ξ*゚听)ξふたりはなかよし(^ω^*)のようです

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 00:25:58.16 ID:1kHoi+qm0
お題「進路相談」

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 02:27:27.19 ID:UIFSRhG3O

【>>149 進路相談】

(´・ω・`)「あの2人が静かだと、クラス中に違和感が」

('A`)「だな……」


⊂(゚Д゚⊂「ここで空気読めない担任登場!!」


(,,゚Д゚)「お前ら今日から毎日放課後に進路相談やんぞ!
     日程は後でプリント配るからな。
     今日は――鬱田、内藤、出連、そしてしぃたんだ!!」

(´・ω・`)「どういう理由でその4人を……」

(,,゚Д゚)「話の展開上仕方のないことなんだよ……」

(´・ω・`)「ああ……」



223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 02:34:31.93 ID:UIFSRhG3O

(,゚Д゚,)「もう眠気が限界だ!」
m9っ

(,,゚Д゚)「寝る!」

(,,゚Д゚)「再開は明日……もとい、今日の夕方くらいを予定している!
     4時か5時か6時か……あるいは昼間にも書くかもしれん」

(,,゚Д゚)「要するに気分がノッたときに再開する!」

(,,゚Д゚)「よければ、そのときにもお付き合い願いたい」


(,,゚Д゚)「一旦おやすみ。こんな時間まで付き合ってくれてありがとう」

(,,゚Д゚)「>>212 あんたすげぇよ……ありがとう、好きだ」


(,,゚Д゚)ノシ




(,,゚Д゚)「こうやってキャラに喋らせるって痛いように思えるけど、楽しいんだぜ」



269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:32:53.94 ID:UIFSRhG3O

 〜〜放課後〜〜

(,,゚Д゚)「鬱田は……進学希望だったな。VIP大学だっけか」

('A`)「はあ」

(,,゚Д゚)「まー大丈夫だろ、成績良いし」

(;'A`)(かっるぅー)

(,,゚Д゚)「うん、おkおk。終わり」

(;'A`)(こんな担任で俺は大丈夫なのか……!?)

*****

(,,゚Д゚)「しぃたんは就職希望だっけ」

(*゚ー゚)「そうです」

(,,゚Д゚)「俺の妻という職業に」

(*゚ー゚)「違います」

(,,゚Д゚)「クッキーくれたじゃん! じゃん! にゃんにゃん!」

(*゚ー゚)(どうしようガチで気持ち悪い)



272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:37:12.40 ID:UIFSRhG3O

(,,゚Д゚)「美味しかったよ! しぃたんが俺のために作ったクッキー!
     とっても美味しかったよ! よ!」

(*゚ー゚)(童貞こじらせるとこうなるんだ……)

(,,゚Д゚)「しぃにゃんはとってもいい子だから、俺頑張るよ!
     どんな一流企業相手でもしぃにゃんを全力で売り込むよ!!」

(*゚ー゚)( 計 画 通 り )

(,,゚Д゚)「あれ、しぃにゃん今なんか新世界の神みたいな顔しなかった?」

(*゚ー゚)「何の話ですかぁ☆しぃ分かんにゃい☆」


*****


(,,゚Д゚)「あ、内藤。リア充の内藤君。ちょりーっす」

( ^ω^)「リア充かなあ……」

(,,゚Д゚)「リア充だろうが。可愛い幼馴染み。可愛いツンデレな幼馴染み。
     可愛いツンデレなSっ気幼馴染み。羨ましい羨ましい羨ましい」

( ^ω^)(今更だけどこの担任嫌だ)



273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:41:17.27 ID:UIFSRhG3O

(,,゚Д゚)「んで内藤は進学希望……VIP大ね。鬱田と同じか」

( ^ω^)「ですお」

(,,゚Д゚)「……お、出連とも同じだな。リア充爆発しろ」

( ^ω^)「えっ」

(,,゚Д゚)「えっ」

( ^ω^)「……ツンも同じなんですかお?」

(,,゚Д゚)「おう。打ち合わせしたんじゃないのか」

( ^ω^)「……違いますお」

(,,゚Д゚)「ふうん。……まー、成績的に……ぎりぎり、かなあ。
     英語がなー、どうしてもな」

( ^ω^)「……」

(,,゚Д゚)「シベリア大なら余裕だと思うぞ、語学より理数重視してるから」

( ^ω^)「シベリア……」

(,,゚Д゚)「決めるのはお前だけどな」

( ^ω^)「……」



275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:46:12.86 ID:UIFSRhG3O


*****


(,,゚Д゚)「おう、出連」

ξ゚听)ξ「どうも」

(,,゚Д゚)「最近おとなしいなあ、お前」

ξ゚听)ξ「……そうですか?」

(,,゚Д゚)「内藤と喧嘩するところも見ないし……」

ξ゚ -゚)ξ「……」

(,,゚Д゚)「仲良くするに越したこたぁないけどな。
     ――んで、出連は、VIP大希望だったな?」

ξ゚听)ξ「はい」

(,,゚Д゚)「このままの成績でも大丈夫そうだ。数学をこれ以上落とさなきゃな」

ξ;゚ -゚)ξ「う……」

(,,゚Д゚)(かわええ……舐め回してえ……)



279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:50:27.98 ID:UIFSRhG3O

ξ;゚听)ξ「……ぶ、……な、内藤は……」

(,,゚Д゚)「ん?」

ξ;゚听)ξ「内藤は、VIP大学、行けそうですか?」

(,,゚Д゚)「……」

(,,-Д゚)「……んー……それが、な」


*****


 ――昇降口。

(´・ω・`)「やあ、2人共終わった? どうだった、進路」

('A`)「ん、大丈夫だろうって」

(´・ω・`)「そっか。ドクオは頭良いしね。……ブーンは?」

( ^ω^)「……おー……」


     「――ぶ、ブーン!!」


( ^ω^)「お」



280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:53:51.22 ID:UIFSRhG3O

ξ;゚听)ξ「あんた……っ」

( ^ω^)「……何だお?」

ξ;゚听)ξ「シ、シベリアに進路変えるって、本当?」

(;'A`)「なっ……!」

(´・ω・`)「……ドクオ、僕らは席を外そうか。空気的に」

(;'A`)「……あ、ああ」


*****


( ^ω^)「本当だお」

ξ;゚听)ξ「何で!?」

( ^ω^)「英語の成績がちょっと」

ξ;゚听)ξ「……そ、そんなの……」

ξ; )ξ「そんなのっ、私が、教えるから……!」

( ^ω^)「……別にいらんお」

ξ; )ξ「……っ」



281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 15:58:22.13 ID:UIFSRhG3O

ξ; )ξ「わ、私が行くから……?」

( ^ω^)「……」

ξ;゚听)ξ「私がVIP大学行くから? 一緒なのが嫌だった? ……ねえ……」

( ^ω^)「――正直、よく分かんないお」

ξ;゚听)ξ「え……」

( ^ω^)「でも、多分、やっぱり。……お前が一緒なのは、嫌だお」

ξ゚听)ξ「――!」

ξ゚听)ξ「……な、何で……?」

ξ;听)ξ「私のこと、嫌いだった?」

ξ;;)ξ「今まで、ずっと、嫌いだった……?」

( ^ω^)「……お前だって、僕のこと嫌ってたくせに」

ξ;;)ξ「……」



285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 16:02:09.08 ID:UIFSRhG3O

( ^ω^)「――……もしかしたら、少し前だったら、
       お前が一緒でも進路は変えなかったかもしれないお」

ξ;;)ξ「……?」

( ^ω^)「なんか、最近、おとなしいから。
       ……やりづらくて、何故か腹立たしくて、なんとなく、気まずいんだお」

ξ;;)ξ

ξぅ;)ξ

ξぅ凵ソ)ξ

ξ゚听)ξ

ξ#゚听)ξ

( ^ω^)「……あれ、何で怒っt」



「馬鹿ぁあああああああああ!!!!!」ξ#゚听)ξ≡⊃))゚ω゚)「プレミアムッ!!!!」



289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 16:07:10.92 ID:UIFSRhG3O

(;^ω^)「いったあ……」

ξ#゚听)ξ「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿! 馬鹿豚! 馬で鹿で豚! この家畜!!」

(#^ω^)「人権無視! 人権無視!」

ξ#゚听)ξ「あんたが言ったんじゃない!」

(#^ω^)「はあ!?」

ξ#゚听)ξ「あんたがっ! あの日! 私に!」


ξ#゚听)ξ「『おとなしくしてれば可愛い』って! 『何とかなる』って!!」


(#^ω^)「……あ?」



292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 16:12:18.72 ID:UIFSRhG3O

ξ#゚听)ξ「ああそうよ、女子力(笑)とかいうのに頼ろうとして本買ったわよ!」

ξ#゚听)ξ「でもね! ほっとんど意味分かんなかったわよ!
      小悪魔風(笑)とかクール系(笑)とか!」

ξ#゚听)ξ「何の役にも立たなかったわ!」

ξ#゚听)ξ「そこに『本人』が直接ヒントくれたら、従っちゃうに決まってるじゃない!」

(#^ω^)「本人って僕か? 何の関係があるんだお!?」

ξ#゚听)ξ「だから――」



ξ#゚听)ξ「好きな人に!
      おとなしくしてりゃ可愛いって言われたら、
      おとなしくなって当然だって言ってんのぉお!!!!!」



296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 16:17:38.52 ID:UIFSRhG3O

(#^ω^)

ξ#゚听)ξ

( ^ω^)

ξ゚听)ξ

(;*^ω^)

ξ;*゚听)ξ

(;*//ω//)

ξ;*//д/)ξ



      「いやああああああああ!! 今の忘れろおおおおおおおお!!!!!!」

      「忘れられるかボケェエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!」





(*゚ー゚)=3「早く帰りたいんだけど……出ていける雰囲気じゃないなあ」



298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/28(日) 16:22:48.59 ID:UIFSRhG3O

*****

(´・ω・`)「で、昨日あの後どうなったの?」

( ^ω^)「……」

  ガチャッ

    「行ってきまーす」

ξ゚听)ξ「……あ」

(´・ω・`)「やあ、おはよう」

( ^ω^)「……」

ξ゚听)ξ「……」

ξ゚听)ξ「お」

ξ;*゚∀゚)ξ「おぉーっほほほほほ! なぁに、お出迎え!? 甲斐甲斐しいわね家畜!!」

(#^ω^)「お前を迎えに来んのはバキュームカーだけだお!」

ξ#゚听)ξ「ああん!? 精肉店に売り払われたいの!?」

(´・ω・`)(進展無し……だと……!?)



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