( ^ω^)が競技運転士になったようです

76: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU [エピローグ] :2006/12/09(土) 22:14:49 O
  
 モルスァー モルスァー
ξ゚听)ξ(よし!授業おしまいッ!)
 昼休みを告げるチャイムが鳴り、私は教科書と筆記用具を机にしまう。
ξ゚ー゚)ξ「しぃち〜ゃん、学食行こ。」
 私は少し離れた席のクラスメイトに声を掛ける。
(*゚ー゚)「う〜ん。内藤くんたちは?」
ξ゚ー゚)ξ「先に行ってるんじゃないかしら〜?今朝、電車の中で話してたら『ブーンは今日は朝ご飯抜いてきたから、お昼のチャイム鳴ったら速攻で学食に行くお!』って言ってたし〜。」
 しぃちゃんが席を立ち、こちらに歩いてくる。
(*゚ー゚)「そっか。内藤くん待たせちゃ悪いから、早く行こっか。」
ξ゚听)ξ「そうね。」
 私も椅子を引いて立ち上がる。
 と、同時に廊下が急に騒がしくなる。
( ^ω^)「ギコ、早く行かないと4人掛けの席がなくなるお!」
(;,゚Д゚)「それはわかったから腕を放せゴルァァァァァァ……!!」
 超スピードで走るブーンに、腕をつかまれた羽仁野くんがまるで鯉のぼりみたいに浮き上がっていた……。
ξ;゚听)ξ「…………。」
(;゚ー゚)「……ギコくん、無事だといいな……。」
 とりあえず私達も急ぐコトにする。
 ……お腹空いてるはずなのに、ブーンってば元気だなぁ。
 美府高校の学食は校舎から独立した建物になっていて、一応定員250人まで入るけど、学食メニューの豊富さと、味のクォリティーの高さから連日大盛況となっている。
 雰囲気だっていいし、園芸部と環境整備委員会がタッグを組んで、公園みたいな雰囲気にした隣接した中庭でパンやお弁当を広げる人達も押し寄せるので、昼休み開始十数分は修羅場と化す。



77: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/09(土) 22:41:07 O
  
 私達が着いた時には、既に混雑が始まっていた。
(*゚ー゚)「こりゃ内藤くん達探すの大変だろうなぁ。」
ξ゚听)ξ「そうでもないみたいよ。ほら。」
( ^ω^)ノシ「おっおっ、ツン、しぃちゃん、こっちだお!」
 ブーンが大きな声と一緒に、ブンブンと手を振る。
ξ;゚听)ξ「もう、恥ずかしい奴ね。知らせるならもっと別なスマートな方法なかったの?」
(*゚ー゚)「電車の警笛でも鳴らすとか?」
ξ;゚听)ξ「……ブーンなら本気やりかねないから却下。」
(*゚ー゚)「あるある……ねーよwwwwwwww」
 しぃちゃんは否定するけど、何せブレーキハンドルを持ち歩く奴だ。
 下手したら本気で警笛ぐらいどこかに忍ばせてそうで怖い。
( ^ω^)「さぁ、VIPランチが待ってるおwwwwwww」
 ぎゅるるるる〜〜。
 ブーンの腹の虫が鳴る。
 どうやらブーンの腹の虫もVIPランチを待ち望んでるようだ。
(;゚ー゚)「……ところでギコくん、大丈夫……?」
 半ばぐったりしてる羽仁野くんに、しぃちゃんが声を掛ける。
(;,-Д-)「……かぎのおとが……おやがわたしや……もうだめぽ……。」
(*゚ー゚)「うん、それでお昼は何にする?」
(;,-Д-)「……風の息吹を感じていれば……。」
(*゚ー゚)「焼きそばパンと、唐揚げドッグ、ミニカレーね。任せて。」
 ……なんかしぃちゃんと羽仁野くん、会話が噛み合ってないんだけど……?
(;,-Д-)「……一発だけなら……誤射かもしれない……。」
(*゚ー゚)「飲み物はキリマンジャロね。了解!」
 ……今のをどう訳したらそうなるんだろう……?



78: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/09(土) 23:13:18 O
  
ξ゚听)ξ「じゃあ、買ってくるけど、ブーン、サラダのドレッシングはどうする?」
( ^ω^)「マヨネーズが入ってなきゃ、なんでもいいお。」
ξ゚ー゚)ξ「じゃあ、この『ポーションとアリナミン7のドレッシング』でもいいんだ?」
(; ^ω^)「それ、なんて毒物?」
ξ^ー^)ξ「冗談よwwwwww梅じそ和風ドレッシングでいいよね?」
( ^ω^)「構わないお!」
ξ゚ー゚)ξ「把握!しぃちゃん、行こう。」
(*゚ー゚)「うん。」
(;,-Д-)「……サイレントマジョリティを考慮して……。」
( ^ω^)「ああ、それなら満月時に合体するといいお。でも、事前にセーブしないと運が悪いと事故が起こって、技芸属『レギオン』ができるかもしれないお。」
ξ;゚听)ξ(私だけ今の羽仁野くんと意思疎通不能!?)
 軽いショックを受けつつ、5台並んでる券売機の前に連なってる列の最後尾に並ぶ。
 私は何を食べようかな。
 ……最近、ちょっとほっぺのお肉が付いてきたように感じるから、ヘルシーなものにしようかな。
 うん、今日は美容と健康のために山菜そばにしよう。
 券売機の人だかりが次々と捌けていき、ようやく私達の番になる。
 券売機にお金を投入して、ブーンのVIPランチと、私の山菜そばの食券を購入。
 厨房に行って食券を渡し、番号札と交換する。
 調理が終わり次第、放送で呼び出すというシステム。
 番号札を受け取ると、私はブーン達の席に戻る。
ξ゚听)ξ「はい、これがブーンの番号札ね。……メニューがメニューだから10分ぐらい時間掛かるって。」
( ^ω^)「それでもいつ注文が入るかわからないメニューを毎日仕込んでて、いつでも出せるプロ根性にクォリティーを感じるお。」
(;,-Д-)「……そういえば最近、自らの国家に固執して右翼化していく若者が増えていることも気になるところだが……。」
(# ^ω^)「ホント、ウタイガイコツとトリグラフの組み合わせは鬼過ぎだお!!」
ξ;゚听)ξ(今のセリフからどうしてそんな答えが……。)



79: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/09(土) 23:53:36 O
  
 …………。
 ………。
 ……。
 やがて、全員のメニューが揃い、私は羽仁野くんとしぃちゃんに昨日のバトルの内容を食事をしながら話す。
(,,゚Д゚)「ハムッ!ハフハフ!ハムッ!!」
( ^ω^)゚听)ξ*゚ー゚)「きめぇwwwwwwwwww」
 羽仁野くん、そんなにお腹空いてたんだろうか。
 あっという間にミニカレーを平らげ、焼きそばパンを胃の中に収める。
(,,゚Д゚)「ふぅ、落ち着いたぞゴルァ。」
 羽仁野くんがキリマンジャロコーヒーのパックをすする。
(*゚ー゚)「ねぇ、ところで兄者さんと弟者さんって何者なの?」
ξ゚听)ξ「ああ、あの人達はショボンくんの会社の若き役員さんみたいよ。兄者さんの車両(クルマ)がトワイライトエクスプレスで、弟者さんの車両(クルマ)は北斗星。どちらも寝台特急ね。」
( ^ω^)「ちなみに兄者さんの車両(クルマ)はダークグリーンの客車を牽引してて、弟者さんの方は昔からの青い色の客車を牽引した、文字通りのブルートレインだお。」
 どちらにしろ、ショボンくんのカシオペアほどでないにしろ、高級車であるのは変わりない。
 例えるなら、クラウンとかで峠を攻める感じらしい。
(*゚ー゚)「ニダーはどうして車両(クルマ)を降りたの?」
ξ゚听)ξ「兄者さんの話によると、発煙筒焚いて兄者さん達の車両(クルマ)止めようとしたらしいんだけど、普通の電車と違って貨物列車や客車列車は制動区間が長いらしくて……。発煙筒に気付いた時は、もうブレーキかけても間に合わなかったらしいよ。」
 それにしたって、よく生きてたよね、ニダーって人。



85: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 20:52:13 O
  
(,,゚Д゚)「兄者さんと弟者さんは、何故海渡線を走っていたんだ?いくらなんでも都合よすぎるだろゴルァ?」
ξ゚听)ξ「確かに都合いいかもしれないけど、ちゃんと理由あるんだよね。」
( ^ω^)「新しい電気機関車用のモーターを妹者さん、えっと兄者さんと弟者さんの妹だお。その人がそれを開発して、それのテスト走行をしていたみたいだお。」
(*゚ー゚)「なんか作為的なものを感じるなぁ……。」
 しぃちゃんがあさっての方角を見つめる……。
 ……誰に対して言ってるんだろ?
( ^ω^)「でも、その新しいモーターを使えば、貨物列車のさらなるスピードアップが望めるし、長距離トラックとの輸送競争に一石を投じられそうだって、ショボンも自慢してたお。」
 ブーンが手ごねハンバーグにナイフを入れる。
 丁寧に焼き上げたハンバーグからは、肉汁がじわっとあふれ出て、おいしそうな香りが私の鼻をくすぐる。
(,,゚Д゚)「……ところで気になってたんだが、結局ニダーとかいう奴はどうなったんだゴルァ?」
 最後の焼きそばパンにかぶりつきながら、羽仁野くんが訊いてくる。
( ^ω^)「ああ、あいつなら荒巻先生に引き渡してきたお。実験用として。」
(;,゚Д゚);゚ー゚)「な……なんだってぇ━━━━━!?」
 羽仁野くんの手から焼きそばパンがポロリと落ち、しぃちゃんも飲み掛けていたお茶でむせて咳き込む。



87: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 21:11:51 O
  
 ちなみに荒巻先生とは、理科系科目を教える先生で、白衣に試験管がよく似合う初老の先生。
 しかしその正体は、ぁゃιぃ研究に手を染め、時々生徒を人体実験の実験台にするマッドサイエンティストでもある。
 もっとも、今までその実験が原因で体に後遺症が残ったみたいなコトはないので、そのあたりは先生としての責務は果たしているようである。
 だけど、昨日荒巻先生のラボにニダーを連れて行った時のあの顔……狂気に彩られてたなぁ……。
( ^ω^)「これで化学赤点になっても赤点にはしないって約束してくれたおwwwwwww理数系苦手だからテラウレシスwwwwwwwwww」
(;,゚Д゚)「……少し羨ましいけど、ニダーに少し憐れみを感じるぞゴルァ……。」
???「アイゴ━━━━━━━━━━!!」
 ……今の声、科学室から……?
(; ^ω^)「…………。」
(;,゚Д゚)「…………。」
(;゚ー゚)「…………。」
ξ;゚听)ξ「……聞こえなかったコトにしましょう……。」
(; ^ω^);,゚Д゚);゚ー゚)「賛成(だお)(だゴルァ)……。」
 気を取り直して皆、それぞれの食事に戻る。
 ……にしても、やっぱりブーンの食べてるハンバーグやステーキ、おいしそう……。
( ^ω^)「ん?ツン、食べたいのかお?」
ξ(゚、゚;ξ「そ……そんな訳ないでしょ?ブーンが頑張って勝ち取ったVIPランチ、味わって食べなさいよ。」
( ^ω^)「でも、ツンがいてくれたからブーンは勝てたんだお。だから全部はあげられないけど、一口ぐらいなら分けてあげるお。」



88: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 21:36:30 O
  
 カチャカチャと、ナイフとフォークを動かす音がする。
( ^ω^)「ツン、あ〜んするおwwwwwwww」
ξ゚O゚)ξ「あ〜ん。」
 ぱくっ。むぐむぐ、ゴクン。
ξ///)ξ「……ってなに恥ずかしいコトやらせるのよ!!」
(; ^ω^)「本当にやるとは思わなかったお……。」
(*゚ー゚)(間接キスktkrwwwwwwww)
(,,゚Д゚)(あとでからかって遊んでみるぜゴルァwwwwwwwwww)
 う〜……ついついブーンの奴にのせられちゃった。
ξ///)ξ「さっさと食べ終わりなさい!食べ終わったら中庭に来なさいよ!いい!?」
(; ^ω^)「把握したお……。」
 あんなコトさせられたら、こっちはブーンの度肝を抜いて仕返ししてやるんだからッ!!
 ……もう少し言うの先にしようかとも思ったけど、これだけでも充分インパクトあるよね。
 数分後、両手にカフェオレのパックを持ったブーンが私の座ってるベンチの方に来る。
ξ#゚听)ξ「遅いッ!」
(; ^ω^)「いきなり出ていったのはツンの方だお……。」
ξ゚听)ξ「あ、それもそっか。」
(; ^ω^)「ちょwwwwww忘れてたのかおwwwwwwww」
ξ゚ー゚)ξ「まぁ細かいコトは言いっこなし。意外と日差しが暖かいわよ。隣、座んなさいよ。」
( ^ω^)「把握したお。でわ、失礼して……。よっこらセックス。」
 隣に座るやいなや、ブーンは私に2つ持っていたカフェオレのパックを片方差し出す。
( ^ω^)「VIPランチのお礼だお。」
ξ゚ー゚)ξ「賞品のお礼ってのもなんか変だけど、ありがたくもらっておくね。」
 パックにストローを刺し、一口吸う。
 山の方から降りてきたのか、空ではトンビがピーヒョロロローという鳴き声を上げて旋回している。



90: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 22:08:43 O
  
ξ゚ー゚)ξ「平和ねぇ〜。」
( ^ω^)「だおだお。」
 春のように暖かい日差しが柔らかく二人を包み込む。
ξ゚ー゚)ξ「…………。」
( ^ω^)「…………。」
ξ゚ー゚)ξ「…………。」
( ぅω-)。゚・「……少し眠くなってきたお……。」
 ブーンの頭がフラフラと揺れ始める。
ξ^ー^)ξ「チャイム鳴ったら起こしてあげる。」
( -ω-)。゚・。「……ありがとうだお……ツン……Zzz……。」
 あらら、もう寝ちゃった。
 私はブーンの頭を膝に乗っける。
 膝枕って奴だけど……。
ξ゚ー゚)ξ「ニヤリ。」
 懐からサインペン(水性)を出し、ブーンの額にキュッキュッと文字を書く。
 ……意外と難しいなぁ、横向きになってる相手にひらがなで文字書くのって。
Zzz( -ω-)「ムニャ……つん、そこは流すところだお……。」
ξ゚ー゚)ξ「ブーンってば、もう夢の世界だし。」
 しばらく、その無邪気な寝顔に見入る。
 ブーンってば、よく見ると結構可愛い顔してるのよね。
 ……こうやってるとまるで恋人同士……ううん、端から見たら恋人同士に間違いないよね。
ξ///)ξ(……って、何考えてるんだろ私。)
 不意に昨日、クーさんが言った言葉がリフレインする。
川 ゚ -゚)『ブーンは意外と走り屋の間では頑固でな。相当気に入った相手でないと運転台に入れないんだぞ。多分、ツンさんが女性として初めてブーンの車両(クルマ)の運転台に入った人だと思う。』
 ……………。
 …………それって、期待していいのかな?
( ぅω-)「……ムニャ……つん、帰ったぞ〜。」
ξ;゚听)ξ「ふぇッ!?」
 どどど……どんな夢見てるのよ、ブーン!?



91: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 22:31:49 O
  
ξ///)ξ(……今なら、バレない……よね……?)
 やや挙動不審気味にあたりを見回す。
 周りの人達はこちらの様子を気にしてる様子はない。
 よ……ようし……。
 私はブーンの顔に自分の顔を近付けていく。
 その距離、あと30cm……20cm……10cm………5cm……3cm……。
 モルスァー!モルスァー!
ξ///)ξ「〜〜〜〜ッ!!」
 ……どうしてチャイムという奴は、こう、いいところで鳴っちゃう訳!?
( ぅωと)「うう……時間かお……?」
 ブーンが目を覚ます。( ぅω-)「おはようだお……ツン。」
ξ///)ξ「おはよう、ブーン。」
( ^ω^)「じゃあ、教室に戻るお!」
ξ///)ξ「う、うん……。」
 う〜、ブーンにやられっぱなしだよ……。
 こうなったらッ!
ξ゚听)ξ「ブーン!ちょっと話があるの!」
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「すぐに済むからそのままでいいから訊いて!!」
(; ^ω^)「お?おお……。」
 ドキドキする心臓を抑えるように、胸元に手を当て、深呼吸2回。
 ブーンの目と自分の目を合わせて……大きく息を吸って……!
ξ゚听)ξ「私、ブーンと同じく、競技運転士になるコトにしたから!」
 ずるぅッ!
(#゚ー゚)「謝れ!wktkしてた読者に謝れ!!」
 しぃちゃんってばどこで見てたんだろ……?



92: ぬるぽ ◆Qii/KpYmWU :2006/12/13(水) 23:10:29 O
  
(; ^ω^)「えっと、どういう意味デスカ、つんさん……。」
ξ゚ー゚)ξ「ブーン、言ったよね?私には競技運転士としての素質があるかもしれないって。」
(; ^ω^)「……真に受けたのかお……?確かに物怖じしなかったから基本的な素質あるかもしれないお……でも……。」
ξ゚ー゚)ξ「ちなみに車両(クルマ)は名鉄8800系『パノラマDX』にする予定。ブーンが赤き流星なら、私は白き稲妻とでも名乗ろうかしら。」
(; ^ω^)「人の話は最後まで訊くお……。それに、何故車両(クルマ)のチョイスが名鉄8800系なのかお?」
ξ゚ー゚)ξ「だってブーン、ガンダム好きでしょ?」
( ^ω^)「そりゃ好きだけど……。」
ξ゚ー゚)ξ「ブーンがシャアなら、私はアムロ。きっと、VIPの赤き流星を追い越すんだからw」
(; ^ω^)「やれやれ……こうなったツンはテコでも動かないお……。」
ξ゚ー゚)ξ「ちなみに基礎知識とか、基礎テクニックは、ブーンから教わるからね。そしてそのままブーンのすべてを吸収して、追い越してやるんだからwwwwwww」
 ブーンにだってできるんだから、きっと私だって……!!
( ^ω^)「言っとくけど、一朝一夕で身に付くものではないお?」
ξ;゚听)ξ「そ…そんなコト、言われなくてもわかってるわよ。」
 でも、それでもブーンと一緒にいたい。
 少しでもブーンのそばにいられるように、少しでもブーンに近づくために。
( ^ω^)「……わかったお!ならばブーンがツンを立派にブーンのライバルに育て上げてみせるお!!」
ξ^ー^)ξ「うんッ!!」
(; ^ω^)「ところで、ツン、ブーンの額に何か書いたかお?」
ξ(゚、゚;ξ「さ……さぁ、夢でも見たんじゃないの?」


『大 好 き』


━━━END━━━



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