( ^ω^)ブーンが賞金稼ぎになるようです
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:08:07.28 ID:4KaYp6XL0
第十一話
(´・ω・`)「だ、だから途中ではぐれちゃって、今まで探してたんだよ」
( ><)「新人だからって、仕事を任してサボってたんじゃないんですか?」
(´・ω・`)「なんでだよ!! 新人だからこそ任せられないじゃないか!!」
( ><)「どうだかねぇ……」
(´・ω・`)「ひ、ひどい!! ひどいよ!! ちんぽっぽさんはどこ!? あの人ならわかってくれるはず!!」
(;><)「!! ちんぽっぽちゃんはいません!! いても会わせません!!」
(;´・ω・`)「ちょ、やっぱり何か勘違いしてない!?」
(;^ω^)「あちゃー……」
内藤がギルドの前に着くと、二人が言い争いしているのが聞こえた。
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:08:52.38 ID:4KaYp6XL0
(´・ω・`)「あ、内藤くん!! 大丈夫だったの!?」
(;^ω^)「す、すいませんお」
( ><)「またタイミング悪いトコロに……」
(´・ω・`)「逆でしょ!! グッドタイミングじゃない!!」
ショボンの誤解を解き、封筒を家に忘れてきた事を告げる内藤。
だがしかし、わかんないですとショボンの謎の溝は埋まりそうになかった。
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:09:36.92 ID:4KaYp6XL0
ギルドの扉が開く。
入ってきたのは、けだるそうな猫背の男。
到底私服とは思えないようなエプロンをつけている。
('A`)「チョイーッス」
(´・ω・`)「あ、ドクオ。紹介するよ内藤くん。コイツ僕の相棒のドクオ」
( ^ω^)「内藤ホライゾンですお(コンビニの人だお)」
('A`)「ども」
(´・ω・`)「……ってその格好何?」
('A`)「いや、向かいのコンビニからお前の姿見えたからさ」
(´・ω・`)「……まさか仕事中じゃないよね」
('A`)「大丈夫だよ休憩中だから」
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:10:21.88 ID:4KaYp6XL0
(´・ω・`)「そっか。で、何しに来たの?」
('A`)「いや報酬を貰いに」
(´・ω・`)「報酬? 何か仕事したの?」
('A`)「お前の」
(´・ω・`)「……」
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:11:12.54 ID:4KaYp6XL0
(*‘ω‘ *)「お、丁度いいところに来たっぽ」
(*><)「ちんぽっぽちゃん」
(´・ω・`)「あれ、なんだいるじゃない」
(*‘ω‘ *)「低レベルな争いが聞こえたから奥に引っ込んでたっぽ」
(´・ω・`)「……」
(*‘ω‘ *)「ドクオいいところに来たっぽ。二人に仕事があるっぽ」
(*´・ω・`)「え? ホント?」
('A`)「あ、ゴメン俺そろそろ休憩終わりだわ」
(;´・ω・`)「ちょっと!! 話聞いてからでもいいじゃない!!」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:13:21.33 ID:4KaYp6XL0
(*‘ω‘ *)「警備の仕事だっぽ」
ちんぽっぽは二人に書類を渡す。
(*‘ω‘ *)「今度隣町のニュー速街で開かれるパレードで、お偉いさんが顔を出すっぽ」
(*‘ω‘ *)「それの警備・護衛を頼みたいっぽ。まぁ詳しい事は書類に書いてあるっぽ」
(*´・ω・`)「へぇ〜護衛かぁ久しぶりだな〜」
(*'A`)「ニュー速街かぁ久しぶりだな〜」
(*'A`)「エリカちゃん元気にしてるかな〜」
(´・ω・`)「……ドクオ何の話してるの?」
('A`)「え? キャバクラ」
(´・ω・`)「仕事だよ!? 遊びに行くんじゃないんだから!!」
('A`)「いや〜それは難しいよ〜」
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:14:06.33 ID:4KaYp6XL0
( ^ω^)「ご、護衛ですかお?」
話題に置いてけぼりにされた内藤が、居心地悪そうにちんぽっぽに話しかける。
(*‘ω‘ *)「ああ、内藤、だったっぽね」
(*‘ω‘ *)「護衛も賞金稼ぎの仕事だっぽ」
( ^ω^)「そうなんですかお……」
しきりにショボンの持つ書類をチラチラ見る内藤。
(*‘ω‘ *)「……やってみたいっぽ?」
( ^ω^)「!! いいんですかお!?」
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:15:44.62 ID:4KaYp6XL0
●「護衛かよ。つまんなそうだな」
(;^ω^)「ちょ、黙ってろお!!」
( ><)「? なんか言いましたか?」
(;^ω^)「あ、なんでもないですお。気のせいですお」
(;^ω^)「(アーリマン!! 喋っちゃダメだお!!)」
●「ちっ」
(*‘ω‘ *)「……」
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:17:29.42 ID:4KaYp6XL0
( ><)「いいんですかちんぽっぽちゃん!?」
(*‘ω‘ *)「人数は多い方がいいっぽ」
( ><)「そうじゃなくて、内藤さんはまだ駆け出しですし……」
(*‘ω‘ *)「何事も経験だっぽ。それに見た目以上にできるみたいだし」
( ><)「……!!」
(*‘ω‘ *)「給料はショボン達よりも安いけど、いいっぽ?」
( ^ω^)「はい!! お願いしますお!!」
ちんぽっぽから書類を受け取る。
その時、内藤は殺気にも似た視線を感じた。
( ><)「……」
- 14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:19:58.09 ID:4KaYp6XL0
('A`)「よろしくなショボン」
(´・ω・`)「うん。久々だからね、腕がなるよ」
更に詳しい話はまた後日。
内藤達は一旦解散する事になった。
( ^ω^)「護衛かお〜何かwkwkするお」
('A`)「おーい」
( ^ω^)「あ、ドクオさん」
('A`)「ドクオでいいよ。護衛の仕事、よろしくな」
(*^ω^)「あ、よろしくお願いしますお!!(なんかいい人みたいだお)」
- 15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:20:42.16 ID:4KaYp6XL0
('A`)「駆け出しなんだって? これから大変だな」
( ^ω^)「足を引っ張らないように頑張りますお」
('A`)「まぁそう固くなんなよ。そうだ、そこの喫茶店で話でもしようぜ」
( ^ω^)「ぜひぜひ」
( ^ω^)「あ、でもコンビニの仕事大丈夫ですかお?」
('A`)「ん? ああ大丈夫」
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/01(日) 20:21:27.27 ID:4KaYp6XL0
一人アルバイト先に向かうショボン。
(´・ω・`)「なんかドクオも久々にやる気になってたな〜」
(´・ω・`)「僕も頑張らなくちゃ。とりあえず僕もそろそろバイトの時間だ……」
(´・ω・`)「あ、すごいレジ混んでる。あれ? ドクオは?」
('A`)「ショボンに『よろしく』って言ってきたから」
(;^ω^)「……」
(´・ω・`)「え? あれ? 僕一人? あれ?」
第十一話終わり
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