(´・ω・`)かま掘りたちの夜
- 48: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:35:55
- (´・ω・`)「ほほうなるほどね、つまりその結果がこのマフラーか」
俺は自慢のマフラーを荒巻に見せ付けた
/ ,' 3「なんて罰当たりなもんを巻いてるんだ君は・・・・・」
(´・ω・`)「でも神の頭をふっとばすよりはましじゃないかな」
ミ,,゚Д゚彡「そうよねぇ荒巻ちゃんが悪いわ」
/ ,' 3「いやいやあれは不可抗力という奴でね・・・・・」
荒巻は必死に弁解していたがそんな終わった事はもうどうでもいいことだ
/ ,' 3「・・・・・・話が少し脱線したね、不慮の事故により神の命を奪ってしまった僕は
神の怒りを食らった訳さ、恐ろしい目にあったよほんと、いやまじで」
(;゚∀゚)「神の怒りですか・・・・・」
/ ,' 3「一人の神を殺してしまったせいで残りの神に命を狙われてね、必死に逃げたんだけど
途中で意識が無くなって倒れてた居た所を、君達が通りかかったんだよ」
( ゚∀゚)「神っていうのはやっぱりイタチなんですか?」
- 49: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:36:48
- / ,' 3「ああ、だが普通のイタチじゃあ無い、かま掘りいたちだ、野朗の穴を掘るのが生きがいのね」
(;´_ゝ`)「やだぁん怖いわ、そんなのに入られたらアナルが毛まみれになっちゃぅ!」
(´<_` )「大丈夫よ兄者、こんな事もあろうかと身代わりの藁人形を用意しておいたのよ」
( ´_ゝ`)「流石弟者ね!さっそく身代わりの写真を貼り付けましょう!」
そう言い何処で撮ったのか俺の写真を取り出し顔の辺りを切り取り始めた・・・・・・
(´・ω・`)「ぶちころすぞ」
ゴンゴンッ
ミ,,゚Д゚彡「あらやだ、こんな時にお客さん?」
フサギコは玄関の扉を開けたが、そこには誰も居なかった
ミ,,゚Д゚彡「わざわざこんな場所に来てピンポンダッシュをする物好きも居るのねぇ」
/ ,' 3「ひ、やばい・・・・もう追いついたのか!」
- 50: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:37:11
- ミ,,゚Д゚彡「えっ?」
^^ω ホマホマホマホマ
^^ωホマホマホマホマ
^^ω ホマホマホマホオマ
俺たちが状況を飲み込む前に奴等は行動を開始した
フサギコはあっと言う間にイタチ共に群がられ、2匹のイタチがフサのアナルに突撃していた
ミ;゚д゚彡「きひrじいあふうりkklksgbvふじこ」
攻め型だったフサギコはイタチの集団なす術もなく一瞬の内に倒された
(;゚∀゚)「フサさーーーん!!!」
ξ;凵G)ξ「いやぁぁぁフサオジサーーーーン」
(´<_`;)「フサさんはもう駄目よ!二階へ逃げるわよ皆!」
弟者が率先して皆の前を進み俺たちもそれに着いて行く
- 51: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:39:07
- あ・・・・・やべ内藤を忘れてたぜ・・・・・・・・
アッーーー!っと一階から内藤の断末魔が聞こえたがもう手遅れだわこりゃ
哀れなリ内藤お前の事は忘れない、特に尻穴の感触は俺の指が忘れないよ・・・ウフフ
(;´_ゝ`)「内藤おぅぅーーーー!!待ってなさい!すぐ助けてあげるからね!」
兄者は内藤の悲鳴を聞くと今駆け上がったばかりの階段を下りようとしている
しかしそれを弟者が止める。
(´<_` )「駄目よ兄者!!残念だけどフサさんも内藤も手遅れよ・・・・」
俺はどれぐらい手遅れなのか気になり手すりに寄りかかって彼らの様子を確認してみた。
正に惨劇といった状況だ、一階では50匹以上はいるであろうかま掘りいたちの集団が
フサと内藤をレイプップしていた、上の穴や後ろの穴にダイブを繰り返し中身を穿り返すイタチ達
すごいなぁあんなプレイ何処で覚えたんだろう。
- 52: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:39:39
- (´・ω・`)「これはひどい、もう彼等は助かりそうも無いし諦めて逃げようか」
ξ;凵G)ξ「うぇぇえっぇっえっ・・・・・・」
泣き崩れているツンを引っ張りとりあえず俺は自分の部屋に向かう事に。
(´・ω・`)「おらっお前等着いて来い!めっちゃ良いとこに連れて行ってやる」
(;゚∀゚)「何処に行くつもりなんだよ?!」
(´・ω・`)「俺の部屋ですよ、引き篭もってれば大丈夫ですよ、多分・・・・」
(;゚∀゚)「隠れられる場所なんて2階では部屋しかないか、おし早く行こうぜ」
/ ,' 3「・・・・・・僕はここでイタチを食い止めるよ」
(;´_ゝ`)「駄目よ荒巻さんも一緒に逃げましょう!!」
/ ,' 3「こうなってしまったのも元はと言えば僕のせいだ、罪滅ぼしをさせてくれ」
- 53: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:41:41
- (´<_`;)「行きましょう!もう直ぐそこまでイタチが来てるわ!!」
/ ,' 3「簡単にはやられないさ、僕のケツ筋の威力を見せてやるよ」
( ;_ゝ;)「・・・・・・死なないでね荒巻すわぁぁあああん」
泣きじゃくる兄者をジョルジュと弟者が引きずり一同は俺の部屋を目指した。
俺は途中振り返り荒巻を見た、荒巻はブリーフを下ろしケツをイタチ共に向けている
その中に我先にと入らんとするイタチ、そして侵入するのと同時に辺りは一面血の海になる
奴の入り口から先に侵入できる兵が現れる前に全滅するんじゃないかという勢いだ
/ ,' 3「いけぇぇえええええええええ」
俺は観戦を止め扉を開け待っていたジョルジュに迎えられその中に飛び込む。
外では荒巻とイタチが暴れ回る音が聞こえていたがやがてその音も止んだ・・・・・
- 54: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:42:55
- (;゚∀゚)「これからどうすればいいんだ」
ξ゚听)ξ「・・・・ソウいえばショボソ貴方ノそのマフラー」
(´・ω・`)「これが何か?」
ξ゚听)ξ「イタチサン達、その子が死んじゃったから怒ってるんジャナイかとオモテんだけど」
( ´_ゝ`)「あんたまだそれ巻いてたのね・・・・・・」
(´<_` )「それ使えるかもね、あいつらに返したらどう?それが目的なのかもよん」
まだ未使用なのになぁ、名残惜しいけど背に腹は変えられないって言うしね
俺は首に巻いたマフラーを解いた
- 55: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:44:04
- (´・ω・`)「で、どうすればいいのかなこのまま奴等の前に置けばいいの?」
( ´_ゝ`)「首がないこの子見てどう思うでしょうねぇ、リボンでも巻いとく?」
( ゚∀゚)「そうだよなぁ、頭の代わりになるものが無いとなぁ」
ξ゚听)ξ「手袋じゃ駄目カシラ・・・・・」
(´<_` )「誠意が伝われば何だって構わないわよ、大事なのは気持ちだし」
(´・ω・`)(これはひどい・・・・)
そんな訳で首無しイタチに上半身まで手袋を被せその上に黄色いリボンを巻きつけ
可愛らしいラッピングを施した『頭無し』をかま掘りいたちに返却する事にした。
扉を少しだけ開け外の様子をジョルジュが伺う
( ゚∀゚)「・・・・・大丈夫そうだ近くには何も居ないぜ」
安全確認を済ますと全員が部屋から出た
- 56: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:45:55
- ξ゚听)ξ「アラマキさンはどうなったのカシら・・・・・」
(´<_` )「あの人は簡単に死ぬ人ではないわ、きっと平気よ」
辺り一面は血の海になっていた、いくら怪物イタチと云えど荒巻とやりあうとこうなるんだな
横を見ると壁にペシャンコになった何かがへばり付いている、イタチだろうか
あれだけ暴れ回ってたイタチ達の生きてる姿をどこにも確認出来ない、もう全て退治されてしまったのか
(;゚∀゚)「あれは・・・・・荒巻じゃないか?」
(;´_ゝ`)「!!!!なんてこと・・・・・・・・・」
階段から転げ落ちたのだろう、荒巻は一階で倒れていた。
_,,..,,,,_
</,' 3 `ヽーっ
l || ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
- 57: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:47:13
- (´・ω・`)「これはどう見ても死んでる・・・・・・・・」
荒巻の周りには無数の首無しイタチが転がっていた。
( ;_ゝ;)「皆の為に御免なさい・・・・荒巻さん・・・・・」
ガタリッ、と俺の後ろで音がした俺は瞬時に振り向く
#^^ω ホ〜マホマホマッホマッマッ!!!
そこには中型犬ほどの体格のイタチが居て俺を威嚇していた、これは規格外のサイズだ正直勘弁してほしいね
(´<_`;)「・・・・ショボンくん、ホラ早くお返ししなさい」
頭では解っているが体が言う事を聞いてくれない、俺の足はガクガクと震え使い物にならない
- 58: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:47:47
- (;´・ω・)「・・・・・へほ、あほ、あのあの、ここここれ落し物ですよ」
俺はゆっくりと、怪物の前に頭無しを置いた
#^^ω フゴーフゴーブシュウウルルゥゥゥウ
大イタチは俺が差し出したイタチを器用に両手で掴むとリボンを解き始めた
*^^ω ホマッホー
そしてリボンを解き終えると次は手袋を引っ張り始め、ズルリと手袋が抜け落ちた
;^^ω ホマッホ!!ホマホアhmrkjmh
(´・ω・`)(うわぁ、こりゃやっべー・・・・・)
#^^ω ホババババッババっッマ゙ァァァアァーーーーーーー!!!!
- 59: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:57:58
- (;´_ゝ`)「あわわわ・・・・・どうすれば・・・・・」
大イタチは怒り狂い俺を押し倒した、いってぇぇ!奴の前足の爪が俺の両肩に突き刺ささり大量出血
奴の下半身は見るとモノがギンギンにおっ起っている、これも規格外の大きさです本当にありがとうございました。
俺は死を覚悟した。
その時死んだはずの荒巻の体がピクリと動いた、一同はそれに驚き目を細める
瞬間、荒巻の菊門から中身が勢い良く吹き出した!
(;゚∀゚)「うおぐぉわぁあああぁおぉ!!!ぉ・・・・ってウンコかよ、ひでぇ臭いだな」
(´<_` )「!!!!皆あれをみて!イタチの頭よ!!!」
- 60: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:58:32
- 荒巻から飛び出した糞や血漿に混ざり多数のイタチの頭がボツボツと転がっている
削り取った頭は腹の中にあったのか、どんな構造になっているのか興味が沸いたが今はそれ所ではない
ξ;゚听)ξ「頭ヨ!やっぱリ頭も返さなきゃだめナノヨ!!!」
(;´_ゝ`)「どれがどれなのかさっぱりだわぁ・・・」
(;゚∀゚)「もうどれでも良いだろ!!」
(´<_`;)「ちょっと念写して見るからあと10分ほど耐えてよショボンくぅん」
無茶を言うなこのヴォケが!
( ゚∀゚)「おいツン!そのモヒカン頭が怪しくないか?!」
ξ゚听)ξ「!!多分これダワ!かま掘りサン新しい顔ヨーーーーー!!!!」
ツンが血溜まりの中から一つの顔を救い上げそれをこちらの方に投げてよこした
- 61: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:59:16
- キュゥイィィイんペカーーパラパラッパパーーン
という効果音が現れ一度離れた頭と体がドッキングするはずもなくそのまま大イタチの顔に激突した
#)^^ω ビキビキビキィ
嗚呼、今度こそもう駄目だ、と思ったその時信じられない光景が飛び込んできた
なんとツン、ジョルジュ、兄弟の4人が大イタチを押さえつけている
ξ゚听)ξ「シッカリしてショボソ!」 ツンデレ
(#゚∀゚)「うぉぉぉぉお毎日の腕振りで鍛えた俺のパワァを見ろーーーーー!!!!」 ジョルジュ
( ´_ゝ`)「肉体労働も出来るあたしたち流石よねぇ」 兄者
(´<_` )「ええ流石だわぁん 」弟者
- 62: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/25(土) 23:59:50
- (´・ω・`)「お前達・・・・ふ、ふ、ふふふふ・・・・・やはり持つべきものは親友だね」
;^^ω フモッーーーー!
(´・ω・`)「良く見れば君いい体してるねぇ・・・・・こんなに早く念願を叶えられるとは・・・・」
;^^ω ブッボボボォォー!!!(やめろー!やめてくれー!)
(´・ω・`)「レッツクソミソ!」
フォボォォォォォォォォォォオォォォーーーーーーーーーーー!!!!
ξ////)ξ
- 63: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/26(日) 00:00:34
- 俺たちは悪に打ち克った、この先どんな困難や苦労があろうともこの仲間達が一緒ならばきっと大丈夫だ!
仲間を信じれば良い、ただそれだけの事なのだ、誰もが気づかずにいるこんな当たり前の事を
気づかせてくれた小さな勇者達に俺は賛辞を送りたい、有難う、と・・・・・・
完
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