野原ひろしとスネークが同じ部屋に閉じ込められたようです
- 1： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:36:20.94 ID:JMZT3iYBO
- 野原ひろし「何だよ……ガイジンさんかよ……気まじぃなあ」
- 4： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:39:48.15 ID:JMZT3iYBO
- スネーク「この男は……？デッドセルの一員か……？」
ひろし「な、なぁアンタ！ここはどこなんだよ！ひまわりとしんのすけは！？」
カチャッ
スネーク「動くな」
ひろし「ヒィィ！！ほ、本物なわけ……ねぇよなぁ……？そそそんな脅し効かないもんね！サラリーマンなめんな！！」
スネーク「……」
パァン！！
ひろし「ぎ、ギャアアア！！う、撃たれたァァァ！！」
スネーク「当ててはいないんだが……」
- 5： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:42:38.78 ID:JMZT3iYBO
- ひろし「おおおお俺には帰りを待つ子どもと妻と犬がァァァ！！」
スネーク「貴様……デッドセルか？」
ひろし「な、なんだよデッドセルって……性病か！？俺は痔の経験はあるが性病じゃねぇぞぉぉ！！」
スネーク「……大佐に連絡を取るか」
- 8： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:45:46.23 ID:JMZT3iYBO
- スネーク「こちらスネーク、アーセナルギアに閉じ込められた。怪しげな男も一緒だ。指示をくれ」
大佐「その男の特徴は？」
スネーク「足がひたすら臭い」
大佐「足が？それはそれは……」
スネーク「デッドセルの新兵器か？」
大佐「そんなに臭いのか」
スネーク「ひたすら臭い」
大佐「困ったな……」
- 13： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:48:12.84 ID:JMZT3iYBO
- 大佐「とりあえず取り残された人質の可能性もある。様子を見るんだ。油断はするなよ」
スネーク「了解」
ブチン
ひろし「ガクガクブルブル……」
スネーク「おい」
ひろし「ヒィィ！？」
スネーク「いくつか聞きたいことがある」
ひろし「なんだよ…スリーサイズか？」
- 19： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:52:26.34 ID:JMZT3iYBO
- スネーク「名前と国籍は？」
ひろし「ま、まず人に聞くときは自分から名乗るのが礼儀ってもんじゃねぇのか！？」
スネーク「……」
ひろし「ヒィィ！わかった！！悪かった！！撃たないでくれぇぇ！！」
スネーク「ソリッド・スネーク。アメリカ人だ」
ひろし「そ、そうか……俺は野原ひろし。日々国の圧力と戦うサラリーマンだ」
スネーク「国籍は？」
ひろし「日本だ」
- 28： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 20:57:43.60 ID:JMZT3iYBO
- スネーク「俺は大佐からの任務でこのアーセナルギアに潜入している。貴様は？」
ひろし「わ、わかんねぇよ！！家族と海に来て……波にさらわれて目が覚めたらここに……そうだ！！しんのすけは！？ひまわりは！？みさえぇぇぇぇ！！」
スネーク「その３人はお前の子供か」
ひろし「ひっぐ……ひっぐ……きっと波にさらわれて……今頃海の中にいるんだぁ……俺のせいだぁ……俺が家族を……」
スネーク「泣くな。貴様の涙で誰も救われない」
- 36： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:02:30.57 ID:JMZT3iYBO
- その頃、別の部屋にて
しんのすけ「おじさん、誰？」
ひまわり「た？」
雷電「子供……？」
しんのすけ「おじさんったら何だかエッチな服ぅぅ」
雷電「スカルスーツだ。……って子供に言ってもわからんか」
ひまわり「たぁ」
しんのすけ「お？ひま はおじさんが気に入ったみたいだゾ」
雷電「君たち、お父さんとお母さんは？」
しんのすけ「さあー」
ひまわり「たあー」
- 43： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:07:28.35 ID:JMZT3iYBO
- またまた別の部屋にて
みさえ「いたた……あれ！？ちょっとやーだ！ここどこよぉ！？」
ソリダス「女？」
みさえ「ヒィ！アンタ……誰？」
ソリダス「人質が逃げたか……オセロット！この女を人質の場所に」
オセロット「わかりました」
みさえ「ちょっと！！どこ触ってんのよ！！離せゴルァァァ！！」
ソリダス「うるさい女だ」
さらに別の部屋にて
シロ「ワン！」
ジョニー「犬……？」
- 57： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:12:19.09 ID:JMZT3iYBO
- ジョニー「うぅ……それにしても腹が痛い……」
シロ「クゥン」
ジョニー「心配してくれるのか？ありがとよ」
シロ「ワン！」
ジョニー「よぉし、お礼に名前をつけてやる」
シロ「ワン？」
ジョニー「よし！今からお前はモコモコハニーだ！！」
シロ「クゥン……」
ジョニー「嫌か？」
- 74： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:18:03.20 ID:JMZT3iYBO
- またスネークたちの部屋へ
ひろし「ひっぐ……ひっぐ……」
スネーク「泣くな。仮にも一家の父なのだろう？俺には家族がいないが、こういう時こそ取り乱さず冷静な判断をし、一家の無事を願うのが貴様の役目じゃないのか？」
ひろし「あ、アンタに何がわかるんだよ！！俺の人生で家族がいない瞬間なんて死んでるのと同じなんだよ！！」
スネーク「目を覚ませ！！貴様は取り乱している！！」
ひろし「……ああ、悪かった……」
スネーク「無事、家族を救うんだ。手を貸してやる」
- 86： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:25:50.04 ID:JMZT3iYBO
- しんのすけ「そういえば父ちゃんたちどこだろー」
ひまわり「とー」
雷電「まずいな……子供たちには危険すぎる……君たち！これを被るんだ」
しんのすけ「これなぁに？おじさんの家？」
雷電「俺は段ボールに住むほど飢えてない！！君らの姿を隠すためだ！これからはこれを被って着いてくるんだ」
しんのすけ「ほぉほぉ」
ひまわり「とぉーとぉー」
雷電「良いかい？ちゃんと着いてくるんだよ」
しんのすけ「オラたちはおじさんの尻をおっかけまわすのか……」
雷電「き、気色悪いこと言わないでくれ」
- 92： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:31:58.21 ID:JMZT3iYBO
- みさえ「ちょっと！縄ほどきなさいよ！！あともうちょっとゆっくり歩きなさいよね！」
カチャッ
オセロット「黙れ」
みさえ「ヒィィ！ほ、本物……！？」
オセロット「試してみるか？」
みさえ「けけけけ結構でしゅ！」
オセロット「ふん」
みさえ「しんのすけとひまわりとシロは……きっとひろしが何とかしてくれる……」
その頃シロは
ジョニー「モコモコハニー！お手！」
シロ「ワン！」
ジョニー「うぇぇい！賢いなぁお前！」
- 98： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:39:14.44 ID:JMZT3iYBO
- ひろし「と、とりあえず出口を探そう！」
スネーク「待て。これを貸してやる」
ひろし「なんだこれ……け、拳銃！？」
スネーク「念のため持っておけ。弾は余分に入れたら無駄遣いし、俺に当たる可能性もある。だから１発だけだ。いいか。絶対に無駄撃ちはするな」
ひろし「ひ、人なんて撃てねぇよぉ！！」
スネーク「いつか必ず使う時が来る！！持ってろ！」
ひろし「と、ところでアンタの分は？」
スネーク「銃はある、が、弾は用意しない」
ひろし「ど、どうすんだよ」
スネーク「無限バンダナだ」
- 105： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:44:12.33 ID:JMZT3iYBO
- 雷電「さあ、段ボールに入るんだ。はぐれるんじゃないよ」
しんのすけ「あぁん……ひま……そこは……はぅぅん……」
ひまわり「たい！！」
しんのすけ「はぅぅ！！」
雷電「最近の子どもは……こんな感じなのか……」
- 110： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:49:36.48 ID:JMZT3iYBO
- オセロット「目隠しをしてここに座れ」
みさえ「……」
オセロット「いいか、妙な真似はするなよ」
みさえ「……」
オルガ「その女は？」
オセロット「おお、オルガ」
オルガ「人質に日本人女性はいなかったはずだけど？」
オセロット「なんだと？じゃあコイツは……」
オルガ「とりあえず、ここに閉じ込めておきましょう。日本人なら、英語が話せないから他の人質ともコンタクトは取れないでしょう」
オセロット「ボスのところに戻るか……」
みさえ「(英語ならほんの少し話せる……私の他の人質とコンタクトを取って、しんのすけ達の手掛かりを……)」
- 120： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 21:56:51.93 ID:JMZT3iYBO
- みさえ「は、ハロー…？」
エイムズ「アンタは？」
みさえ「え、日本語……日本人？」
エイムズ「いや、日本語が話せるだけだ。日本人ではない」
みさえ「上手ねぇー…目隠ししてるから日本人かわからんわ」
エイムズ「アンタは？」
みさえ「野原みさえ、あなたは？」
エイムズ「エイムズだ」
みさえ「ねぇ、坊主頭の子どもと赤ん坊見なかった？あと白い犬」
エイムズ「犬なら、さっき歩く音が聞こえたな」
みさえ「シロは無事か……子どもたちは！？」
エイムズ「いや…」
みさえ「そう……」
- 122： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:03:09.45 ID:JMZT3iYBO
- ひろし「うへぇー……本物初めて触っちゃったよぉー。意外と重てぇんだな」
スネーク「トリガーは引くなよ」
ひろし「わ、わかった」
スネーク「とりあえず脱出する。離れてろ」
ひろし「なにする気だ？」
スネーク「ドアを破壊する。離れてろ」
ひろし「おいー…何だか物騒なモン持ってんんなぁー…」
スネーク「ニキータミサイルだ」
ひろし「ミサイル……？ミサイル……ミサイ……ミサエ……みさえぇぇぇぇ……」
スネーク「離れてろ！」
- 129： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:06:56.15 ID:JMZT3iYBO
- ドガァァァァン！！
ひろし「ギャアアアア！！や、やられたああああ！！」
スネーク「……ダメだ。意外とぶ厚い」
ひろし「あぶあぶあぶ危ねぇじゃねぇか！」
スネーク「離れてろ、と言ったはずだ」
ひろし「そ、そうだけどよぉ……」
スネーク「雷電に連絡を取るか。外からなら開くかもしれない」
- 133： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:12:25.90 ID:JMZT3iYBO
- プルル……
スネーク「こちらスネーク、お前今どこにいる？」
雷電「中央棟だ。今からアーセナルギアに向かう」
しんのすけ「おじさん何ぶつぶつ言ってるの？」
雷電「ん？ああ、ナノマシン通信って言ってね。電話してるんだ」
スネーク「なんだ？」
雷電「ああ、すまない。子どもが……」
スネーク「子どもだと？」
ひろし「子ども！？ひまとしんのすけが無事なのか！！？そっちにいるのか！！？声を聞かせてくれ！」
スネーク「ノハラヒロシ！落ち着け！！」
雷電「？」
スネーク「ああ……すまない。足の臭い男がここに……」
雷電「足の臭い男？」
しんのすけ「父ちゃんだ！」
ひまわり「た！」
- 139： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:16:07.01 ID:JMZT3iYBO
- スネーク「なるほど、いずれにせよ合流する他は無いな」
雷電「そうだな。今からそっちに向かう」
スネーク「頼んだ」
ブチン
スネーク「子どもは無事だそうだ。ケガ一つ無い」
ひろし「よかったぁぁぁ……ぼんどによがっだよぉぉぉぉ……」
スネーク「よく泣く男だ」
- 146： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:24:01.26 ID:JMZT3iYBO
- ジョニー「は、腹が……」
シロ「ワン！」
ジョニー「は、腹痛すぎて歩けねぇ……」
シロ「クゥン」
ジョニー「すまないモコモコハニー……衛生兵で誰か呼んできてくれるか……」
シロ「ワン！！」
その頃みさえは……
みさえ「縄ほどけそう？」
エイムズ「無理だ。固すぎる」
みさえ「そう……みんな無事かしら……」
- 152： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:28:04.94 ID:JMZT3iYBO
- オルガ「私は見回りしてからソリダスのところに戻る」
オセロット「ああ、じゃあまた……」
オルガ「……」
シロ「ワン！」
オルガ「犬…？」
シロ「ワンワン！クゥン」
オルガ「着いてこいってこと？」
シロ「ワンワン！」
みさえ「……！？」
エイムズ「どうした」
みさえ「今、ウチの犬の鳴き声が……」
- 158： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:32:22.15 ID:JMZT3iYBO
- しんのすけ「あぁん……ひま……はぅん……もう……おませさん……」
雷電「シンノスケ君？悪い人たちに見つかっちゃうから静かにね？」
しんのすけ「悪い人なんてアクション仮面がやっつけてくれるゾ」
雷電「アクション仮面？」
しんのすけ「おじさんったらアクション仮面知らないのぉー？遅れてるぅー」
雷電「ふん！悪かったね」
ひまわり「たい」
敵「誰かいるのか？」
- 168： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:39:21.27 ID:JMZT3iYBO
- 雷電「シッ！」
しんのすけ「コ」
敵「？」
ひまわり「たぁい！」
敵「誰だ！！」
雷電「子どもたちに血を見せるわけには……！！」
敵「動くな！！」
カチャッ
雷電「くっ……」
しんのすけ「ヒソヒソ(おじさん、降参しちゃうの？)」
雷電「ヒソヒソ(後でまた助けにくる。だから段ボールの中から絶対動いちゃダメだよ)」
しんのすけ「ほっほーい！」
敵「なんだ！！」
雷電「ほ……ほっほーい」
敵「あ？」
- 182： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:43:45.97 ID:JMZT3iYBO
- しんのすけ「おじさん、どっかに連れてかれちゃったね ひま」
ひまわり「たぁい！たいのたいの！」
しんのすけ「暑いのはオラだって同じなの！ワガママ言ったら、め！だゾ！」
ひまわり「たぁの！」
- 191： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:49:01.35 ID:JMZT3iYBO
- みさえ「シロ！シロ！いるの！？」
兵士「うるさいぞ！！」
カチャッ
みさえ「ヒィィ！！」
オルガ「なんだか騒がしいわね……人質が暴れてるのかしら」
シロ「クゥン」
オルガ「で？どうしたの？」
シロ「ワンワン！」
オルガ「そっちに行けばいいの……？」
- 196： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:51:14.24 ID:JMZT3iYBO
- ジョニー「腹が……ポップコーンパーティーだぜ……」
敵「なにやってんだお前」
ジョニー「は、腹が……」
敵「コイツを牢屋に入れておけ。侵入者だ」
雷電「……」
ジョニー「腹が…」
雷電「しんのすけ君達は無事なのか……」
- 199： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:54:49.45 ID:JMZT3iYBO
- ジョニー「……」
雷電「大丈夫か…？」
ジョニー「ちょっと漏らした」
雷電「わかった。寄るな」
ジョニー「助けてくれ……」
雷電「臭いぞ。寄るな」
ジョニー「モコモコハニー……まだか……」
シロ「ワン！」
ジョニー「モコモコハニー！！」
オルガ「ここは牢屋？ここに何があるの？」
- 207： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 22:58:35.72 ID:JMZT3iYBO
- オルガ「なんか臭い……」
雷電「お前はゴルルコビッチ大佐の娘！？」
オルガ「え？あなたは？」
雷電「俺は雷電。スネークの仲間だ」
オルガ「スネークの？」
雷電「ここから出してくれ！！」
ジョニー「もう出したくない」
オルガ「わかったわ。ちょっと待って」
- 212： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:02:02.17 ID:JMZT3iYBO
- しんのすけ「暑いからコレ脱ーごぉっと」
エマ「ヒッ！」
しんのすけ「お？」
エマ「だ、段ボールから子どもが……捨て子……？」
しんのすけ「あはー。お姉さんいくつぅ？どこから来たの？」
エマ「と、とりあえずこの子らを安全な場所へ……」
ひまわり「た？」
- 222： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:05:29.09 ID:JMZT3iYBO
- オルガ「開いたわよ」
雷電「すまない」
ジョニー「俺の肛門も……全開だ……」
雷電「臭い」
オルガ「あれ？犬がいない……」
シロ「ワン！」
エイムズ「犬？」
みさえ「シロ！」
- 231： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:10:38.73 ID:JMZT3iYBO
- みさえ「シロ……シロ！お願い！この紐を噛み千切って！」
シロ「ワン！」
みさえ「ありがとうシロ……帰ったらスーパー高級ドッグフードあげるからね！」
その頃ひろしは
ひろし「あ゛ー！！そういや車を有料駐車場に止めたまんまだァー！！何時間経った！？６時間は経ったよな！？金勿体無ぇー……ぢぎじょー……」
スネーク「……」
- 239： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:14:15.57 ID:JMZT3iYBO
- エマ「ち、ちょっと……何でお尻ばっかり見てるの？」
しんのすけ「だってあまりにもミリョクテキだからぁー」
ひまわり「た！」
エマ「変な子……私から離れちゃダメだよ。ここ危ないから」
しんのすけ「ブ、ラジャー！」
エマ「ぶらじゃー……///」
- 242： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:17:44.38 ID:JMZT3iYBO
- ブチッ
みさえ「よし、ナイスよシロ！この人の縄もほどいてあげて！」
エイムズ「私は後から助けが来るから構わない。早くアンタは子どもたちを」
みさえ「そう……わかったわ！色々ありがとう！」
シロ「ワン！」
エイムズ「幸運を」
みさえ「行くわよシロ！」
シロ「ワン！」
- 249： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:21:56.81 ID:JMZT3iYBO
- ヴァンプ「貴様……どこに行ってた」
エマ「ヒッ…」
ヴァンプ「ん？なんだこのガキは……人質か？」
エマ「こここここの子は知ら知ら知らない知ら知……」
ヴァンプ「オイ、ガキ」
しんのすけ「オラはガキじゃない！しんのすけだゾ！！」
ヴァンプ「クハハハ！！面白ぇガキだ」
ひまわり「あぶー……」
- 256： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:25:36.50 ID:JMZT3iYBO
- ヴァンプ「そうかシンノスケ、俺はヴァンプだ」
しんのすけ「おじさん、ガイジンさんなの？ロベルトと同じ？」
ヴァンプ「ああ、ガイジンだ」
しんのすけ「ガイジンさんの女ってやっぱり、おっぱいデカいのぉー？」
ヴァンプ「女に興味は無ぇな」
しんのすけ「ほぉーほぉー」
エマ「ガクガク……」
- 270： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:30:03.06 ID:JMZT3iYBO
- ヴァンプ「とりあえず、テメェは何でここにいる？」
しんのすけ「大人の・ツ・ゴ・ウ♪」
ヴァンプ「マジメに答えたほうが良いぜガキ」
エマ「その子に手は出さないで！！」
ひまわり「とにーたんちててとたぁ！」
しんのすけ「じゃ、そーゆーことで」
ヴァンプ「待て。話は終わってねぇ」
しんのすけ「んもー、しつこいなぁ」
ヴァンプ「一応ボスに報告するか……おい女にガキ！付いてこい」
しんのすけ「んもう、乱暴なんだから……」
- 296： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:37:50.00 ID:JMZT3iYBO
- ソリダス「おぉ、ヴァンプ……その子どもは？」
ひまわり「た」
ヴァンプ「中央棟にいました。いかがなされますか？」
ソリダス「ん？」
しんのすけ「ほほぉー」
ソリダス「なんだ？小僧」
しんのすけ「おじさん、変な服ぅー」
ソリダス「……」
しんのすけ「おじさん、“悪い人”？」
ソリダス「さあな」
しんのすけ「悪いことして楽しい？なんで悪いことするの？」
ソリダス「子どもにはまだわからんのだよ」
しんのすけ「子どもでも悪いことはダメだってわかるぞ」
- 303： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/09/11(火) 23:40:54.31 ID:JMZT3iYBO
- ソリダス「うるさい小僧だ。ここの隣の部屋に閉じ込めておけ。女も一緒にだ」
ヴァンプ「了解しました」
しんのすけ「あぁん……やさしくしてん」
ヴァンプ「なかなか見込みのあるガキだ」
ひまわり「たい」
エマ「……私が何とかしなきゃ……」
- 485： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:07:23.31 ID:S/2TSBBhO
- しんのすけ「お腹すいたゾー」
ひまわり「とー」
エマ「やっぱり…ここは子どもたちが来る場所じゃないわ」
しんのすけ「お？」
エマ「ねぇ、君たち家族は？」
しんのすけ「今日からオラが君のダーリンだぜハニー」
エマ「ど、どうも……」
ひまわり「たあ」
- 488： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:13:23.61 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「ホアッ！アチョーッ！」
スネーク「今から体を鍛える気か。諦めろ。余計に体を疲れさせるだけだ」
ひろし「うるせぇなぁ！いてもたってもいられねぇんだよ！」
スネーク「そんなに家族が大事か」
ひろし「あたりめぇだ！みさえと結婚してからの数年間、しんのすけが生まれてからの５年間、ひまわりが生まれてからの数ヶ月間どれだけ幸せだったのかアンタにはわかるのかよ！」
スネーク「戦場で家族を持つものは長生きしない。だから俺には家族はいない」
ひろし「お前さん……家族いないのか？」
スネーク「ああ、だが友人はいる」
ひろし「誰だ？」
スネーク「…………大佐」
大佐「はっはっは、まだ君は私を友人と言ってくれるか」
ひろし「なんだかワケありみてぇだなぁ……」
- 493： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:19:05.75 ID:S/2TSBBhO
- みさえ「やだ……なにこの部屋臭い……」
ジョニー「もう……何もかも出しきってやる……」
シロ「ワン！」
ジョニー「モコモコハニー！」
みさえ「モコモコ……なに？なんなのアンタ」
ジョニー「そこのご婦人……この度はモコモコハニーをここまで連れていただき誠に」
みさえ「ちょっと待って！シロはウチの犬よ！」
ジョニー「はい？しろ？」
シロ「ワンワン！」
- 496： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:24:18.73 ID:S/2TSBBhO
- バゴン！
雷電「スネーク！」
スネーク「雷電！やっと来たか！！」
オルガ「スネーク！」
ひろし「ウッヒョー！イイ女！」
オルガ「誰……？」
- 499： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:30:34.83 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「やあお嬢さん。私は日本の上からの圧力と日々戦うエリートサラリーマン、係長の野原ひろしです。ニコッ」
オルガ「は、はあ……」
スネーク「なかなか見込みのある男だ」
雷電「日本人はみんなこんな感じなのか……」
- 502： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 07:37:19.20 ID:S/2TSBBhO
- シロ「ワン！」
みさえ「いいシロ？ちゃんとパパの匂いを辿るのよ！よし、行きましょう！」
シロ「ワンワン！」
ジョニー「なんで俺まで……」
みさえ「アンタは別に着いてこなくていいの！」
ジョニー「バッキャーロー！一人じゃ寂しいだろ！」
みさえ「知らないわよ！」
シロ「ワンワン！」
- 604： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:27:17.22 ID:S/2TSBBhO
- エマ「そう……家族とはぐれちゃったんだ」
しんのすけ「お姉さんの父ちゃんと母ちゃんは？」
エマ「お兄ちゃんは……いるけど…いや、いたわ」
しんのすけ「ほぉーほぉー、今どこにいるのー？」
エマ「わからないの。でもね、昔私がプールで溺れてたことがあったの。でもね、お兄ちゃんが助けてくれたんだ」
しんのすけ「ほぉほぉ。カッコいいお兄ちゃんだゾ！」
エマ「えへへ…君も妹さんを大事にするんだよ？」
しんのすけ「ブ、ラジャー！」
ひまわり「た？」
- 609： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:34:39.53 ID:S/2TSBBhO
- ファットマン「侵入者か？」
みさえ「ヒィ！だ、誰……？」
シロ「バウ！バウ！」
ファットマン「俺の名はファットマン！世にも美しいものを創造するアーティストだ！」
シロ「ワン！ワン！」
ジョニー「デ、デッドセルだ……」
ファットマン「貴様らも粉々にし、俺の作品の一つにしてやる！」
みさえ「やばいわ……もう！ひろしは今どこにいるのよ！」
- 610： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:37:10.66 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「この任務とやらが終わったらお茶でもいかがですか？」
オルガ「え、その…」
ひろし「なぁに、国境の壁なんて関係ありませんよ。愛さえあればね。ふははは」
オルガ「……」
スネーク「雷電。これを持っていけ」
雷電「刀か」
- 614： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:41:54.82 ID:S/2TSBBhO
- シロ「ワンワン！」
ファットマン「うるさい犬だ」
ジョニー「モコモコハニー！」
カチャッ
ジョニー「モコモコハニーに手を出すな……！」
ファットマン「貴様、俺が誰だかわかってるのか？」
ジョニー「その犬に手を出すな！」
みさえ「シロ！」
- 618： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:48:29.79 ID:S/2TSBBhO
- パァン！
ファットマン「ぐ、……き、貴様ァ……」
ジョニー「う、撃っちまった……デッドセルの……ファットマンを……」
みさえ「名前は知らないけどありがとう！」
ジョニー「なぁに……例には及ばねぇさ……さあ行きな」
みさえ「シロ！行くわよ！！」
シロ「ワンワン！」
ファットマン「貴様……犬ごときに……人生を狂わせてもいいのか……」
ジョニー「可愛い犬を殺してまで手に入れる人生なんて」
パァン
ジョニー「要らねぇよ」
- 626： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 13:53:31.34 ID:S/2TSBBhO
- ファットマン「……」
ジョニー「死んだか。さっきの犬も無事なら良いが……早く後を追」
ぐるるるる……
ジョニー「はうう！？？腹が……俺は……ここまでか……」
- 633： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 14:01:41.20 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「さあ、この私と夢のようなアバンチュールへと……」
オルガ「あなた妻がいるんでしょ？」
ひろし「そんなものに邪魔されるほど灰のような恋じゃないさ……」
みさえ「貴様を灰にしてやろうか？」
ひろし「え！？み……みさちゃん…？」
げ ん
こ つ
- 635： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 14:05:06.26 ID:S/2TSBBhO
- みさえ「ホントにおバカなんだから！」
ひろし「……すんません」
スネーク「なかなか良いパンチだった」
雷電「ローズもいずれはこうなってしまうんだろうか……」
シロ「クゥン」
- 873： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 19:51:28.75 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「ハァ！？子どもたちを置いてきぼりでノコノコと敵に監禁されたのか！！？」
雷電「すまない」
ひろし「冗談じゃねぇぜ！テメェウチの子に何かあったら……」
みさえ「あなたやめて！」
オルガ「そうよ！落ち着いて！」
シロ「ワン！ワン！」
ひろし「うるせぇ！今ごろしんのすけ達はきっと……」
スネーク「落ち着け！！！」
ひろし「……！」
スネーク「仕方がないだろう。取り乱しても何もならない。冷静になるんだ」
ひろし「ああ……悪かったよ……」
- 890： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:02:22.40 ID:S/2TSBBhO
- しんのすけ「暇だゾー」
ひまわり「たい？」
しんのすけ「ひまじゃなくて暇！」
エマ「大丈夫？寒くない？」
しんのすけ「ヘッチャラだぞ！ハーッハッハッハ！」
エマ「そのポーズなに？」
しんのすけ「アクション仮面だゾ！ハーッハッハッハ！」
スネーク「ん？」
雷電「どうした？」
スネーク「今子どもの笑い声が……」
ひろし「しんのすけだ！」
みさえ「早く合流しましょう！！」
ひろし「そして帰るんだ！俺たちの家に！」
- 898： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:15:35.40 ID:S/2TSBBhO
- スネーク「こっちだ！早く付いてこい！」
ひろし「ハァ……ハァ……早ぇーって！」
みさえ「ちょ、ちょっと休みましょうよー…」
スネーク「子どもが待ってるんだぞ！」
ひろし「そーだけどよー……」
ヴァンプ「来たか。スネーク」
- 905： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:20:45.18 ID:S/2TSBBhO
- カチャッ
スネーク「誰だ」
チャキン
雷電「デッドセルか？」
オルガ「デッドセルのヴァンプよ」
スネーク「あのルーマニア生まれのナイフ使いか……」
ヴァンプ「この部屋の奥に、子ども二人とボスがいる」
スネーク「道を開けろ？」
ヴァンプ「嫌だと言ったら？」
ひろし「な、なんなんだよコイツら……まるで漫画じゃねぇか……」
オルガ「二人ともこっちへ！」
みさえ「あなた！隠れてましょう！」
ひろし「あ、ああ…！」
スネーク「来い！！」
雷電「道を開けてもらうぞデッドセル！！」
- 915： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:26:01.59 ID:S/2TSBBhO
- パァン！パァン！
ヴァンプ「そんな弾が当たるか！！」
スネーク「くそ！」
雷電「ブレードも当たらない！」
みさえ「なによアイツ……メチャクチャ強いじゃない！」
カチャッ
オルガ「私も戦うしか……」
ひろし「いや！待て」
オルガ「？」
ひろし「俺に手がある！」
みさえ「え！？」
ひろし「この部屋を利用する！みんな！下がってろ！」
スネーク「何をする気だ……？」
- 932： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:31:22.09 ID:S/2TSBBhO
- ひろし「野郎どもー！！ドアを閉めろー！！」
雷電「わ、わかった！」
バタン
ひろし「うぉぉぉ！！」
スポッ
ヴァンプ「靴なんて脱いでどうする気だ」
ひろし「今にわかるぜ……」
ヴァンプ「あ？……うっ、臭っ……(クラッ)」
ひろし「密室での足の匂いは効くだろう……今だ！！かかれー！！」
スネーク「ああ！」
パァン！パァン！
ヴァンプ「ぐあっ！！き、貴様……」
ひろし「貴様じゃない。サラリーマンだ」
- 942： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:36:34.78 ID:S/2TSBBhO
- オルガ「くさっ……」
スネーク「酷い匂いだっ……」
雷電「くっ……これはひどい」
ひろし「なにボサッとしてやがる！！換気をしろ！！ドアを開けるんだ！！間に合わなくなっても知らんぞ！！」
みさえ「わかったわ！」
ガチャッ
雷電「良い風が……」
スネーク「ああ……癒されてくようだ」
オルガ「助かった…」
ひろし「ふっ」
- 952： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:42:40.64 ID:S/2TSBBhO
- ジョニー「さて、ファットマンの死体を隠さなきゃ……」
ファットマン「ぐ……」
ジョニー「うおっ！？まだ生きてたのか」
ファットマン「貴様……この俺に手を出して………ただで済むと……思うなよ……他のデッドセルが貴様をきっと……」
パァン！パァン！パパパパァン！パァン！
ファットマン「……」
ジョニー「何も聞こえねぇな」
- 963： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/12(水) 20:47:46.00 ID:S/2TSBBhO
- ガチャッ
ひろし「しんのすけ！ひま！」
しんのすけ「綺麗なお姉さーん！」
ひろし「あふん」
オルガ「大丈夫？ケガは無かった」
しんのすけ「ちょっといたーい。擦りむいたかもーん」
オルガ「擦りむいたぐらいなら大丈夫ね」
しんのすけ「い、意外とシビアだゾ……」
スネーク「これで家族全員か？」
ひろし「ああ！本当にありがとう！」
みさえ「よかった……無事でよかった……」
ひまわり「た？」
雷電「君はエマか。助けに来た」
エマ「助かった……」
- 493： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:06:47.75 ID:CwbO92i7O
- チャキッ
しんのすけ「お？」
オセロット「貴様ら動くな」
ひろし・みさえ「しんのすけ！」
雷電「子どもに銃を向けるなんて……！」
スネーク「リキッドォォォォ！！！」
オセロット「エマ・エメリッヒと人質を返してもらおうか」
- 498： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:15:18.28 ID:CwbO92i7O
- 雷電「くっ……！」
カチャッ
ソリダス「ジャック！貴様の相手は私だ！」
雷電「ソリダス！」
スネーク「雷電とオルガはソリダスを！俺はノハラシンノスケを救出する！」
雷電「わかった！」
オルガ「わかったわ！」
- 500： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:22:49.07 ID:CwbO92i7O
- スネーク「オセロット！その子どもを解放しろ！」
オセロット「条件を呑まなければそれはできない」
ひろし「しんのすけー！」
しんのすけ「ほっほーい！」
スネーク「しまった……さっきのヴァンプ戦で銃が壊れてしまっている……どうすれば……」
- 502： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:29:44.25 ID:CwbO92i7O
- しんのすけ「おじさん、耳貸して」
オセロット「なんだガキ？」
しんのすけ「フーッ」
オセロット「あふん……」
スネーク「今だ！！セェェイヤ！！」
オセロット「ハアッオ゛ッ」
しんのすけ「正義は勝つ！！」
- 507： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:35:44.28 ID:CwbO92i7O
- ソリダス「どうした？もうおしまいか」
雷電「くっ……！」
オルガ「まだよ！」
カチャン！カチャン！
ソリダス「ふははは！弾切れのようだな」
スネーク「雷電！オルガ！」
ひろし「やべぇよ……どうすんだよ……」
- 510： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:40:02.54 ID:CwbO92i7O
- ソリダス「そうだ、まず見せしめにそこの人質家族を殺そうか」
スネーク「やめろ！」
雷電「貴様……！！」
みさえ「いやぁぁぁ！！」
ひまわり「びぇぇぇぇ！！」
しんのすけ「お？」
カチャッ
ひろし「か、家族に……手を出すな……」
ソリダス「ほほう？」
- 515： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:47:42.55 ID:CwbO92i7O
- しんのすけ「父ちゃんカッコいー」
ひろし「お、おうよ！父ちゃんだって……ややややればできんだ！」
ソリダス「撃てるのか？」
ひろし「な、なにがだよ……」
ソリダス「貴様、この俺を殺せるのか？人を殺せるのか？」
ひろし「……」
ソリダス「貴様に一人の人間の命を殺める度胸はあるのか？撃つ覚悟はあるのか？」
ひろし「………」
ソリダス「何かを犠牲にしてまで家族を守る覚悟は……」
パァン
ソリダス「ぐあっ……！？」
ひろし「あるに決まってんだろ」
- 524： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:53:06.04 ID:CwbO92i7O
- ソリダス「貴様ァァ……」
ひろし「俺の背負う責任とか、俺の覚悟以前に……」
ソリダス「ハァ……ハァ……」
ひろし「お前なんかに俺の家族を奪われる義理は無い！！」
スネーク「今だ雷電！ブレードを使え！」
雷電「わかった！」
グサッ
ソリダス「ぐぉぉぉぉぉ……」
雷電「終わりだ！ソリダス！！」
ひろし「俺は家族と共に春日部に帰る！！」
- 532： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 15:57:39.06 ID:CwbO92i7O
- ひろし「ハァ……ハァ……」
みさえ「あなた！」
しんのすけ「父ちゃん！」
ひまわり「た！」
ひろし「ああ……帰ろうぜ……春日部に……みんな一緒にだ……」
みさえ「あなた……素敵よ！」
スネーク「ああ……よくやった！」
- 563： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 17:07:57.00 ID:CwbO92i7O
- こうして、無事ひろし達は春日部に帰ることが出来た
ひろし「ああ゛ーっ！！駐車料金がバカ高ぇことに……」
しんのすけ「父ちゃんカッコ悪い」
雷電「ローズ」
ローズ「うん？」
雷電「いきなりで悪いけど、結婚しよう」
ローズ「え…！？ジャック……！？嬉しい……どうかしたの？」
雷電「いや」
雷電「家族ってのもなかなか良いなって思ってね」
野原ひろしとスネークが同じ部屋に閉じ込められたようです
完
- 576： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 17:11:14.50 ID:CwbO92i7O
- すみません。携帯の充電が切れて最後はお待たせしてしまいました
以上でこのお話は終了です
書き溜めをしてない分、ご希望に添えないストーリーになってしまった箇所が多々あるかとは思いますが、そのような意見は次回作の参考にしようと思います
見ていただきありがとうございました
- 594： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 17:25:12.56 ID:CwbO92i7O
- 兵士「ジョニー、君がしたことは許されることじゃない」
ジョニー「はい」
兵士「ファットマンは裏切り者だったが、君は上官を、仲間を殺したことになる」
ジョニー「はい」
兵士「よって、君の次の仕事は中東に向かってもらう」
ジョニー「はあーあ……」
シロ「ワン！」
ジョニー「モコモコハニー……？」
しんのすけ「こらシロ！あっちこっち行ったらダメーッ！もう春日部に帰るの！」
ジョニー「シロ……そうか君はシロっていうのか」
シロ「ワン」
ジョニー「モコモコハニー……今度は中東に飛ばされちまったよ。きっと色んな紛争を見なければいけなくなる」
シロ「ワン……(ペロペロ)」
ジョニー「慰めてくれるのか？ありがとよ…」
シロ「ワン！」
- 596： ◆wAOrznpjLU ：2007/09/13(木) 17:26:49.97 ID:CwbO92i7O
- しんのすけ「お？」
ジョニー「じゃあ、そろそろ行くよ」
シロ「ワン！」
ジョニー「ああ！頑張るよ！ありがとう！」
しんのすけ「シロー、今の人お知り合い？」
シロ「ワン！ワンワン！」
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