( ^ω^)達がちょっと海まで行ってくるようです。

68: 祭り(3) :2008/08/29(金) 07:22:56.10 ID:dzcaeISl0
( ^ω^)達がちょっと海まで行ってくるようです。



69: 祭り :2008/08/29(金) 07:23:55.17 ID:dzcaeISl0
('A`)「どうだ、決まってるだろ?」

( ^ω^)「ダサッ」

('A`)「・・・ふん、言ってるがいい!これがもてる男のファッションだということが今に分かる」

ドクオはかなり張り切ってるらしく、帽子を指でくるくると回してかっこつけてるが正直そのネックレスとか無いと思う。

対する僕はというと・・・人のことをいえないかもしれない。ちょっと寒いからといって少し厚着をしてきた。

到底夏にはふさわしくない。でも、・・・正直寒い・・・。
70: 祭り :2008/08/29(金) 07:24:43.65 ID:dzcaeISl0
( ^ω^)「ドクオは寒くないのかお?今日の気温20℃らしいお」

('A`)「へっ、男はこれくらいじゃ音をあげないのさ」

( ^ω^)「・・・こいつ・・・!指が震えている・・・!」

('A`)「はっ!」

どうやら帽子を回転させることで指を隠していたらしいが・・・ちらりと見えたとき、その指はもうがくがくしてた。

('A`)「・・・みたな・・・」



71: 祭り :2008/08/29(金) 07:25:22.19 ID:dzcaeISl0
( ^ω^)「僕より喧嘩が弱いやつに言われても威圧感がないお」

('A`)「要は力が強いかじゃない、大切なのは頭だ!」

ドクオから繰り出された金的を華麗にかわしたあとに金的を仕返した。そしたらあたった。

(;'A`)「!!!??!?!??」

(;^ω^)「おっ!!当てるつもりは無かったのに!!??」

うっかり平均レベルの人と同じレベルにしてしまった自分を悔やんだ。

しかし悔やんだところでのた打ち回ってるドクオがいるだけなので悔やむのをやめた。

正直そのかっこつけた格好からはその地面にのた打ち回ってる姿は似合わないというかかっこわるい。


しかし、遅いな・・・。



72: 祭り :2008/08/29(金) 07:26:00.50 ID:dzcaeISl0
ξ*゚听)ξ「ごめーん、まっ・・・」

ξ;゚听)ξ(;^ω^)「「!!?」」

ξ;゚听)ξ(あ、厚着してる!!)

(;^ω^)(ツンはセーターかお・・・)



73: 祭り :2008/08/29(金) 07:26:39.09 ID:dzcaeISl0
('A`)「いよっ、どうだ?おれ、きまってるだろ?」

ξ゚听)ξ「・・・足がガクガクしてるけど何かあったの?」

( ^ω^)「気にしなくていいことだお。それより随分遅かったお?」

ξ;゚听)ξ「え?べ、別に寝坊したわけじゃないわよ?」



( ^ω^)(・・・寝坊はしてなさそうだお・・・別の線かお?)



76: 祭り :2008/08/29(金) 07:30:46.66 ID:dzcaeISl0
( ^ω^)「そういえば今日寒いおねー・・・?」

ξ゚听)ξ「そ、そうね。寒いわね」

( ^ω^)(・・・寒いからセーター着てきちゃったと言わないということは・・・!)

( ^ω^)「・・・セーター着るか迷って遅れたかお」

ξ;゚听)ξ「!何故それを・・・!」



77: 祭り :2008/08/29(金) 07:31:43.23 ID:dzcaeISl0
('A`)「それじゃぁさっさといこうぜ?」

( ^ω^)「まだ痛むのかお・・・?」

('A`)「このいたみもおとこのくんしょうってな・・・」

正直かっこわるいどころか笑え始めたので足の震えをなくして欲しい。噴出しそうd・・・あれ?僕ってそこまでSだったっけ・・・。



78: 祭り :2008/08/29(金) 07:32:17.53 ID:dzcaeISl0
今月は楽しい楽しい夏休み、なので遊びに行こうと僕らは海を目指してドライブ中。

ドライバーは指と足がガクガクしてるドクオなのでいつ事故るか分からないスリルを満喫できる。

更に道順も覚えてないとかどんだけー。ってそれなら運転変われやぁ!!

ξ゚听)ξ「ほら、ここのT字路を真っ直ぐ・・・」

('A`)「おう!分かったぜ!」

(;^ω^)「待て待て待てぇぇ!!!T字路は真っ直ぐ行っちゃダメだおぉぉぉぉ!!」

不幸なことは連鎖するものでツンまで道順を覚えてないらしい。というか日本語まで覚えてらっしゃらない?

(;^ω^)「ドクオ、股関節が痛んでるしその格好じゃ寒くて指が震えるお?だから僕に代わって!早く!」

('A`)「なぁに言ってんだ!男は痛みがある程度じゃ立ち止まらないのさ!」



79: 祭り :2008/08/29(金) 07:32:56.37 ID:dzcaeISl0
( ^ω^)「じゃぁ●すお」

('A`)「・・・え・・・」

( ^ω^)「そうだお、●せばいいんだお、●される前に●すお。●して●しt・・・」

('A`)「・・・こ、怖いぃぃ・・・」

( ^ω^)「ならさっさと代わるお」

('A`)「・・・ふん、い、いぃ、嫌だね!」

( ゚ω゚)「覚悟ぉぉ!」

(゚A゚)「ホワァァァァァァ!!!」



83: 祭り :2008/08/29(金) 07:35:02.70 ID:dzcaeISl0
目覚めと共に痛みを感じた。首に。

ドクオの金●をおもいっきり掴んだところまでは覚えているがその先を覚えていなかった。

ふと隣を見ると自分の股関節を痛そうに抑えている親友がいた。

( ^ω^)「・・・何が起きたお」

ξ゚听)ξ「あ、起きた。きつめに絞めたからもうちょっと遅くかと思ったけど・・・」

( ^ω^)「何をしたお・・・」

ξ゚听)ξ「騒いでたら事故になっちゃうでしょ?だからこう・・・首をキュッと・・・」

('A`)「・・・・・・・・・・」



84: 祭り :2008/08/29(金) 07:35:34.54 ID:dzcaeISl0
ξ゚听)ξ「ブーンがあんなことするから喋れなくなったのよ?」

ああ、なんてことだ。僕は怒りの余り親友を本当に●す、いや、●すより酷い目に合わせようとしていたのだ。

( ^ω^)「・・・ごめんだお・・・ドクオ・・・」

('A`)「・・・k・・・knsrny・・・・」

小さいながらも微妙に聞こえる友の声に僕は罪悪感でいっぱいになった。

ξ゚听)ξ「ほら!次のT字路を真っ直ぐ!」

・・・でも危機はなおも続いている。というか学習能力ないの!?



85: 祭り :2008/08/29(金) 07:36:41.79 ID:dzcaeISl0
散々だったドライブは終わり、海には着いた。ついたけど・・・。

ξ゚听)ξ「・・・日が暮れちゃったわね」

('A`)「sうdn・・・mうttthykkrbyktn」

ドクオは少し回復したようだが未だ聞き取れない。帰りもああなるのかなぁ・・・。

ξ゚听)ξ「・・・せっかくだし!泳がない?」

( ^ω^)「・・・帰りが夜になるお?」

ξ゚听)ξ「夏休みだからいいのよ!ちょっとくらい、いいじゃない」

( ^ω^)「・・・ま、そういうならいいお」



87: 祭り :2008/08/29(金) 07:38:16.78 ID:dzcaeISl0
ツンは海に向かって走っていったがドクオは走れないようだった。

('A`)「・・・・・・・・・・・・」

仕方ないので僕は背中を差し出すと、少し迷った後に乗ってくれた。

( ^ω^)「ブーン・・・・・・・・・」

帰りは外で食べることになるだろうから、ドクオの分[は]おごってあげよう。



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