3: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:36:15.49 ID:qI6vMHqI0
     
( ^ω^)「日曜だお!」

( ^ω^)「……しかし暇だお」

ピルルル......

( ^ω^)「!…ドクオから電話だお」

ピッ

『あ、もしもしブーン?』

( ^ω^)「何だお?」

『ボウリング行かね?』

( ^ω^)「行くお!」





( ^ω^)ブーンがボウリングをするようです



4: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:39:29.56 ID:qI6vMHqI0
     
( ^ω^)「……というわけでボウリング場に来たお!」

('A`)「おっ、ブーン! こっちこっち!」

ξ゚听)ξ「遅かったじゃない!」

(´・ω・`)「待ちくたびれたよ」

( ^ω^)「ツンもショボンもいたのかお。遅くなってスマンお。ここ来たこと無かったからちょっと迷っちゃったんだお」

('A`)「あぁ、まぁここ最近できたしな」

ξ゚听)ξ「さ、入りましょ」

( ^ω^)「うん……」



5: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:43:50.29 ID:qI6vMHqI0
     
『BCSボウリングセンター』


( ^ω^)「ここ……なんていう所なんだお?」

(´・ω・`)「?…書いてるじゃないか。『BCSボウリングセンター』だろ?」

( ^ω^)「そのBCSって何だお?」

(;´・ω・)「さ…さぁ?」

('A`)「ベストでクールでスペシャルなボウリングセンターじゃね?」

( ^ω^)「ちょwwwwwスゴスwwwwwwwwww」

ξ゚听)ξ「アホなこと言ってないでさっさと受付済ませるわよ」



6: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:46:14.48 ID:qI6vMHqI0
     
カウンタ「いらっしゃいませ。4名様ですね?」

('A`)「はい。3ゲームでお願いします」

カウンタ「畏まりました。第1レーンにどうぞ」

('A`)「あ、はい」

カウンタ「……」





カウンタ「ごゆっくり」



8: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:49:45.09 ID:qI6vMHqI0
     
('A`)「ここだな。第1レーン」

ξ;゚听)ξ「ねぇ…ちょっと…」

('A`)「ん?」

ξ;゚听)ξ「私達以外誰も居ないわ…」

(´・ω・`)「そういえば…」

(;^ω^)「……」

('A`)「良かったな、空いてて」

ξ゚听)ξ「『良かったな』じゃないわよ! おかしいでしょ? 休日の昼間よ?」

('A`)「ん〜…最近できた所だから皆知らないんじゃね?」

(;^ω^)「その……最近できたってのもなんかおかしくないかお?…その割には少し寂れてるし…何だか妙に薄暗いお…」

('A`)「もう良いじゃん! 細かいことは気にしない気にしない! 荷物置いてさっさとボール取ってこようぜ!」



9: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:52:26.08 ID:qI6vMHqI0
     
('A`)「どれにする〜?」

(´・ω・`)つ(タ∵)「僕15£でやるよ」

('A`)つ(ミ∵)「じゃ俺は14くらいでいいか」

ξ゚听)ξつ(ヒ∵)「私は9£ぐらいが丁度良いわね」

( ^ω^)「え〜っと……僕は……」

('A`)「早くしろよブーン、先行くぜ?」

( ^ω^)つ「あ、ちょっと待って!……もういいや、これでいくお」

(カ∵)「え? 俺?」

( ^ω^ )



12: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:55:25.61 ID:qI6vMHqI0
     
(´・ω・`)「じゃあトップバッターは僕ね」

('A`)「おう、行ってこい」

三三三(;^ω^)「うぉおぉお――――――ぃい!!」

ξ゚听)ξ「!?」

('A`)「何だ? どうしたブーン、さっさと来いよ、始まってんぞ」

(;^ω^)「喋った!! 僕のボールが喋った!!」

('A`)「何アホなこと言ってんだよ」

(´・ω・`)「よーし、ストライク狙うぞぉー!」

(タ∵)「モガッ!?」

(;´・ω・)「えっ!?」



14: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 01:58:55.28 ID:qI6vMHqI0
     
('A`)「どうした!? ショボン!?」

(;´・ω・)「あっ…穴に指を入れたら急にボールが苦しみ出した!!」

(タ∵)「モガァッ! いっ息ができなっグモォ!」

(;´・ω・)「どっどうすれば…!?」

(;^ω^)「うわぁあぁあやっぱりこのボウリング場おかしいんだお!!」


Σ( ^ω^)ハッ!


『BCSボウリングセンター』

BCS

Be
Cau
Se

BECAUSE


(((;^ω^)))



15: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:01:24.66 ID:qI6vMHqI0
     
(;'A`)「抜け! 一旦穴から指抜け!」

(;´・ω・)「分かった!」

スポッ

(タ∵)「ハァッ…ハァッ…助かったぁ…」

ξ゚听)ξ「あ、でも穴に指入れなきゃ投げれなくない?」

(´・ω・`)「それもそうだね」

ズボッ

(タ∵)「モゴォオォオォオォオォオ!?!?」



16: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:05:20.85 ID:qI6vMHqI0
    
(;^ω^)「そっ…そのボール苦しんでるお! 大丈夫なのかお!?」

(´・ω・`)「でもこうしないと投げられないもの!」

ξ゚听)ξ「そうよブーン! 私達ボウリングしに来たんだからボール投げなきゃおかしいじゃない」

(;^ω^)「確かにそうだけど……」

(´・ω・`)「よーしいくぞー!」

(タ∵)「ゴモモガモォオォァアアアアアア!!!!」

(´・ω・`)「それっ!」



ウワァアァアァアァアアァアアァアァアァァアァア
                   ァアアアアアァアァアァア
                              アアアア

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三(タ∴)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ



18: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:08:17.02 ID:qI6vMHqI0
     
ガシャーン!


('A`)「おぉっ! ストライク!」

(´・ω・`)「イェーイ」

(カ;∵)「タカトシィイィイィイィイィイ!!」

(;^ω^)「うぉ! 僕のボールが叫びだしたお!」

(カ#∵)「てめぇよくもタカトシを投げやがったなぁ!!」

(;´・ω・)「えぇっ!? 僕!?」

(カ#∵)「お前以外誰が居るんだよ!?」

( ^ω^)「あのボール…タカトシ君…っていったのかお…」

(カ#∵)「タカトシの仇は絶対取ってやるからなぁあ!! 覚悟してろよ糞タレ眉!!」

ξ゚听)ξ「次は私の番ね」

ズボッ

(ヒ∵)チュパチュパ

ξ;゚听)ξ「うひゃうっ!?」



19: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:11:18.89 ID:qI6vMHqI0
     
(ヒ∵)ンジュルッ…ンウ、レロゥ、レロレロォォッ

ξ;゚听)ξ「ちょっ!? なんかこのボール私の指メッチャ舐めてくるんですけど!?」

(ヒ∵)フ、ム゛! ジュルルルッ、ジュチュチュゥゥッ!

ξ;゚听)ξ「何このボール!? メッチャ淫乱なんですけど!?」


(カ∵)「あぁ、ヒロマサな、あいつは女に目がないんだ」

( ^ω^)「へぇ…そう言えば君はなんていうんだお?」

(カ∵)「カズヒロ」

( ^ω^)「よろしく。カズヒロ君……っていうか…ちょっといいかお?」

(カ∵)「ん?」

( ^ω^)「ヒロマサは投げられても良いのかお?」

(カ∵)

( ^ω^)

(カ#∵)「おいコラ糞アマァ! てめぇヒロマサ投げやがったらタダじゃおかねぇぞボケェ!!」



20: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:14:21.41 ID:qI6vMHqI0
     
('A`)「何やってんだよツン、さっさと投げろよ!」

(ヒ∵)ヂュプッ、ンレロロロッ、ヂュルルッ…!

ξ///)ξ ハァッハァッ

(;'A`)「あれ!? なんか感じてる!? 指しゃぶられて感じちゃってる!?」

ξ*゚听)ξ「ばっ馬鹿!! そんな訳ないでしょ! ちゃんと投げるわよ!!」

(カ∵)「ハッ! まさかヒロマサの奴!」

( ^ω^)「! どうしたお!?」

(カ∵)「あぁやって指に吸い付くことであの女に自分を投げさせまいとしてるんじゃ!?」

( ^ω^)「マジかお!?」

(カ∵)「そうに違いねぇ! ヒロマサの奴、やりやがるぜ!! 只の変態じゃなかったんだな!!」

(ヒ*∵)ヂュルヂチュ! ハァハァ…女の指…チュロロロロ…溜まんねぇ…ムエウゥッ…

( ^ω^)「……」

(カ∵)「……」

( ^ω^)「……只の変態だお」

(カ∵)「どうやらそのようだな」



23: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:17:21.83 ID:qI6vMHqI0
     
ギャァアァアァアァアアァアアァアァアァァアァア
                   ァアアアアアャアァアァア
                              アアアア

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三(ヒ∴)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


ガシャーン!


('A`)「おぉっ! ツンもストライク!!」

(´・ω・`)「すごいじゃん!」

ξ*゚听)ξ「ヤッター!」

(カ#∵)「てめぇらぁあぁあ! タカトシだけでなくヒロマサまでもぉおぉお!!」

ξ゚听)ξ「何よ? 何か文句あるわけ?」



27: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:20:40.68 ID:qI6vMHqI0
     
(カ#∵)「好き勝手俺の仲間を投げ飛ばしやがって!! 絶対許せねぇ!!」

('A`)「フザけんな。こっちは金払ってボウリングしに来てんだよ。文句言われる筋合い無いね」

ξ゚听)ξ「そうよ、私なんかあのボールのせいで指ベチョベチョなのよ」

( ^ω^)「でも感じてたお」

ξ///)ξ「だ・か・ら・感じてなんてない!!」

('∀`)「さっ、俺もストライク狙っちゃおうかな〜」

(ミ;∵)「ひぃっ!?」

(カ∵)「!! カーチャン!!」

(;^ω^)「えぇえぇえぇえぇえ!?!?」



30: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:23:59.30 ID:qI6vMHqI0
     
( ^ω^)「カーチャンなの!? あの人…じゃない…あのボール、カズヒロのカーチャン!?」

(ミ∵)「カズヒロ! あんたは黙ってなさい!」

(カ∵)「黙ってられるかよ! カーチャンがあのタレ目に痛い目にあわせられようとしてんのに!!」

(ミ∵)「仕方ないじゃない…それが…私達ボールの宿命なのよ…」

( ^ω^)「ちなみにお母さんの名前は?」

(カ∵)「ミチコ」

( ^ω^)(だから顔に『ミ』ね…)

('A`)「よーし、じゃあど真ん中狙って…」

(カ#∵)「てんめぇえぇえ止めろっつってんだろがぁあぁあぁあぁあ!!!」

('A`)「……あ?」



31: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:26:14.41 ID:qI6vMHqI0
     
(カ#∵)「俺のカーチャンに手ぇ出しやがったらタダじゃおかねぇ!! 今度こそな!! このキモヲタがぁ!!」

('A`)「……さっきから黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって」

ドンッ

(ミ∵)「きゃあっ!?」

(カ;∵)「カーチャン!!」

( ^ω^)「おっ?…ボールを足元に置いて…何する気だお?」

('A`)「決まってんだろ」

(カ;∵)「ま…まさか…」

('∀`)「シュートォ――――――!!」

(カ;∵)「やめろぉ――――――!! カーチャンを蹴るなぁあぁ――――――!!」


ボゴッ


(ミ;∵)「グエェエェエェ!!」

(カ;∵)「カーチャアァアァアァ――――――ン!!」



35: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:29:23.04 ID:qI6vMHqI0
     

     
グエェエェエェエェエェエェェエェェェエェエェェ
                   エエェエエェエェエエェエエェエ
                                エェ

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三(ミ∴)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ



(ミ∵)「カズヒロー!」

(カ∵)「カーチャン!」

(ミ∵)「強く生きるのよぉ――――――!!」


ガーシャン!



37: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:32:20.90 ID:qI6vMHqI0
     
('∀`)「よっしゃー! ストライク!」

ξ゚听)ξ「凄い! ボールを蹴ってストライク決めるなんて!」

(´・ω・`)「これは流石に真似できないね」

('A`)「だろぅ? 思い知ったか、生意気なボール共め」

ξ゚听)ξ「足の指痛そうね」

('A`)「正直メッチャ痛い」

(;^ω^)

('A`)「さぁ、次だ、ブーンの番だぜ!」

(;^ω^)「……うん」

(カ;∵)「!!!!」



41: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:35:18.90 ID:qI6vMHqI0
     
(カ;∵)「おい! てめぇフザけんなよ! 俺を投げるのか!?」

( ^ω^)「だって…ブーン達はその為にここに来たお」

(カ;∵)「その為になら…俺達のことなんてどうでもいいってのかよ…?」

(;^ω^)「……!」

(カ;∵)「俺達ボールが一体人間に何をしたって言うんだよ!? 何で俺たちがこんな目に合わなきゃいけないんだよ!?」

( ;ω;)「だって! だって! 仕方ないじゃないかお!? ボール転がして遊ぶからボウリングっていうんだお!!
 ブワッ  僕は仕方なくそのルールに従ってるだけなんだお!! 僕に責任は無いんだお!!」

(カ∵)「ホントに……そう思ってんのか?」

( ;ω;)

(カ∵)「お前は本当に……そう思ってんのかよ……?」

( ;ω;)



43: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:38:29.27 ID:qI6vMHqI0
     
(カ∵)「……そうかい」

( ;ω;)

(カ∵)「クククッ…クハハハハハハハハハッwwwwwwwいいぜ!www投げろよwww好きに投げるがいいさ!!」

( ;ω;)「!?」

(カ∵)「アハハハハハハハハハwwwwwアーッハッハッハッハッハッハwwwwwwwwww」





(カ#∵)「だが忘れるな!!」



44: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:41:28.61 ID:qI6vMHqI0
     
(カ#∵)「この恨みは絶対に忘れない! お前らを呪ってやる! ビコーズの呪いだ!! お前らはもう逃げられない!」

( ;ω;)

(#'A`)「もういいよブーン! そんな奴の言う事なんか聞いてねぇでさっさと投げちまえ!!」

(カ#∵)「いいか!? 呪いは決して解けはしない!! お前らは永遠にビコーズの呪いに苛まれるのさ!! 永遠になぁ!!」

ξ;凵G)ξ「いやぁ! もう聞きたくない! ブーン! そいつを早く投げて!!」

(#´・ω・)「そうだ! 胸糞悪い! そんなボールなんかの言う事に耳を貸すなよ!」

( ;ω;)「……うぅ…………」

(カ#∵)「クハハハハハハwwwwwwアハハハハハハハハwwwwwwwwww」


( ;ω;)「うぉぉぉぉぉあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!」



46: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:44:18.03 ID:qI6vMHqI0
     


アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
                   ハハハハハハハハハハハハハハハ
                                 ハハ

三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三(カ∴)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ



ガタンッ


( ^ω^)「あっ…ガーター…」



48: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:47:17.08 ID:qI6vMHqI0
     
('∀`)「ちょwwwブーンwwwダセェwwwガーターかよwww」

( ^ω^)「おっwwwやっちゃったおwww」

(´・ω・`)「ストライク・ストライク・ストライクと来て次がガーターってwwwww」

(*^ω^)「ちょwwwなんかテラ恥ズカシスwww」


ξ ∵)ξ「あははははwwwww」


(;゚ω゚)「ぎょえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえぇえ!?!?」



50: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:50:16.14 ID:qI6vMHqI0
     
ξ ∵)ξ「? どうしたの? ブーン?」

(;^ω^)「ツン!…顔がっ…顔がぁ!!」

ξ ∵)ξ「? 私の顔がどうかしたの?」

(;^ω^)「顔がボウリングのボールみたいになってるお!!」

ξ ∵)ξ「何言ってるのwww私はいつも通りよ?」

Σ(;^ω^)ハッ!


『「お前らは永遠にビコーズの呪いに苛まれるのさ!! 永遠になぁ!!」』


(;^ω^)「ビッ……」

(((;^ω^)))「ビビビッ……ビビッ……」


(((;゚ω゚)))「ビコーズの呪いだぁあぁあ――――――!!!!」



52: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:53:26.68 ID:qI6vMHqI0
     
ξ ∵)ξ「どうしたの? 大声出して」

(;^ω^)「うわぁ! 近寄んなバケモノ! その髪の毛だけなんか妙に原形留めてるのが逆にキモいお!!」

(´∵`)「バケモノとはヒドいじゃないか」

(;゚ω゚)「ぎゃあぁあぁあぁあぁあショボボボボボンンン!?!?」

(´∵`)「レディに対してバケモノなんてあんまりだよ」

(;^ω^)「ショボンもかお!? ショボンもなんか眉毛残ってるあたりに面影がっ!!」


( ∵)「ったく何だよ騒々しいなぁ」

(;^ω^)「ドクオは完全にボールと化してるお!!!!」



55: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:56:26.00 ID:qI6vMHqI0
     
(;^ω^)「カズヒロッ! カズヒロは! まだボール置き場に戻ってきてないのかお!?
      あいつに…あいつに頼んで皆を元に戻してもらわないと!!」

(;^ω^)「!? ボールが一個も帰ってきてない! 普通は投げたらすぐに帰ってくるはずなのに!!」

(;^ω^)「ん?…何だおコレ?…ボール置く所に……張り紙?」





 『 注 : 一 度 投 げ た ボ ー ル は 二 度 と 帰 っ て き ま せ ん 』





(;゚ω゚)「うそだぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!」



58: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 02:59:16.31 ID:qI6vMHqI0
     
ξ ∵)ξ「ねぇ、ブーンさっきから変よ?」

(;^ω^)「へっ…変なのは…きききき君達だお!」

(´∵`)「僕らの顔のどこが変なんだい? 君と同じさ」

(;^ω^)「なっ!? 何言ってるんだお!?」

( ∵)「ほら…鏡見ろよ…変わってきたぜ…」

( ・ω^)「えっ……?」



62: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:02:15.85 ID:qI6vMHqI0
     
( ・ω^)「うわぁあぁあぁあぁあぁあ!? 右目がぁあぁあぁあぁあぁあ!?!?」



ξ ∵)ξ「変われ」

(´∵`)「さぁ変われ」

( ∵)「呪いだ」





ξ ∵)ξ(´∵`)( ∵) 「 「 「 ビ コ ー ズ の 呪 い だ ! ! 」 」 」





( ・ω・)「うわぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!」



65: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:05:22.73 ID:qI6vMHqI0
     

( ・ω・)「……」





 ∧_∧      
 ( ・ω・)=つ≡つ   ボコボコにしてやんよ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪



69: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:08:24.36 ID:qI6vMHqI0
     
ξ ∵)ξ「アハハ」

(´∵`)「アハハハ」

( ∵)「アハハハハ」

( ・ω・)=つ≡つ「ボコボコにしてやんよ」





ξ ∵)ξ  (´∵`)  ( ∵)  ( ・ω・)

 ア ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ



72: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:12:20.78 ID:qI6vMHqI0
     




       ガバッ
   / ̄\
  ( ^ω^)    …って夢かお!!
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



76: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:15:54.42 ID:qI6vMHqI0
     
(;^ω^)「なぁ〜んだ夢だったのかおwwwすんごいリアルな夢だったおwwwww」

( ^ω^)「にしても恐かったおwww夢で良かったお〜wwwww」

( ^ω^)「よく考えたら呪いなんてあるわけ無いしwwwっていうかまずボールが帰ってこないとかおかしいしwwwww
      そんでなんか僕だけ変化が中途半端なトコで止まってるっていうか訳分かんないしwwwww」

( ^ω^)「ふぅ…日曜だからって昼まで寝てちゃあ駄目ってことだおね!」

ピルルル......

( ^ω^)「!…ドクオから電話だお!」



80: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:18:24.66 ID:qI6vMHqI0
     
ピッ

『あ、もしもしブーン?』

( ^ω^)「何だお?」

『ボウリング行かね?』


( ^ω^)



82: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:21:23.12 ID:qI6vMHqI0
     
     
                                 『?…どうしたんだよ? ブーン?』


「あ…あのさ…ドクオ……どこでやるつもりなんだお?」


                                 『ん? あぁ、近くのボウリングセンターだよ。最近できたんだ』


「そ…それって何ていう……トコ……?」


                                 『え……あぁ……』



84: ◆wZk4NVoY.w :2008/05/04(日) 03:24:23.80 ID:qI6vMHqI0
     
           『BCSボウリングセンターだよ』





(((;゚ω゚)))「うわ゙ぁ゙あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ゙あ゙!!!!」





                 〜オワリ〜



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