( ^ω^)ブーンが賞金稼ぎになるようです
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:08:17.08 ID:lBPWFh980
第二話
(;゚∀゚) 「あ〜……まぁ、な。いい事あるよ」
(;^ω^)「お……」
( ゚∀゚) 「うん。だからホラ、元気出せ」
( ゚∀゚) 「まぁ元気になったところでどうせ死んじゃうんだけど」
( ^ω^)「……」
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:16:31.02 ID:lBPWFh980
(;^ω^)「こ、こんなトコで死ねないお!!」
腰に下げていた剣に、震える手をかける。
( ゚∀゚) 「あ?」
(;^ω^)「(ツンが待ってるんだお……)」
(;^ω^)「(ツンを残して……死ねないお!!)」
(;^ω^)「ツンの……ツンのおっぱいが待ってるんだお!!」
叫びながら内藤は剣を抜いた。
(;゚∀゚) 「な、何!?」
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:17:27.64 ID:lBPWFh980
(;^ω^)「?」
(;゚∀゚) 「おっぱい……ツンとしたおっぱいだと……!!」
(;゚∀゚) 「そうか、お前にはツンとしたいい形のおっぱいが待ってるのか……」
(;^ω^)「ツンとした……」
(;゚∀゚) 「殺すには忍びない……だが、だが許してくれ!!」
(;^ω^)「(キャラが変わってきたお)」
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:26:10.13 ID:lBPWFh980
(;゚∀゚) 「許s……あ?」
(;^ω^)「……?」
ナイフを振り上げた男の動きが止まる。
( ゚∀゚) 「お前、その長剣……」
腕を下げ、内藤が手にしている剣をマジマジと見つめてきた。
(;^ω^)「え、え? な、なんだお?」
( ゚∀゚) 「流石……流石兄弟の仲間か?」
- 36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:39:00.25 ID:lBPWFh980
( ゚∀゚) 「なんだよ……それを先に言えよ。殺すトコだったじゃねぇか」
いまいち状況を把握できていない内藤を他所に、男はナイフを懐にしまった。
( ゚∀゚) 「いや、しっかし久しぶりだな。あいつら元気にしてんのか?」
(;^ω^)「え? あ、う?」
( ゚∀゚) 「俺あいつともう大分会ってねぇんだよ。今あいつら何してんの?」
(;^ω^)「いや、あの。えっと」
( ゚∀゚) 「……あ? その剣についてる刻印、流石兄弟のモンだよな?」
(;^ω^)「……げ」
( ゚∀゚) 「?」
(;^ω^)「元気でやってますお!!」
(*゚∀゚) 「おうそうかそうか」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 00:59:12.96 ID:lBPWFh980
( ゚∀゚) 「……久々に顔合わすのも悪くないな」
(;^ω^)「へ?」
( ゚∀゚) 「よし決めた。お前流石兄弟んトコに案内しろよ」
(;^ω^)「……はい?」
( ゚∀゚) 「なんだよ。ダメか?」
(;^ω^)「い、いえいえいえいえ!! とんでもないですお!!」
( ゚∀゚) 「よし」
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/22(金) 01:03:57.61 ID:lBPWFh980
( ゚∀゚) 「あ、そうそう。俺の名前はジョルジュ長岡だ」
(;^ω^)「……な、内藤ホライゾンですお」
( ゚∀゚) 「内藤? 聞いた事ねぇな……」
(;^ω^)「あ、な、名前が売れてないんですお!!」
( ゚∀゚) 「ふーん」
(;^ω^)「(ど、どうしよう……つい本名名乗っちゃったお)」
差し伸べられた手を取り、立ち上がる内藤。
廃屋から生きて出たものの、内藤は生気の無い顔でジョルジュの前を歩き出した。
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