( ^ω^)ブーンは秋葉原に生きるようです

8: 一人で初詣 : 2006/12/17(日) 22:33:30.89 ID:VVyrLTgeO
  

来る日、24日───

この日、日本中の街は、歓喜と熱愛に包まれていた。
大きな街の、中央の樹。 そこにて男女は集まる。
上空から見ると、さぞかしたくさんの1対の群れが泳いでいることだろう。
そう、今日は、クリスマス・イブ。


( ´_ゝ`)「弟者、これにコンセントをつないでくれ」

(´<_` )「把握したぞ、兄者」

カチッ!  ピカピカピカ・・・

(*´∀`)「すごいモナ! 巨大ツリーの完成モナ!」

川*゚ -゚)「綺麗だ・・・ ツリーなんて、何年ぶりに作っただろうか・・・」

(*^ω^)「すごいお! これならみんな驚くお! ドクオにも見せてあげたかったお!」


店の外から、緑色の針葉樹が、なんとも綺麗に彩られているのが見える。
バーボンハウスに、クリスマス・ツリーが立った。
そして、クロスが敷かれたテーブル、壁を飾る、折り紙の輪っか。
ここに、苦労と希望が交ざったパーティー会場が、今完成した。



9: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:35:29.04 ID:VVyrLTgeO
  
(*^ω^)「あとはミルナさん達が来るのを待つだけだお!」

( ´∀`)「みんなは何時に来るモナ?」

/ ,' 3「あと1時間半ほどじゃ。 それとブーン」

( ^ω^)「? なんですかお?」

荒巻がブーンを呼ぶ。 
ブーンはカウンターに赴く。

/ ,' 3「実はの・・・ 今日使う酒を注文したんじゃが、それを取りに行ってほしいんじゃ」

( ^ω^)「もちろんいいですお! 場所はどこですかお?」

/ ,' 3「渋谷じゃ」

( ^ω^)「はい! お安い御用でs・・・・」

(;^ω^)「へ・・・? 渋谷・・・?」

/ ,' 3「そうじゃよ。 今からなら間に合うからの。 ダッシュで頼む」

(;^ω^)「・・・・・・・」



10: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:36:40.01 ID:VVyrLTgeO
  
渋谷。

ブーンにとって、その言葉はある意味、雲の上の存在だった。
そこには、一体何があるのか・・・?
ブーンには、分からない。
ただ、今渋谷で起こっていることなら容易に想像できる。

(;^ω^)「多分・・・ 今はカップルだらけだお・・・」

そう。 そうに違いない、と思う。
今、渋谷に行って大丈夫だろうか・・・?
入場制限とかがあるだろうか・・・?
そんなことを考えながら、ブーンは駅に向かっていた。



12: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:38:19.30 ID:VVyrLTgeO
  
JR渋谷駅前───

駅前。 ビルや歩道橋が立ち並ぶターミナル駅。
ここ渋谷では、毎年のようにカップルが待ち合わせている。
しかし、ここはそこまで広い広場はない。 したがって、この後どこかに行ってしまう、というケースも多々である。
その中、歩道橋をゆっくりと歩いている1人の少女がいた。

ξ゚听)ξ「ヒマだわ・・・」

ツンは一人、ただ忽然と歩いていた。
彼女には、行く当てがない。 クリスマスだというのに・・・

ξ゚听)ξ「ったく、もう少し相手がよかったら・・・」

彼女は静かにグチをこぼしながら、渋谷の街を転々としているのであった。
しかし、店の曲がり角を曲がった時のことである。

ξ;゚听)ξ「キャッ!!」

誰かとぶつかった。 相手は走っていたようだ。
相当なダメージである。 
するとすぐに、相手の方から、

(;^ω^)「あわわわ・・・ すみませんお・・・!!」



14: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:40:56.59 ID:VVyrLTgeO
  
男はこちらも確認せずに謝ってきた。
そして、そそくさと退散していくのであったが、しかし、ツンはこの男にハッキリ見覚えがあった。

ξ#゚听)ξ「ちょっとまてやコラ」

ツンは男の後ろ袖をつかんで引き寄せる。
相手もいきなりの事でびっくりしたようで、、またこちらを見ると、

(;^ω^)「あ、ああ・・・ ホントに申し訳ありませんお! 許してくださいお!!」

ξ#゚听)ξ「気づけ! ツンよ!!」

(;^ω^)「え・・・・? あ・・・、あ!」

ξ゚听)ξ「アンタ・・・ ここで何してるの?」

(;^ω^)「そ・・・ それはその・・・」

ξ#゚听)ξ「アーーー! もう! キリがない! ちょっとこっち来なさい!」

(;^ω^)「あ・・・ちょ、引っ張らないでほしいお〜〜〜!!」



15: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:42:10.46 ID:VVyrLTgeO
  
ツンに引っ張られて来た先は、郊外の静かな公園であった。
駅から5分くらいにも、一応小さい公園はあったりするのだ。
幸い、ベンチには誰も座ってない。
ツンはブーンをそこに座らせると、

ξ゚听)ξ「で、なんでアンタはここにいるの? よりにもよってこんな日に!」

(;^ω^)「ご、誤解だお! ブーンはただ、お使いに来ただけだお!」

ξ゚听)ξ「・・・・・もしかしてバイト? な、なんだ・・・」

彼女はようやく落ち着くと、ようやくベンチに座る。
当然、ブーンは隣に座ってきたツンを凝視する。

ξ*゚听)ξ「か、勘違いしないでよね! べ、別にアンタといたいわけじゃないんだから!」

(;^ω^)「・・・・・」

皆が誰も思い浮かべる4文字を心に納めつつ、ブーンはツンに聞いた。

( ^ω^)「ツンはここでなにしてるんだお? 誰かと待ち合わせかお?」

ツンはそれを聞くと、急にブーンの方に顔を向ける。
彼女自身、今のこの気持ちを発散したいのかなんなのか、彼女はブーンに話しかける。

ξ゚听)ξ「んまっ、アンタに言ったってどうもなる事じゃないけど・・・」



16: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:43:03.70 ID:VVyrLTgeO
  


────

1週間前、午後9時。
ツンは自宅にいた。 彼女はベットに寝ころんでいる。
すると、突然携帯の着信が鳴った。
ツンは電話に出ると、

<ヽ`∀´>『もしもし・・・ ツンかニダ・・?』

ξ゚听)ξ「ニダー君じゃない。 どうかしたの?」

<ヽ`∀´>『だ、大事な話があるニダ! いいかニダ?』

ξ゚听)ξ「? ええ、」

<ヽ`∀´>『実は・・・。 ・・・前からツンが好きだったニダ! その・・ 付き合ってほしいニダ!!』

電話先のニダーは張り込んで発言する。
ツンも予想外だった。 はたして・・・? となる所だが、彼女は顔を歪ませた。

ξ )ξ「・・・・・・・」



17: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:45:00.29 ID:VVyrLTgeO
  
<ヽ`∀´>『ど、どうニダ・・?』

問いかけるニダー。 今か今かと回答を待ちわびている。
しかし、ツンは、彼の全く予想外な発言をしてみせた。

ξ )ξ「・・・どうして電話なの?」

<;ヽ`∀´>『ニダッ?』

ξ#゚听)ξ「どうして電話なのよ! そんなの直接会って話せばいいでしょ!!」

<;ヽ`∀´>『あ・・・ ご、ごめn

ξ#゚听)ξ「そんな人と付き合うなんてゴメンだわ! さよなら!」

ブツッ! と、ツンは携帯を切ってしまった。



──────

ξ゚听)ξ「と、言うわけよ・・・」

(;^ω^)「・・・・・・・」



19: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:47:06.13 ID:VVyrLTgeO
  
ブーンは一体、何を言っていいのか分からない。
ただ、彼の心には、誰もが思い浮かべる3文字があった。

(;^ω^)「・・・・・ それは・・・」

ξ゚听)ξ「ま、アンタに話しても関係ないわね・・・」

( ^ω^)「で、ツンはなんでここに?」

ξ////)ξ「なっ、別にいいじゃない!! アンタが言えることなの!?」

(;^ω^)「・・・・・・・」

非常に困ってしまったブーン。
一体この状況、どうすればいいのだろうか?
とりあえず、彼の脳がフル回転し、これからのことを決める。

(;^ω^)「(ツンは悲しんでるお・・・。 これは慰めないとだお・・・)」

(;^ω^)「(でも、どうやって・・ 僕なんかがいても意味ないお・・・・)」

(;^ω^)「(ああ・・・ バーボンのみんなを待たせてるお・・・)」

( ^ω^)「(ん? バーボン? ま、まてよ・・・ 今日は・・・!)」



20: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:49:07.28 ID:VVyrLTgeO
  
ピコーン!! 彼の頭上に電球が浮いた。
今日ならいける! なぜなら今日はクリスマスだからだ。

( ^ω^)「そうだお! ツン、ヒマなんだお?」

ξ゚听)ξ「? ま、まあね・・・」

(*^ω^)「実は今日だけ特別な事をしてる喫茶店を知ってるお! ヒマならどうかお?」

突然の誘い。 ツンは戸惑う。
というか、このブーンからの誘いということが、彼女を戸惑わさせていた。

ξ゚听)ξ「え? なんでいきなr・・

(*^ω^)「駅に行くお! 是非来てほしいお!」

そういうと、ブーンは先に行ってしまう。

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」

それを追いかけるように、ツンもつられて走っていった。



21: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:50:42.03 ID:VVyrLTgeO
  
一方、ここは神奈川県、横浜。
ここも多くの人口を抱える都市として、今日の賑わいは他を逸している。
今、駅前の映画館から2人のカップルが姿を現した。

(*゚ー゚)「映画、面白かったね!」

('A`)「おう、なかなか」

ドクオとしぃは、1時から早速集まり、とりあえず映画館に入っていた。
今日のことについて、特に何も決めてないので、ドクオにはこの後予定がない。

そして、今バーボンでは何をやってるか・・・? ということが気になってしょうがない。

(*゚ー゚)「(? ドクオ君、またボーッとしてる・・・)」

(*゚ー゚)「つ、次どこ行こっか?」

('A`)「お、おお、そうだな・・・」

その時である。 ふいに2人の間に着信音が鳴った。
ドクオの携帯である。 彼はポケットに手を突っ込むと、

('A`)「あ、悪い。 メールだ」



22: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:53:24.53 ID:VVyrLTgeO
  
送信者 ブーン

大変だお・・・ 今ツンに偶然会って
出任せにバーボンに誘っちゃったお・・・
そっちはどうかお?( ^ω^)


('A`)「へ?」

ドクオはこのメールを読み終えた瞬間、少し理解に苦しむ。
なんでツンと会ったんだ? 今バーボンにいるのか?
ブーンとツンがバーボン・・・ だったら・・・

ドクオの頭にある考えが浮かびつつあった。

('A`)「・・・よしっ!」

(*゚ー゚)「? ドクオ君、どうかした?」

('A`)「しぃ・・・ 今から喫茶店行かないか? ちょっと遠いんだけど・・・」

(*゚ー゚)「? あ、うん。 いいよ」

('A`)「すまん。 ちょっと急ぐぞ」

(*゚ー゚)「え? ちょ、どこに?」

しぃの疑問が解消される前に、ドクオもまた、駅に向かって走り出した。
勿論、2人の手はガッチリと繋がったままである。



23: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:54:48.22 ID:VVyrLTgeO
  
中央線、車内───

ξ#゚听)ξ「ちょっと、何よ! いきなり連れ出して!!」

(;^ω^)「ご、ゴメンだお・・・」

ξ#゚听)ξ「アンタ、どこに連れてくのよ! まさか・・・」

(;^ω^)「お? 分かったかお? そうだお。 秋h・・

ξ#゚听)ξ「帰る!!」

ツンは途中駅に着くと、そういって席を立とうとした。
しかし、それをブーンが抑える。

(;^ω^)「せ、せっかくここまで来たんだお! お願いだお!!」

そんな会話を大声で繰り出している。
周りの相応な視線など、気にもせずにいたのだった。



25: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 22:58:26.49 ID:VVyrLTgeO
  
山手線・京浜東北線。 そして総武線が交差するこの秋葉原。
今、2つの電車が同時に到着した。
否や、ドアが開くと、すぐさま走りだす者がいた。

ξ#゚听)ξ「もう! やっぱりそうじゃない!」

(;^ω^)「ご、ごめんお・・・ あと少しだお・・・」

───

(*゚ー゚)「ドクオ君。 ここって・・・」

('A`)「? ああ、大丈夫だ。 付いてきてくれ!」

それぞれが、電気街口に向かう。
時刻は、早くも6時を回っている。 ブーンとドクオは、急いで駅を出た。
と、そこで、2人は互いに発見する事になる。

('A`)「ブーン!!」

(;^ω^)「え・・・? ド、ドクオ!?」

(;*゚ー゚)「ツ、ツンちゃん!」

ξ;゚听)ξ「しぃ!? なんでここに・・・!?」



26: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:00:17.44 ID:VVyrLTgeO
  
4人は顔を見合わせた。
ブーン、ツン、しぃは特に驚いているようだった。
ブーンはすぐさまドクオに寄っていく。

(;^ω^)「ドクオ! いいのかお? ここに来て・・・」

('A`)「ん? ああ、大丈夫だ。 それより行こうぜ、バーボン!」

ξ;゚听)ξ「しぃ・・・ ドクオとはどうしたの・・・?」

(;*゚ー゚)「ツンちゃんも・・・ なんでブーン君と?」

困惑する各々。
まあ当然のことであろう。
ツンとしぃには、一体2人が何をするのか全く分からなかった。

( ^ω^)「よし、じゃあ行くかお!」

走りだす2人、つられて彼女たちも走り出していった。



27: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:02:16.42 ID:VVyrLTgeO
  

カランコロン・・・

/ ,' 3「おおブーン、遅かったな・・・って、そ、その娘たちはぁぁぁぁあqせdrftgyふじこlp;@!!????」

(;^ω^)「荒巻さん! こ、これには深いワケがあって・・・」

ブーン達は店内を見回す。
人がたくさん集まってる。 どうやらミルナさんたちはもう来たようだ。
ミルナは、ドアの音に気づき、2人を発見したが、

( ゚д゚ ) 「やあ、今日はお招きありがt、って・・・それはぁぁぁああせdrftgひゅじこlp;@:!!!!????」
 
(;'A`)「ちょっ・・ 落ち着いて・・・」

その後、そんな2人を見てモナーもクーも、ふじこひゅじこしていたが、ブーンたちが速攻で説明し、なんとか誤解を(ブーン達のみ)解いた。
一方、いきなり喫茶店に入り、そしてこの内装と人の量に驚いたまま、ツンとしぃは唖然としていた。



28: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:04:06.32 ID:VVyrLTgeO
  

───

ξ゚听)ξ「な、なんだ・・・ そういうことか・・・」

(*゚ー゚)「でもクリスマスパーティーか・・・ なんか楽しそうだよ!」

ξ゚听)ξ「そうね。 ちゃんと席もあるし・・・」

2人もやっと分かってくれたようだ。
そこで、やってきたクーとモナーが茶化す。

川 ゚ -゚)「やあ、君達、久しぶりだね」

( ´∀`)「はいはい、君達はこっちの席モナ!!」

そういうと2人に、窓際の小さいテーブル席に移されてしまった。
いつかの、喫茶店のような光景が浮かび上がる。
でもそれと違うのは、テーブルが2つあることである。

ξ////)ξ「(・・・これって、私とブーンも恋人って思われてるみたいじゃない!!)」



29: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:05:56.69 ID:VVyrLTgeO
  
ツンとしぃもだいぶ馴染んでくると、大きいテーブルで何やら始まっている。
するとミルナが、皆を制し、彼がそこに立つ。

( ゚д゚ ) 「おほん。 皆さん、今日は集まっていただき、ありがとうございます!」

( ゚д゚ ) 「今年1年、この街には色々なことがありましたが、最後にはスッキリし、大変すがすがしく思います!」

( ゚д゚ ) 「これもここにいる皆さんのおかげ! では、これを祝して・・・」

( ゚д゚ ) 「メリ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・」

そして一同は、声を合わせて一気に発す。 この決まり文句を! この日のための、この1語を!

「クリスマ〜〜〜〜〜〜〜ス!!!!!!!」



32: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:08:20.98 ID:VVyrLTgeO
  
( ´_ゝ`)「おお・・・! 貴方達は・・!!」

ごちそうも一気に出て、皆がパーティーに酔いしれている時、流石兄弟がやってきた。

( ´_ゝ`)「やっぱりあの時の! 私を覚えてますか??」

ξ;゚听)ξ「すいません。 記憶にないんですが・・・」

(;´_ゝ`)「おぉぉぅぅぅぅぅぅ・・・・orz」

(´<_` )「兄者! 我々はあの時、ただ監視していただけだぞ!」

とぼとぼと帰っていく兄者、それを追う弟者であった。

(*゚ー゚)「フフッ、面白い人だねぇ」

('A`)「ここにいる人たちは、皆いい人ばかりなんだぜ!」

ξ゚听)ξ「そうねぇ、クーさんもいい人だし」

( ^ω^)「2人とももっと食べるかお? 持ってくるお!」

ξ;゚听)ξ「あ・・・ いくらなんでも、そこまでもらうわけは・・・」

('A`)「いいっていいって! 俺も取りに行ってくる」



33: ◆zD.tvziESg :2006/12/17(日) 23:10:36.85 ID:VVyrLTgeO
  
ブーンとドクオは、仲良く皿を持って行ってしまった。
そして、ツンはしぃに問う。

ξ゚听)ξ「ねぇ、しぃはここに来て、良かったの?」

(*゚ー゚)「ん? うん、もちろん!」

しぃは何もためらいもなく、ツンに笑いかける。

(*゚ー゚)「だって、ドクオ君。 昼間は少しだけ、他の事も考えてた気がしたんだよ」

(*゚ー゚)「なのに、今はドクオくん、すごく楽しそうなんだもん!」

ツンとしぃは、カウンターで料理を取ってる2人を見る。

(*^ー^)「だって私は、ドクオ君が楽しんでる顔が、一番好きだから!」

しぃは皿を持つ2人組を見てニコッと笑う。 それにつられ、ツンも笑う。

ξ^ー^)ξ「そっか! そうよね!」

ブーンとドクオは皆に囲まれながら、とてもいい笑顔で、そこにいるのであった。





Christmas fantasy  fin



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