( ^ω^)ブーンがハンドボールを始めるようです

75: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:28:37
  
第四話 「真夏の太陽」 

(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ!!」
(´―`)「うわっ、うわああああ!!」

俺は何故か今、包丁を持っている人に追い掛け回されている。
逃げても逃げても、襲ってくる。

恐ろしい・・ホントに殺されちまう。
やばい!おいつかれた!!

(*゚∀゚)「しねえ!!ww」
(´―`)「うっ!ううう・・」

バイバイ・・俺の青春・・バイバイ皆・・、バイバイ、クー・・


はっ!!  夢だったみたいだ。一体あの人、誰だろう・・?



76: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:28:49
  
どうも今日は何かあるな・・

大会には後一週間ある。うちの高校は何故か定期テストは二学期の始まりにあるので、テストの心配はない。

にしても不吉な夢だったな・・。

何故かマミーは凄くいい笑顔を俺に向けてきた。

マミー「おはよう。試合勝ったんだってね」

流石に情報が速い・・やるな、マミー

マミー「まあ部活もいいけど・・そろそろ彼女でも作ったらどう?」

俺は味噌汁を噴出した。なんてこというおばさんだよ。

仕度も出来たので、学校に行く事にした。



77: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:28:59
  
家を出ると、隣の人と目があった。しっかり挨拶したお(^ω^)9m

一応真面目ですから・・自分で言ってるほど説得力ないけど・・

今日は誰にも遭遇しない。珍しいな・・
よそ見をした瞬間、俺は電信柱にぶつかった。

いてーな・・周りの人は俺を指差して笑ってる。死ぬほど恥ずかしい・・

そのなかに見覚えのある人がいた。
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャ!」

ちょwwwww やばいってwwwwwww

俺はすぐにチャリを立てるとダッシュで逃げた。恐かったんだ!!

(*゚∀゚)「なんでいきなり逃げたんだ。うちの生徒なのに・・」



78: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:43:03
  
俺は朝の夢の恐怖をまだひきずってるようだ。

命からがら学校に着いて、クラスにむかった。

川 ゚ -゚)「どうしたんだ?大丈夫か?」

クー・・心配してくれてありがとう。クーはいつも優しい。無表情だけど・・

(´―`)「い、いや、なんでもないよ。きにしないで」


川 ゚ -゚)「・・?そうか、無理するなよ」

チャイムが鳴り響き、ブーンは遅刻してた。ツンは間に合ってたのにさ。

・・嫌な予感がした。なぜか、今日の先生はモナー先生ではなかったんだ。



79: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:43:17
  
(´―`)「あ、ああああああああ!!」
俺はかなり動揺した。だってそこに居たのはさっきの人だったんだ。

(:^ω^)「ちょwwwwどうしたんだおwww」
ξ;゚听)ξ「ちょww ブーン、なんとかしなさいよ」
(:^ω^)「祐、落ち着けお」

あああああ!ああ・・あ?良く考えろよ・・うちの副担って・・あ、そうだ!つー先生だ!

(*゚∀゚)「え〜今日はモナー先生が休みです。よって私が来ました。祐一くん、大丈夫かな?」

おかげでクラスの皆に笑われてしまった、恥ずかしい・・

彼はつー先生」。明るくてひょうきんな先生だ。その性格もあってか生徒に人気があった。

なんで俺の夢にでてきたかって?それは俺にもわからない。



80: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:43:28
  
淡々と授業を受けていった。やっぱ授業はつまらない

(´―`)「はあ、部活やりたい・・」

俺がそう思うなんて奇跡に近い。昔の部活は厳しくて大嫌いだったのに。

昼休み、皆で飯を食べていた。俺はトイレに行きたくなって、廊下に出た。

その時、俺はとんでもないものを見た。

ジョルジュと一緒に可愛い女の子が歩いてるんだ。


(*‘ω‘ *) 顔はこんな感じ。誰だよちくしょー・・

二人はとても仲良さそうにあるいている。俺が見てると知らずに・・



81: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:43:40
  
思い切って俺は、ジョルジュに声をかけてみることにした。

(´―`)「おい、ジョルジュ!その子誰だよ!」

(;゚∀゚)「げ、祐・・いつの間に」

あれでばれてないと思ってたのかよ・・油断しすぎだろ。

(´―`)「さあ、白状してもらおうか!」

いつのまにか、部の一年(マネージャー含む)がやってきていた。



82: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:43:50
  
(゚∀゚)「このこは・・・俺の彼女です・・」

ジョルジュ、あっさり吐いたな。なんで・・

俺は後ろを振り向く。いつもよりも数段厳しい、ショボンの目つきがあったのだ。

(´・ω・`)「・・・・・・」

な、なんという悲しい目!!あれに見られたら隠し事できないよね・・仕方ないよ。

さあ、自己紹介がまだだな。早く紹介してくれ。

(゚∀゚)「自分で自己紹介してくれ」

(*‘ω‘ *) 「うん・・私はちんぽっぽっていうんだっぽ」

・・・うん。こいつも変なしゃべり方だ。マトモな人いないのか??

ん〜・・確かにキョヌーだし、優しそうな可愛い顔。ジョルジュの彼女に申し分ないよな。

(# ^Д^)「裏切り者!プギャー!!」

プギャーが反応してる。きっと先に彼女を作られて、むかついてるんだろうな・・



83: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:44:04
  
(゚∀゚)「俺ら、卒業したら結婚するんだ・・」(*‘ω‘ *) 「っぽ」

ちょwwwwwwおまえらwwwwww

気早すぎだろwwww

まあ結婚したら嬉しい限りだけど。これから試合とか見に来そうだな・・

(゚∀゚)「じゃあ俺ら行くから・・」

さすがジョルジュ。おっぱいおっぱいって言わなかった。空気は読めるみたいだな。

なんでショボンはあんなに悲しい目をしてたのか・・??

(´・ω・`)「僕にはドクオがいればそれで・・」

ビクッ!なんかいったかな・・気のせい気のせい。

(*'A`)

ドクオはまんざらでもない顔をしている。

マズイな・・俺がこいつらを引き止めないと・・



84: (´‐`) :2006/11/22(水) 19:44:41
  
彼らをみてると、俺自身の恋愛も頑張らなくちゃなって気分になった。

今まで恋愛に本気になることもなかった。元々モテなかったし。

でも今は夢中になれそうな人がいる。それだけでいい。
少しずつ俺は、成長してるみたいだ。

俺は窓の外を見ているクーの姿を見つめていた。

気が付くと放課後になっていた。今日は珍しく部活もない。試合後だからだろうな。

気が付けばもう六月の下旬だ。暑い季節が始まる・・・

第四話「真夏の太陽」完



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