( ^ω^)ブーンが切ない恋をするようです
- 86:◆wVoxvyek5Q:11/30(木) 11:21 QDw/YfucO
………想いの中の再会………
ξ゚听)ξ「ブーン…どうして…」
( ^ω^)「おっ何がだお?」
ξ゚听)ξ「どうしてあの子と別れたの?」
( ^ω^)「……」
言葉が詰まる
( ^ω^)「………僕は…疫病神だからだお…」
ξ゚听)ξ「そっか…でもみんなはそう思ってないんぢゃない?考え過ぎよ」
( ^ω^)「……違うかもしれないけど現実では僕は疫病神なんだお…
もっとツンと一緒にいたかったお…」
ξ゚听)ξ「あたしは今のブーン嫌い…
べっ別に昔のブーンのが好きだなんて言ってないんだからね勘違いしないでよね!!」
( ^ω^)「……そうかお」
ξ゚听)ξ「ねぇ?もうやめよ?」
( ^ω^)「なにお…?」
ξ゚听)ξ「幸せになりなよブーン貴方にもその権利があるわ…」
ツンの体が次第にあたりの闇と同化していく
( ;ω;)「ツン!!!待つお!!いっちゃやだお!!
ブーンは幸せにならなくてもいいからツンとツンt」
口を塞がれた気がした
ξ*゚ー゚)ξ「いいの…これがほんとに最後…
ばいばいブーン幸せになってね」
彼女の笑顔は今でも忘れられない
- 89:◆wVoxvyek5Q:11/30(木) 20:51 QDw/YfucO
ツンは消えてしまった
前とは違う言葉を残して
辺りは暗闇に包まれていった
一人の青年の泣き声は
いつまでも響き続けた
( ;ω;)「…………うっツン…………ツン」
( ;ω;)「…………ツン…………
ブーンはどうしたらいいお…もうわからないお幸せになればいいのかお?」
( ;ω;)「……………………幸せになるなんてムリだお」
ブーンは一人彷徨っていた
いつしかブーンの足は
自然と肉親が埋まる
墓地へと向いていた
そう助けをこうように
安らぎを求めるように
( ;ω;)「…………ツン…………
おばぁちゃんどうしたらいいんだお?助けてお…」
ブーンはこの世にある最後の安らぎの場所へ向かっていた
それは大好きなおばぁちゃんが眠る地
その時僕は思考何てできず
おばぁちゃんなら助けてくれるそんな気がしたんだ…
- 90:◆wVoxvyek5Q:11/30(木) 23:50 QDw/YfucO
おばぁちゃん「ツンちゃん貴女はこれで満足なのかい?」
ξ゚听)ξ「はい…彼に十字架を背負わせたのは私ですけど彼には幸せになってほしいの」
おばぁちゃん「そうかい…」
(´ω`)「疲れたお…死にたいお…」
ξ゚听)ξ(あの馬鹿!!またあんな事を…)
おばぁちゃん(あたしに任せてごらん…)
ホライゾン
(´ω`)「おっ?」
ホライゾンや
(´ω`)「…おばぁちゃん?」
(そうだよ
(´ω`)「僕は疲れたお…死んでいいかお?そしたらおばぁちゃんやツンに逢えるかお?」
(ムリなのよホライゾン…。
(´ω`)「なんでだお??」
(ホライゾンはお母さん達から貰った命を自ら捨ててしまおうとしてるでしょ?
もっと生きておばぁちゃんを安心させてくれないかい?
(´ω`)「ごめんお…ムリだお…」
(あらあらどうしたらいいもんかねぇ
( ;ω;)「…………ごめんお」
ブーンは泣き出してしまった
(泣かない泣かないホライゾンは強い子だろう?
おばぁちゃんは知ってるよホライゾンが強くて優しい子だって…同時に酷く弱い心を持った子だって事も
だからもう強がらないでいいんぢゃないかな?
( ;ω;)「……うっ……うっ強がらないとみんな心配して迷惑かけちゃうお…」
(いいぢゃないたまには
それが友達でしょ?
ツンちゃんも心配してるわよ
- 91:◆wVoxvyek5Q:11/30(木) 23:58 QDw/YfucO
( ;ω;)「……………………おばぁちゃん」
(頑張りなさいホライゾン
おばぁちゃんはいつでも味方だから
ずぅっと守ってあげるからね?
おばぁちゃんの優しく大きな愛にブーンは包まれていた
涙が止まる事はなかった
ブーンは一人墓地の前で蹲りながら泣いていた
(ホライゾンやそろそろ友達がお迎えにくるから
そしたら友達とうまくやるのよ
幸せになってねホライゾン
最後の言葉を言いおばぁちゃんの声は聞こえなくなった
('A`)「やっぱりここか…」
(´ω`)「ドクオ……」
('A`)「ほら帰るぞ?」
(´ω`)「僕はもうわからないお…何故生きていなきゃいけないのか…」
('A`)「生きてる意味なんてわからなくていいだろ?
それが普通だよw」
(´ω`)「……」
ふとドクオの手に目をやるとたくさんの血が出ていた
(´ω`)「ドクオ……手…」
('A`)「あっああこれか?気にするなよwころんぢまってさw」
ドクオの優しさ
自分のせいで傷つけてしまった後悔
ブーンはまた泣いた
それをドクオは父のようになだめていた
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