∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです

336: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:02:57.54 ID:J99pY5ftO
( ・∀・)「そういやドクオ昨日どこ行ってたの?」

(・∀ ・)「バカだなーモララー野暮なこと聞くなよ」

  ('A`)  「にら料理……にら料理食いにクーのとこに」

( ´_ゝ`)「いつもの事だが狂気のようなチョイスだな。にら料理ってそんなに品目あるか」

(´<_` )「つらいだろ……にらばっかの食卓なんて」

  ('A`)  「もうっみんなクーの手料理が羨ましいからって!クーが俺の彼女だからってやっかんで!」

( ・∀・)「いや全然誰もそんなリアクションしてないから」

  ('A`)  「るんるんっクーのにら料理は絶品ですっ」

           夏も終わりの夜。
           人に向けてはいけない花火を人に向ける男ばかりの花火大会の片付けの最中だった。



337: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:04:38.41 ID:J99pY5ftO
( ´_ゝ`)「だーっ彼女がいるなんて死にさらせ」

(´<_` )「がっかりだよ貴様のデレっぷりには」

  ('A`)  「どSな2人もそれはそれで心地いい」

(・∀ ・)「この男死んだ方が良くないかな」

( ・∀・)「ニラに埋もれて死ね。氏ねじゃなくて死ね」

  ('A`)  「もうそろそろ俺も傷つきますが」

( ・∀・)「いいんだよお前は少し傷つけ」

(・∀ ・)「なくまで止めないから」

  ('A`)  「いや……酷くね?」



           夜は暗い。
           暗い中に5人。
           花火はもうあらかた片付け終えていた。



338: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:08:59.71 ID:J99pY5ftO
( ´_ゝ`)「きめえ。マジきめえ」

(´<_` )「ヅラ常用者になってメタボになって生活習慣病で死ね」

  ('A`)  「かなり瀕死になって参りました」

(・∀ ・) 「泣かないの?」

  ('A`)  「いやお前なんでそんな残酷なの?」

( ・∀・)「だがそこがまたんきの良さ」

( ´_ゝ`)「ケンカとか一番したくないタイプだよな。可愛いし残酷だし可愛いし」

(´<_` )「で、兄者よ。そこはかとなく貴様を通報せねばならない気がしたんだが」



340: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:10:16.94 ID:J99pY5ftO
( ´_ゝ`)「どどどどうしてだね弟者。私は変態ではない」

  ('A`)  「こやつ嘘をついてますぜ!」

( ・∀・)「にくい訳じゃないけどまたんきに手を出しそうな奴は抹殺する方針です」

( ´_ゝ`)「できない相談ですよ抹殺なんて本当に勘弁して」

(・∀ ・) 「もうこの変態には我慢ならないんで抹殺お願いします」

( ´_ゝ`)「いやぁぁぁぁあ」

( ・∀・)「流刑に処してやる!!」



342: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:13:12.69 ID:J99pY5ftO



           矛先が兄者に変わって鬼ごっこが始まった。
           暗い闇をかき回して5人は走り回る。
           この空間にあるのは闇と5人のみ。


           5人のみ……



343: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:14:46.00 ID:J99pY5ftO
( ´_ゝ`)「そんな酷いっガチで追いかけるなんて兄者死んじゃうっ」

(´<_` )「しね。きもい。死ね」

( ・∀・)「手加減しないからー」

( ´_ゝ`)「こぅわっくすぐるなwww死ぬwwwwww」

  ('A`)  「ちから抜けよ……ラクになるぜ」

(・∀ ・) 「ラクにってか呼吸困難で死ぬよ」

( ´_ゝ`)「をぃwwwwww助けろwwwwww」

(´<_` )「ムリ。昇天しやがれ」

( ´_ゝ`)「しwwwwwwしょうてんwwwwwwwww俺無実なのにwwwwww」

( ・∀・)「バカめまたんきにやらしい目を向けた時点で有罪だわ」

(・∀ ・) 「むずかしいよね、犯罪とセーフの境界線」



346: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:17:03.71 ID:J99pY5ftO



           兄者の笑い声が響く。

           闇が蠢いた。

           ('A`)  「っ………」



( ´_ゝ`)「おwwwいwwwwwwいい加減マジで死ぬwwwwww」

( ・∀・)「まぁそろそろ勘弁してやるか」
(・∀ ・) 「えー止めちゃうの?」



           闇が蠢いてまつわりつく。



( ・∀・)「お前な…これ以上やったら本当に死ぬから」

(´<_` )「レモン汁を目に飛ばす刑に変更してやろう。有り難く思え」

( ´_ゝ`)「とりあえずそれも勘弁して下さい」



347: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:18:10.85 ID:J99pY5ftO



           闇がまつわりついて。



           (・∀ ・) 「……………」



(´<_` )「かわりの刑を拒否するとはいい度胸だな」

( ・∀・) 「ワルいねぇ。ならまたくすぐりだよ」

( ´_ゝ`)「レwwwwwwレモン汁でwwwいwいwですwwwwww」



まつわりついて。



(・∀ ・)「お前なに!!?ドクオから離れろ!!!」



348: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:20:14.86 ID:J99pY5ftO
またんきが鋭くドクオのほうを向いて叫ぶ。
空を切って声が飛んだ。

('A`)「………あ」

闇が引いた。



355: 107tanasinn ∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵ようです :2008/08/31(日) 22:41:27.57 ID:Dv9uBE3g0

( ・∀・)「どうしたのまたんき?」

(・∀ ・)「……いや、変な虫が。ドクオ大丈夫?」

('A`)「ああ……うん少し寝てたかも」

(´<_` )「立ったままか?器用だな」

( ´_ゝ`)「……助かった」



(・∀ ・)「帰ろうか」



5人は歩き出した。



その遥か後方、闇が残念そうに蠢いた。



357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 22:47:30.21 ID:Dv9uBE3g0
終わりだよー\(^o^)/

なんか3連続さるさんだったからPCから投下しますた\(^o^)/
時間かかってごめんなさい\(^o^)/
ID変わってごめんなさい\(^o^)/


読んでくださった皆様支援してくださった方々本当にありがとうございました。
107の作者様、つかわせていただきました。ありがとうございます。

ID:E8Fy08ELOよ正直本当にすまんかった


∴∵∴(・)∴∵∴(・)∵そばに いつも いる   \(^o^)/



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