('A`)好きだ!川 ゚ -゚)うっさい死ね!のようです

235: サブロク :2008/08/29(金) 12:23:26.80 ID:8J98MG6l0
ストライク・ビッチーズ

---01---
プロローグ

いかに優れた一兵卒でも、戦争を終結させる術は持ち合わせていない。
戦略や外交は参謀に任せておけばよい。

だけど、一兵卒の活躍をきっかけに、戦局が大きく変動することはある。

ホライゾン軍の圧倒的な航空戦力によって制空権を奪われた我が軍は、
圧倒的劣勢に追い込まれていた。
早期講和が最善の道と政府の方針はかたまりつつあった。

そんな折に開発されたのが、この機動歩兵、カルロース・ト式である。



236: サブロク :2008/08/29(金) 12:24:49.46 ID:8J98MG6l0
乙πドライブを主機関として搭載していた。

この乙πドライブは女性パイロットのみが持つ、乳房の揺れを感知し、
その揺らぎ係数が多ければ多いほど強大なパワーを生む。

設計者はジョルジュ教授。
おっぱいの揺れをエネルギーに変換するという、
常識外れの研究を行い非難を受けていたが、
乙πドライブの実用化に伴い、一躍英雄となった。

そうして私はこの第081混成部隊に編入され、
カルロース・ト式 with 乙πドライブの正規パイロットとなったのである。



237: サブロク :2008/08/29(金) 12:25:52.35 ID:8J98MG6l0
1 敵機襲来

気持ち悪いくらい真っ青な空に、飛行機雲がふたつ。
我が軍の制空権を奪った敵の航空機動兵器が偵察にきたようだ。

( ´_ゝ`)「ここが敵の巣穴らしいぞ弟者」

(´<_` )「僅か2分で特定とは、流石兄者」

( ´_ゝ`)「さくっと爆撃して帰るぞ」

(´<_` )「OK兄者」

( ´_ゝ`)「(早く帰ってリネットたんのおっぱい画像ゲットだぜ)」

(´<_` )「(流石兄者、だがエイラとサーニャはオレの嫁)」



238: サブロク :2008/08/29(金) 12:26:53.97 ID:8J98MG6l0
敵のエース。流石兄弟来襲の報に、
第081混成部隊は蜂の巣をつついたみたいに混乱していた。

ノパ听) 「うわーーーー! 敵だ! やっべぇーーー!」

川 ゚ -゚) 「うるさいぞヒート。少し落ち着け」

ζ(゚ー゚*ζ「隊長、出撃しないんですかー?」

J( 'ー`)し 「出撃しますよ。だから早くおっぱい順に並んでね」

なぜおっぱい順なのか分からないけど、隊長(カーチャン)の言うことは絶対だ。
おっとりした口調だが、怒らせると血の雨が降る。超パネェ

J( 'ー`)し 「点呼」

ノパ听) 「イチ!!!」

川 ゚ -゚) 「に」

ζ(゚ー゚*ζ「さんっ」



239: サブロク :2008/08/29(金) 12:28:44.62 ID:8J98MG6l0
カルロースシリーズは3つのバリエーションがある。

私が搭乗するカルロース・ト式はGカップ以上の爆乳用に設定されている。
そうしてC〜Fまでの巨乳用のコニ式に、A以下の貧乳用のネジ式がある。

ちなみにBカップ用は無い。
余りにも平均的すぎてつまらないと言う理由だけで製造を見送られた。
人口比率的にはBカップが一番多いのにである。

J( 'ー`)し 「搭乗しましたね。それでは第081混成部隊出撃です」

ノパ听) 「カルロース・ト式! イキマァーーーーーース!!!」

川 ゚ -゚) 「コニ式でる」

ζ(゚ー゚*ζ「ネジ式でますぅ」

こうして第081混成部隊の初陣は、敵のエースとの対決となった。



241: サブロク :2008/08/29(金) 12:29:49.54 ID:8J98MG6l0
2 不協和音

( ´_ゝ`)「プッ! おい弟者、穴蔵から何かでてきたぞ」

(´<_` )「流石兄者。こちらも三機の機動歩兵が出撃するのを確認した」

( ´_ゝ`)「ただの機動歩兵がこのブーン(改)に挑むとは愚かな」

(´<_` )「我ら流石兄弟もナメられたものだな兄者」

( ´_ゝ`)「殲滅するぞ弟者」

(´<_` )「OK兄者」

大空を舞う二機の航空騎兵、通称機甲ブーンがまっすぐ向かってきた。
目標はもちろん私たちに決まっている。
なんとなく怒っているのがわかる。そういうのには敏感なのだ。



242: サブロク :2008/08/29(金) 12:31:40.72 ID:6plXgS/u0

ノパ听) 「きやがったなコンチクショー! ギッタンバッタンにやっつけてやるぅ!」

ζ(゚ー゚*ζ「敵はエースよ。焦っちゃだめよヒート」

川 ゚ -゚) 「典型的な早死にタイプだな」

ノパ听) 「うっさい! 乙πドライブ起動させるぜーーーーーっ!」

ζ(゚ー゚*ζ「がんばって!」

川 ゚ -゚) 「デレよ。オマエは頑張らないのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「2対3って卑怯だと思うの」

川 ゚ -゚) 「戦争に卑怯もクソもないだろ」

ノパ听) 「いーや! わかる! わかるよデレ! ここはアタシとクーに任せろ!」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。任せますね」

川 ゚ -゚) 「ヒート、オマエは黙ってろ。それにデレ、勝手に決めるな」

そのとき、隊長(カーチャン)から通信が入る。



243: サブロク :2008/08/29(金) 12:32:59.98 ID:6plXgS/u0

J( 'ー`)し 『いいわ。二人でやってみなさい。デレはバックアップよろしくね』

隊長(カーチャン)の言うことは絶対だ。たとえ黒でも隊長(カーチャン)が白と言えば白だ。

ζ(゚ー゚*ζ「はーい」

ノパ听) 「おう! まっかせといてーーー!」

川 ゚ -゚) 「了解……」

ノパ听) 「よおぉ〜〜〜〜っし! 乙πドライブ起動ぉぉおおおおおおおっ!!!」

川 ゚ -゚) 「かけ声はいらん。普通に起動しろ」

ノパ听) 「ノリが悪いなぁクーは! なあデレ、どう思う?」

ζ(゚ー゚*ζ「チームワークですよね。クーさん。恥ずかしがらずに」

川 ゚ -゚) 「オマエらが仲間かと思うと泣けてくるよ」

ノパ听) 「ホラ! 早く! 乙πドライブ起動ー!! って言っちゃいなよ」

川 ゚ -゚) 「すでに起動してるから言わなくても大丈夫だ」



244: サブロク :2008/08/29(金) 12:33:56.11 ID:6plXgS/u0

ζ(゚ー゚*ζ「言っちゃえ言っちゃえ」

川 ゚ -゚) 「……」

しばしの沈黙。そのとき再び通信が入る。

J( 'ー`)し 『わたしも聞きたいわ』

ノパ听) 「イェイ!! 流石隊長! わかってるーーーー!」

川 ゚ -゚) 「命令とあらば。乙πドライブ起動。カチっ、ウイーーン」

川 ゚ -゚) 「擬音付きだ。コレで満足か?」

ζ(゚ー゚*ζ「流石クーさん。よくそんな恥ずかしい台詞いえますね」

川 ゚ -゚) 「ヒート以上に憎たらしいヤツだな。この借りは必ず返すぞ」

ノパ听) 「ちょっ!! そんなことよりさー! 敵がきたよーーー!!」

いつの間にか敵機の射程距離圏内にはいったことを告げるアラームが鳴る。



245: サブロク :2008/08/29(金) 12:34:48.15 ID:6plXgS/u0

3 作戦会議

乙πドライブについて少し説明すると、
アタシたちが着ている戦闘服には乙πトレースセンサーなるものが付属している。

これとカルロース・ト式は直結しており、おっぱいが揺れるたびに、
エネルギーに変換している。

そのエネルギー変換効率は99.9999999999999%だという。

そもそもおっぱいの揺れにエネルギーがあるのか知らないので、
変換効率が100%近くと言われてもピンとこない。



246: サブロク :2008/08/29(金) 12:35:36.13 ID:6plXgS/u0

そうしてここからがすごいところで、一度起動した乙πドライブは、
おっぱいが揺れ続ける限り停止しない。

移動時の振動や加速減速によって生じる負荷で当然のようにおっぱいは揺れる。

ダメージを受けたときに揺れる胸のおっぱい係数は尋常ではなく、
それによって特殊なフィールドを発生させ、パイロットの身を守ってくれる。

おっぱいは大きければ大きいほど、揺れやすいので、
カルロース・ト式のパイロット選抜は、胸のサイズ重視で選んだらしい。

ト式についてはそのように説明をうけているけど、
コニ式とネジ式についてはまだ未知数なところがある。

というか詳しい説明は聞いておらず、恐らく隊長とパイロットだけが知っている。

それくらい機密が厳しくてすごい機関なのだ。



248: サブロク :2008/08/29(金) 12:36:32.37 ID:6plXgS/u0

( ´_ゝ`)「そろそろ射程距離だな弟者」

(´<_` )「そうだな兄者」

( ´_ゝ`)「弟者よ。どちらが先に二機目を落とすか賭けないか」

(´<_` )「OK兄者。勝った方がエーリカたんを嫁にできるってことで」

( ´_ゝ`)「なんと! オマエもエーリカたんを狙っていたのか弟者」

(´<_` )「世界の常識だよ兄者」

( ´_ゝ`)「(この戦いだけは)」

(´<_` )「(絶対に負けられない)」



249: サブロク :2008/08/29(金) 12:37:36.33 ID:6plXgS/u0

機甲ブーンの銃口が光り、白銀色のレールガンが発射される。

着弾すれば防御不能という凶悪な兵器であるが、
乙πドライブによって生成されたエネルギーフィールドなら、
直撃にも耐えられるという。
というけど耐えられなかったらヤバイので、とりあえずよける。

ノパ听) 「うわっ、わっ! うひー、あっぶねー! ちょっとかすったよ!」

川 ゚ -゚) 「デレ、オマエも乙πドライブ起動したほうがいいんじゃないか?」

ζ(゚ー゚*ζ「あたらなければ、どうということはないですわ」

川 ゚ -゚) 「たいした自信だな」

ζ(゚ー゚*ζ「それよりクーさん。ヒートさん。ネジ式と相対速度をあわせてください」

川 ゚ -゚) 「そんなことをしたら狙い撃ちにあうぞ?」

ノパ听) 「そうだぞ! 危ないぞ! ヘタしたら死んじゃうぞ!」



250: サブロク :2008/08/29(金) 12:38:24.29 ID:6plXgS/u0

ζ(゚ー゚*ζ「敵を落とすにはそれ相応のリスクが必要だと思いません?」

川 ゚ -゚) 「死にたがりはヒートかと思ったが、お前もそうなのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「あら。死ぬつもりなんてありませんよ。危険なのはクーさんたちですよ」

川 ゚ -゚) 「どういう意味だ?」

ノパ听) 「どーしてだ?」

ζ(゚ー゚*ζ「対空ライフルを移動しながら撃っても当たる訳無いじゃないですか」

川 ゚ -゚) 「そうだな」

ノパ听) 「気合でなんとかなるよ! 気合で!」

ζ(゚ー゚*ζ「ヒートさんはそうしてください。わたしには無理です」

川 ゚ -゚) 「いいからヒートは黙ってろ。それで?」

ノハ;--)「あうあう」



252: サブロク :2008/08/29(金) 12:39:11.81 ID:6plXgS/u0

ζ(゚ー゚*ζ「どのみち制止した状態では乙πドライブは無意味ですよね」

川 ゚ -゚) 「あぁそうだな。揺れてなんぼのエンジンだからな」

ノパ听) 「デレも機内でおっぱいを揺らせばいいんだよ。ほら、こうやって!」

コックピットの中で腰を左右にひねっておっぱいを揺らす。
そうするだけでエネルギーゲインがどんどんたまってゆく。

ζ(゚ー゚*ζ「それでも結局はトリガーを引くときにブレが生じますよね」

川 ゚ -゚) 「ふん。要するに長距離射撃をするから援護しろ。そういうことだろ」

ζ(゚ー゚*ζ「流石はクーさん。正解です」

ノパ听) 「なるほどー! そういう作戦だったのか! やるなデレ!」

川 ゚ -゚) 「オマエが考えなさ過ぎだということに気付けよ」



253: サブロク :2008/08/29(金) 12:40:14.22 ID:6plXgS/u0

4 禁則事項

( ´_ゝ`)「一発も当たらない。どういうことだ弟者」

(´<_` )「敵必死だな。というか距離が距離だけに回避運動可能なんだろ」

( ´_ゝ`)「そうか。それじゃ仕方ない。少し高度を落として攻撃しよう」

(´<_` )「それだとこちらも攻撃を受けるが、大丈夫か兄者」

( ´_ゝ`)「敵のアウトレンジから攻撃するのは痛快だが仕方あるまい」

(´<_` )「流石兄者。チキンかと思っていたけど見直したぜ」

( ´_ゝ`)「いまちょっとカチンときたぞ弟者」

(´<_` )「おっと、タイムだ兄者。敵の有効射程にはいった」

( ´_ゝ`)「OK、気をつけろよ弟者」

(´<_` )「兄者こそ」



254: サブロク :2008/08/29(金) 12:42:50.05 ID:LSIzPzfx0

敵が高度を落としてきた! これでこちらからも攻撃できる。
正確にはあの高度でも攻撃はできたけど、当たる確率はほとんど無い。

ノパ听) 「よっしゃー! ようやく降りてきたぜー! 狙い撃ちだ!」

ζ(゚ー゚*ζ「ヒートさん。あなたはできるだけ適当に射撃しててください」

川 ゚ -゚) 「なるほど。こちらの武器性能を低く見せるには良い手だな」

ノパ听) 「ちょっ! なにいってんの! ちゃんと当てるよ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「わかりました。それでは正確に狙ってください」

川 ゚ -゚) 「そうだな。その方が外れそうだ」

ノパ听) 「ばっ、ばかにするなーーー! こう見えてもアタシはーーっ!」

ζ(゚ー゚*ζ「おっぱいの大きさで選ばれたんですよね」

川 ゚ -゚) 「わたしは違うぞ」

ノパ听) 「そ、そうだよ! そうだけどいいじゃないかー!」

ζ(゚ー゚*ζ「ヒートさんのおっぱいは軍隊いちぃですから」



256: サブロク :2008/08/29(金) 12:44:16.27 ID:LSIzPzfx0

川 ゚ -゚) 「ところでデレ、オマエはどうして選ばれたんだ?」

ノパ听) 「そうだよ。ぜんぜんおっぱい無いのに。ヘンだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「……それはヒミツです」

川 ゚ -゚) 「そもそもネジ式はどうやって乙πドライブを起動させるんだ?」

ノパ听) 「そーだよ! デレのおっぱいは揺れそうにないのに! どーして?」

ζ(゚ー゚*ζ「……だ、だから」

川 ゚ -゚) 「おいヒート。あまり胸のことを言うな。デレが泣きそうだぞ」

J( 'ー`)し 『そうよ。ヒートちゃん。いい加減にしなさい』

ノパ听) 「た、隊長! りょ、りょうかいサー! うひー! もう言いません!」

川 ゚ -゚) 「了解。これより作戦行動を開始します。デレ、ヒート準備はいいか?」

ζ(゚ー゚*ζ「いつでも」

ノパ听) 「よっしゃーーーーーっ! ばっちこーーーい!」

J( 'ー`)し 『みんな頼んだわよ。負けたらメッですよ』



257: サブロク :2008/08/29(金) 12:45:15.39 ID:LSIzPzfx0

5 誤算

( ´_ゝ`)「こいつは驚きだ弟者」

(´<_` )「まさか敵機動兵器のパイロットが女だったとは」

( ´_ゝ`)「なあ弟者よ。生け捕っちゃう?」

(´<_` )「おっと。兄者は3次の女には興味ないんじゃなかったのか」

( ´_ゝ`)「3次は別腹さ。それにあのおっぱいはどうだ弟者」

(´<_` )「……けしからんな」

( ´_ゝ`)「うむ。けしからんおっぱいだ」

(´<_` )「やるか兄者」

( ´_ゝ`)「やらいでか弟者」

(´<_` )「流石兄者」



258: サブロク :2008/08/29(金) 12:46:02.11 ID:LSIzPzfx0

敵の攻撃が一瞬緩んだ。というか完全に止まった。

川 ゚ -゚) 「防御は任せろ! 撃つならいまだ」

ζ(゚ー゚*ζ「あと5秒待って」

ノパ听) 「よおおおーしっ! 撃ちまくるよーーー!!」

川 ゚ -゚) 「ちょっと待て。オマエは撃つな」

ノパ听) 「え〜〜〜〜〜! なんでよーー!」

川 ゚ -゚) 「敵が逃げるだろ」

ζ(゚ー゚*ζ「準備OKよ」

川 ゚ -゚) 「よし、撃て。ヒートもついでに撃っていいぞ」

ノパ听) 「ついでってなにさー! いいもん勝手に撃つから!」

ζ(゚ー゚*ζ「当たれ!」

デレの放った対空ライフルの弾道が空へ伸びる。
弾道は二発。
回避されることを前提とした一発目と、その回避を予測した箇所への一発。



260: サブロク :2008/08/29(金) 12:47:04.33 ID:LSIzPzfx0

( ´_ゝ`)「うおっまぶしっ! だが甘いぜ。どうだ見たか弟者」

(´<_` )「流石兄者。回避運動はかんぺ……き?」

( ´_ゝ`)「なん……だと? このオレが被弾?」

(´<_` )「あ、兄者ぁ!!」

( ´_ゝ`)「まさかこのオレが討たれるとは。弟者よ。頼みがある」

(´<_` )「兄者の仇は絶対に討つから安心して逝ってよし」

( ´_ゝ`)「いや、そうじゃない。部屋にあるエロゲ等を処分しといてくれ」

(´<_` )「流石兄者。最後まで抜かりないぜ」

( ´_ゝ`)「さらばだ弟者!」

(´<_` )「兄者ぁ〜〜〜〜〜!」

流石兄弟のブーンが一機、きりもみしながら地上へ激突する。
よくわからないけど、とりあえず一機は撃墜した。



261: サブロク :2008/08/29(金) 12:47:58.95 ID:LSIzPzfx0

6 おっぱいの底力

川 ゚ ー゚)「やったなデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「ええ。でもまだ油断は禁物よ」

川 ゚ ー゚)「わかってる」

ノパ听) 「アタシのが当たったんじゃないかな? そんな気がする」

ζ(゚ー゚*ζ「気のせいよ」

川 ゚ -゚) 「気のせいだ」

そんな時、空中で旋回していたもう一機の機甲ブーンが急降下してきた。

ノパ听) 「お、お〜い! なんか降りてきたぞ! なんかやばそう!」



263: サブロク :2008/08/29(金) 12:48:54.57 ID:LSIzPzfx0

(´<_` )「兄者の仇ぃーー!」

機甲ブーンが僚機を落としたデレのネジ式に迫る。

ζ(゚ー゚*ζ「きゃっ!」

川 ゚ -゚) 「あぶないデレ!」

おっぱいを揺らしながらフィールドを形成し、直撃を防ぐ。

(´<_` )「なっ! 効いてない、だと?」

ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫?」

川 ゚ -゚) 「ああ。だがこれだけ近いと全くの無傷というわけにはいかないようだ」

クーのコニ式はレールガンによって発生した磁場の影響で、
フィールドを形成したままフリーズしていた。



264: サブロク :2008/08/29(金) 12:49:46.74 ID:LSIzPzfx0

川 ゚ -゚) 「くそっ、動け、これだけおっぱいを揺らしてるんだ。動けよ」

(´<_` )「ん? こいつ、動けないのか。ならコイツから血祭りだ」

機甲ブーンが再度迫ってくる。今度の目標はクーのコニ式だ。

ζ(゚ー゚*ζ「ヒート、クーを助けてあげて」

川 ゚ -゚) 「わたしは大丈夫だ。フィールドが守ってくれる。それよりデレを守れ」

ノパ听) 「ど、ど、ど、どっちを守ればいいんだよー!」

川 ゚ -゚) 『デレだ! クーよ!』ζ(゚ー゚*ζ

(´<_` )「二人まとめて逝かせてやるよ」

機甲ブーンの二挺レールガンがコニ式とネジ式に狙いを定める。



266: サブロク :2008/08/29(金) 12:50:36.95 ID:LSIzPzfx0

J( 'ー`)し 『なにをしているのヒートちゃん』

ノパ听) 「た、隊長ォォ! ア、アタシは、どうすればいいんですかー!」

J( 'ー`)し 『そのおっぱいは飾りなの? 何のための乙πドライブ?』

ζ(゚ー゚*ζ「おっぱいいっぱい」

川 ゚ -゚) 「ゆめいっぱい。だろ?」

ノパ听) 「よくわかんないけどわかったー! アタシはみんなを守るぞー!」

(´<_` )「もう遅いよ。ほらよっ!」

機甲ブーンのレールガンが発射される。
その弾道の先には、クーとデレが乗ったコニ式とネジ式が居た。



267: サブロク :2008/08/29(金) 12:51:36.58 ID:LSIzPzfx0

ノパ听) 「やらせるもんかーーーーーーーーっ!」

ノパ听) 「ウォォオオオオオオオオオオッパアアアアアアーーーーーイイ」

ζ(゚ー゚*ζ「まさかあれは!」

川 ゚ -゚) 「知っているのかデレ?」

ノパ听) 「ヴィィィィーーーーーーーーーーーーーームゥゥ!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「伝説のオッパイビームを使えるなんて」

川 ゚ -゚) 「オッパイミサイルじゃなくてビームだと?」

(´<_` )「お、おっぱいからビームだと! そんなバカな!」

ノパ听) 「いけぇーーーーーーーーーーっ!!」



268: サブロク :2008/08/29(金) 12:58:09.08 ID:xzR9vqum0

アタシのおっぱいの振動が生んだ揺らぎが頂点に達したとき、
カルロース・ト式&乙πドライブがおっぱい粒子を加速させ、
ビーム状のなにかを生み出す。

詳しい原理はしらないけど、物理的に破壊できないものは無いと言われている。
そうしてそのビームの軌跡は、あたしの思い通りに操作できる。

だからレールガンを打ち消し、
敵の機甲ブーンの動力部を貫通させるのは朝飯前だった。

(´<_` )「ほ、ホライゾン帝国、バンザーーーイ!」

爆散する機甲ブーン。

ノパ听) 「おっぱいの力! 思い知ったか!!」

ζ(゚ー゚*ζ「やったわねヒート」

川 ゚ -゚) 「見直したぞヒート」

こうしてあたしたちの初陣は辛勝に終わった。



269: サブロク :2008/08/29(金) 12:59:27.72 ID:xzR9vqum0

エピローグ

ひとつの戦いは終わった。だけど、まだ戦争は終わらない。
それどころかカルロースの量産が決まったら、長期戦の可能性もでてくる。

ノパ听) 「うーーーーーん」

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの? 悩み事なんてヒートらしくないわよ」

川 ゚ -゚) 「知恵熱が出る前に考えるのをやめろ」

J( 'ー`)し 「あらあら、そんなことを言ったらヒートちゃんが可哀相よ」

ノパ听) 「あの、隊長! あれでよかったんでしょうか?」

J( 'ー`)し 「もちろんよ。ホライゾン帝国にだけは屈するわけにはいかないの」

川 ゚ -゚) 「皇帝の内藤ホライゾンさえ討てればあの帝国は終わりだ」」

ζ(゚ー゚*ζ「でもその皇帝を影で操っている人物がいるわ」

J( 'ー`)し 「それは初耳だわ」

ノパ听) 「え? だれだれ? そんな悪いやつがいるのー!」



270: サブロク :2008/08/29(金) 13:00:21.14 ID:xzR9vqum0

ζ(゚ー゚*ζ「これはわたしの憶測だから……」

川 ゚ -゚) 「いいからいってみろ」

J( 'ー`)し 「そうよ。言って頂戴」

ノパ听) 「そーだそーだ!」

ζ(゚ー゚*ζ「ツンよ」

川 ゚ -゚) 「なんだと!」

J( 'ー`)し 「あのコが。そうね。確かにそうかもね」

ノパ听) 「えー! あのツンに限ってそんなことないよー!」

ζ(゚ー゚*ζ「だから憶測だって」

川 ゚ -゚) 「とにかく内藤だ。ヤツを討たなければ」

J( 'ー`)し 「少なくとも交渉のテーブルにつけるよう、頑張りましょう」

川 ゚ -゚) ノパ听) 『了解 おおーー! は〜い』ζ(゚ー゚*ζ



271: サブロク :2008/08/29(金) 13:01:58.79 ID:xzR9vqum0

ホライゾン帝国、皇居内。

( ^ω^) 「おっおっ、流石兄弟がやられたって本当かお?」

ξ゚听)ξ 「ええ。間違いないわ。早速報復しましょう!」

( ^ω^) 「おっおっ、了解だお」

ξ゚听)ξ 「ドクオ! ここへ」

('A`)「マンドクセ」

ξ゚听)ξ 「敵の新兵器について調べてきなさい!」

('A`)「マンドクセ」

( ^ω^) 「おっおっ、頼むお」

('A`)「仕方ねえな」

ホライゾン帝国の野望はまだ始まったばかりである。

   <おしまい>



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