( ^ω^)ブーンは教祖様のようです

73: 壷ふりお京 :2006/12/03(日) 20:59:50.31 ID:QSLXGua0O
  
('A`) vs 飲み屋にいた僧侶

('A`)「何が……南阿弥陀仏だァァァ!
ブッダが泣いてるぜェェェ!」
「ひでぶ!」

DOKUO WIN!!

(´・ω・`) vs 飲み屋にいた牧師

(´・ω・`)「キリスト教って、禁欲はあんまり語ってないよね」
「うん」
(´・ω・`)「ならいいや」

DRAW!!

( ^ω^) vs飲み屋にいた某会員

( ^ω^)「貴様には地獄すら生温いッ……!
アタタタタタタタタタタタタタタタタタ!アッチャッッッ!」
「うゎらばッ!」

BOON BECOME MURDER!

( ´ω`)「タイーホだお」
飲み屋にいた検事「不起訴」
( ^ω^)「THX!」



74: VIP乙女 :2006/12/03(日) 21:00:13.80 ID:QSLXGua0O
  
==========
「もまいら採用」
( ^ω^)('A`)(´・ω・`)「kwsk」
「わし、ローマ法王」
( ^ω^)「ここ……飲み屋……」
ローマ法王「ははは、こやつめ。さ、ローマ行こうか」
==========
( ^ω^)('A`)(´・ω・`)「着いちゃった……」

第二部 バチカン市国編開始



77: VIP乙女 :2006/12/03(日) 21:58:00.92 ID:QSLXGua0O
  
――パブ『アタッカンテ』――
( ^ω^)「いけー!トッティ!!」

レッテー!ゴール!

( ^ω^)「うおお!流石、馬鹿王子だお!」
('A`)「そろそろ法王の所に行かねぇと……」
( ^ω^)「わかったお」
==========――ローマ教皇庁――
ローマ法王「聖書暗記」
( ^ω^)「これはもうだめかもわからんね」
==========
――パブ 『アタッカンテ』――
(´・ω・`)「ブーンにはいい機会だと思ったんだ」
('A`)「そうかぁ?信者を放り出してまで、ローマに来る必要無いと思うがな」
(´・ω・`)「いや。ブーンは少なからず今までのやり方に疑念を持ちはじめていたからね。
ブーンは本当は、真面目に教祖をやりたいんだよ」
('A`)「ま、ローマ法王に鍛えて貰えば箔が付いて、今までより信者も増えるから、良しとしとくか」
(´・ω・`)「カルチョも見れるしね」
==========
――ローマ郊外――
(*゚ー゚)「来ちゃった……」



1: VIP足軽MS :2006/12/04(月) 22:35:05.91 ID:vDajA6tt0
  
( ^ω^)「イエスが祈りを捧げている間、弟子は三度もいぎたなく眠って……」
ローマ法王「スヤスヤ」
(;^ω^)「ちょwwww」
==========
('A`)「ハウマッチ?」
「ママのオッパイ吸ってな!!」
('A`)「ハウマッチ?」
「このドグサレがァァァ!!こいつは俺の女だァァァ!」
(;'A`)「正直スマンカッタ」
==========
(*゚ー゚)「教祖様……何処にいるの……?」



4: 内藤ホライゾン :2006/12/04(月) 22:43:10.62 ID:5Avxr6veO
  
(#^ω^)「免罪符はキリスト教最大の汚点だお!金で救いが買えるなんてイエスの言葉と真逆だお!!」
ローマ法王「しかし、その汚点がルターという偉大な神学者を生み、
プロテスタントという派閥を生んだのではないのか!?」
(#^ω^)「詭弁だお!!」
(;^ω^)「ゼェゼェ」
ローマ法王「ハァハァ」

==========
('A`)「ハウマッチ?」
(*゚ー゚)「ド、ドクオさんっ!?」
(;'A`)「(ヤベッ)」
(*゚ー゚)「貴方も熱心ですね。教祖様を追い掛けて来たのでしょう?」
(;'A`)「え、ええ」
(*゚ー゚)「見付かりました?」
(;'A`)「いえ……
(言ったら俺がサクラだとばれちまう……)」



5: 内藤ホライゾン :2006/12/04(月) 22:45:30.21 ID:5Avxr6veO
  
――パブ『アタッカンテ』――

( ´ω`)「疲れたお……」
('A`)「俺も……」
(´・ω・`)「ドクオは娼婦を買いに行っただけだよね」

ガシャァァァァン!

(#1´∀`)「この野郎!」
(#2´∀`)「やんのか!?アアンッ?」

(;'A`)「喧嘩かよ……」
(´・ω・`)「仲裁して、信者にしよう」
( ^ω^)「マンドクセ」
(´・ω・`)「掘るぞ」
(;^ω^)「行ってきまーす」

==========

( つω⊂)ゴシゴシ

( ゚ω゚)「不毛な争いは止めないか」
(#1´∀`)「何だァァ?お前?」
( ゚ω゚)「私はブーン・デ・ホライゾンンンン!ピッツァ教の教祖であぁぁぁる!」



6: 内藤ホライゾン :2006/12/04(月) 22:49:29.46 ID:5Avxr6veO
  
('A`)「ワールドワイドktkr」
(#2´∀`)「ピッツァ教……?バロスwwww」
( ゚ω゚)「笑ったな……?」
(;2´∀`)「な、何だよ!やんのか!」
( ^ω^)「いやいや、スマーイルスマーイルだお」
「ちょwwwww」
( ^ω^)「ほら、少し落ち着けば、取るに足らないことで喧嘩していたことに気が付くはずだ」
(;1´∀`)「言われてみれば……」
(;2´∀`)「確かに、うまい棒の味なんてどうでもいいよな」
( ^ω^)「それが友愛の始まりだ。執着無ければ、赦し有り。
僅かでもこだわりが無くなれば、争いなど無駄なカロリー消費である。
マスター!この二人に美味いピッツァを」
!カロリーの高い奴をな!」
(;・∀・)「は、はいっ!」
(1´∀`)「……あんた……一体……」
( ^ω^)「繰り返すが、私はピッツァ教教祖、ブーン・デ・ホライゾンである。
迷いし時、何時でもローマ教皇庁へ来るがいい」
(1´∀`)(2´∀`)「……ローマ教皇庁!?」
==========



7: 内藤ホライゾン :2006/12/04(月) 22:53:51.88 ID:5Avxr6veO
  
( ;ω;)「……」
('A`)「どうした?」
( ;ω;)「『王者の味:クアトロ・オーメン・ジ・オロ・ピッツァ』
一枚、30000ペリカだったお……」
(´・ω・`)「経費は落ちないよ」
==========
――明くる日――

( ^ω^)「光る風を追い越したらっ、アインシュタインが見えるよー♪
マスター!一杯くれお!」
( ・∀・)「これは私の奢りだ」
( ^ω^)「英語でおk」
(;・∀・)「This is my treat.」

つ【スピリタス】

( ^ω^)「スマンコ。でもなんでだお?」
( ・∀・)「喧嘩を止めてくれたからですよ」
( ^ω^)「どうということは無いお。グビッ」
( ゚ω゚)「アッー!」
( ・∀・)「ピッツァ教か……趣き深いな……」

==========

ローマ法王「今日は終わりじゃ」



20: ただの戦士 :2006/12/05(火) 00:07:39.59 ID:4DzL7fVpO
  
――ローマ教皇庁――

( ^д^)「おい、お前」
( ^ω^)「なんだお?」
( ^д^)「宗教のねぇジャポネーゼが何の用だよ」
( ^ω^)「法王の計らいで勉強しにきたお」
( ^д^)9m「プギャー。信仰も無いような国の奴が宗教の勉強だと?
笑わせるなよ!」

ゴゴゴゴゴ

( つω⊂)
( ゚ω゚)バァァーン
( ゚ω゚)「貴様ッ!貴様ッ!日本のことをろくに知らないくせに、よくもそのような口が利けたなッ!」
(;^д^)「こいつ……ふいんき(ry
が変わった……!?」



21: ただの戦士 :2006/12/05(火) 00:25:14.78 ID:4DzL7fVpO
  
( ゚ω゚)「戦争に宗教を利用され、日本人は信仰に恐怖しているのだッ!」
( ^д^)「宗教が戦争利用されることなど、世界各地であるだろうよ!自分だけが特別だと思うな!」
( ゚ω゚)「こ の た わ け が ァ ァ ァ ァ!!!!!」
(;^д^)「!!」
( ゚ω゚)「信じて止まなかった天皇という神の存在……!
その為に、特攻や回天で死んで行った仲間……!
それらが敗戦後に全て否定されたのだぞッ!
貴様らは何だかんだ言っても、キリスト教という枠組みの中で戦い、信仰そのものを否定された訳では無かったッ!
だかしかしッ!我等は違ったッ!日本が膿まずたゆまず崇拝して来た神そのものが否定されたのだッ!」
(;^д^)「クッ……」



22: ただの戦士 :2006/12/05(火) 00:28:36.84 ID:4DzL7fVpO
  
( ゚ω゚)「それに加え、他国文化介入により、宗教が乱立するという事態すら起きたッ!
新たな信仰すら乱立によって何にすがればいいのか分からない……
そんな状況で宗教が根付く訳が無いだろうッ!
我等日本人は、宗教根絶という有史でも稀な異常事態に貶められたのだッ!
それを下らないだと?よくも言ってくれたなッ!
クリスマスと初詣を取り行う国民の姿は滑稽なのではない……
信仰を恐れ、どの神を崇拝すべきかもわからぬ、道なき民の哀しき姿なのだァァァァァ!!」
(;^д^)「正直スマンカッタ」
( ゚ω゚)「ならいいッ!!」

==========

( ^ω^)「長文過ぎて、喉を痛めたお……」
ローマ法王「プギャーを論破するとは……恐ろしい子……!」



32: 暴れん坊VIPPER :2006/12/05(火) 10:07:43.17 ID:4DzL7fVpO
  
( ´ω`)「プギャー、一つ謝っておくお」
( ^д^)「何だよ」
( ´ω`)「偉そうなこと言っても、ブーンは以前、宗教を食い物にしてたんだお」
( ^д^)「……!」
( ^ω^)「でも今は反省して、日本に宗教を根付かせることに身を捧げたいと思ってるお」
( ^д^)「そうか……がんがれ
俺も将来、法王になりたいと思っている」
( ^ω^)「おっおっ」

==========

('A`)「ハウマッチ?」
川 ゚ -゚)「いい度胸しているな」
(;'A`)「一般人でしたか、スマンコ」
川 ゚ -゚)「まあいい。ちょっと来い」
(;'A`)「えっ……ちょ!」

――しばらくお待ち下さい――

==========

('A`)「何で……?」
川 ゚ -゚)「気に入ったからだ」
('A`)「……俺、ブサイクなんだけど……」
川;゚ -゚)「えっ!?その堀の深い顔……
逞しい胸毛……
日本とは子供がモテるのか?」
('A`)「イタリア万歳」

――('A`)が肉欲に溺れたようです――



48: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/05(火) 19:41:19.08 ID:4DzL7fVpO
  
川 ゚ -゚)「仕事に行ってくる」
('A`)「……ああ」

――('A`)はヒモのようです――

('A`)「こうしてみると、宗教で稼ごうとしていた自分がアホらしいな……
さ、クーが帰って来るまで掃除でもするか」

==========
( ´ω`)「ドクオ、どこ行っちゃったんだお……」
(´・ω・`)「マスター、テキーラ。クエルボで」
(;・∀・)「かしこまりました。
(この人、仲間が心配じゃないのか?)」

==========



49: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/05(火) 19:44:19.78 ID:4DzL7fVpO
  
川 ゚ -゚)「ただいま」
('A`)「おかえり。食事、作っておいたよ」
川 ゚ -゚)「楽しみにしていたよ」
('A`)「お楽しみはこれからなんだぜ?」
川 ///)「ばかっ……」

――しばらく(ry――

==========

川 - -)「スヤスヤ」
('A`)「満ち足りてるなぁ……ハッ!!」
('A`)「悟ったァァァァァ!!」
川 ゚ -゚)「kwsk 大声出すから、起きてしまったではないか」



50: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/05(火) 19:45:43.98 ID:4DzL7fVpO
  
('A`)「スマンコ。……では……エッヘン。
人とは耽美に溺れてこそ、自然状態に近付くことが出来ると私は悟ったッ!
己を律せば苦しみ、己を酷使せば軋みもするッ!しかし!
快楽に身を委ねてしまえば、悩みなど生じることはない!
すなわち!人は耽美に溺れてこそ救われるとここに名言するッ!!」
川 ゚ -゚)「一つ指摘するが、その耽美を支える者は救われないのではないか?」
('A`)「ゲッ!」
川 ゚ -゚)「もう寝ろ」
('A`)「はい……」

==========

ローマ法王「おお……マイサン」
(;^ω^)「ブーンはティムポじゃないお……」
ローマ法王「エロから頭を離せ」

==========



51: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/05(火) 19:51:47.92 ID:4DzL7fVpO
  
――ローマ市内のとある路地――

('A`)「大きいお友達がいっぱいだったな……Wuuの販売会場。
……クーの奴、どうせPS SEXなんて初期動作不良起こすのに……」

トントン

('A`)「なんです?」
「あなた、ブーンさん?」
('A`)「いや……ドクオだけど……」
「なら用は無い」

バァァァン!!

==========
――ローマ市内のとある病院――

川 ; -;)「ドクオ!ドクオ!どうして!?」
('A`)「クー……ブーンに……」
川 ; -;)「喋るな!!」
('A`)「ブーンに……気を付けろと……ガフッ」
川 ; -;)「ドクオーッ!!」

==========



54: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/05(火) 19:55:40.81 ID:4DzL7fVpO
  
――市営墓地――

『ドクオ、ここに眠る』

川 ゚ -゚)「ドクオは確かに『ブーンに気を付けろ』と言った……。
ブーンとかいう奴……許さない……!!」

==========

( ^ω^)「ロックは国家への闘争権を主張し……」
( ^д^)「市民革命か?」
( ^ω^)「市民革命も宗教の重要なファクターだお」

==========

竹原「今日はここまでじゃ」



92: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:38:30.92 ID:Kd+7srJVO
  
――パブ『アタッカンテ』――

(;・∀・)「教祖さん!教祖さん!」
( ^ω^)「なんだお?」
(;・∀・)「この三面記事を見て下さい!!」

『路地にて殺人事件が発生。被害者は日本人のドクオ氏』

( ^ω^)(´・ω・`)「……!!」
(;・∀・)「縁者によって、市営墓地に埋葬されたようですが……」
( ´ω`)「嘘だお……嘘だお……!」
(´・ω・`)「……でも、顔写真はドクオそのものだよ」
( ;ω;)「う、嘘だおォォォ!!」

==========

――市営墓地――

『ドクオ、ここに眠る』

( ;ω;)「なぜだお……なぜドクオが……」
(´・ω・`)「それは分からないけど、事実は事実だ」
( `ω´)「ショボン!何でそんなに冷静でいられるお!?
仲間が死んだんだお!!
共に喜び、共に肝を舐めてきた仲間が死んだんだお!?」



93: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:41:16.05 ID:Kd+7srJVO
  
(´・ω・`)「人間とは、常に後ろ歩きする生き物だ。だから未来は見えず、殺伐とした過去を見ながら生きている。
だから、人間は過去に慣れなくちゃいけない……
でも……」
(´;ω;`)「人間は、永遠に過去に慣れることは、出来なんだよね……。

ああ、哀しいさ!哀しいとも!
でも、後ろ歩きしている僕らが、過去を取り戻すことは出来ないんだ!泣こうがわめこうが……!」
( ´ω`)「……ごめんお……ブーンが悪かったお……」

==========



94: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:42:59.61 ID:Kd+7srJVO
  
――パブ『アタッカンテ』――

(*゚ー゚)「こんな所にこんないいお店があったなんて、知らなかった」
( ・∀・)「恐れ入ります」

カランカラン

( ´ω`)「マスター、テキーラ二つ」
(*゚ー゚)「あっ……!」
( ´ω`)「ああ、貴方は……」
(*゚ー゚)「探したんですよ!急にローマへ修行に行くなんて言い出して……
信者の人達も心配してます!」
( ´ω`)「それは申し訳無い」
(*゚ー゚)「はぁ……それにしても、何かあったんですか?」
(´・ω・`)「ドクオ……さんをご存知かな?
……彼が殺されたんだ」
(;゚ー゚)「えっ!?」
( ´ω`)「……ショボン、日本へ帰ろう」
(´・ω・`)「うん……そうしよう……」

==========



95: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:44:12.40 ID:Kd+7srJVO
  
――ローマ郊外――

川 ゚ -゚)「ブーンという男を知らないか?」
「ああ、知ってるぜ。アタッカンテっていうパブに良くいるぞ。

『タッタッタ』

あの人は偉大だよ。何しろローマ法王様の元で……っていねぇ!!」

==========



97: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:46:54.11 ID:Kd+7srJVO
  
――ローマ教皇庁――

ローマ法王「寂しくなるな……」
( ´ω`)「申し訳無いお。ブーンはもうローマに居たくないんだお」
ローマ法王「……息子よ……これを持ってお行き」

ファサ

( ^ω^)「これはいつも身に着けている大切なマントなんじゃ……?」
ローマ法王「卒業証書の代わりだよ」
( ;ω;)「……お世話になりましたおッ……!」

==========

( ^д^)「日本に宗教が根付くか、俺がローマ法王になるか、
どっちが早いか競争だぜ?」
( ^ω^)「負けないお」
( ;д;)9m「じゃあな!プギャー」
( ;ω;)b「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」

==========



99: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:50:03.03 ID:Kd+7srJVO
  
――パブ『アタッカンテ』――

( ・∀・)「行くんですね……」
(1´∀`)「貴方のことは忘れません」
(2´∀`)「ピッツァ教をこの地に根付かせて見せます!」
(´・ω・`)「……じゃあ行こうか」
(*゚ー゚)「私も帰ろう……妹も待ってるし」



101: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:50:45.05 ID:Kd+7srJVO
  
カランカラン

川 ゚ -゚)「マスター、無躾で悪いが、ブーンという男を知らないか?」
( ^ω^)「ブーンとは私のことだが。
(哀しい目をした人だお…)」
川 - )「そうか……」
川#゚ -゚)「覚悟ォォォ!」

グサッ

( ^ω^)「!!!!」
(´・ω・`)(*゚ー゚)( ・∀・)( ´∀`)「!!!!」
川;゚ -゚)「やった……やったぞ、ドクオ!
天罰を思い知れ!」
( ゚ω゚)「……貴方に……救いがあらんことを……」

ドサッ

(´;ω;`)「ブーン!ブーン!」
川;゚ -゚)「(こいつッ!私の為に祈ったのか!?
刺した相手の為に祈ったと言うのか!?)」
(;・∀・)「け、警察をッ!」

==========



105: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:52:44.96 ID:Kd+7srJVO
  
( ´ω`)「ここは何処だお?」
('A`)「……」
( ´ω`)「ドクオ……僕はもう駄目だお……」
('A`)「……決して滅びはしない……」
( ´ω`)「……?」
('A`)「俺という存在は、決して滅びはしない」
( ´ω`)「……?」
('A`)「なぜなら、俺の意思、思念は……俺の存在を疑っていないからだ。
だから哀しむなよ。俺は、存在する。
俺が自分の存在を疑わない限りはな……。
……それと、クーは赦してやってくれ」
( ^ω^)「……待つお!ドクオ!ドクオーッ!」

==========



109: 1 ◆q4MnCVw5po :2006/12/06(水) 23:59:43.35 ID:Kd+7srJVO
  
(;^ω^)「はっ……」
(´・ω・`)「ブーン!よかった……」
( ^ω^)「ここは?」
(´・ω・`)「病院だよ」
( ^ω^)「……ドクオに会ったお」
(´・ω・`)「……そうかい……」
( ^ω^)「……ローマでは……色々あったおね」
(´・ω・`)「うん……そうだね」
( ^ω^)「帰ろうお……日本へ……
やることはまだ一杯あるんだお……」
(´・ω・`)「……うん、帰ろう……」

――( ^ω^)は教祖の王道を行くようです――

==========
( ^ω^)ブーンは教祖様のようです

第二部 完



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