( ^ω^)ブーンは絶望するようです

20: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:08:44
ひっそり投下します
文才も無い駄文で無理やり詰め込んだ感じです
投下しまつ


( ^ω^)ブーンは絶望するようです


彼は生まれてから21年
親の愛を知らない
ずっと一人孤独に耐えてきた
ずっと暗闇の中
そうずっと

「ははは」

彼は幼少の時からずっと虐待を受け貧乏を理由に迫害され続けた

彼の心と笑顔は常に渇いていた

いつしか彼から感情が消え残ったのは能面の様な笑顔
( ^ω^) そう彼がこの実話の主人公 ブーンである

最初は殴られる度虐められる度に泣いていた

だが泣くことは虐めや暴力を増やすだけで、彼は泣くことをやめた
いつも何されても笑う彼をまわりは気味悪がった

他人を蔑む目
他人を嫌う目
他人を虐げる目

これらが当人に与える苦痛と痛みと苦悩を
皆さんは知っているだろうか、そういう人間が選べる人生の選択肢の少なさを



21: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:10:17
('A`)俺の名前はドクオこの話の語り部的な存在だ
実話何だよな
俺の知り合いがが選んだ結末は多分皆さんが想像した物と一致するだろう

('A`)「あいつ…今日も虐められてたな」

あいつとは先で話たブーンの事である
あいつの家庭事情はどっかの虐めっ子が吹聴してたから俺も知ってる
まぁだからと言って俺がどうこうできる問題ぢゃねーけど

('A`)「マンドクセ」

帰りがけの道で俺はあいつを見かけた



22: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:11:47
('A`)「………」

暴走族に絡まれてるあいつを見かけたんだ

(´・ω・`)「 」

( ^ω^)「www」

でもあいつあの時絡まれてる感じぢゃなく笑ってたんだ
学校ぢゃ見せない笑顔で それが何だか悔しくて 切なくて 思わず

('A`)「よう内藤」

声をかけた

( ^ω゚)

こっちを見たあいつの目が一瞬 ほんの一瞬だが般若の様に見えた
全てを否定し
全てを拒絶する目

(´・ω・`)「君は誰だい?」

(;'A`)「あっその内藤と同じ学年のドクオです…」

内藤の目が怖かった
目の前の暴走族より



23: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:13:03
(´・ω・`)「………ふーんそう、ぢゃあ君たちがふーん」

全てを見透かす様な目
俺は喋る事もできなかった

(´・ω・`)「君らさ…ブーンを迫害してんだろ?」

言われた言葉が理解できなかった

(;'A`)

(´・ω・`)「グズ野郎が」

そう言って彼とブーンは去っていた

その翌日からブーンは学校に来なくなった

一学期が過ぎ
二学期が過ぎ

もうすぐ一年が終わろうとしていた

('A`)(あいつ生きてんかなー)
ふとあいつの事を考えながら俺は道を歩いていた



24: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:14:16
(´・ω・`)「止まれ」

俺は呼び止められ振り替えるといつかみた暴走族がいた

(´・ω・`)「お前に頼みがある」

(;'A`)「はっえっ?」

思考が停止した
何だ
何だ
金か?
下らない思考が脳を取り巻く

(´・ω・`)「俺はもうすぐ居なくなる、だからあいつの事を頼む、裏切らないでくれ」

(;'A`)「えっあいつって」

住所が書いた紙を乱暴に俺に渡すと暴走族は去っていた

('A`)(これって…)



25: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:15:36
それから住所の意味は理解できたが言葉の意味が理解できないまま一年が立った
ブーンはまだ来てない

最近良く夢をみる
(´・ω・`)がずっと蔑む様な目で俺を見ている夢を

(;'A`)「くそっなんだよ」

俺に訳が分からなかった
とりあえず一年立ってしまったがブーンの家に行ってみる事にした

まぁ夢にびびっただけなんだが

川 ゚ -゚)

無表情だが美人の喪服姿の女性が内藤の家の前にいた
(;'A`)「あっあのえっと」

川 ゚ -゚)「………何だ……」

(;'A`)「えっいや内藤君に会いに…

胸ぐらを捕まれ壁に叩きつけられた



26: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:18:23
川#゚ -゚)「あいつは……」

かなりの剣幕で怒鳴られる
正に鬼気迫る表情だった

それより内藤に何が?
俺はずっと困惑していた

彼女はその場から去っていた

それ以降内藤の話は誰からも聞かないし
あの暴走族が夢に出る事も無い



end



27: ◆mfhhsyRhrE :2008/09/24(水) 09:20:35
以上改行ミスったり文才が無かったり、期日こえたりしましたが実話を書いてみました
内藤の家は今はもう誰も住んでいません



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