( ^ω^)ブーンがハンドボールを始めるようです
- 3: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 18:50:13.59 ID:Y3yR983G0
- 第二十五話 VIP高、全国へ
からくも強敵、庸行西を倒したVIP高は全国への切符を手にした。
今日は出発の日。ブーンは興奮してあまり良く寝られなかった。
⊂(^ω^)⊃「楽しみだお〜!!!」
まだ朝だと言うのに自分の部屋を走リ回っていた。
何故かといえばこの世界のハンドーボール協会は、全国まで進んだチームに、
無料で会場近くのホテルを貸してくれるらしいので驚きだ。
学校全体で応援に行くという案があったらしいが、ハンドの場所は野球ほど広くないので、
他の生徒は学校でテレビをみながらの応援になった。
- 5: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 18:54:07.57 ID:Y3yR983G0
- ( ^ω^)「さて・・今何時だお??」
ブーンは携帯の時計を見て絶句した。目覚まし時計は遅れていたのだ。
幸い、今日はホテルからのバスが迎えにきてくれるので、学校集合だ。
なので間に合う可能性をブーンは信じた。
(; ^ω^)「荷物がいっぱいだお・・でも急ぐお!!」
着替えやら道具やらユニホームやらを入れたバックが非常に重たいらしく、
ブーンはひぃひぃいいながら、自分の力の限り自転車をこぐ。
(; ^ω^)「ショボンにやられちゃうお!!」
- 6: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 18:58:40.09 ID:Y3yR983G0
- 一方、集合場所の学校では
(*゚ー゚)「ブーン君、遅いわねぇ・・・」
('A`)「あいつ、なにやってるんだろうな・・」
ξ゚听)ξ「どうせ寝坊よ」
ブーン以外の人は揃っていた。いや、ショボンは何故かいない。
(^Д^)「おせえなぁ・・あ」
プギャーは一度言葉を止める。向こう側にチャリでもの凄い勢いで走ってくるやつが居る。
ブーンだ。にしても急ぎすぎじゃないだろうか。40kmは出ている。
(; ^ω^)「わわ、どいてお!!!!」
- 7: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:04:30.54 ID:Y3yR983G0
- ブーンがもの凄い勢いを緩めないまま、突っ込んでくる。
ハンド部全員の目はブーンに目を奪われる。
(´−`)「危ないぞ!!」
そんな声も虚しく、
ガッシャァァァァァァァァァァァン!!!!
もの凄い音を立て、壁に激突する。その音ともに全員がブーンに駆け寄った。
ξ;゚听)ξ「ちょ、大丈夫!?」
そのツンの言葉にもブーンは返事をしない。全国の前なのにとんだ災難だ。
果たしてブーンの安否は!?
- 8: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:10:51.76 ID:Y3yR983G0
- (; ^ω^)「ふぅ、あぶなかったお」
ξ;゚听)ξ「ブーン!!!」
何故かブーンはすぐ近くの昇降口から出てきた。
(^Д^)「な、なんでそこからでてきたんだよ・・」
当然の質問だ。いくらなんでも昇降口の方に飛んだとしても、勢いで怪我は防げない。
( ^ω^)「ブーンは一瞬空をとんだんだお!!」
あまりにぶっとんだ答えに皆はあきれ果てて、
(*゚ー゚)「じゃ、揃ったからいきましょうか・・・」
ブーンの相手をせずに次々とバスに乗り込んだ。
(; ^ω^)「ちょ、まってお!!」
ブーンはその後を追う。自転車が使えなくなったのは言うまでもない。
- 9: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:16:18.57 ID:Y3yR983G0
- ( ^ω^)「楽しみだお!楽しみなんだお!!」
朝の事件などすっかり忘れて、バスの中で朝のように、かなりの勢いで騒いでるブーン。
まぁ、全国大会だし、楽しみなのは仕方がないだろうが。
前の方に座ってたツンが凄い形相で、ブーンを呼んだ。
ξ#゚听)ξ「・・・ブーン」
( ^ω^)「なんだお?」
ξ#゚听)ξ「黙れ」
(; ^ω^)「・・・・・・・」
ツンから、重い言葉をぶつけられ、ブーンはあっさり黙ってしまった。
さすがはツン。彼等の将来はかなり予測しやすいだろう。
- 10: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:20:07.24 ID:Y3yR983G0
- ブーンが黙ってから数分後、バスガイドの人からの挨拶が始まる。
|゚ノ ^∀^)「こんにちわ〜」
まるで子どもの番組の冒頭でされる挨拶に、皆は拍子抜けする。
|゚ノ ^∀^)「あれ?挨拶が聞こえないなぁ・・・まぁいいわ。
私が今日皆様のガイドをします、レモナっていいます!ヨロシクね☆」
最近のギャルのような話し方にさらに拍子抜けをする。
だがその中で、
(*^Д^)「・・可愛い」
プギャーは少なくとも好感をもったらしい。
- 11: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:26:38.88 ID:Y3yR983G0
- |゚ノ ^∀^)「えっとぉ、全国大会の会場があるFOX県まではここから一時間くらいかかるんで、
のんびり過ごしていてくださいねぇ」
FOX県。わりと都会で生活しやすい県である。またあの有名なぼるじょあの出身地でもある。
FOX県のまたの名を
「ハンドの聖地」
というのは言わずと知れた事である。全国の強豪たちがここを目指し、戦うのだ。
まさに野球で言う甲子園といった所だ。
(; ^ω^)「あ、そういえばショボンは・・」
朝心配していた事を思い出し、あからさまにヤバイ!という顔でしぃ先生に話し掛けてみた。
- 12: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:33:20.61 ID:Y3yR983G0
- (*゚ー゚)「ショボン君なら、お兄さんと一緒にこっちに向かってるそうよ」
ブーンは一気に安堵の表情を見せた。
(; ^ω^)「あ、安心したお。掘られずにすんだお・・」
(*゚ー゚)「・・・?」
しぃ先生は幸い何のことは分からなかったらしい。
ブーンはビクビクした様子から普通の状態に戻り、
ゆっくりとした足取りで席へ戻った。
( ^ω^)「でもわざわざなんでお兄さんと・・?」
ブーンは少しひっかかったような、そんな気分だった。
- 13: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:36:28.03 ID:Y3yR983G0
- ただ座ってるだけの車内。それがブーンにとっては非常に苦痛のようだ。
( ^ω^)「退屈だお・・」
ブーンはあまりにも退屈だった。目的地まではまだ三十分はかかるだろう。
なにかないか・・と考えていると、観光バスならではの考えが浮かぶ。
( ^ω^)「バスガイドさん!カラオケとかついてるのかお?」
|゚ノ ^∀^)「レモナって呼んで☆ありますよ〜」
ブーンは意気揚揚と、
( ^ω^)「カラオケやろうお!」
と皆に提案した。一同も暇を持て余していたらしく、あっさりと承諾した。
- 14: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:42:16.81 ID:Y3yR983G0
- ξ゚ー゚)ξ「でも発案者のブーンから歌ってね?」
(; ^ω^)「お・・・?」
実はブーンは昔から歌はドヘタだった。小学生の頃、歌のテストでクラス全員から爆笑されたのはまだ記憶にのこってるらしい。
今も提案したけど誰かしら最初に歌ってくれるだろうと思っていたので意表を突かれた。
(; ^ω^)「お・・でもブーンはうt」
ξ゚听)ξ「なんか文句あんの?言い出しっぺ」
この言葉で最初に歌おうと思っていたジョルジュも発言をやめた。
ツンはブーンの歌の下手さは良く知ってる。だからこそあえて最初に歌わせようとしている。
さすがはどSといったところだ。
- 15: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:42:55.09 ID:Y3yR983G0
- (; ^ω^)「・・・わかったお。レモナさん、マイクとリモコン貸してお」
|゚ノ ;^∀^)「大丈夫?一気に顔色悪くなったわよ?」
レモナは元気のなくなったブーンを少し心配した。
その様子に少しプギャーがやきもちを焼いている。
|゚ノ ^∀^)「じゃあ私が一緒に歌ってあげるわ!」
ブーンはレモナの突然の言葉に少し戸惑いながらも、さすがに一人で歌うのは嫌だと思って
(; ^ω^)「お願いしますお!」
と、あっさりと助けを求めた。
|゚ノ ^∀^)「任せて!私カラオケマスターだからなんでも歌えるわ。だからブーン君の好きなの入れていいよ」
カラオケマスターとは何なのか?まぁふれないでおこう。
- 16: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:50:52.80 ID:Y3yR983G0
- レモナと一緒に歌う事になったので、出来るだけデュエットがいいと思い、
デュエット曲に絞って曲探しをした。その間も、
(^Д^)「いいなぁ・・ブーンのヤツ」
プギャーは羨ましがっている。どうやらかなり好感をもっているようだ。
(; ^ω^)「う〜ん、これで平気ですかお?」
|゚ノ ^∀^)「うん、大丈夫よ」
ブーンが入れた曲は何故か「恋愛革命21」だった。
実は普段あまり曲を聞かないブーン。テレビで聞いたこの曲が妙に印象に残ったのでこれを選択したようだ。
〜♪
イントロが流れ出す。ブーンは頭の中が真っ白になる。
- 17: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:56:48.13 ID:Y3yR983G0
- |゚ノ ^∀^)「恋をして〜♪」
( ^ω^)「う〜ベイベ!!!」
|゚ノ ^∀^)「仕事して〜♪」
( ^ω^)「う〜ベイベ!!!」
|゚ノ ^∀^)「歴史刻んだ地球♪♪」
( ^ω^)「フゥー!!!!!!!」
いつのまにかサビに入るまでで自然体に戻っていた。
レモナの歌がかなり上手いこともあってか、あっていう間に恥ずかしさは消えたみたいだ。
そして、曲は終了する。皆から歓声が上がる。
- 18: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:57:13.14 ID:Y3yR983G0
- (* ^ω^)「レモナさん、ありがとですお!!助かりましたお!!」
|゚ノ ^∀^)「それならよかった♪」
ブーンは完全にレモナに助けられる格好になった。
それにデュエットをしたせいかもわからないが、少し仲良くなったようにも見えた。
そんな二人の姿に、
ξ#゚听)ξ「・・・・・・」
(#^Д^)「・・・・・」
この二人は終始嫉妬心を剥き出しにしていた。ツンはカラオケが終わって、ホテルにつくまでかなり不機嫌だったらしい。
(; ^ω^)「なんでツン怒ってるんだお?」
まだまだ乙女心の分からないブーンだった。
- 19: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 19:57:32.05 ID:Y3yR983G0
- |゚ノ ^∀^)「皆さん!これから宿泊予定のホテルに着きましたよ〜!」
カラオケが終わって、少しウトウトしてる部員たちがその言葉で一気にたたき起こされる。
目の前に広がるホテルは、軽く20階立てを越える凄く大きい、綺麗なホテルだ。
(* ^ω^)「おっおっおっ!!早くいくお!レモナさんガイドありがとうだお!!」
|゚ノ ^∀^)「こちらこそ♪また会えればいいね♪」
(* ^ω^)「きっと会えるお!!それじゃだお!」
ブーンはバスからはんば飛び降りるような格好で降り、ホテルの玄関までダッシュで向かっていく。
(´−`) 「あいつ、張り切ってるなぁ・・」
ブーンに続き、部員が続々と降りていく。最終的に何故かプギャーだけは車内に残っていた。
どうやらレモナに用があるみたいだ。
- 21: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:04:04.15 ID:Y3yR983G0
- |゚ノ ^∀^)「どうしたの?皆もういっちゃったよ?」
その言葉を聞いてもプギャーは動かない。何か口をもごもごさせている。
|゚ノ ^∀^)「・・・?」
レモナは?マークを頭の中に浮かべる。一体なんなのかな?とでも思っているのだろう。
(^Д^)「あ、あの・・よかったら・・」
|゚ノ ^∀^)「よかったら?」
プギャーはその先の言葉を言おうかまた迷った。だがもう言うと決めたらしくひるむ様子はない。
- 22: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:09:09.58 ID:Y3yR983G0
- (^Д^)「あ、アドレスを教えてもらえませんか?」
プギャーは少し迷いながらも、言った。あぁ、俺は大それたことを言ってしまった。
無理だろ・・という考えが頭によぎる。だがレモナの返答は、
|゚ノ ^∀^)「そんなことで迷ってたんだ♪いいよ、教えてあげる☆」
あっさりと承諾した。プギャーはあまりにも呆気なかったので、一気に緊張の糸が切れてしまった。
|゚ノ ^∀^)「君の視線、気が付いてたよ♪他の部員さんには秘密だからね?はい、アドレスと番号♪」
(*^Д^)「あ、ありがとうございます!今度送ります!!」
見ていたことがばれてたのは恥ずかしかったが、アドレスと番号が分かった事が凄くプギャーにとっては嬉しくて仕方がない。
- 23: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:09:32.92 ID:Y3yR983G0
- (;^Д^)「あ、ヤバイ!!」
皆がホテルの中に入っていってしまったのを見て、慌ててレモナに挨拶をして、
プギャーはバスから降りていく。
|゚ノ ^∀^)「ふふ、可愛いなぁ♪実は結構タイプだったから嬉しい♪」
プギャー、言って正解だったみたいだ。
その後妙にプギャーが妙にニヤニヤしていたのはこれのせいだろう。
係員に部屋まで案内される。いつのまにかショボンも合流していた。
部屋割りはそれぞれ、
501号室 ブーン 貞治 祐 502号室 ドクオ ショボン
503号室 ジョルジュ プギャー 504号室 二年生全員 505号室 マネさん しぃ先生
このホテルには大浴場からレストラン、マッサージ、ゲーセンとサービスが充実している。
- 24: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:17:47.08 ID:Y3yR983G0
- (* ^ω^)「綺麗なホテルだお!練習終わったら大浴場にいくんだお!」
(´−`)「そうだな、皆誘って行ってみるかな」
(^∀^)「お二人さん、話も良いけどすぐ練習始まるよ?早く準備していこう」
(´−`)「そういえばそうだな、よし行こうか」
三人はすぐに準備を済ませて、練習場に向かう。
ホテルの庭にハンド専用コートがいくつもあるのだからビックリだ。
その設備は余裕でVIP高を超える。VIP高一同は呆気に取られたがすぐに練習を始める。
今日は明日の試合に向けての調整練習だったので、皆楽にこなしていた。
あっという間に練習は終了し、晩飯を食べてハンド部一同は大浴場へと向かう。
- 25: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:25:24.87 ID:Y3yR983G0
- このホテルの大浴場は露天風呂、サウナ完備でしかも温泉だ。
いたれつくせりのこの設備。無料で泊まれるのだからこんなにいい事はない。
メンバーは風呂につかり、今日の疲れを癒す。体を洗ったくらいになってブーンはショボンに話し始めた。
( ^ω^)「ショボン、明日勝てるかお・・?」
ショボンははんばその言葉を無視するかのように、
(´・ω・`)「それより俺の一物を見てくれ。こいつをどう思う」
(*'A`)「凄く・・大きいです」
いつのまにかドクオが返答を返していた。さすがはこの二人、息はピッタリみたいだ。
( ^ω^)「・・・・・・・」
ブーンは言葉を発することが出来ずに風呂から上がっていく。まるで見てはいけないものを見たような感じで。
- 26: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:25:48.59 ID:Y3yR983G0
- 一方、女湯では・・
川 ゚ -゚) 「たまには人と風呂に入るのも悪くは無いな・・」
ξ゚听)ξ「そうね・・少し恥ずかしいけどね」
するとクーはいきなりツンの胸を凝視し始めた。
ξ///)ξ「なっなによ」
川 ゚ -゚) 「私より小さい・・揉むと大きくなるらしいぞ。私が揉んであげよう」
ξ///)ξ「ちょ、やめてよ、あんッ」
まるでエロゲでありそうなことが行われていたようだ。
しぃ先生がいなくてが不幸中の幸いだろう。
- 27: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:26:07.22 ID:Y3yR983G0
- 風呂に入ってからしばらくして、もう寝る準備まで出来た部員がミーティングの為
マネさんとしぃ先生の所に集合する。初戦の相手がわかったらしい。
(*゚ー゚)「明日の相手はカレッジ学園付属高校よ。どうやらハンド部には、運動センス抜群の留学生がいるみたいね。
名前はビコーズ君・・だった気がするわ。
情報によると、彼のロングシュートはかなり厄介みたいね。
他のメンバーも能力的に充分優れてるけど、ここで負けちゃダメよ。
まだ一回戦よ。ここで勝てれば波に乗れるはずよ」
メンバーは無言で頷いた。
(*゚ー゚)「じゃあ寝る前にしっかりストレッチして明日に疲れを残さないようにね。
それじゃ解散!!」
それぞれのメンバーが明日への思いを胸に部屋に戻っていく。
- 28: ◆gk43jgqTBM :2006/12/13(水) 20:26:34.83 ID:Y3yR983G0
- 寝る前、ストレッチをしながら、ブーンの部屋の三人は明日に向けての話をしている。
( ^ω^)「ついに明日だお・・必ず勝つんだお!!」
(^∀^)「気合入ってるな、あんまり気合いれて空回りしないようにな」
(´−`)「そうだな、まだ一回戦だしかk」
祐が話し終わる直前におかしいな奇声が聞こえてくる。
「アッー!!!!」
三人はお互い顔を見合う。すぐになにが起こったのか理解したようだ。声が聞こえたのはドクオとショボンの部屋だったから。
三人はその声から逃れるように、ベットに入って、睡眠に入る。
( ‐ω‐)「必ず・・勝つんだお」
ブーンは寝言すらも明日の試合モードみたいだ。
全国一回戦。彼等VIP高はどこまで勝ち上がることができるか。悲願の優勝を達成する事はできるのだろうか。
第二十五話 VIP高 全国へ 完
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