('A`) ドクオのペンは進まないようです

662: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 14:48:06.92 ID:HFd9i4740
  


( ^ω^)「弁当、弁当、うっれしいなー」

('A`)「高校生にもなってその歌はねーよww」

昼飯の時間、俺とブーンは机を合わせ弁当を広げる。

(*゚ー゚)「おぉ、ブーンのお弁当おいしそうだね!」

( ^ω^)「だお? カーチャン手作りの弁当だお!」

川 ゚ -゚)「ふむ、母親は偉大だな」

俺達は4人で飯を食うようになっていた。

まぁこの時期になれば大体クラスもそれぞれのグループに分かれる訳で

うちのクラスは誰一人余ることなく、それぞれの居場所を見つけていた。

663: 愛のVIP戦士 :2006/12/09(土) 14:48:51.89 ID:Q5H+154K0
  
今おいついたwwwwwwwwwwwwwwww

664 : サンダ :2006/12/09(土) 14:48:59.53 ID:l4AZy/b20
  
ブーン、しぃとメアド交換まで読んだ産業

665 : 三面鳥 :2006/12/09(土) 14:49:36.69 ID:d4kaUx0F0
  
あれ、俺余ってるけどおかしいな

666: サンタロウ :2006/12/09(土) 14:50:30.15 ID:wv2SKqzs0
  
>>665
俺がいるだろうが

667: ニタ :2006/12/09(土) 14:52:10.27 ID:2Q9O0FKk0
  
昼飯時、自分の居場所といったら便所だろ……常識的に考えて

668: ニタ :2006/12/09(土) 14:52:23.99 ID:uiWgwJNR0
  
お…お…俺はそんな馴れ合わなきゃ飯も食えないような弱い大人になんかなりたくない!!

飯でもなんでも一人で戦える男になるんだよ!!!

670 : 三面鳥 :2006/12/09(土) 14:53:31.60 ID:d4kaUx0F0
  
昼休みはもちろん誰よりも先に図書室にいって日の当たる場所を確保だよな
べつに他のやつにその場所とられるわけにはいかないだけで教室にいたくないってわけじゃないけど

672 : ゴタ :2006/12/09(土) 14:54:43.86 ID:F7JsleW10
  
>>668
ムリするなよ。淋しかったんだな?
ホラ、俺の胸を貸してやるから思い切り泣いていいんだぜ

673: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/12/09(土) 14:55:21.32 ID:srMD7fwj0
  
学校はいかないだろ常識的に考えて

675: 煙突(小さめ) :2006/12/09(土) 14:56:59.55 ID:VA+qpSsT0
  
馴れ合い房キメェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

馴れ合い板でやってください><

669: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 14:52:46.02 ID:HFd9i4740
  
('A`)「ん、しぃのりんごうまそうだな」

(*゚ー゚)「あ、これ? おじいちゃん家から送られてきたんだ。ドクオ君も食べる?」

('A`)「おお、いいのか? サンキュー」

その時、何か思いついたのかしぃはニヤリと笑い

自分のフォークでりんごをとり、俺の口の方へ持ってくる。

('A`)「ちょwwwな、何?」

(*゚ー゚)「はい、あーんして〜」

川 ゚ -゚)「・・・!?」

( ;^ω^)「!?」

色々と嫌な視線が突き刺さる。

だが、しぃは微笑みながらその行為を続ける。

671: 七面鳥 :2006/12/09(土) 14:53:35.27 ID:Id/mnaco0
  
しぃwwwwwwwwwwwwwww

674: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 14:56:50.91 ID:HFd9i4740
  
(*゚ー゚)「ほら、早く口開けて。あーんって」

('A`)「あ、あーん」

つい魅力的な提案にのってしまう。男とは愚かな生物だ。

川 ゚ -゚)「ふんっ!」

('A`)「ぶふぅ!?」

俺の口におにぎりが丸々一個突っ込まれる。

口の中が米で一杯になり、とてもあごが痛い。

川 ゚ -゚)「どうだ、嬉しいだろ? ドクオ、ん?」

目が笑ってない。

明らかにその目は怒りに満ち溢れている。

('A`)「い、いふぁふー、ふぉはいはっへ・・・(い、いやクー、誤解だって)」

川 ゚ -゚)「何が誤解だ? 私はただドクオに食料を恵んでやっただけだ」

(*゚ー゚)「く、くくく・・・」

( ;^ω^)(しぃちゃん確信犯かお・・・テラコワスww)

677: :2006/12/09(土) 14:57:30.39 ID:MhvlFiwL0
  
まーた小説スレかよ・・・

wktk

678: 靴下右 :2006/12/09(土) 14:57:49.10 ID:e/Ie4bI/0
  
メールでも何でも
緊張する相手と緊張しない相手ってあるよね

679: 四面鳥 :2006/12/09(土) 15:00:38.54 ID:kRKJSuuMO
  
しぃ最高杉!!
さり気なく虐められたいwww

680: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:01:15.83 ID:HFd9i4740
  



( ゚д゚ )「それじゃあ今日の授業はここまで」

チャイムが鳴り、6時間目を終えた教室はざわざわと騒がしくなる。

( ゚д゚ )「何度も言うが、先生は独身だからな?困ったことがあればいつでもきなさい女子生徒諸君」

ミルナ先生のお馴染みの台詞を、いつものようにスルーし帰る仕度をする。

(  ^ω^)「今日みんなでショッピングモールでもいかないかお?」

(*゚ー゚)「うん、いいね。そろそろ服とか買いたいし」

川 ゚ -゚)「そうだな。私に異論はない」

(  ^ω^)「おkwwドクオも大丈夫かお?」

('A`)「おお、俺は構わな・・・って、思い出した!」

俺はバックから急いで塾の教材を取り出す。

当然のように、真っ白。

682: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:06:48.41 ID:HFd9i4740
  

('A`)「宿題・・・終わってねぇアヴァー」

( ;^ω^)「ちょwww宿題ってなんかあったかお?ずっと寝てたからわかんねww」

川 ゚ -゚)「いや、学校では宿題は出てないぞ。塾の宿題か?」

(;'A`)「ああ・・・こいつはちとやばい。すまん、今日はパスるわ!!」

俺はこの膨大な宿題を終わらすべく急いで家に向かった。



('A`)「くっそ、わけわかんねー」

つい口に出してしまう。

は瀬川塾のレベルは高く、一問に時間がかかるため

とてもやっつけで出来るレベルではなかった。

('A`)「だめだ、もう時間になっちまう。・・・仕方ないか」

半分ほど終えた所で時間の限界がきてしまった。

俺は自転車に乗り、は瀬川塾へと向かった。

684: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:09:48.94 ID:HFd9i4740
  


( ^^ω)「ホマ?今なんていったホマ?」

('A`)「いや、あの宿題全部やってこれませんでした・・・」

( ^^ω)「ホマホマ、それじゃあ今日は授業受けれないホマ」

は瀬川塾長は残念そうに言う。

('A`)「え、どういうことですか?」

( ^^ω)「ホマホマ、それがこの塾の決まりなんだホマ。今日は帰るホマ」

('A`)「そんな・・・」

俺は塾長から次の分の宿題を貰うと、仕方なく塾から出る。

時間はまだ6時ちょっと過ぎ。

('A`)「今帰ったら宿題やってないのばれちゃうよな・・・」

俺は行くあてもなくブラブラし、近所の公園に入りベンチに座った。

685: 四面鳥 :2006/12/09(土) 15:12:02.39 ID:kRKJSuuMO
  
ドクオ。。。(´・ω・`)テラセツナス

686: 六面鳥 :2006/12/09(土) 15:13:30.79 ID:MOeWnQrNO
  
ドクオ………あああ………

687: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:13:43.06 ID:HFd9i4740
  


('A`)「はぁー・・・」

缶コーヒーを飲みながら大きなため息を吐く。

俺は、甘かった。考えが甘すぎた。

半分もやったからいいだろう、と考えていた。

('A`)「今頃みんなはショッピングモールで買い物してるのかな・・・」

急に寂しさが襲ってくる。

昔は孤独に慣れていた。むしろ一人のが気楽でいいと思っていた。

けれど、今は一人でいる時、はちきれそうなくらい辛い。

・・・みんなに、会いたい。

688: 靴下右 :2006/12/09(土) 15:14:43.90 ID:e/Ie4bI/0
  
するとドクオはつなぎのホックをはずしはじめたのだ!

(´・ω・`)「うほっ」

689: :2006/12/09(土) 15:15:55.04 ID:yhc7KQmn0
  
授業中に宿題やればよくね?

690: 一面鳥 :2006/12/09(土) 15:16:50.20 ID:mpXhrXESO
  
>>689
( ゚д゚ )が見てくる

692: 四面鳥 :2006/12/09(土) 15:17:52.45 ID:kRKJSuuMO
  
>>689
授業中はくーと目があって、宿題やれないんじゃん?

691: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:17:26.18 ID:HFd9i4740
  


( ^ω^)「いやーwwこの服は似合ってるかお??」

きらきらと不気味に光を反射する服をブーンは試着する。

(*゚ー゚)「うわっ気持ち悪い顔!!」

( ;^ω^)「おまwwwwww」

川 ゚ -゚)「なかなかいいんじゃないか?」

(*゚ー゚)「えー、全然似合わないよー」

( ;^ω^)「賛否両論かおーwww」

三人はショッピングモールで買い物を楽しんでいた。

そして、三人はモール内のミスツァードーナツに入る。

(*゚ー゚)「さて、ドクオ君のいない今のうちに聞きましょうか」

(  ^ω^)「聞きましょうか!」

ブーンとしぃは互いにクーの顔をキラキラとした目で見る。

693: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:23:55.99 ID:HFd9i4740
  
川 ゚ -゚)「な、なんだ二人とも・・・」

(  ^ω^)(*゚ー゚)「ドクオとはぶっちゃけどこまで!?」

二人の声がぴったり合った。

川 ;゚ -゚)「な、何をいきなり言うんだ! 私とドクオはそんな関係じゃ・・・」

(  ^ω^)「ダウトォ!!」

(*゚ー゚)「ばればれだよww」

川///)「な、何を言ってるんだ!! わ、私はそんな・・・」

クーの顔が見る見る赤くなる。

ブーンとしぃはお互いに目を合わせ、ニヤリと笑う。

695: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:26:33.81 ID:HFd9i4740
  

(  ^ω^)「まーほらほら、素直になるおww」

(*゚ー゚)「で、で、どっちから告白したの? やっぱドクオ君から?」

二人がはテーブルから身をのりだし、クーに質問を浴びせる。

川 ゚ -゚)「こ、告白!?」

クーがあからさまに動揺する。

( ;^ω^)「あれ? もしかして・・・」

(*;゚ー゚)「ま、まだなの?」

川///)「・・・」

クーが静かに首を縦に振る


( ;^ω^)(*;゚ー゚)「え、ええええー!!」

ミスツァードーナツ店内に衝撃が走った。

697: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:29:46.00 ID:HFd9i4740
  


('A`)「ただいま・・・」

夜9時半、帰宅。

ちょうど塾が終わって家に到着する時間に合わせた。

(`・ω・´)「おう、ドクオお帰り!」

('A`)「あ、と、トーチャン・・・ただいま」

トーチャンの姿を見て、急にばれているのではないかという考えが過ぎる。

心臓の鼓動が早くなり、体に緊張が走る。

(`・ω・´)「どうだ、は瀬川塾の授業はやり応えがあるだろう」

('A`)「う、うん」

(`・ω・´)「父さんが高校の頃、は瀬川によく勉強を教えてもらってな・・・」

急に、罪悪感が襲ってくる。

トーチャンは、俺が今日塾の授業を受けてないことを知らない。

トーチャンの嬉しそうな声の一言一言が俺の心に突き刺さる。

702: ◆NscXkUt6VE :2006/12/09(土) 15:33:31.38 ID:HFd9i4740
  
(`・ω・´)「それじゃ、頑張れよドクオ!」

('A`)「・・・うん」

俺はトーチャンの目をみないようにして返事をする。

部屋に入り、急いで塾の教材を取り出す。

('A`)(取り返す・・・絶対この穴は埋める!!)

罪悪感を塗りつぶすように宿題を進める。

何故か、目頭が熱くなり涙が流れてくる。

('A`)(畜生・・・ちくしょー!!!)

俺は自分を責めるように夢中でペンを進めた。

703: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/12/09(土) 15:33:44.97 ID:srMD7fwj0
  
なぜかシャキンのことが好きになった

704: ゴタ :2006/12/09(土) 15:37:07.41 ID:b1F+RERe0
  
ksk

705: 煙突(つまり気味) :2006/12/09(土) 15:38:02.88 ID:VA+qpSsT0
  
>>704
加速すんなボケwwwwww

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