( ><)川 ゚ -゚)やっぱり警察に任せるのが一番だよね('A`)
- 952: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:25:33.07 ID:5DF90io60
- 川#゚ -゚)「ビロード、これは一体どういうことだ?」
(;><)「その……ごめんなさいなんです!お姉ちゃん!」
僕の名前はビロード、今は姉のクーお姉ちゃんにしかられている所だ。
川#゚ -゚)「とりあえず、事情を説明しろ」
(;><)「ええっと……」
さかのぼる事30分前―――
( ><)「はぁ…暇なんです……」
僕は自室で本を読みながらゴロゴロしていた。
そしてなにか面白いことが無いかと考えていた時。
川 ゚ -゚)「ただいま」
- 954: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:26:51.56 ID:5DF90io60
- お姉ちゃんが帰ってきた、そうだ、お姉ちゃんと遊ぼう
( ><)「お姉ちゃん、一緒に遊……」
('A`)「お邪魔します」
知らない男の人が入ってきた。
誰だろう?彼氏?そんな話は聞いたことないし、僕が言うのもなんだけどお姉ちゃんは美人だ。
あの顔で彼知って事は無いだろう。
なら、ただの友達?もしかして脅されてとか……。
お姉ちゃんは僕が守らないと!
川 ゚ -゚)「やあ、ビロードこの人h」
「お姉ちゃんは僕が守るんです!」(#><)⊃A`)「ぐぼあぁ!」
(#)'A`)「ナイス…パンチ……」
- 955: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:28:06.08 ID:5DF90io60
- 死んだか確認をしないと。
もし生きてるなら完全なる止めを……。
川#゚ -゚)「ビロード……」
(;><)「お姉ちゃん!大丈夫なんです!僕がこいつに止めを刺すんです!」
川#゚ -゚)「一人マッスルドッキングゥゥゥッ!」
ガシッ ボカッ 僕は気絶した、スイーツ(笑)
(;><)「ごめんなさいなんです!まさか彼氏がいたなんて露知らず……」
後からお姉ちゃんに説明を聞かされて驚いた。
まさか本当に彼氏だったなんて。
お姉ちゃんも悪趣味だな……。
('A`)「ごめんね、悪趣味でごめんね」
- 956: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:28:42.63 ID:5DF90io60
- 川#゚ -゚)「口に出ているぞビロード」
(;><)「ご、ごめんなさいなんです!つい本音が出てしまったんです!
ただ、ちょっと、いやかなり気持ち悪い人だなーと」
危ない危ない、これならうまく騙せただろう。
でも、この人のせいでお姉ちゃんに怒られたと思ったらむかむかして来た。
後でいたずらでもしかけてやろう
川#゚ -゚)「……私はお茶でも入れてくる、ドクオはゆっくりくつろいでくれ
ビロードは今すぐ部屋から出て行け」
(;'A`)「あ、ああ……」
まだ怒ってるみたいだ。
女ってのは執念深い生き物だな……。
意地でも出て行ってやらない事にしよう
- 958: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:29:44.26 ID:5DF90io60
- ('A`)「ビロード君、トイレ貸してもらっていいかな?」
( ><)「はいなんです、トイレはこの部屋を出てまっすぐの所なんです」
なんでこいつに君呼ばわりされなきゃなんねーんだよ。
そうだ、今がいたずらチャンス、なにか使えるものは無いかな……
( ><)「このおもちゃの銃とか使えそうなんです」
でも、なんでお姉ちゃんがこんなものを……?
まあいいや、試し打ちしてみよう。
( ><)「とりあえずベッドに向かって……」
カチッ
( ><)「あれ?なんにも起きないんです」
あれ?なんでだろ……。
そうか、このボタンを押してなかったからだ。
よし、これでもう一度。
- 959: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:30:53.26 ID:5DF90io60
- (;><)「硬くて引けないんです……」
奮闘すること数十秒。
カチッ
(;><)「あ!やっとの思いで引けたと思ったら銃口が丁度ご都合展開で現れた猫に向かって!」
(;><)「なんにも……起きないんです」
失敗か……そう思ったとき。
('A`)「あれ?ビロード君、その銃どうしたの?」
(;><)「うわああああ!」
カチッ
突然現れたドクオさんに向かって銃を撃ってしまった……。
今度は先ほどとは違い、煙が出てきた。ドクオさん大丈夫かな?
- 960: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:32:17.95 ID:5DF90io60
- (;><)「ドクオさん、ごめんなさいなんです!」
僕が声を掛けても返事は一向に聞こえてこない。
やがて煙が消えた、だがそこにいたのは……。
ハハ
('A`)「ニャーオ」
猫だった。
(;><)「ええええ?」
どうなってるんだ?これはさっき銃で撃ってしまった猫じゃないか。
ドクオさんは一体どこに?
何よりこのままだとお姉ちゃんに怒られてしまう!
川#゚ -゚)「ビロード、これは一体どういうことだ?」
- 961: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:33:24.26 ID:5DF90io60
- (;><)「と言うわけなんです」
川 ゚ -゚)「なるほど、部屋から出て行かないどころかドクオに対して悪戯までしてこうなったと?」
はっ!顔の#マークが消えている!
これはマジでやばいでぇ!
(;><)「そんなことよりドクオさんをどうやって戻すのかが問題なんです!」
川 ゚ -゚)「そのことについては問題ない、この銃は私が趣味で作ったものでな
詳しい説明は面倒だから省くがもう一度これで猫とドクオを撃てば戻るだろう」
趣味でこんなもの作るなんて……。
あれ?でも、ドクオさんの体は何処に行ったんだろう。
( ><)「ドクオさんの体は何処にあるんです?」
川 ゚ -゚)「恐らく、街中を四つんばいで走り回っている事だろう」
- 976: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:55:02.78 ID:5DF90io60
- (;'A`)「にゃお!」
(;><)「大変なんです!早く捕まえないとドクオさんが警察に捕まってしまうんです!」
川 ゚ -゚)「私としてはその方が手っ取り早くていいのだが」
(#'A`)「ニャオー!」
猫になった時から一度も喋ってなかったドクオさんも怒ってる。
やっぱり警察のお世話になるのはまずい。
(;><)「やっぱり、探しに行った方がいいと思うんです!」
川 ゚ -゚)「しょうがない、いくか」
('A`)「にゃお〜」
- 978: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:57:18.28 ID:5DF90io60
- 場所が変わってここは商店街。
今聞き込み調査をしているところだ
川 ゚ -゚)「すいません、このあたりを犯罪レベルの悪趣味な顔をした男が四つんばいで走ってきませんでしたか」
ξ゚听)ξ「それなら、あっちにいったわよ」
買い物の帰りらしきおばさんが指を指した先、それはジャ○スコだった。
_,
川 ゚ -゚)「なぜジャスコ○に……まあいい、いくぞ」
( ><)「でも、ドクオさんが……」
从 ゚∀从「かわいー」
ζ(゚―゚*ζ「人懐っこいねー」
lw´‐ _‐ノv「お前は米の次にかわいい」
- 979: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:58:26.54 ID:5DF90io60
- (*'A`)「にゃおん」
モテモテだった。
女子高生に囲まれてなでなでなでなで…。
このままだとお姉ちゃんが……。
川# ?)「……」
遅かった。
川# ?)「あいつはほっといて行こうか、ビロード」
(;><)「はいなんです」
まあ、自業自得か。
- 981: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:00:45.11 ID:5DF90io60
- ○ジャスコに入ると、中は大騒ぎだった。
そりゃあ四つんばいで人間が走り回ってるんだからしょうがないか。
川 ゚ -゚)「さて、こいつを使う時が来たか」
そういってお姉ちゃんが取り出したのは、ネズミ捕りだった。
(;><)「そんなので捕まるんです?」
川 ゚ -゚)「大丈夫だ、これは対ドクオ用最終兵器 名づけて……」
(;><)「名づけて……?」
川;゚ ?゚)「名づけて…… はっ!こうしてる間にもドクオが大暴れしている、急いで捕まえないと!」
こいつ絶対ごまかした。
まあ追求すると後が怖いから黙っとこう。
- 983: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:02:20.78 ID:5DF90io60
- ( ><)「それで、それをどう使うんです?」
川 ゚ -゚)「こうだ」
お姉ちゃんは、お菓子売り場に置いてあるエロ本をネズミ捕りに設置した。
なんで犯し売り場にエロ本置いてあんの?教育委員会に訴えられちゃうよ?
あ、変換ミスしちゃった。
川 ゚ -゚)「これでしばらく放置して置けば奴が来るはずだ」
(;><)「本当に来るんです?心配なんです……」
しばらくすると、ドクオさんが来た。
まさかエロ本で釣られるなんて……。
(;'A`)「うわあああああ!」
川 ゚ -゚)「ん?あの白いのは一体なんだ?」
(;><)「一緒に飛んで来るんです……」
- 984: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:04:56.39 ID:5DF90io60
- あれは……大根!?
エロい事考えた奴はIDの数腹筋でいいとして、何で大根が……。
店員A「撃てー!必ず奴に当てるんだ!」
店員B「こんな時の為に習得した大根投げ、まさか使う日が来ようとはな!」
店員さん達が売り物の大根を必死にドクオさんに向かって投げている。
すげえよジャス○コ。
⇒><)「やっぱり買い物はジ○ャスコだね」
そこで僕の意識は途絶えた。
川 ゚ -゚)「ビロード!ビロード!」
あれ?ここは……。
そういえば大根に当たったんだっけ。
ドクオさんは捕まったのかな?
- 985: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:06:21.43 ID:5DF90io60
- 川 ゚ -゚)「ようやく起きたか、これからドクオを元に戻すぞ」
( ><)「でも、肝心のドクオさんがいないんです」
外を見てみると、まだ女子高生になでられていた。
川 ゚ -゚)「そのことについては大丈夫だ、さっきこっそりドクオを撃ってきた
それよりも、この状態でこっちのドクオを撃てば……分かるな?」
今ドクオさんは女子高生になでられている最中、ここで元に戻ったら大変なことになる。
やっぱりここは弟として止めないと。
(*><)「なんとも楽しそうなことなんです、早くやるんです!」
川 ゚ -゚)「まあまあ焦るな、行くぞ……」
カチッ
最初のように煙が出てきたそして煙が晴れると、猫が出てきた。
猫は一声鳴くと、外に出て行った。
そうだ、ドクオさんはどうなっただろう
- 987: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:09:03.09 ID:5DF90io60
- (*'A`)「ニャー」
人間に戻ったのにも気づかず、鳴いていた。
当然周りの女子高生の態度も変わり、大変なことに。
从 ;∀从「ぎゃー!きもいよー!」
((( )))
(;´Д`)「うわーん!きもいよー!」
ζ(;―;*ζ「きもいよー!あんただれー!」
(*´Д`)「1さーん!はぁはぁ」
lw´‐ _‐ノv「まるで腐った米だな」
(;'A`)「え、あれ?俺元に戻って……」
ガチャ
警察官「ちょっと、署まで来てくれるかな」
- 988: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:10:14.65 ID:5DF90io60
- _[警]
( ) ('A`)
( )Vノ )
|| ||
終り
戻る