( ´_ゝ`)兄者はバルトアンデルスのようです
- 345: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 22:29 qnuKJHZq0
――番外編その2
「姉者降臨」
- 346: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 22:37 qnuKJHZq0
――兄者の部屋
クーが母者の手伝いをしていて部屋にいないのをいいことに、パソコンと携帯を駆使してのエロ画像探し。
動画ではなく画像。
画像ならいいものを見つけた場合、すぐさま保存する事ができるから。
……と、弟者は論じている。
( ´_ゝ`)「……弟者、そっちはどうだ?」
(´<_` )「兄者の携帯がブラクラにやられた。……そっちはどうだ?」
( ´_ゝ`)「それらしきURLを見つけたんだが……」
(´<_` )「おお、それは本当か!?」
( ´_ゝ`)「本当だ。……で、どうする?」
(´<_` )「……決まってるだろ?」
( ´_ゝ`)「把握した」
- 347: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 22:40 qnuKJHZq0
兄者はマウスを滑らし、そのURLをクリックした。
( ´_ゝ`)「OK、ブラクラゲット」
(´<_` )「流石だよな俺ら」
- 348: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 22:56 qnuKJHZq0
(´<_` )「……で、FMVはどうするんだ?」
( ´_ゝ`)「その質問の答えはひとつしかないだろ」
(´<_` )「……アレをやるのか?」
( ´_ゝ`)「ああ。我が流派に伝わりし最終奥義――」
( ´_ゝ`)「 強 制 終 了 ! 」
――強制終了
それは、電力の供給源であるコンセントを引き抜く事でパソコンを止める最終奥義。
( ´_ゝ`)「さらばだブラクラ! 闇の炎に抱かれて消えろ!」
( ´_ゝ`)「……ちょwwwこのFMVにはコンセントなかったわwwwww」
(´<_` )「馬鹿wwwww」
- 349: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 23:13 qnuKJHZq0
( ´_ゝ`)「まあいい。携帯でもエロ画像なら探せる」
兄者はFMVを愛しげに撫でた。
(´<_` )「だな……おっ……?」
( ´_ゝ`)「どうしたスネーク?」
(´<_` )「CALLが入った……じゃなくてメールが来た」
弟者は携帯を開き、受信したメールの内容を確認する。
( ´_ゝ`)「それはヤバいな」
(´<_`;)「……本当にヤバいな」
( ´_ゝ`)「弟者。そこはツッコむトコだと思うぞ」
(´<_`;)「……それどころじゃないぞ兄者」
( ´_ゝ`)「ハァ?」
(´<_`;)「メールは姉者からだ。直に帰ってくるらしい……」
( ´_ゝ`)「……mjsk?」
(´<_`;)「mjd」
- 350: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 23:28 qnuKJHZq0
(;´_ゝ`)「マズいぞ弟者! このままでは――」
――ガチャリ
部屋の外から聞こえた音が、兄者の言葉を遮った。
間違いない、玄関のドアが開く時のそれだ。
『……ただいま』
そして、久々に聞く懐かしい声。
姉者の声。
「あっ、姉者! お帰りなのじゃ〜!」
『おお妹者、相変わらず可愛いな』
(´<_`;)「……声がどんどん近づいてくるな」
『母者、ただいま帰ったぞ』
「お帰り姉者。もうすぐ夕飯だからちょっと待ってな」
『把握した』
(´<_`;)「……母者と合流したっぽいな」
(;´_ゝ`)「――しまった! 早くクーを隠さなければ!」
兄者は突然弾かれたように立ち上がり、疾風の如く部屋を飛び出した。
- 351: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 23:39 qnuKJHZq0
(;´_ゝ`)(ヤバい! 一刻も早く姉者からクーを遠ざけなければ!)
兄者は走った。
セリヌンティウスを助けるべく走ったあのメロスの如く。
といっても、ちゃんと服は着ているんだけどね。
そして――
川;゚ -゚)
クーを見つけた。
なにやら困惑したような表情を浮かべている。
そのクーの視線の先には――
∬´_ゝ`)
姉者がいた。
最高に手遅れってヤツだあぁぁ!
- 352: ◆wUOiOOQQF. :11/22(水) 23:54 qnuKJHZq0
∬´_ゝ`)
ヤツの名は姉者。
流石家の長女にして流石家最強の戦士(母者を除いた場合)
見た目はなかなかなのだが、中身に大きな問題がある。
川;゚ -゚)「……兄者。こちらの女性はどちら様だ?」
(;´_ゝ`)「そいつは姉者。流石家の長女にして最強の戦士だ」
∬´_ゝ`)「……兄者。こちらの可愛い娘さんは何なんだ?」
(;´_ゝ`)「そいつは同級生のクー。今は訳あってウチに住んでいる」
∬´_ゝ`)「同級生? サイボーグじゃなくて?」
( ´_ゝ`)「違う」
∬´_ゝ`)「ならば人造人間か?」
( ´_ゝ`)「違う」
∬´_ゝ`)「……分かった。ロボットだな!?」
( ´_ゝ`)「どう見ても人間です。本当にありがとうございました」
- 353: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 00:13 yqC6mBi10
∬´_ゝ`)「そうなのか?」
( ´_ゝ`)「ソーナノ」
∬´_ゝ`)「ソーナンス」
( ´_ゝ`)「死ね」
∬´_ゝ`)「で……名前はクーだったっけ?」
兄者はスルーされたようです。
川;゚ -゚)「はい……」
∬´_ゝ`)「……百点満点で一万点ってトコだな」
品定めするかのようにクーをじろじろと見た後、姉者は小さく呟いた。
川;゚ -゚)「えっ……何がでしょうか?」
(;´_ゝ`)「クー、早く逃げろ! 食われるぞ!」
川;゚ -゚)「なにぃ!? 姉者はグラトニーなのか!?」
(;´_ゝ`)「ちょwwwちげーよwwwww」
∬´_ゝ`)「食べていい?(性的な意味で)」
(;´_ゝ`)「駄目よグラトニー」
グラトニーなんじゃん。
川;゚ -゚)「まったく空気が読めないんだが……」
(;´_ゝ`)「そいつ――姉者はいわゆる百合属性だ!」
川 ゚ -゚)「ゆりぞくせい? 要するに……花が好きって事か」
(;´_ゝ`)「ちげーよバーローwwwww」
- 357: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 17:41 yqC6mBi10
∬´_ゝ`)「まあ、そういう訳だ」
川;゚ -゚)「そういう訳って……アッー!」
姉者はクーを抱えて走り去っていった。
(;´_ゝ`)「ちょwww人さらいwwwww」
l从・∀・ノ!リ「兄者〜どうしたのじゃ?」
(´<_` )「今の悲鳴は一体……?」
(=゚ω゚)ノ「VIPからきますた」
クーの「アッー!」を聞きつけたのか、人がぞろぞろと集まってきた。
(;´_ゝ`)「大変だ弟者! クーが姉者に連れて行かれた!」
(´<_`;)「mjsk!?」
( ´_ゝ`)「みんなでクーを助けるぞ!」
l从・∀・ノ!リ「把握なのじゃ!」
(=゚ω゚)ノ「事情が分からない三行で頼むょぅ」
( ´_ゝ`)「しゃーないな。ほらよ」
・姉者
・百合
・クー
(´<_` )「おお、簡素だがキレイにまとまってるな」
(=゚ω゚)ノ「把握したょぅ」
( ´_ゝ`)「よし、行くぞ! クー奪還クエストだ!」
- 358: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 18:00 yqC6mBi10
クエスト名称:
姉者降臨
クエスト成功:
クーの奪還
クエスト失敗:
メンバーの全滅
タイムアップ
(´<_` )「これなんてモンハン?」
( ´_ゝ`)「このほうが盛り上がるだろ?」
(=゚ω゚)ノ「どうでもいいから早く助けに行くょぅ!」
( ´_ゝ`)「黙れDJ気取りが! さっきからYOYOうるせぇんだYO!」
(=゚ω゚)ノ「ちょwww」
- 359: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 18:14 yqC6mBi10
――姉者の部屋
姉者が成人して以来使われる事のなかった部屋。
そこに二人はいた。
∬*´_ゝ`)「ふひ……ふひひwww」
クーをベッドの上に放り投げ、いやらしく微笑む姉者。
まさに女版弟者である。
川;゚ -゚)「なっ……何をする気ですか!?」
∬*´_ゝ`)「ふふふ……おねし、いい体をしておるのぅ」
川;゚ -゚)「殿、いけません! 気をしっかりお持ちください!」
それにしてもこのクー、ノリノリである。
∬*´_ゝ`)「よいではないか。よいではないか」
川;゚ -゚)「あ〜れ〜」
- 361: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 18:42 yqC6mBi10
――バン!
鋭い音を立て、ドアが勢いよく開かれた。
(=゚ω゚)ノ「そこまでだょぅ!」
――現れたのは、白馬に乗った王子ではなくぃょぅだった。
∬´_ゝ`)「貴様は……悪ガキぃょぅ! 何故ここにいる!?」
(=゚ω゚)ノ「お前を倒す為に……地獄から舞い戻ってきたょぅ!」
川 ゚ -゚)「ぃょぅ……!」
(=゚ω゚)ノ「クー……今助けるょぅ!」
ぃょぅは姉者へと突き進んだ。
だが――
∬´_ゝ`)「――誰を倒すって?」
姉者はぃょぅの後ろにいた。
(;゚ω゚)ノ「なっ……!?」
∬´_ゝ`)「飛燕連脚!」
(;゚ω゚)ノ「ひでぶっ!」
姉者の蹴りが命中し、ぃょぅはまるで紙きれのように吹き飛んだ。
川 ゚ -゚)「1レスで撃沈か。情けないヤツだな」
- 362: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 18:48 yqC6mBi10
(´<_` )「……どうやら、ぃょぅはやられたようだな」
( ´_ゝ`)「そうか。ならば次は弟者の番だな」
(´<_`;)「なんで俺なんすか?」
( ´_ゝ`)「年功序列ってヤツさ」
l从・∀・ノ!リ「小さい兄者! ファイトなのじゃ〜!」
(´<_`;)「くっ……仕方ないな」
弟者はしぶしぶと戦場に向かっていった。
- 363: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:00 yqC6mBi10
――バン!
鋭い音を立て、ドアが勢いよく開かれた。
(´<_` )「キャプテントンボーグ、ただいま見参!」
∬´_ゝ`)「古いwww」
――現れたのは、白馬に乗った王子ではなく弟者だった。
∬´_ゝ`)「弟者……怪我をしないうちに帰れ」
(´<_` )「だが断る。クーを助けるのが俺の仕事だからな」
川 ゚ -゚)「弟者……!」
(´<_` )「だからクー。この前の件はなかった事にしてくれ」
川 ゚ -゚)「……考えておく」
(´<_` )「よっしゃああぁぁぁ!」
∬´_ゝ`)「……さっさと来い弟者。早く終わらせたいんでな」
(´<_` )「把握」
- 365: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:13 yqC6mBi10
∬´_ゝ`)「自信があるようだな。……何を企んでいる?」
(´<_` )「これを見ろ」
弟者は自分の足を上げ、履いている靴を指し示した。
∬´_ゝ`)「それは……キック力増強シューズ!?」
(´<_` )「正解!」
弟者は姉者を倒すべく、シューズの出力を最大まで上げる。
∬;´_ゝ`)「くっ……! お前は一体なんなんだ!?」
(´<_` )「流石弟者……童貞さ!」
弟者の言葉とともに、サッカー選手のそれを遥かに上回る速度のシュートが放たれた。
- 366: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:23 yqC6mBi10
――筈だった。
しかし、なにもおこらなかった!
∬´_ゝ`)「……なんともないぞ?」
(´<_` )「あれ?」
川 ゚ -゚)「ボールを蹴ってないからじゃないのか?」
(´<_` )「たしかに」
∬´_ゝ`)「……弟者。最期に言い残す言葉はあるか?」
(´<_`;)「…………」
弟者は悟った。
自分の最期を。
さよなら自分。
さよなら地球。
(´<_`;)「……そうだな。あえて言うならば」
(´<_` )「俺は……海賊王になる男だ!」
∬´_ゝ`)「つまらん死ね。かめはめ波ー!」
(´<_`;)「げぼばぁ!」
姉者のかめはめ波が命中し、弟者はまるで紙きれのように吹き飛んだ。
川 ゚ -゚)「……いいセンスだ」
- 367: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:26 yqC6mBi10
l从・∀・ノ!リ「大きい兄者! 小さい兄者がやられたのじゃ!」
( ´_ゝ`)「そうか。なら次は俺が――」
l从・∀・ノ!リ「妹者が行ってくるのじゃ!」
( ´_ゝ`)「ちょwww待てよwwwww」
妹者は堂々と戦場に向かっていった。
- 368: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:28 yqC6mBi10
――バン!
鋭い音を立て、ドアが勢いよく開かれた。
l从・∀・ノ!リ「そこまでなのじゃ!」
――現れたのは、白馬に乗った王子ではなく妹者だった。
∬*´_ゝ`)「妹者ー!」
l从;・∀・ノ!リ「アッー!」
妹者は捕まった。
川 ゚ -゚)「これはひどい」
- 369: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 19:32 yqC6mBi10
(;´_ゝ`)「しまった! 妹者まで捕まっちまったぜ畜生!」
(;´_ゝ`)「一刻も早く助けなければっ!」
兄者は急いで戦場に向かっていった。
- 375: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 23:05 yqC6mBi10
――バン!
鋭い音を立て、ドアが勢いよく開かれた。
( ´_ゝ`)「姉者! 今すぐクーと妹者を解放しろ!」
――現れたのは、白馬に乗った王子ではなく兄者だった。
……いや、クーからしてみれば白馬の王子様なのかもしれない。
川 ゚ -゚)「地の文に殺意が芽生えた」
∬´_ゝ`)「やはり来たか兄者……」
( ´_ゝ`)「まーな」
∬´_ゝ`)「お前が私に勝つ見込みなどゼロに等しいというのに……」
( ´_ゝ`)「そんな事分かっとるわ馬鹿姉が」
∬´_ゝ`)「なら……なぜそんなに余裕そうなんだ?」
- 376: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 23:12 yqC6mBi10
( ´_ゝ`)「余裕……か。たしかにそうかもしれんな」
∬´_ゝ`)「それはハッタリか? あるいは何か確信があってのものか……」
川 ゚ -゚)「なんかシリアスになってきたな」
l从・∀・ノ!リ「のじゃ!」
( ´_ゝ`)「……姉者、分からないのか?」
∬´_ゝ`)「……何の話だ?」
( ´_ゝ`)「母者との契(ちぎり)を忘れたのか?」
- 378: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 23:36 yqC6mBi10
――姉者と母者の契
数年前に、姉者が勢い余って妹者に手を出しかけ、その現場を母者に目撃され姉者が殺されかけたという事件があった。
その時に母者が姉者と交した契がそれで、内容は「二度と妹者に手を出さない事」というものだった。
( ´_ゝ`)「――そして今、貴様はそれを破った!」
∬;´_ゝ`)「それすっかり忘れてたわwww」
@# _、_@
( ,_ノ`)「忘れてたで済むんなら警察はいらないよ!」
母者が現れた。
∬;´_ゝ`)「はっ……母者!?」
@# _、_@
( ,_ノ`)「姉者。アンタは私との契を破った」
@# _、_@
( ,_ノ`)「だから……私はアンタを裁く!」
( ´_ゝ`)「……クー、妹者。今のうちに避難しとかないと死ぬぞ」
川 ゚ -゚)「把握した」
l从・∀・ノ!リ「把握なのじゃ!」
- 379: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 23:42 yqC6mBi10
∬;´_ゝ`)「OK母者。時に落ち着け!」
@# _、_@
( ,_ノ`)「黙れ!」
∬;´_ゝ`)「はいっ!」
@# _、_@
( ,_ノ`)「お仕置きの時間だよ!」
∬;´_ゝ`)「ちょっ待っ……アッー!」
- 380: ◆wUOiOOQQF. :11/23(木) 23:53 yqC6mBi10
@# _、_@
( ,_ノ`)「デュアル・ザ・サン!」
∬;´_ゝ`)「ぬわっ!」
@# _、_@
( ,_ノ`)「エタニティ・スォーム!」
∬;´_ゝ`)「ぐっ!」
@# _、_@
( ,_ノ`)「プリズミックスターズ!」
∬;´_ゝ`)「ぬわー」
@# _、_@
( ,_ノ`)「ブライティスト・ゲート!」
∬;´_ゝ`)「ぬわー」
@# _、_@
( ,_ノ`)「エクスプロージョン・ノヴァ!」
∬;´_ゝ`)「ぬわー」
@# _、_@
( ,_ノ`)「マクスウェル・ロアー!」
∬;´_ゝ`)「ぬわー」
@# _、_@
( ,_ノ`)「ディメンジョナル・マテリアル!」
∬;´_ゝ`)「ぬわー」
@# _、_@
( ,_ノ`)「――ブルーアース!」
∬;´_ゝ`)「デュワーっ!」
- 387: 寝坊したとか最悪◆wUOiOOQQF. :11/24(金) 06:16 4au93qrq0
――兄者達は母者の攻撃に巻き込まれないように避難していた。
( ´_ゝ`)「……クー」
川 ゚ -゚)「なんだ兄者?」
( ´_ゝ`)「姉者から変なコトされなかったか?」
川 ゚ -゚)「問題ない。される前に兄者達が助けてくれたからな」
( ´_ゝ`)「そうか……よかった」
川 ゚ -゚)「兄者……すまんな」
( ´_ゝ`)「気にすんなって」
l从・∀・ノ!リ「大きい兄者〜。小さい兄者とぃょぅはどうしたのじゃ?」
( ´_ゝ`)「あ」
- 388: ◆wUOiOOQQF. :11/24(金) 06:23 4au93qrq0
(;´_ゝ`)「あの二人は……」
川 ゚ -゚)「妹者。何かを得るためには何かを失わなければならないのが基本だ」
l从・∀・ノ!リ「のじゃ?」
川 ゚ -゚)「あの二人は勇敢だった……」
(´<_` )「ちょww勝手に殺すなwww」
(=゚ω゚)ノ「僕達は生きてるょぅ!」
( ´_ゝ`)「おお、そいつぁ驚きだぜぇ!」
l从・∀・ノ!リ「生きててなによりなのじゃ!」
川 ゚ -゚)「これで一件落着だな」
- 389: ◆wUOiOOQQF. :11/24(金) 06:31 4au93qrq0
――姉者の部屋
そこは母者の制裁によってゴミ屋敷のように物が散らばっていた。
物で溢れかえっている中で、わずかに動く影がひとつ。
∬;´_ゝ`)「くっ……流石に母者は強いな……」
∬;´_ゝ`)「これからは妹者に手を出さぬように気をつけないとな……」
∬´_ゝ`)「だが――」
「――“クーちゃんに手を出すな”とは一言も言われていない……」
∬´_ゝ`)「チャンスはまだあるという訳だ……」
∬´_ゝ`)「ふふふ……何度でも蘇るさ!」
姉者は不敵に微笑むと、闇の中に姿を消した。
その後、姉者を見たものは誰もいなかった……。
∬´_ゝ`)「ちょwwwそれはねーよwwwww」
- 390: ◆wUOiOOQQF. :11/24(金) 06:33 4au93qrq0
番外編「姉者降臨」終了!
なんかムリヤリだな……
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