゚)「大丈夫か?おもらししていないか?」

そんな言葉をかけてくれるクーちゃん。
優しいのか、皮肉っているのか、私には理解できない。

从'ー'从「だだだだ大丈夫だよ〜」

私が作り笑いをして、返事をした時だった。

『ドーン!!』

映画の大画面に、ド迫力の恐怖シーン。
一瞬にして、私の理性ははじきとんだ。

从;ー;从「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」



108: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:24:18.51 ID:wJKG+ssB0
|||-_||| 『呪ってやる……呪ってやる……』

从;ー;从「いやあああああああああああああああああああああ!」

怖い怖い。その言葉だけが私を支配する。
もう駄目だ。
逃げたい、この場所から逃げ出したい。

川 ゚ -゚)「おーよしよし。大丈夫か?」

从;ー;从「ふぇぇ……」

クーちゃんが、私の髪を撫でてくれる。
本当に優しい。髪を撫でられるたびに、安心感に包まれる。
ほっとする。気持ちが安らいでいく。

从;ー;从「……ぐす」

川 ゚ -゚)「よーし、泣き止んだな」



109: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:27:21.93 ID:wJKG+ssB0
映画の間、このような状態が続いた。
クーさんが、私を慰めてくれている。
だから、ちょっとだけ嘘泣きもした。

川 ゚ -゚)「さぁ、終わったぞ。出よう」

そう言った時、まだこの状態でいたいと思った。
クーちゃんの安心感を得ていたいと思った。
だが、そうもいかないらしい。

川 ゚ -゚)「早く」

クーちゃんを怒らせないためにも、私は立ち上がる。
そして、一歩二歩と、映画館から出て行った。



110: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:30:31.81 ID:wJKG+ssB0
从'ー'从「いやー。あの映画は怖かったねー」

近くの喫茶店でお茶を飲みながら、話す私達。
クーちゃんは、静かにコーヒーを飲んでいた。

川 ゚ -゚)「いや、別に」

从'ー'从「怖かった!」

川 ゚ -゚)「……いいこと教えてやろうか?」

从'ー'从「?」

川 ゚ -川「私の髪を下ろすとな……」



|||-_||| 「呪ってやる……」

从;ー;从「ふぇぇぇぇ!!!!」



111: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:32:59.20 ID:wJKG+ssB0
お茶を飲んだ後は、適当にショッピング。
よし、ここまでは私の計画通りだ。
問題は、ここから。

从'ー'从「ねぇ〜、クーちゃん」

川 ゚ -゚)「ん?」

从'ー'从「疲れたから、どっかで休もう」

川 ゚ -゚)「ああ……。また喫茶店か?」

从'ー'从「ラブホテル」

川 ゚ -゚)「……死にたいのか?」

从'ー'从「だって、休憩2000円だよ!一人1000円でいいんだよ!」

川 ゚ -゚)「……むぅ」



113: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:36:35.15 ID:wJKG+ssB0
从'ー'从「決定!それじゃ、ホテルへGO!」

川 ゚ -゚)「おいおい……」

諦め口調で、私についてくるクーちゃん。
やった。最大の難関を越えた。
ここまでくれば、後は無理矢理でもいける。

私とクーちゃんの愛を、感じられる。

从'ー'从「ふふふ」

その時だった。



114: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:38:41.03 ID:wJKG+ssB0
(=゚ω゚)ノ「ぃょーぅ!こんな所で何してるんだよぅ!」

川 ゚ -゚)「ぃょぅか」

突然現われた男。
ぃょぅ。
私の、最大の敵。

(=゚ω゚)ノ「どこに行くんだよぅ〜」


1、ラブホテルだよー
2、別に〜。もう帰るところ。
3、お前にはカンケーねーよ


>>116

116 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/09/05(水) 22:39:37.18 ID:jt2dBCUe0




120: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:45:39.09 ID:wJKG+ssB0
从'ー'从「ラブホテルだよ〜」

(=゚ω゚)ノ「ぶほっwwww」

川 ゚ -゚)「渡辺がどうしても休憩したいと言い出してな」

(=゚ω゚)ノ「お前らレズかよぅ!どんだけぇ〜!だよぅ!」


ぃょぅ君が、私とクーちゃんの間に入り込み、手を無理矢理離す。
最悪だ。こいつが、ここまで空気の読めない奴だとは。

从#'ー'从「……別に、手くらいいいじゃない!」

川 ゚ -゚)「まぁ、確かにな……。どうしたぃょぅ?」

(=゚ω゚)ノ「……」



121: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:49:17.55 ID:wJKG+ssB0
从#'ー'从「どーせ嫉妬でしょ!あー分かった!ぃょぅ君はクーちゃんが好きなんだー」

从#'ー'从「やーいやーい!」

後になって考えれば、このけなし方は小学生以下だと思う。
だけど、この時の私には、そういったやり方しか思い浮かばなかったのだ。

川 ゚ -゚)「おい、渡辺。落ち着け」

クーちゃんが私を促した、その時。

(=゚ω゚)ノ「僕は……」

ぃょぅ君が、小さな声で私に何かを言った。
いや、小さいけれど、どこか大きさを感じさせる声だ。

(=゚ω゚)ノ「僕は……」

何故か、胸騒ぎ。
その気持ち悪い口を、無理矢理閉めたくなる。
言うな、その続きを。言うんじゃない。

(=゚ω゚)ノ「僕は……クーが、好きだよぅ!」



122: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:53:43.73 ID:wJKG+ssB0
全員が凍りついた。
私はもちろん、ぃょぅ君ですらも。

正直、こんな言葉が出るとは思わなかった。
自分で地雷を踏んでしまった。煽ってしまったのだ。

从;'ー'从「じょ、冗談は……やめなよ」

(=゚ω゚)ノ「冗談じゃないよぅ。本気で好きだよぅ」

二人揃って、クーちゃんの顔を見る。
当の本人は、いつもどおりの済ました顔。

川 ゚ -゚)「……」

(=゚ω゚)ノ「付き合ってくれよぅ。クー」

川 ゚ -゚)「……」

唇が、動く。

川 ゚ -゚)「ああ、いいぞ」



124: ◆sHNGWXTAUA :2007/09/05(水) 22:55:26.52 ID:wJKG+ssB0
メモリーカード3
主人公:从'ー'从
時:ニート生活中
場所:
参考:クー&ぃょぅ


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