(´・ω・`)かま掘りたちの夜
- 82: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:11:15
- ( ゚∀゚)「うぉーほぅっ!もう直ぐ12時だな、ワクワクしてきたぜ!!」
( ´_ゝ`)「ぜ、ぜぜ全然楽しみじゃないわよ」
(´・ω・('A`)「ねぇ皆さんちょ」
(;'A`)!!
川 ゚ -゚)「そんな事でずっと起きてたのかお前等・・・・・・」
(´<_` )「いやぁーん、後4分よぉーーーーーー!!!」
ミ,,゚Д゚彡「皆でこうして楽しめればなんでもいいじゃないクーちゃん♪」
川 ゚ -゚)「まぁ私もこういうのは嫌いでは無いんですけどね」
(´・ω・`)「もう時間ですね」
ボォォォーーーーーン
時報が鳴った、12時だ
- 83: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:12:28
- ミ,,゚Д゚彡「・・・・・・・・・・・」
(´・ω・(;'A`)「・・・・・・・・・・・」
川 ゚ -゚)「何も起きないな」
(´<_` )「やっぱりガセネタだったのねぇ、コーヒー飲みまくってスタンバッてたのに残念・・・」
( ゚∀゚)「拍子抜けだな!!もう寝るかぁ!」
( ´_ゝ`)「んもっぅ!!イタズラで良かったじゃない!死人が出るのよ死人がっ!」
おっぱいよーおっぱいよーおっぱいよーおっぱいy!!!
(;´_ゝ`)「ひぃぃぃっぃぃぃぃぃでたあぁぁぁあっぁぁあぁ!!」
( ゚∀゚)「悪りぃ、俺の携帯だわ!www」
川;゚ -゚)「音量をもう少し下げとけ、ほんとにびっくりしたぞ」
( ゚∀゚)「えーっと何々・・・・・」
- 84: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:13:08
- ================================
オマエノ人生オワタ /(^o^)\
================================
(;゚∀゚)「ひぇーまじで来たよ」
(´<_`;)「あらやだ」
川 ゚ -゚)「随分凝った演出だな・・・・・・」
('A`)「これは怖い・・・・・」
(´・ω・`)「大丈夫さジョルジュ、ナニがある限り人生は続くよ」
( ゚∀゚)
川 ゚ -゚)「おいジョルジュ、大丈夫か?顔色が悪いようだが」
ミ;゚Д゚彡「ジョルジュちゃん・・・・・・?」
('A`)「気絶してるみたいですね、大丈夫かな・・・・・」
- 85: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:13:59
- (´<_` )「意外とチキンねぇ」
(´・ω・`)「・・・泡吹いて白目剥いてるし、ヤバイんじゃないのこれ」
川;゚ -゚)「ジョルジュ!しっかりしろっおい!すぐにレスキュー隊を呼ぶからな!!」
クーさんが慌てながらも素早い指捌きで携帯のボタンを押す
川 ゚ -゚)「繋がらないぞ、どうなってる・・・・・・」
(;´_ゝ`)「あたしの携帯も何処にも繋がらないわ!」
(;'A`)「僕のもです、電波はちゃんと三本立ってるのに・・・・あ、ここの電話を使えば」
ミ;゚Д゚彡「そうね!それだわ!」
フサさんが駆け足で黒電話の所まで行き、受話器を上げる
ミ,,゚Д゚彡「駄目だわ、こっちも不通よ・・・・・・・・」
- 86: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:14:41
- (´・ω・`)「やれやれ、外は猛吹雪だし背負って病院までいくのはとても無理そうだね」
('A`)「とりあえずソファーに寝かせておきましょうか」
( ´_ゝ`)「そうねぇ、床に寝っぱなしじゃ可哀想だしねん」
(´<_` )「まったく・・・・あんな内容で気絶しちゃうなんて・・・・」
兄弟が二人でジョルジュを引きずりながら運んでいた時
( ゚∀゚)「ふぇhっへっへ・・・・」
川 ゚ -゚)「!!ジョルジュ起きたのか、大丈夫か?」
ガガガッガガガガガアガッガガガ
- 87: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:15:33
- ( ´_ゝ`)「あらん、あたしの携帯が鳴ってるわん電波も良くなったみたいねぇ」
(´<_` )「既報紳士ブラックラーン(OP)を着信音にしてるなんて流石兄者ね」
('A`)「なんすかそれ・・・・・」
川 ゚ -゚)「私のはまだ使えないみたいだな」
( ´_ゝ`)「あらメールみたいね」
================================
あーあ、モウアイツオワテシモタ、
次はお前オワタm9(^o^)m9(^o^)m9(^o^)
================================
(;´_ゝ`)「これってもしかして呪いの」
( ´_ゝ`)
(´<_`;)「兄者・・・?ねぇ兄者しっかりして」
ミ;゚Д゚彡「立ったまま気絶してるわ」
- 88: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:16:51
- どうやら兄者さんの所にも呪いのメールが届いたらしい、白目を剥いたまま直立不動の
兄者を見ていた時、ジョルジュさんがこちらに向かって歩き始めた。
( ゚∀゚)「ショショ、ショボボボ〜〜〜〜ン゙ッァァ゙ッ」
(´・ω・`)「呼んだかい?って君・・・・目が逝ってるよ」
そのままジョルジュさんは、ふらふらと歩きながらそのままショボンに縋り付くように膝を落としたが
次の瞬間には素早い動きでショボンの後ろに回りこんでいた。
( ゚∀゚(;´・ω・)「なっ」
(´゚ω゚`)「アッーーーーーーーーーー!!!」
川;゚ -゚)「うっぉおぉおーーーーーい!!何をしてるんだジョルジュー!!!」
目の前でショボンが掘られた、ショボンは抵抗する事もなくズッコンバッコンやられている
ミ;゚Д゚彡「ひぃぃ、いきなり何をしてるのよジョルジュちゃぁぁん!貴方はノーマルなのよ!!
落ち着きなさいぁぁい!!!ほらおっぱい!おっぱい!」
- 89: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:17:35
- 川;-;)「ジョルジュ・・・・・お前私という者が居ながらそんな趣味を・・・・・」
ミ,,゚Д゚彡「おっぱい!おっぱい!・・・・あら腕がもう上がらないわ・・歳かしら」
( ´_ゝミ;゚Д゚彡「あっ」
言葉にならならい悲鳴が微かに聞こえ、そのままフサさんもやられ放題となった
僕は突然始まった乱交パーティーを見ていることしか出来ないでいる。
(;'A`)「やっぱりこんな場所で働くんじゃなかった・・・・・・」
(´<_`;)「皆何かにとり憑かれてるのかしら、まさか本当に呪い・・・・」
川;-;)「なんで私じゃなくてショボンなんだ」
(´<_` )「そうだわ、メールが届かなければ・・・ドクオ君、電波の届かない場所はある?!」
- 90: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:20:04
- ('A`)「それならそっちの貯蔵庫に行けば大丈夫かもしれませんよ」
僕がそういうと弟者さんは急いで貯蔵庫へ向かう、それに僕も続く
('A`)「クーさん!!早く!!しっかりして!!!」
放心状態のクーさんを無理矢理引っ張り貯蔵庫へ向かう、中では弟者さんが
早く来いと手招きをして待っていた。
デッデロッデデロデロデロデー
(´<_`;)「いやぁぁぁぁんっ!あたしのとこにもきとぁぁぁああ」
================================
現実から逃げるなら人生オワらせろ
/\(^o^)/\/\(^o^)/\
================================
(´<_`;)「っぁ、あたしも駄目みたいね・・・・貴方達二人はここに隠れ・・・・」
- 91: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:22:44
- ('A`)「そんな!ここまで来れたんです!!一緒に居ましょう!」
(´<_`;)「嬉しい事言ってくれるじゃない・・・あたしはノンケでも・・ぐっ・・さよなら」
弟者さんは最後の力を絞り、自分から外に出て扉を閉めた。
アッーーーー!
その直後ドアの向こう側から弟者の悲鳴が聞こえた
(;'A`)「どうすんのよ、どうすりゃいいのよ」
ガッアァン!ドッ!ズガァガァ!バン
('A`)「ひぃ!」
ドアを強く叩く音がする、それも何度も
ドガッガ バシィ グァン グァン
- 92: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:23:35
- 川 ゚ -゚)「・・・・・・ドクオ落ち着け、見ろ。電波の方は圏外になったしここには食料も飲料水もある」
('A`)「もう平気何ですかクーさん」
川 ゚ -゚)「ああ吹っ切れたよ」
まぁ恋人のあんな姿を目の前で見たらそうなるだろうなぁ
話によると二人分の食料程度なら1週間以上は持つらしい、その間に助けは来るんだろうか
そう思っている間も外の騒音は鳴り止まなかった。
それから3時間が経過し騒音も止んでいたが僕たちは外に出なかった
出るつもりも無い、篭城できる限りこの場にいよう
ガゥバキィィイン!!!
突然の大きな音
(;'A`)「なんだなんだ!!」
- 93: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:25:35
- 川;゚ -゚)「そんな・・・・・・ドアが吹き飛んでるぞ」
最初は薄暗くてソレがなんなのか確認できなかったが徐々に見えてきた分かってきた
機関車の様に各車両が連結していたそれは・・・・・お早うからお休みまでサポートする
現代の必須品等ではない、そう存在してはいけないものだ。
( ´_ゝミ,,゚Д(´<_`( ゚∀゚(´゚ω゚`)
アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
今のは僕の悲鳴だ、掘られた訳ではない純粋な悲鳴だ
呪いが届き、かまを掘られた人が全員繋がって行進している、テトリスならとっくに消滅してもおかしくは無い数だ。
恐ろしい事に全員笑顔でこっちを見ている。
- 94: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:27:25
- (;'A`)「やめろぉぉおーーー!!近づくなっぁぁ!!!」
テッテリチリリロリオリロ♪
川 ゚ -゚)「!!!!!」
================================
┗(^o^ )┓三 次はオマエダ!
┏┗ 三
================================
川;゚ -゚)「くそっ、私のところにも来たぞ!!」
(;'A`)「電源は切れないんですか!!」
川;゚ -゚)「駄目だ何の操作も受け付けない・・・・・・・」
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ピタッ
┏(^o^;)┓ ヤバイ、コノヒト女だ・・・・ボク女とは口キケナイ・・・・・・
┃┃
=================================
- 95: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:29:37
- 川;゚ -゚)「・・・・・・・どうやら相当シャイな悪霊らしい」
これはチャンスか!
('A`)「もしかすると、助かるかもしれませんよクーさん!」
川 ゚ -゚)「どうすればいいんだ?」
('A`)「簡単な事ですよ、クーさん先頭を立って出口まで歩けば良い。それだけです」
川;゚ -゚)「よくわからないが逃げ場も無いしやってみるよ」
クーは出口に向かって歩き始めた。すると連結車両は後ずさりを始めた。
川 ゚ -゚)「これは一体・・・・・・」
('A`)「呪いの主は女性に極度の恐怖症があるようですしそれを利用したんです」
それに男を連結させる様な奴だ、女性には(性的な)興味が無いのだろう・・・・・変態すぎる
僕たちはそうして貯蔵庫から抜け出し、ペンションの外に出た。
- 96: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:30:38
- 川 ゚ -゚)「やっと外に出れたな、これで助かったのか・・・・・・」
('A`)「食料調達用のバギーがあります、それで山を降りましょう」
川 ゚ -゚)「そうだな警察にも連絡しないといけないし」
デッデロデデッデー
僕のの携帯が鳴った、まさか
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お前らだけ人生始まるのは駄目絶対
一緒にオワテ(^o^;)
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やばい、僕も呪われたのか、何だか体がダルい
('A`)「クーさん・・・僕はここまでみたいです、そのバギーには一人で乗って下さい」
川 ゚ -゚)「!!!仕方ない、だが必ず助けに戻るぞ!」
ブロロロッ
- 97: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:33:43
- ('A`)「行ったか・・・・・・・それで僕をどうするつもりなんだ?」
( ^o^) オマエヲツカッテパーティニクワワルノサ
なんとう発想、間違いなく生前のこいつはガチホモ
・・・・だんだん体に自由が利かなくなってきた、竿がビンビンになり股間が痛い
僕の体はこいつに乗っ取られあいつ等の一部に・・・・・・なって堪るか!
( ^o^) サイゴノヒトリハオレガジキジキニノットル
僕の中にこいつの意識が流れ込んでくる、このままでは僕が僕で無くなる・・・もうやるしかない
('A`)「覚悟、ってもんが必要ならよぉ〜やってやるぜ!今!俺が覚悟を見せてやる!!」
( ^o^) ナニヲスルツモリナンダ・・・・・・・・
ブチィギィッッッ!!
('A`)「ぬぐっぁああああっぁぁあ!、こ・・・この痛み、この苦しみが俺を解放させて・・・」
- 98: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:34:45
- 僕は股間に手を伸ばし、そのままトランクスの中のモノを掴むと力の限り引っ張った
(;^o^) オワタァ!ナニシテルンダ!ヤメロマジデ!!!
メキョォブチギプシッ!
('A`)「さらばMYSON !!」
\(^o^)/ 人生オワタァァアァァァアァァァッ!!!!
ティウンティウンティウンティウン
◎
◎ ◎
◎ ◎ ◎
◎ ◎
◎ ◎
- 99: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:37:14
- それから数時間後
(´・ω・`)「うぐぐ・・・・ケツが痛い・・・・・」
ミ,,゚Д゚彡「何が起きたの・・・・?まるで記憶が無いわ・・・・」
( ´_ゝ`)「いやーん!もう何で皆裸なのよん!!服位着て頂戴ぃぃん!」
(´<_` )「やぁねぇ兄者も裸じゃないのん」
(;゚∀゚)「何だか分からないが大事なものを失った気がするぜ・・・・・・」
川;゚ -゚)「皆大丈夫か!警察が・・・・・・・って服はどうしたんだ」
ミ,,゚Д゚彡「それが起きたら皆この格好でねぇ・・・パンティーも無いなんて困ったわん」
川 ゚ -゚)「・・・・・・・ドクオ、ドクオは一体何処に行ったんだ!!」
( ゚∀゚)「そういえばあいつだけ見当たらないな」
(´・ω・`)「・・・・・あれは」
- 100: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:39:19
- それから警察やらレスキュー隊が押し寄せてきたが彼らの怪我は腸内の軽い裂傷程度だ
現場にも犯人が残したと見られる形跡はほとんど見つからず、集団で見た幻覚か悪質なイタズラでは
ないのかとも疑われたけど・・・・・
現場に残っていたモノが一つだけあった。 僕のピクルスだ
それを元に後日霊媒師による除霊が行なわれた、それの効果があったのかどうかは分からないが
あの日以来あの怪現象は起こっていない、呪いの噂もまるで聞かなくなった
亡くしたモノは戻ってこないが、新たに手に入れたものもある。
- 101: ◆dG2ZFSg0s6 :2006/11/29(水) 22:40:12
('A`)「イィィインらっしいぁあぁんンンン〜〜〜〜〜いッッ!!!!」
それはこの世界の“キャラ”だ
完
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