( ><)がNISHATAKUITSUするようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:14:38.88 ID:mwPusHXLO

やあ。ようこそ夢の世界へ。
このプロテインはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん「パロディ」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許して貰おうとも思っていない。

でも、この夢を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「恐ろしさ」を感じてくれたと思う。
平和ボケした日本でそういう気持ちを忘れないで欲しい、
そう思ってこの夢を見せたんだ。
そして僕は二者択一するようですが大好きだ、作者さん、謝っておきますごめんなさい。

じゃあ、 は じ め よ う か ?



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:15:57.20 ID:mwPusHXLO
<第一択>



(*><)「…ぽっぽちゃん、そんな…大胆なんです…」

( <●><●>) 「…」

(*><)「こんなところで…ダメなんです…」

( <●><●>) 「…」

(*><)「ち…」

( <●><●>) 「私がちんぽっぽちゃんでは無いことはわかってます」

(;><)「UWAAAAAAAAAA!!!!」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:18:13.05 ID:mwPusHXLO
( <●><●>) 「うるさいことをわかってください」

(;><)「ワカッテマスくんが、なんでこんなとこにいるんです!」

くりくりとした、かわいらしい瞳をしているのに大人びた顔をしてて、
女の子にも見えなくないけれど、声はしっかりと男の子。
彼は僕の友達のワカッテマスくん。でもここは夢の中、なんでワカッテマスくんが?

それに、夢にしては珍しく、やけに視界がクリアで意識もはっきりしています。

('、`*川「夢の中で夢とわかる夢を、明晰夢と言うらしいよー」
とペニサスちゃんから聞いたことがありました。
曰く、夢とわかったなら思う存分遊んでおけ、とのこと。
ペニサスちゃんは明晰夢を見ることが得意で(訓練でどうにかなる類のものらしい)、
空を飛んだり魔法使ったりとかなりエンジョイしているらしいけど、よくわかんないんです。

…でもなんだか、これはそんな雰囲気ではない気がします。かなり現実感があるんです。



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:21:29.54 ID:mwPusHXLO
いつもと違う、長いヒラヒラとした黒い服を翻したワカッテマスくんは歩き出します。
彼が歩を進めるたびに、足元から黒い粉のようなものが舞い上がっています。今のワカッテマスくんなら魔法が使えそうです。黒魔術。

ともかく彼に付いて行く。
ペニサスちゃんが見たら殴られるのかもしれないけれど、まあ自分の夢だし、と気軽に考える。
実際、付いて行こうが行くまいが、結果は変わらなかったのだろうけれど。

僕が歩いても、彼のように黒い粉は舞い上がらなかった。
やっぱり彼は特別なのだろう。それとも僕が異端なのかもしれないです。
自分の夢なのにわからないことだらけなのは理不尽な気がします。



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:23:13.75 ID:mwPusHXLO
いきなり、彼が振り返って、手のひらを僕に向けた。
彼の手のひらに例の黒い粉がくすぶっているのを確認した瞬間、僕は目を閉じた。
魔法だ!殺される!ぽっぽちゃんごめんなさいごめんなさい…

と驚異のスピードで懺悔していたら、声をかけられました。
ゆっくりと目をあける。

( <●><●>) 「ここです」

( ><)「ここは?」

( <●><●>) 「選択の場です」

( ><)「洗濯?」

( <●><●>) 「わざとなのは わかってます」

( ><)「ごめんなさいです」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:26:47.31 ID:mwPusHXLO
僕達が居る場所を中心に、道が二つに分かれています。
先の方は、また例の黒い粉が霧のように隠していて見えないけれど、
そう長い道でもなさそうです。

道自体になんの問題も無いけれど、
道以外の場所はすべておどろおどろしい色が渦巻いていて怖い。
何せ空もその色だ。絵の具を全部ぶちまけた色です。

(;><)「趣味の悪い場所ですね…」

( <●><●>) 「…私もそう思います」

( ><)「でも僕の夢だから僕のせいですか?」

( <●><●>) 「いいえ これは貴方のせいではありません」

( <●><●>) 「でも 決断したならば 全ては貴方の責任です」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:31:22.41 ID:mwPusHXLO
( ><)「…どういうことですか? というかワカッテマスくんはなんでここに…」

( <●><●>) 「私にもよくわかりませんが、黒魔術の本を
本当に効くかどうかビロに昨日の夜試したのが原因かもしれません」

(;><)「何してるんです」

ワカッテマスくんは手のひらを広げて。
例のk(ryが手のひらから湧き上がってくる。
手品を見る感覚で僕はそれをわくわくしながら見ていた。

やがてそれは何かを型ど始める。
うまい棒?いいえ、ちんこです。

(;><)「こ、これは…」

( <●><●>) 「そうです、ちんこです」

典型的なちんこだ。ただ色彩センスが決定的に欠落している。
持ち手が例の12色ぶちまけMIX−僕の地獄に音楽を添えて−色なのだ。
亀頭の部分も微妙な色をしている。見る角度によってホログラムのように色が変わって、
綺麗だと思うのだが、どうにも好きになれない。



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:39:32.74 ID:mwPusHXLO
( <●><●>) 「これを あなたに」

(;><)「く…くれるんですか?」

( <●><●>) 「…渡さなければなりません」

(;><)「無理に渡してくれなくていいです…それ気持ち悪いんです」

( <●><●>) 「いいえ 渡します それが私の役目なのはわかってますから」

(;><)「えぇ………」

まあ夢だし誰かに見られて変態呼ばわりされることも無いだろう、
と渋々受け取ったそれは見た目より随分重かった。



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:43:07.80 ID:mwPusHXLO
(;><)「変に重いんです………」

( <●><●>) 「これからもっと 重くなるでしょう」

(;><)「えぇ………そんなオプション入らないんです………」

( <●><●>) 「すみません 時間です マスター」

(´・ω・`)「やあ」

(;><)「UWAAAAAA?!」

突然、僕の目の前に全裸にストールをいやらしく巻いた
がっちりした、見るからに怪しい男が現れた。

(´・ω・`)「ハハハ、良い反応だね、やらないか?」

(;><)「お断りするんです!!!」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:45:21.25 ID:mwPusHXLO

(´・ω・`)「冗談さ。ところで君、あまぁいカルピスと…にがぁい………にがぁいカルピスならどっちを選ぶ?」

( ><)「え?」

(´・ω・`)「掘るぞ」

(;><)「甘い方…」

(´・ω・`)「掘るぞ」

(;><)「えぇ?…に、苦い方…」

(´・ω・`)「だよね、100人肉便器がいたら99人の肉便器はそっちを選ぶだろう。
でもそんなのつまんない」

(;><)(この人ヤバイんです…)



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:49:37.96 ID:mwPusHXLO
(´・ω・`)「僕はね………わかりきった、こ、答えなんか欲しくないんだ。数学なんて大嫌い。答えがひとつしかないからね。
      僕が欲しいのは、血の涙を流して下した決断。決断したあともなお続く苦しみに悶える姿
      「ひぎぃっやめてっ!」「おい、いいのかい?」「………私のここに入れてくださぁい!」みたいにね」

ドン引きしてその人から離れようとした。
けれど身体が動かない。急に怖くなって、震えが止まらなくなる。

(´・ω・`)「本当に大事なことには正しい答えなどないんだよ………ふひひ………」

耳元で低く低く呟いたその声が、僕の身体に氷を落とした。

彼が僕から離れると、身体を取り押さえていたものが無くなって、僕はその場にへたり込んだ。
なんでか、涙が止まらない。

(´・ω・`)「夢の中とはいえ、生きている人間には僕の存在が強すぎるんだ。困ったものだね」

(;><)(こいつヤバすぎるんです………)

彼の一挙一動が、僕の身体から熱を奪っていく。
呼吸の仕方を忘れたみたいに必死に息をして、止まらない涙で視界がぼやけても、それでも顔を上げる。

(´・ω・`)「…いい顔だ。じゃあ、良い夢を。後は頼んだよ」

( <●><●>) 「…わかってます」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:52:14.59 ID:mwPusHXLO
( <●><●>) 「大丈夫ですか」

(;><)「あんなおぞましい物が…」
 
( <●><●>) 「…大丈夫じゃないのはわかってますが 時間がありません ―立ちなさい ビロード―」

( ><)「?!」

意志とは無関係に身体が動いた。気分はマリオネット。

( <●><●>) 「さあ」

(;><)「痛い痛い痛い」

夢なのに!理不尽だチクショー!



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:54:14.06 ID:mwPusHXLO
( <●><●>) 「道の先にそれぞれあるものがあります」

( ><)「あるもの?」

( <●><●>) 「みればわかります それに挿入れてきてください そのちんこで 右のものか左のものか 選択するのです」

( ><)「だから選択の場ですね」

( <●><●>) 「そうです」

( ><)「…もし嫌だと言ったら」

「全裸にストールというファッションが似合うようになる。といえば聞こえはいいですね」

( ><)「…」

僕の夢なのに決定権が僕にない。 これなんて理不尽?
…でも逆らって、全裸にストールがやめられなくなるのも怖い。



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:56:48.76 ID:mwPusHXLO
重い身体を引きずる僕の姿はきっと幽霊かゾンビだ。
ゆらぁりゆらぁり、まずは左の道をいく。
もし道を外れたらどうなるのかなど考えたくもない。

( ><)「…ん?」

…着いたのは変に真っ白な部屋。その部屋の真ん中に何かが見える

http://kjm.kir.jp/?p=194947

( A )「zzz」

(;><)(えぇ………)

全裸で痩せ細った男が一人寝転がっている。大事な部分にはストールが巻かれているが、尚更酷い。
しかも、肛門のちょうど上に立て札が立っていて

「↓」

と書いている………。
しかしこの重い身体を引きずって戻り、さらに右の道に進む元気もない。



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 23:59:55.15 ID:mwPusHXLO
(;><)「あのー」

ちんこでその男の肛門をつつく。

('A`)「あっ」

(;><)「すいませーん」

('A`)「あっ、あっ」

(;><)「ちょっと起きて下さーい」

('A`)「あっ、あっ、あふぅ」

(;><)(地獄なんです………)



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 00:01:35.58 ID:Fng3S30IO
(;><)「もう十分挿入したんです!さっさとイベント起こすんです!
ワカッテマスくん!もう挿入したんです、これ以上は気持ち悪くて無理なんです!」

( <●><●>)「…まぁ、たしかに。この男なら仕方ない部分もありますね………助けてあげます」

クン、と見えない糸が僕の右手に巻きついて、その男の肛門へちんこを深く挿入した。

('A`)「あひぃっ! ああんっ! いいっ! いいっ!」

ピストン運動が始まる。

('A`)「あああんっ! イクっ! イクっ! 逝っちゃう!」

('A`)「ああああああっ! らめぇえええええ!!!」

('A`)「ひゃううっ!!ダメええええ!!」

「イクイクっ! イッちゃうううぅぅぅ!! 頭おかしくなっちゃうのぉぉぉぉ!」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 00:02:38.38 ID:Fng3S30IO














(;><)「はあッ!!!」

(;><)「は、は、は、は、は、ハアッ、は、は…は…」

(;><)「は……っ、は…」

(;><)「……ゆ…め…」

( ><)「ああ、なんだ、夢ですか…」

思わず右手を見る。いつものひょろりとした手。愛液などついていない。
僕はそれを確認すると、布団に引き込まれるようにして、再び眠った。



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 00:03:21.11 ID:Fng3S30IO

('A`)「終わりよーいつまで寝てるのー」


http://kjm.kir.jp/?p=194946

川'A`)「ん………あらヤダ。あんたの方に行ったの?」

('A`)「そうよー超気持ち良かったわー」

川'A`)「ずるいわよ、次は私よー」

(´・ω・`)「ハァ………ハァ………僕も………」

( <●><●>) 「…」

(´・ω・`)「あ…駄目だ、駄目だ…あせらないで、焦らして焦らして
最後にやってもらうのがコツだよね。ハァ………待ち遠しいなぁ………」



”それ”を入れられるのは、とっても楽しい。
本当に、楽しい。

( <●><●>)(………私の目がいつ覚めるのかが…ワカリマセン。)

<第一択・了 >



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